JPH05209578A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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- JPH05209578A JPH05209578A JP21894591A JP21894591A JPH05209578A JP H05209578 A JPH05209578 A JP H05209578A JP 21894591 A JP21894591 A JP 21894591A JP 21894591 A JP21894591 A JP 21894591A JP H05209578 A JPH05209578 A JP H05209578A
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 28
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 28
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 2
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型の装置で霧化処理量を増大させるととも
に、エアに対する貫通力を増大させることにより、エン
ジンの高出力化および燃費の低減を図る。 【構成】吸気管12に固定される圧力噴射弁13と、圧
力噴射弁13と所定角度をもって配設され、先端に衝突
部14cを有する燃料衝突部材14とを備え、圧力噴射
弁13の燃料噴射角内に燃料衝突部材14の衝突部14
cを位置させるとともに、衝突部14cの位置を、必要
な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対する貫通力が最適
になる位置に設定する。なお、燃料衝突部材14として
超音波振動子ホーンを採用してもよい。
に、エアに対する貫通力を増大させることにより、エン
ジンの高出力化および燃費の低減を図る。 【構成】吸気管12に固定される圧力噴射弁13と、圧
力噴射弁13と所定角度をもって配設され、先端に衝突
部14cを有する燃料衝突部材14とを備え、圧力噴射
弁13の燃料噴射角内に燃料衝突部材14の衝突部14
cを位置させるとともに、衝突部14cの位置を、必要
な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対する貫通力が最適
になる位置に設定する。なお、燃料衝突部材14として
超音波振動子ホーンを採用してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、F3000、インディ
レース、F1レース用エンジン、耐久Cカー用エンジン
或いは欧州におけるアウトバーンにて使用されるエンジ
ン等の高回転、高出力エンジン用の燃料供給装置に関す
る。
レース、F1レース用エンジン、耐久Cカー用エンジン
或いは欧州におけるアウトバーンにて使用されるエンジ
ン等の高回転、高出力エンジン用の燃料供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、高回転、高出力エンジンにおい
て、吸気管のファンネル部に燃料供給弁および超音波振
動子ホーンを配設し、燃料を微粒化してエアとの混合を
良好にさせるとともに、燃料を管壁に余り付着させるこ
となく混合気の搬送速度を増大させ、出力を増大させる
方式を特願平1−80685号により提案している。と
ころで、前記超音波振動子ホーンは、図7に示すよう
に、単一のロッド部材に基部1、基部1より小径の連結
部2、連結部2よりも大径の増幅部3および増幅部3よ
り小径の霧化部4が一体に成形加工されており、基部1
に電気・音響変換素子5が設けられている。基部1、連
結部2、増幅部3および霧化部4の直径を、それぞれa
1、a2、a3、a4としたとき、(a1/a2)×(a3/
a4)は拡大率といわれ、超音波振動子ホーンの霧化処
理量を増大させるためには、最大振幅を増大させる必要
があり、そのためにはこの拡大率を増大させる必要があ
る。
て、吸気管のファンネル部に燃料供給弁および超音波振
動子ホーンを配設し、燃料を微粒化してエアとの混合を
良好にさせるとともに、燃料を管壁に余り付着させるこ
となく混合気の搬送速度を増大させ、出力を増大させる
方式を特願平1−80685号により提案している。と
ころで、前記超音波振動子ホーンは、図7に示すよう
に、単一のロッド部材に基部1、基部1より小径の連結
部2、連結部2よりも大径の増幅部3および増幅部3よ
り小径の霧化部4が一体に成形加工されており、基部1
に電気・音響変換素子5が設けられている。基部1、連
結部2、増幅部3および霧化部4の直径を、それぞれa
1、a2、a3、a4としたとき、(a1/a2)×(a3/
a4)は拡大率といわれ、超音波振動子ホーンの霧化処
理量を増大させるためには、最大振幅を増大させる必要
があり、そのためにはこの拡大率を増大させる必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式においては、超音波振動子ホーンにおける燃料
霧化の処理量を増大させるためには、図8におけるA線
に示すように、超音波振動子ホーンに付与させる超音波
振動の振幅を増大させなければならない。そのために
は、前記した振動子ホーンの拡大率(a1/a2)×(a
3/a4)を増大させなければならず、振動子ホーンが大
型化するとともに消費電力が増大するという問題を有し
ている。
来の方式においては、超音波振動子ホーンにおける燃料
霧化の処理量を増大させるためには、図8におけるA線
に示すように、超音波振動子ホーンに付与させる超音波
振動の振幅を増大させなければならない。そのために
は、前記した振動子ホーンの拡大率(a1/a2)×(a
3/a4)を増大させなければならず、振動子ホーンが大
型化するとともに消費電力が増大するという問題を有し
ている。
【0004】また、超音波振動子ホーンに供給する燃料
圧力は、霧化部4に燃料を液滴を乗せてやる程度の圧力
のため、エアに対するペネトレーション(貫通力)が弱
く、とくにエンジンの高速回転時にはエアとの混合が不
十分になり、所望の出力が得られないという問題を有し
ている。
圧力は、霧化部4に燃料を液滴を乗せてやる程度の圧力
のため、エアに対するペネトレーション(貫通力)が弱
く、とくにエンジンの高速回転時にはエアとの混合が不
十分になり、所望の出力が得られないという問題を有し
ている。
【0005】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、小型の装置で霧化処理量を増大させるとともに、エ
アに対する貫通力を増大させることにより、エンジンの
高出力化および燃費の低減を図ることができる内燃機関
用燃料供給装置を提供することを目的とする。
て、小型の装置で霧化処理量を増大させるとともに、エ
アに対する貫通力を増大させることにより、エンジンの
高出力化および燃費の低減を図ることができる内燃機関
用燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の内燃
機関の燃料供給装置は、吸気管12に固定される圧力噴
射弁13と、圧力噴射弁13と所定角度をもって配設さ
れ、先端に衝突部14cを有する燃料衝突部材14とを
備え、圧力噴射弁13の燃料噴射角内に燃料衝突部材1
4の衝突部14cを位置させるとともに、衝突部14c
の位置を、必要な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対す
る貫通力が最適になる位置に設定することを特徴とす
る。また、燃料衝突部材14として超音波振動子ホーン
15を採用してもよく、その場合、超音波振動子ホーン
は、基部に設けられる電気音響変換素子15aと、基部
に連続して形成される霧化部15cとからなる。なお、
上記構成に付加した番号は図面と対比させるためのもの
であり、これにより本発明の構成が何ら限定されるもの
ではない。
機関の燃料供給装置は、吸気管12に固定される圧力噴
射弁13と、圧力噴射弁13と所定角度をもって配設さ
れ、先端に衝突部14cを有する燃料衝突部材14とを
備え、圧力噴射弁13の燃料噴射角内に燃料衝突部材1
4の衝突部14cを位置させるとともに、衝突部14c
の位置を、必要な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対す
る貫通力が最適になる位置に設定することを特徴とす
る。また、燃料衝突部材14として超音波振動子ホーン
15を採用してもよく、その場合、超音波振動子ホーン
は、基部に設けられる電気音響変換素子15aと、基部
に連続して形成される霧化部15cとからなる。なお、
上記構成に付加した番号は図面と対比させるためのもの
であり、これにより本発明の構成が何ら限定されるもの
ではない。
【0007】
【作用】本発明においては、例えば図1に示すように、
圧力噴射弁13から吸気管12内に燃料を噴射すると、
燃料は、燃料衝突部材14の衝突部14cに衝突し霧化
され、燃料衝突部材14の衝突部14cの位置を、必要
な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対する貫通力が最適
になる位置に設定すれば、エンジンの高出力化を図るこ
とができる。
圧力噴射弁13から吸気管12内に燃料を噴射すると、
燃料は、燃料衝突部材14の衝突部14cに衝突し霧化
され、燃料衝突部材14の衝突部14cの位置を、必要
な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対する貫通力が最適
になる位置に設定すれば、エンジンの高出力化を図るこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1は、本発明の内燃機関の燃料供給装置の1実
施例を示す断面図である。燃料供給装置11は、空気取
入部であるファンネルを形成する吸気管12と、吸気管
12の取付部12aに固定される圧力噴射弁13と、同
じく吸気管12の取付部12aに取り付けられる燃料衝
突部材14とから構成される。
する。図1は、本発明の内燃機関の燃料供給装置の1実
施例を示す断面図である。燃料供給装置11は、空気取
入部であるファンネルを形成する吸気管12と、吸気管
12の取付部12aに固定される圧力噴射弁13と、同
じく吸気管12の取付部12aに取り付けられる燃料衝
突部材14とから構成される。
【0009】圧力噴射弁13の軸すなわち噴射方向は、
吸気管12の軸と角度αをなすように配置され、燃料衝
突部材14の軸は、圧力噴射弁13の軸と角度βをなす
ように配置される。燃料衝突部材14は、回動部14
a、取付部12aに螺合されるネジ部14bおよび衝突
部14cを有し、回動部14aを回動させることによ
り、先端の衝突部14cを吸気管12内に摺動可能に配
設している。燃料衝突部材14の衝突部14cは、圧力
噴射弁13における燃料の噴射角γ内で所定の位置に調
節される。
吸気管12の軸と角度αをなすように配置され、燃料衝
突部材14の軸は、圧力噴射弁13の軸と角度βをなす
ように配置される。燃料衝突部材14は、回動部14
a、取付部12aに螺合されるネジ部14bおよび衝突
部14cを有し、回動部14aを回動させることによ
り、先端の衝突部14cを吸気管12内に摺動可能に配
設している。燃料衝突部材14の衝突部14cは、圧力
噴射弁13における燃料の噴射角γ内で所定の位置に調
節される。
【0010】なお、先端の衝突部14cの形状は、板
状、棒状等任意の形状でよく、また、燃料衝突部材14
の軸と圧力噴射弁13の軸との角度βを変えることによ
り、噴霧形状、噴霧速度を自由に変えることができる。
状、棒状等任意の形状でよく、また、燃料衝突部材14
の軸と圧力噴射弁13の軸との角度βを変えることによ
り、噴霧形状、噴霧速度を自由に変えることができる。
【0011】上記構成からなる本発明の作用について説
明する。圧力噴射弁13から吸気管12内に燃料を2〜
5kg/cm2 程度で噴射すると、燃料は、燃料衝突部
材14の衝突部14cに衝突し霧化される。図3および
図4は実験結果を示し、図3は燃料流量(処理量)と霧
化された粒径との関係、図4は燃料流量(処理量)と霧
化液滴のエアに対する貫通力(流速)との関係を示して
いる。図中、A線は衝突部14cを燃料に衝突させない
場合を、B線は衝突部14cを燃料の噴射角γ内で50
%衝突させる場合を、C線は衝突部14cを燃料に10
0%(図1の状態)衝突させる場合を示している。
明する。圧力噴射弁13から吸気管12内に燃料を2〜
5kg/cm2 程度で噴射すると、燃料は、燃料衝突部
材14の衝突部14cに衝突し霧化される。図3および
図4は実験結果を示し、図3は燃料流量(処理量)と霧
化された粒径との関係、図4は燃料流量(処理量)と霧
化液滴のエアに対する貫通力(流速)との関係を示して
いる。図中、A線は衝突部14cを燃料に衝突させない
場合を、B線は衝突部14cを燃料の噴射角γ内で50
%衝突させる場合を、C線は衝突部14cを燃料に10
0%(図1の状態)衝突させる場合を示している。
【0012】これによれば、衝突割合が50%以上で必
要な霧化粒径が得られ、また、貫通力は、衝突部14c
を燃料に100%衝突させる場合よりも、50%衝突さ
せる場合の方が大きいことが判明した。従って、燃料衝
突部材14の衝突部14cの位置を、必要な霧化粒径が
得られ、かつ、エアに対する貫通力が最適になる位置に
設定すれば、エンジン高出力化を図ることができる。そ
して、この位置はエンジン毎に実験により求め、燃料衝
突部材14の回動部14aを回動調節して最適な位置に
設定する。なお、回動部14aをアクチュエータに連結
し、アクセル開度およびエンジン回転数により制御する
ようにしてもよい。
要な霧化粒径が得られ、また、貫通力は、衝突部14c
を燃料に100%衝突させる場合よりも、50%衝突さ
せる場合の方が大きいことが判明した。従って、燃料衝
突部材14の衝突部14cの位置を、必要な霧化粒径が
得られ、かつ、エアに対する貫通力が最適になる位置に
設定すれば、エンジン高出力化を図ることができる。そ
して、この位置はエンジン毎に実験により求め、燃料衝
突部材14の回動部14aを回動調節して最適な位置に
設定する。なお、回動部14aをアクチュエータに連結
し、アクセル開度およびエンジン回転数により制御する
ようにしてもよい。
【0013】図2は、本発明の内燃機関の燃料供給装置
の他の実施例を示す断面図である。なお、図1の実施例
と同一の構成については、同一番号を付けて説明を省略
する。本実施例においては、燃料衝突部材14として超
音波振動子ホーン15を用いる。超音波振動子ホーン1
5は、基部に設けられる電気・音響変換素子15aと、
衝突部を形成する霧化部15cとを備え、Oリング15
bを介して取付部12aに支持されている。
の他の実施例を示す断面図である。なお、図1の実施例
と同一の構成については、同一番号を付けて説明を省略
する。本実施例においては、燃料衝突部材14として超
音波振動子ホーン15を用いる。超音波振動子ホーン1
5は、基部に設けられる電気・音響変換素子15aと、
衝突部を形成する霧化部15cとを備え、Oリング15
bを介して取付部12aに支持されている。
【0014】そして、先端の霧化部15cの位置を、必
要な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対する貫通力が最
適になる位置に設定する。本実施例によれば、図8に示
すように、同一の霧化処理量を達成しようとすれば、従
来のA線と比較してB線に示すように、小さな振幅で処
理量が得られるため、図7で説明した振動子ホーンの拡
大率は小さくてすみ、従来の振動子ホーンと比較して連
結部2および増幅部3を省略し、基部1に直接霧化部4
を連続させることができ、その分だけ振動子ホーンの小
型化を図ることができるとともに、消費電力を低減させ
ることができる。なお、本実施例においても、超音波振
動子ホーン15にアクチュエータを連結し、アクセル開
度およびエンジン回転数により制御するようにしてもよ
い。
要な霧化粒径が得られ、かつ、エアに対する貫通力が最
適になる位置に設定する。本実施例によれば、図8に示
すように、同一の霧化処理量を達成しようとすれば、従
来のA線と比較してB線に示すように、小さな振幅で処
理量が得られるため、図7で説明した振動子ホーンの拡
大率は小さくてすみ、従来の振動子ホーンと比較して連
結部2および増幅部3を省略し、基部1に直接霧化部4
を連続させることができ、その分だけ振動子ホーンの小
型化を図ることができるとともに、消費電力を低減させ
ることができる。なお、本実施例においても、超音波振
動子ホーン15にアクチュエータを連結し、アクセル開
度およびエンジン回転数により制御するようにしてもよ
い。
【0015】図5はエンジン回転数に対する出力の関係
を示した実験結果であり、標準エンジンに対する圧力差
を示している。A線は従来の超音波振動子ホーンによる
もので、B線は本実施例の超音波振動子ホーンを用いた
もので、本実施例によればエンジンの高出力化を図るこ
とができる。
を示した実験結果であり、標準エンジンに対する圧力差
を示している。A線は従来の超音波振動子ホーンによる
もので、B線は本実施例の超音波振動子ホーンを用いた
もので、本実施例によればエンジンの高出力化を図るこ
とができる。
【0016】図6は4バルブ、5バルブ等のマルチバル
ブエンジンに適用する燃料衝突部材の他の実施例を示
し、衝突部14cに仕切壁14dを形成し、圧力噴射弁
13から噴射される燃料を仕切壁14dの両側に衝突さ
せ、それぞれの霧化燃料を2つの吸気弁16、16の方
向に向かわせるものである。
ブエンジンに適用する燃料衝突部材の他の実施例を示
し、衝突部14cに仕切壁14dを形成し、圧力噴射弁
13から噴射される燃料を仕切壁14dの両側に衝突さ
せ、それぞれの霧化燃料を2つの吸気弁16、16の方
向に向かわせるものである。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施
例においては、スロットル弁の上流側に燃料供給装置を
設けているが、スロットル弁の下流側に燃料供給装置を
設けてもよい。
のではなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施
例においては、スロットル弁の上流側に燃料供給装置を
設けているが、スロットル弁の下流側に燃料供給装置を
設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、吸気管に固定される圧力噴射弁と、該圧力噴
射弁と所定角度をもって配設され、先端に衝突部を有す
る燃料衝突部材とを備え、前記圧力噴射弁の燃料噴射角
内に前記燃料衝突部材の衝突部を位置させるとともに、
該衝突部の位置を、必要な霧化粒径が得られ、かつ、エ
アに対する貫通力が最適になる位置に設定するようにし
たため、小型の装置で霧化処理量を増大させるととも
に、エアに対する貫通力を増大させることにより、エン
ジンの高出力化および燃費の低減を図ることができる。
によれば、吸気管に固定される圧力噴射弁と、該圧力噴
射弁と所定角度をもって配設され、先端に衝突部を有す
る燃料衝突部材とを備え、前記圧力噴射弁の燃料噴射角
内に前記燃料衝突部材の衝突部を位置させるとともに、
該衝突部の位置を、必要な霧化粒径が得られ、かつ、エ
アに対する貫通力が最適になる位置に設定するようにし
たため、小型の装置で霧化処理量を増大させるととも
に、エアに対する貫通力を増大させることにより、エン
ジンの高出力化および燃費の低減を図ることができる。
【図1】本発明の内燃機関の燃料供給装置の1実施例を
示す断面図
示す断面図
【図2】本発明の内燃機関用燃料供給装置の他の実施例
を示す断面図
を示す断面図
【図3】燃料流量と霧化された粒径との関係を示す図
【図4】燃料流量と霧化液滴のエアに対する貫通力との
関係を示す図
関係を示す図
【図5】エンジン回転数に対する出力の関係を示す図
【図6】燃料衝突部材の他の実施例を示す図
【図7】従来の超音波振動子ホーンの側面図
【図8】超音波振動子ホーンの振幅と処理量との関係を
示す図
示す図
12…吸気管、13…圧力噴射弁、14…燃料衝突部
材、14c…衝突部 15…超音波振動子ホーン、15a…電気音響変換素
子、15c…霧化部
材、14c…衝突部 15…超音波振動子ホーン、15a…電気音響変換素
子、15c…霧化部
Claims (2)
- 【請求項1】吸気管に固定される圧力噴射弁と、該圧力
噴射弁と所定角度をもって配設され、先端に衝突部を有
する燃料衝突部材とを備え、前記圧力噴射弁の燃料噴射
角内に前記燃料衝突部材の衝突部を位置させるととも
に、該衝突部の位置を、必要な霧化粒径が得られ、か
つ、エアに対する貫通力が最適になる位置に設定するこ
とを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項2】前記燃料衝突部材が超音波振動子ホーンで
あり、該超音波振動子ホーンは、基部に設けられる電気
音響変換素子と、基部に連続して形成される霧化部とか
らなることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃
料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21894591A JPH05209578A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21894591A JPH05209578A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209578A true JPH05209578A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=16727797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21894591A Pending JPH05209578A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05209578A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112145328A (zh) * | 2020-10-22 | 2020-12-29 | 河北工业大学 | 一种fsae赛车用的喷油底座 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP21894591A patent/JPH05209578A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112145328A (zh) * | 2020-10-22 | 2020-12-29 | 河北工业大学 | 一种fsae赛车用的喷油底座 |
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