JPH05209423A - 油圧回路 - Google Patents

油圧回路

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JPH05209423A
JPH05209423A JP4284431A JP28443192A JPH05209423A JP H05209423 A JPH05209423 A JP H05209423A JP 4284431 A JP4284431 A JP 4284431A JP 28443192 A JP28443192 A JP 28443192A JP H05209423 A JPH05209423 A JP H05209423A
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JP
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pressure
cylinder
valve
line
working chamber
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JP4284431A
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English (en)
Inventor
Siegfried Zenker
ツェンカー ジークフリート
Helge Jorgensen
イェルイェンセン ヘルゲ
Thorkild Christensen
クリステンセン トルキルド
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Danfoss AS
Original Assignee
Danfoss AS
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/436Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like for keeping the dipper in the horizontal position, e.g. self-levelling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B11/00Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
    • F15B11/16Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with two or more servomotors
    • F15B11/20Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with two or more servomotors controlling several interacting or sequentially-operating members

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダから排除された圧力媒体の流れが、
ポンプから圧力媒体を受ける他のシリンダと並列な別の
シリンダ内で仕事を行なうために使用され、公知の油圧
回路の欠点を取除くことのできる油圧回路を提供する。 【構成】 受動の荷重されたシリンダから排除されたオ
イルの流れが、ポンプからオイルが供給される他のシリ
ンダと並列な別のシリンダ内における仕事を行うために
利用される。必要な圧力は、圧力制限弁40を、弁グル
ープとオイルタンクとの間に、挿入することにより得ら
れる。圧力制限弁40は制御可能であり、タンクブロッ
クは、必要がない時は、キャンセルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも2つの往復動
シリンダを備えた油圧回路に関するものである。そのよ
うな回路の典型的な例は、第1シリンダが採掘バケット
を上下に運ぶアームを揺動するバックホーローダに備え
られている。このバックホーローダでは、他方のシリン
ダは、採掘バケットが空になる時に、採掘バケットを下
方に傾け、作業位置である水平位置に戻すのに役立つ。
【0002】バックホーローダのバケットは、通常、そ
の上昇位置で、アームにより空にされる。空にされた
後、採掘バケットは下方へ傾斜される。採掘位置にでき
る限り早く戻されねばならず、アームは下げられ、バケ
ットは上方へ傾けられる。アームを土壌内に押し込める
変位は直ちに行なわれる。必要なオイル圧作動圧力を作
り出すのに時間がかかり過ぎると、作業者を非常にいら
いらさせるであろう。
【0003】アームやバケットの戻りは、油圧回路に供
給するオイルポンプの容量に大きな要求をする。2つの
作動シリンダは、ほとんど一方の最端位置から他方の最
端位置に、同時に動かされなければならず、ポンプは、
ほぼ2つの全シリンダ容量のオイルを吐出しなければな
らない。
【0004】
【従来の技術】西独特許公開公報第3032596号に
よると、各々が、第1および第2作動チャンバを備えた
第1および第2の往復動シリンダと、初期作動位置で圧
力媒体をシリンダの第1作動チャンバに導き、圧力媒体
をシリンダの第2作動チャンバから導くことができると
ともに、他の作動位置で圧力媒体をシリンダの第2作動
チャンバに導き、圧力媒体をシリンダの第1作動チャン
バから導くことができる各々のシリンダのための方向切
換弁とを備えた油圧回路が知られている。シリンダに向
かう圧力媒体の流れは、逆止弁を介して、方向切換弁に
向けられる。油圧回路は、圧力媒体の移送から生じる第
1シリンダの運動と同時に、第2シリンダを運動させる
ため、第1シリンダの第1作動チャンバから第2シリン
ダの第1作動チャンバへ圧力媒体を移送する手段を含ん
でいる。
【0005】これら公知回路の目的は、主にバックホー
ローダのバケットの運動を、アームの運動と同期させる
ことであり、たとえば、バケットは、アームが上下に揺
動する時に、水平に保たれる。これは、2つのシリンダ
の方向切換弁を互いに直列に連結することによって達成
される。一方のシリンダが、ポンプからのオイルの流れ
によって動かされると、対向する作動チャンバからの運
動により排除されたオイルの流れが、他方のシリンダに
移送され、その結果、第1シリンダと同期して動かされ
る。第2シリンダから排除されたオイルはタンクに導か
れる。しかしながら、この回路は、シリンダの一方が他
方と独立して動かすために、他方のシリンダの方向切換
弁を、中立位置に保持しなくてはならないという欠点を
有している。方向切換弁の切換えは、作業者にとって非
常に面倒である。
【0006】
【発明の目的】本発明は、シリンダから排除された圧力
媒体の流れが、ポンプから圧力媒体を受ける他のシリン
ダと並列な別のシリンダ内で仕事を行なうのに使用さ
れ、公知の油圧回路の欠点を取り除くことのできる油圧
回路を提供することを目的とするものである。
【0007】
【発明の構成および作用】本発明のかかる目的は、方向
切換弁を互いに並列に、ポンプラインに接続するととも
に、第2シリンダの第1作動チャンバを、逆止弁を介し
て、第1シリンダの方向切換弁が、第1シリンダの第1
作動チャンバから、それに、圧力媒体を向けることので
きるライン部分に接続し、該ライン部分とタンクとの間
に、前記ライン部分内の圧力が、それを作動させる圧力
を越える時、タンクへの流れを許容する圧力制限弁を挿
入することによって達成される。
【0008】本発明によれば、他方のシリンダで仕事を
行なうために、受動の負荷されたシリンダ内で利用でき
る媒体容量が活用される。受動シリンダから、圧力媒体
が移送されるのと同時に、圧力媒体が、ポンプから作動
シリンダに供給され得る。上記の例、即ち、バックホー
ローダのアームシリンダとバケットシリンダの例を考え
ると、本発明は、掘出し位置への戻りにおいて利用で
き、戻り運動中に、圧力媒体は、アームの重量を支える
アームシリンダからバケットシリンダへ移送される。た
とえば、2つのシリンダの作動チャンバ内における容量
が異なることによって生じる過剰の圧力媒体は、圧力制
限弁を通して、タンクへ加圧される。
【0009】圧力制限弁が、請求項2に記載されるよう
に制御することができれば、所定の状況でも、あるい
は、そうでなくても、本発明に包含される運動特性の利
用を自由に選択することができる。圧力媒体の受動の負
荷作動チャンバを、できるだけ早く、空にすることが好
ましい場合があり得、タンクストップをキャンセルする
ことができるというのが利点である。
【0010】好ましい解決手段においては、請求項3に
記載されているように、圧力制限弁は、制御弁によって
制御される。この制御弁は、油圧回路内のどこかの負荷
圧力を信号により送る負荷検知ラインからの解放圧力を
受けた時、圧力制限弁を開く役目をする。それによっ
て、タンクストップを、自動的にキャンセルすることが
できる。たとえば、弁ブロック内で、全ての弁からのタ
ンク流れが、常に、圧力制限弁を通って、タンクにかけ
られるという要求無しに、弁のグループに共通するタン
クラインをブロックするために、単一の圧力制限弁を使
用することができる。
【0011】請求項4に記載されているように、ポンプ
ライン内の圧力が、圧力制限弁を作動させる圧力以上の
所定の差がある時に、圧力制限弁を開くように、制御弁
を接続することもできる。ポンプ負荷を減らすため、ポ
ンプに、大きな負荷が加えられる時に、タンクブロック
はキャンセルされる。同時に本発明の作動原理を利用し
ている一方で、高いポンプ圧力を得るため、請求項5に
記載されているように、負荷検知ラインからのブロック
圧力を受け、回路内のどこかに存在する負荷圧力を信号
により知らせる制御弁を、ブロック圧力が、圧力制限弁
の開口を妨げるように接続が配置されるべく、接続する
ことができる。ブロック圧力は、とくに、請求項6に記
載されているように、第2シリンダの第1作動チャンバ
から生じる。
【0012】制御弁の解放信号圧力として、ポンプライ
ン内の圧力を使用する代わりに、この目的のために、ポ
ンプ圧力を制御する負荷検知ライン内の圧力を使用する
こともできる。この接続の実施例が、請求項7ないし9
に記載されている。請求項10において特定され、それ
を通じて、シリンダ間の圧力媒体移送が生ずるライン部
分と、圧力制限弁との間にある絞り部により、圧力制限
弁が作動されていても、ライン部分内で、圧力上昇が達
成できる。このことは、運動シーケンスにおいて、高い
始動圧力を得るのに望ましい。
【0013】請求項11において特定された絞り部と圧
力制限弁との間のライン分岐部を通して、第1シリンダ
の第2作動チャンバは、その第1作動チャンバから向け
られた圧力媒体で満たされる。このことはまた、回路内
の必要なポンプ容量を減らすのに役立つ。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。図1、図2、図3、図4
は、本発明の実施例に係るバックホーローダ用の種々な
オイル圧回路を示している。図1に示されたオイル圧回
路は、各々が方向切換弁3、4により制御されるバック
ホーローダのアームシリンダ1とバケットシリンダ2を
備えている。方向切換弁は、他の弁と共に、弁ブロック
5内に装着され、オイルポンプ7から、共通のポンプラ
ン6を介して、オイルが供給される。オイルポンプ出力
圧力は、公知の方法で、負荷検知(LS)チャネル8お
よび両作動二方向弁9を介して制御され、これらのチャ
ネルや二方向弁は、弁ブロック内の最大負荷圧力を、オ
イルポンプ7からの過剰オイルを、タンク11に戻すL
S圧力制限弁10に、信号で知らせるように構成されて
いる。弁ブロックは、一般に、すべての弁のための2本
の共通の通過タンクライン12、13を備えるように設
計される。これらのタンクラインは、タンク11と接続
されている。
【0015】方向切換弁3、4は、三位置と四方向(2
本のタンクラインを一方向と数える場合)をとるように
設計される。図1で示すように、これらの方向切換弁
は、オイルが、アームシリンダ1内の第1作動チャンバ
15から、バケットシリンダ2内の第1作動チャンバ1
6に送られる位置にある。オイルの移送は、アーム、す
なわち、アームシリンダが、比較的大きく伸長されてい
るならば(しかしながら、図面で正しく示されてはいな
い)、ピストンロッド17が上昇される状況において生
じる。これに対して、バックホーローダバケットが空と
なって、下方に傾斜しているため、バケットシリンダ2
のピストンロッド18は、バケットシリンダ2内に大き
く退避している。これは、「掘出し戻り」(return to
dig)操作のための初期位置であり、アームは下降し、バ
ケットはバックアップ状態で傾けられており、次のバケ
ット一杯の土砂をピックアップできる。
【0016】アームが下がると、オイルは、アームシリ
ンダの第1作動チャンバ15からタンクライン12へ流
れ、さらに、逆止弁19を通って、バケットシリンダの
第1作動チャンバ16へ送られる。逆止弁19は、バケ
ットシリンダの方向切換弁4からのA供給ライン20と
接続している。タンクライン12内におけるオイル移送
のために必要な圧力を維持するため、タンク11と逆止
弁19の間が(プラグ21により)遮断されている。A
側のタンク接続が、逆止弁19において、遮断され、他
方、逆止弁4のB側(バケットシリンダ2内の他の作動
チャンバ26に通じるライン24)が、タンクへの自由
通路を有するように、プラグ21は配置されている。接
続ライン22を介して、タンクライン12と接続される
タンクライン13はまた、プラグ23により遮断されて
いる。方向切換弁3において、タンクへの通路は、A
側、すなわち、アームシリンダの第1作動チャンバ15
に通じるライン25に対しても、B側、すなわち、アー
ムシリンダの第2作動チャンバ27に通じるライン29
に対しても遮断されている。方向切換弁4よりポンプ7
に近い弁ブロック内の弁は、タンクへの完全に自由通路
を有し、他方、この弁よりもポンプから離れているすべ
ての他の弁は、プラグ21、23により、それぞれ、遮
断されたタンクへの通路を有している。
【0017】したがって、ライン12、22、13の遮
断された部分においては、必要な圧力は、チャンバ15
からチャンバ16へのオイルの移送のために発生し得
る。チャンバ15内で利用可能なオイルの容量は、ライ
ン29をライン13の遮断部分に接続する逆止弁30を
介して、アームシリンダの他方の作動チャンバ27を満
たすためにも使用される。
【0018】これまで説明した回路の要素によると、ア
ームシリンダ1または図面で右側、即ち、ポンプ7から
離れて位置する弁に連結されるコンポーネントから、タ
ンクへ直接オイルを導くことができないであろう。それ
を可能にするため、タンクライン部分22が、圧力制限
弁40に連結される。弁40は、ライン部分22内の圧
力がばね荷重によりあらかじめ定めされた値を越える時
に、通路を開くように接続される。図示された実施例で
は、圧力が25バールを越える時に弁が開くようになっ
ている。この圧力解放弁40が開くと、ライン部分22
は、外部ライン41を介して、タンク11と接続され
る。
【0019】したがって、ライン部分12、23、13
内の圧力は、(ラインシステム内の圧力降下は別とし
て、)決して25バールを越えることはない。オイルの
移送動作中に、より高い圧力を得るために、圧力解放弁
40と、方向切換弁3のA側がタンクライン12と接続
されているライン分岐部との間とのライン部分12に、
絞り部42が挿入されている。したがって、プラグ21
と絞り部42との間のライン部分43では、作動チャン
バ15からのオイルの流れがある限り、圧力解放弁40
により定まる圧力より高い圧力を維持することができ
る。
【0020】上記回路により、オイルを、チャンバ15
からチャンバ16へ移送することができ、その一方で、
同時に、チャンバ16は、逆止弁44を介して、ポンプ
ライン6と接続される方向切換弁4を介して、ポンプ7
からオイルを受ける。ポンプライン6内の圧力を維持す
るため、圧力調整弁47が、方向切換弁3の入口ライン
に挿入されている。したがって、チャンバ15内で利用
可能なオイル容量は、アームシリンダの対向する作動チ
ャンバ27にオイルが充満し、同時にバケットシリンダ
ピストンロッド18を動かすために、アームシリンダ1
内のピストンロッド17が戻る時に最もよく活用され
る。
【0021】アームシリンダ1内のピストンロッド17
が反対方向に動いたり、図面において、弁3の右側に配
置された弁の一つが作動される時、タンクブロックをキ
ャンセルする、即ち圧力制限弁40を作動させることが
望ましい。このため、制御弁50が回路に挿入されてい
る。制御弁50は、三方二位置弁であり、制御弁50
が、LS信号系8、9との連結を介して、十分に高い信
号圧力を受ける時に、圧力制限弁40を作動させるため
に接続される。この場合、制御弁は、方向切換弁3と方
向切換弁4との間で、ライン51を介して、LSライン
8に接続される。このライン51内の圧力が、制御弁5
0内のあらかじめ引張り力が加えられたスプリングで定
められた値を越えると、ライン51内の圧力が圧力制限
弁40を作動させる位置に、制御弁は切換わる。
【0022】図1の回路では、バケットシリンダ2内の
ピストンロッド18が反対位置に動く時に、タンクブロ
ックをキャンセルすることができないという欠点があ
る。この欠点は、図2に示すようにして、取り除くこと
ができる。すなわち、方向切換弁4でのLSライン系内
に、A及びBの2つのチャンネルの関連する出口61、
62の間に両作動逆止弁60が挿入される。この逆止弁
の出口は、LS信号チェイン内に続き、他方、B側のL
S出口61は、逆止弁63を介して、ライン51と接続
され、逆止弁64が、ライン51とLS信号チェインと
の本来の接続点との間に挿入される。ピストンロッド1
8が、シリンダ2内に押し込まれて、方向切換弁4のB
側での負荷圧力が最高となると、圧力制限弁40は、ラ
イン51及び制御弁50を介して、タンクブロックをキ
ャンセルするように、動作する。
【0023】この欠点を取り除く別の方法が、図3に示
されている。ここでは、設定スプリング72に対向する
制御入力70が、ポンプライン6に接続されているの
で、ポンプライン6内の圧力が解放値を越えると、つね
に開くように、制御弁50が接続される。したがって、
ポンプ圧力が十分に高いと、制御弁50は、圧力制限弁
40を作動させる。それにより、弁ブロック内に高圧力
が必要とされるにもかかわらず、すなわち、弁が作動さ
れたにもかかわらず、タンクブロックはキャンセルされ
る。
【0024】オイル移送が、チャンバ15とチャンバ1
6との間で生ずる時に、この効果を抑制するために、本
実施例でも、方向切換弁4の2つのLS出口61、62
の間に、両作動逆止弁60が接続されている。この逆止
弁からの出口は、図2では、LS信号チェイン内に延び
るが、その一方で、この場合には、出口62でのA側の
LS信号は、ライン71を介して、制御弁50に伝えら
れる。ライン71は、制御弁50内のスプリングチャン
バに接続されており、方向切換弁4内のA側62のLS
圧力は、圧力制限弁40の作動をブロックする。したが
って、チャンバ15からチャンバ16へのオイル移送が
生じる時に、タンクブロックはキャンセルされることが
なく、これは、まさに、望ましいことである。
【0025】図3に示された実施例の代替例が、図4に
示されている。この実施例では、制御弁50の制御入力
70は、ポンプライン6に接続されずに、ライン73を
介して、LS信号チェイン(8、9)のポンプ側に接続
される。その他は、図3と同様である。ここに、LSラ
インチェイン内の圧力が、ポンプ圧力より低いので、制
御弁50の設定スプリング72が、図3の設定スプリン
グより弱くてよいという利点がある。他方、この解決手
段は、LSラインネットワーク内で、ある漏洩がさらに
生ずるという欠点がある。
【0026】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種
々の変更が可能であり、それらも、本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダから排除され
た圧力媒体の流れが、ポンプから圧力媒体を受ける他の
シリンダと並列な別のシリンダ内で仕事を行なうために
使用され、公知の油圧回路の欠点を取り除くことのでき
る油圧回路を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係るバックホーロー
ダの油圧回路である。
【図2】図2は、本発明の別の実施例に係るバックホー
ローダの油圧回路である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例に係るバックホー
ローダの油圧回路である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例に係るバックホー
ローダの油圧回路である。
【符号の説明】
1 アームシリンダ 2 バックシリンダ 3 方向切換弁 4 方向切換弁 5 弁ブロック 6 共通ポンプライン 7 オイルポンプ 8 負荷検知(LS)通路 9 両作動二方向弁 10 LS圧力制限弁 11 タンク 12 タンクライン 13 タンクライン 15 アームシリンダ内の第1作動チャンバ 16 バケットシリンダ内の第1作動チャンバ 17 ピストンロッド 18 ピストンロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トルキルド クリステンセン デンマーク国 6400 センデルボルク ヴ ィンゴールデン 1

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が、第1作動チャンバと第2作動チ
    ャンバとを備えた少なくとも第1往復動シリンダおよび
    第2往復動シリンダと、第1作動位置で、前記シリンダ
    の前記第1作動チャンバに圧力媒体を向け、前記シリン
    ダの第2作動チャンバからの圧力媒体を向けるととも
    に、第2作動位置で、前記シリンダの第2作動チャンバ
    に圧力媒体を向け、前記シリンダの第1作動チャンバか
    ら圧力媒体を向けるための前記シリンダの各々に対する
    方向切換弁とを備え、他方のシリンダに向けられた前記
    圧力媒体の流れが、逆止弁を介して、方向切換弁に、受
    け取られ、前記圧力媒体を、第1シリンダの第1作動チ
    ャンバから第2シリンダの第1作動チャンバに移送する
    手段を、前記圧力媒体を移送することにより、第1シリ
    ンダの運動と同時に第2シリンダを動かすために備えた
    油圧回路において、前記方向切換弁(3、4)が、互い
    に並列に、ポンプラインに接続されており、前記第2シ
    リンダ(2)の前記第1作動チャンバ(16)が、逆止
    弁(19)を介して、ライン部分(43)に接続され、
    前記第1シリンダ(1)の前記方向切換弁(3)が、前
    記第1シリンダ(1)の前記第1作動チャンバ(15)
    からの前記圧力媒体を、前記ライン部分(43)に向け
    ることができ、前記ライン部分(43)とタンク(1
    1)との間に、圧力制限弁(40)が挿入され、前記ラ
    イン部分(43)内の圧力が、前記圧力制限弁(40)
    を作動させる圧力を越えた時に、前記圧力制限弁(4
    0)が、前記タンク(11)への通過を許容することを
    特徴とする油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記圧力制限弁(40)が制御可能であ
    り、前記タンクへの通路を開くため、制御回路(50、
    51)と接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路が、前記圧力制限弁(4
    0)を作動させる圧力より所定の圧力大きい解放圧力を
    受けたときに、前記圧力制限弁(40)を開くように接
    続された制御弁(50)を備え、前記解放圧力が、油圧
    回路内のどこかに存在する負荷圧力を信号により送る負
    荷検知ライン(51)を介して、制御弁(50)に供給
    されることを特徴とする請求項2に記載の油圧回路。
  4. 【請求項4】 前記制御回路が、ポンプライン(6)内
    の圧力が前記圧力制限弁(40)を作動させる圧力より
    も所定以上大きい時に、前記圧力制限弁(40)を開く
    ように接続された制御弁(50)を備えたことを特徴と
    する請求項2に記載の油圧回路。
  5. 【請求項5】 前記制御弁が、回路内のどこかに存在す
    る負荷圧力を信号により送る負荷検知ライン(71)か
    らのブロック圧力を受けるように接続されたことを特徴
    とする請求項4に記載の油圧回路。
  6. 【請求項6】 前記負荷検知ライン(71)が、前記第
    2シリンダ(2)の前記第1作動チャンバ(16)に接
    続されたことを特徴とする請求項5に記載の油圧回路。
  7. 【請求項7】 ポンプの圧力を制御するために、負荷検
    知ポンプ接続部に、最大負荷圧力を伝達する負荷検知部
    分回路を備え、前記負荷検知ポンプ接続部内の圧力が、
    前記圧力制限弁を作動させる圧力よりも所定以上大きい
    時に、前記制御弁(50)が、圧力制限弁(40)を開
    くように接続されたことを特徴とする請求項3に記載の
    油圧回路。
  8. 【請求項8】 前記制御弁が、ポンプ接続部にはなく、
    回路内のどこかに存在する負荷圧力を信号により送る他
    の負荷検知ライン(71)からのブロック圧力を受ける
    ように接続され、前記ブロック圧力が、前記圧力制限弁
    (40)の開口を妨げるように、前記接続部が設計され
    たことを特徴とする請求項7に記載の油圧回路。
  9. 【請求項9】 前記他の負荷検知ラインが、前記第2シ
    リンダ(2)の前記第1作動チャンバ(16)に接続さ
    れたことを特徴とする請求項8に記載の油圧回路。
  10. 【請求項10】 前記ライン部分が、絞り部を介して、
    前記圧力制限弁に連結されたことを特徴とする請求項1
    ないし9のいずれか1項に記載の油圧回路。
  11. 【請求項11】 前記絞り部と前記圧力制限弁との間
    に、逆止弁を介して、第1シリンダの第2作動チャンバ
    に向かうライン分岐部があることを特徴とする請求項1
    0に記載の油圧回路。
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