JPH05209219A - ショット・ピーニング装置及び方法 - Google Patents

ショット・ピーニング装置及び方法

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JPH05209219A
JPH05209219A JP4260911A JP26091192A JPH05209219A JP H05209219 A JPH05209219 A JP H05209219A JP 4260911 A JP4260911 A JP 4260911A JP 26091192 A JP26091192 A JP 26091192A JP H05209219 A JPH05209219 A JP H05209219A
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shot
sensor
nozzle
gun
shot peening
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JP4260911A
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Robert A Thompson
ロバート・アラン・トンプソン
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P11/00Measuring average value of speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C1/00Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
    • B24C1/10Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods for compacting surfaces, e.g. shot-peening
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P13/00Indicating or recording presence, absence, or direction, of movement
    • G01P13/0006Indicating or recording presence, absence, or direction, of movement of fluids or of granulous or powder-like substances

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑で時間がかかり、コストのかかる工程を
行わずにショットの速度を決定することのできるショッ
ト・ピーニング装置及び方法を提供する。 【構成】 ショット・ピーニングに於て、ショット14
を静電容量に基づく比重計40によって感知して、ショ
ット・ピーニング・ガン12のノズル42を出て行く時
のショットの平均速度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】本発明はショット・ピーニング、更に具
体的に云えば、ショット・ピーニング過程の特性又は品
質を決定する為に、静電容量に基づく比重計によってシ
ョットを感知するショット・ピーニングに関する。
【0003】
【関連技術の説明】ショット・ピーニングを使うことは
比較的よく知られている。特に、ショット(即ち、粒
子)の流れを高速で面に向ける。ショットを工作物の面
に向けて、工作物の面、大抵は金属面に塑性変形を起こ
す。ショット・ピーニングは疲労強度を強める為に使わ
れる場合が多いが、この過程は他の目的に用いてもよ
い。
【0004】前から種々のショット・ピーニング装置及
び方法が開発されている。一般的に、ショット・ピーニ
ング装置は質量流量制御装置を持っている(又は容易に
それを備えることが出来る)。この制御装置を使って、
ショット・ピーニング・ガンに対するショットの流れを
制御する。磁気材料で作られたショットに使う普通の一
形式の質量流量制御装置は電磁石を持ち、ショット・ピ
ーニング・ガンに計量された分量のショットが通過する
ことが出来る様にする為に、この電磁石をパルス駆動す
る。こう云う普通の形式の質量流量制御装置は内部の電
気フィードバックを用いて質量流量(即ち、所定の時間
内に計量されるショットの量)を安定化する。質量流量
を所望の値に設定する為に制御装置を使うことが出来
る。流量を示す為に、表示装置が使われる場合が多い。
【0005】質量流量制御装置の一部分として、又は別
個の部品として、従来のショット・ピーニング装置は、
ショットの流量の表示を発生する種々のショット流量計
を含んでいた。ショット流量計は磁気比重計であってよ
く、その一例は米国特許第4,873,855号に記載
されたインディアナ州のエレクトロニクス・インコーポ
レーテッド社によって製造されるモデル260形ショッ
ト流量計である。
【0006】米国特許第4,873,855号に記載さ
れる様な磁気比重計のセンサは、その中をショットが通
過する管の周りに巻いたワイヤ・コイルである。基本的
には、この装置は、コイルのインダクタンスを感知する
ことにより、所定の時刻にコイルの下にあるショットの
量を測定する。ショットの粒子がコイルの長さを通過す
るのに要する時間の長さの内に、コイル内のショットは
新しいショットと全部置き変わる。
【0007】従って、Lをコイルの長さ(インチ)、T
をショットがコイルを通過するのに要する時間(秒)、
vをショットの速度(インチ/秒)、mをコイルの内側
にあるショットの量(ポンド)、dm/dt=Rをショ
ットの質量流量とすると、コイルを通るショットの質量
流量は次の様になる。 R=m/T(ポンド/秒) (1) v=L/T(インチ/秒) (2) 従ってR=mv/L(ポンド/秒) (3) 質量流量Rについて解く為に、モデル260形の磁気比
重計のコイルが、ショット流量制御弁の垂直方向下方に
あるショット供給配管内に取付けられる。弾道学から、
コイル内の自由落下のショット平均速度vは既知の定数
である。
【0008】比重計がmを測定し、値v及びLが判って
いる定数であるから、流量計の信号処理部が式(3)を
解き、質量流量Rを表わす信号を発生する。質量流量は
役に立つ情報であるが、それだけでは、特定の面に加え
られたショット・ピーニングの品質の表示としては不十
分である。ショット・ピーニング過程の強度は、ショッ
トの流れの衝撃によって、工作物の面がどの程度潰れた
かに関係する。この膨径は、それが吸収される区域での
ショットの衝撃の運動エネルギに大いに関係する。ショ
ットの粒子のエネルギは、粒子の質量の半分に粒子速度
の自乗を乗じたものに等しい。ショットの速度が面の膨
径の重要な因子であることは明らかである。
【0009】ショット・ピーニング過程に関連してある
測定方法が用いられたが、従来の大抵の方法は、ショッ
ト・ピーニング方式の品質の表示を便利に且つ低廉に与
えるには不適切であった。ショット・ピーニングの品質
を測定する簡単で低廉な方法が一般的に存在しない為
に、一貫性のあるショット・ピーニングの結果を達成す
ることが出来ると云う確信が持てなかった。
【0010】ショット・ピーニング装置では、ショット
の通過を検出する為に、容量性近接センサを用いること
も知られている。この様な装置の例が米国特許第4,6
93,102号である。米国特許第4,693,102
号は、非金属材料を検出するのに容量性センサを用いて
いるが、このセンサは、粒子が吐出口の中を流れている
かどうかを単に検出するだけである。従って、有利な容
量性センサを用いながら、強磁性及び非強磁性材料の速
度を決定することが出来れば、更に有利な装置が得られ
る。
【0011】空気圧で輸送される固体の速度を検出する
為に、容量形相関センサが用いられている。この様なセ
ンサの例が米国特許第4,604,904号に記載され
ている。この米国特許第4,604,904号は、輸送
される固体の速度を決定する為に、その前に幾つかの複
雑な工程を行なう静電容量形相関センサを記載してある
だけである。特に、このセンサは上流側の固体の瞬時密
度を最初に測定して記憶し、第1の波形を発生する。次
に、センサが下流側の固体の瞬時密度を測定して記憶
し、第2の波形を発生する。2つの波長を比較する。所
定の限界内で波長がよく合えば、上流側及び下流側の測
定の間の距離と、それらを記録する間の時間とが判って
いるから、速度が決定される。勿論、こう云う形式の速
度センサは、センサの感度並びに比較の限界に大いに依
存する。このセンサが非常に複雑な相関方法を用いるこ
とは明らかである。この為、容量性センサの複雑さを更
に少なくすることが、そのセンサが強磁性及び非強磁性
粒子の速度を正確に測定することが出来る限り、有利で
ある。
【0012】上に述べた所から、ショットの速度を測定
することが出来、強磁性及び非強磁性粒子の速度を測定
することが出来るが、同時に、複雑で時間がかかり、コ
ストのかかる工程を行なわずに、速度を決定することの
出来る様なショット・ピーン・センサに対する要望が業
界にあることは明らかである。本発明の目的は、この要
望並びに業界のその他の要望を、以下説明する所から当
業者に更に明らかになる様な形で充たすことである。
【0013】
【発明の要約】一般的に云うと、本発明はこう云う要望
を充たす為、出口を持つノズルを有するショット・ピー
ニング用のガンと、ノズルの出口に隣接していて、ノズ
ルの出口を通過するショットの量に従って変化する静電
容量の場がその第1及び第2のリングの間に生成される
様な第1及び第2のリングを持つ第1のセンサと、第1
及び第2のリングに接続されていて、これらのリングの
間の静電容量の場を感知して、ノズルの出口を通過する
ショットの量を表わす量信号を発生する第1の感知回路
手段と、ガンに供給されたショットの量に応答する第2
のセンサと、第2のセンサに接続されていて、単位期間
の間にガンに供給されたショットの量に対応する時間依
存性信号を発生する第2の感知回路手段と、量信号及び
時間依存性信号を入力として受取り、これらの信号か
ら、ガンを出て行くショットの平均速度を表わす速度信
号を発生する計算手段とを有するショット・ピーニング
装置を提供する。
【0014】ある好ましい実施例では、第1のセンサは
静電容量に基づく比重計である。第1のセンサは、ショ
ット・ピーニング・ガンのノズルに個別に取付けてもよ
いし、或いはガンのノズルに直接的に組込んでもよい。
他の好ましい実施例では、強磁性又は非強磁性のショッ
ト・ピーニング材料の速度を正確に測定することが出来
る。
【0015】この好ましいショット・ピーニング装置及
び方法は、軽量、組立て及び修理が容易、速度測定特性
が良好であること、測定し得る材料の範囲が広いこと、
経済性がよいこと、並びに安全強度が高いと云う利点を
有する。実際、多くの好ましい実施例では、速度測定及
び材料の範囲が広いと云う因子が、従来公知のショット
・ピーニング装置でこれまで達成されていたよりも、ず
っと大規模に最適にされている。
【0016】本発明の上記並びにその他の特徴は、以下
図面について詳しく説明する所から更によく理解されよ
う。図面全体にわたり、同様な部分には同じ参照記号を
用いている。
【0017】
【発明の詳しい説明】図1に本発明の装置10を示す。
特に、装置10は、工作物18の面16にショット14
を供給する様に作用し得るショット・ピーニング・ガン
12を含む。ショット・ピーニング・ガン12は、断面
図で示されているが、重力形のショット・ピーニング・
ガンである。然し、この代りに、本発明には、吸込み揚
力ガン又は圧力ポット・ガンの様な他の公知の形式のシ
ョット・ピーニング・ガンを用いてもよい。
【0018】ガン12にはショット供給管20を介して
ショットが供給される。管20が、ホッパ24からのシ
ョット22を運ぶ。ショットは流れ制御器26を介して
供給管20に供給される。流れ制御器26は、計量され
た分量の強磁性又は非強磁性ショットを分与する為に電
磁石を用いた普通の形式の流れ制御器であってよいが、
この他の形式の流れ制御器を用いてもよい。流れ制御器
26が、図示の様に、質量流量信号Rを供給する。質量
流量信号Rは、公知の様に、流れ制御器26の中に静電
容量に基づく比重計(別個に示してない)を組込むこと
によって、発生することが出来る。具体的に云うと、質
量流量信号Rは、エレクトロニクス・インコーポレーテ
ッド社のモデル160形ショット流量計に使われている
様に、1組のリングの間の静電容量から発生することが
出来る。流量信号Rが質量流量表示装置28に供給され
る。
【0019】ガン12がブラケット30に取付けられ、
このブラケットが支持体32に取付けられている。空気
供給管34が加圧空気源36からの加圧空気を管調整器
38を介して供給する。以下の説明は、装置10の内、
ショット14の平均速度を表わす信号を発生する為に使
われる部品、並びに装置の動作が正しくない時に、「止
め」信号を発生するのに使われる部品を中心とする。
【0020】センサ40がリング・クランプ44によっ
て、ガン12のノズル出口42の近くに固定される。セ
ンサ40の詳しい構造は後で図2について説明するが、
ここでは、センサ40が環状リング(図1には示してな
い)を持ち、それが感知回路46に電気接続されている
ことを承知されたい。センサ40及び感知回路46を合
せたものが、静電容量に基づく比重計として作用する。
具体的に云うと、感知回路46が、センサ40内のリン
グによって発生された静電容量の場に基づく信号を内部
で発生する。センサ40内の静電容量の場が、リング内
にある強磁性又は非強磁性ショットの量に関係するか
ら、感知回路46は、センサ40の範囲内にあるショッ
トの質量を表わす出力mを発生する。静電容量に基づく
比重計内にあるリングから質量信号を発生するのに使わ
れる計算の詳細は比較的よく知られているから、それを
詳しく説明する必要はない。
【0021】質量流量制御器26(これはエレクトロニ
クス・インコーポレーテッド社のモデル160の様なシ
ョット流量計を用いることが出来る)からの流量信号R
(dm/dt)が除算器54に供給される。除算器54
は、流量信号Rを、センサ40内にある質量を表わす信
号ρn で除した出力を発生する。除算器54のこの出力
は、ガン12から投出されるショット14の平均速度を
表わす。この平均速度信号が平均速度表示装置56に供
給される。
【0022】除算器54の出力がショットの平均速度に
対応する理由を説明するには、数学を用いた方が役立つ
かも知れない。ショット・ピーニング・ノズルの出口近
くのノズルの単位長当たりのショットの質量ρn が判っ
ていれば、その場所に於ける平均ショット速度は、単純
に連続性の法則から、ショット質量流量をρn で除した
ものである。即ち (dm/dt)/ρn =VN (4) 静電容量比重計のセンサ40が、媒質の速度が一定にな
る様に流れの配管の中に配置される。この条件を充たす
最も簡単な手段はホッパ又は制御弁からセンサを介して
の弾道降下によるものである。センサを通る媒質の速度
は簡単な重力法則によって左右される。
【0023】 VS =(2gx)1/2 (5) ここでVS はセンサを通る平均速度、gは重力加速度
(32.2フィート毎秒毎秒)、xは落下点からセンサ
の中心までの距離である。VS が判り、センサ40を使
ってセンサ内にある媒質の単位長当たりの質量ρSが判
れば、連続性の方程式(式(4))は、ノズルの代りに
センサ40に於ける条件に適用して、書換え、それを使
って、媒質の質量流量dm/dtを決定することが出来
る。即ち dm/dt=ρs S (6) センサ40は、正しく較正した時、ノズルの出口に於け
る媒質の密度ρN を測定する。質量流量センサ及びノズ
ルの間に媒質の漏れがないと仮定すれば、ノズルを通る
媒質の流れは質量流量モニタによって測定された流れと
同じである。
【0024】従って、連続性の法則(式(4))に従っ
て、ノズル速度は次の様になる。 VN =(dm/dt)/ρN (7) 量dm/dtは静電容量を基本とする比重計のセンサ4
0によって決定することが出来る。逆に、式(6)を式
(7)に代入すれば、ノズル速度VN に対する式は次の
様になる。
【0025】 VN =ρs S /ρN (8) この場合、速度は2つの比重計の比によって決定するこ
とが出来る。一方は媒質の速度が判っている流れの配管
の中に配置され、他方はノズル出口42の端に配置され
る。云い換えれば、質量流量制御器26が流量Rを発生
したら、式(8)を用いて、速度を決定することが出来
る。ショットが質量流量制御器26を通過している場合
と異なり、ガン12から投出されたショット14は既知
の一定の平均速度を持たない。その代りに、速度は、導
管34から供給された空気圧力の様な因子に関係する。
質量流量制御器26から流量Rが判り、V及びρn が、
感知回路46又はこの他の多数の周知の静電容量形比重
計装置の任意のものを用いて計算されれば、この時除算
器54は、上掲の式(8)を実行することにより、ガン
12を出て行くショット14の平均速度を計算する。
【0026】センサ40内にあるショットの量が多すぎ
たり少なすぎたりする場合、この状態は、ノズル又はシ
ョット供給管内の他のどこかでの詰まりの様な正しくな
い動作を表わすものであることがある。この代りに、シ
ョット供給管20に切れ目があることを示すことがあ
る。次に、誤動作を機械のオペレータに知らせる装置を
説明する。
【0027】信号mが比較器58,60に供給され、こ
れらの比較器はこの信号を最大電圧VM及び最小電圧V
Nと夫々比較する。センサ40のリング内にあるショッ
トの質量を表わす信号ρn が最小値より低いか又は最大
値より大きい場合、対応する比較器58又は60が高に
なり、オア・ゲート62の出力に高レベルを発生する。
ゲート62の出力がアンド・ゲート64に供給され、こ
のゲートは遅延回路66を介して質量流量信号Rをも受
取る。遅延回路66を設けたのは、装置を始動する時、
質量流量制御器26をターンオンしてから、ガン12か
ら実際にショット14が投出されるまでの時間的な遅れ
による正しくない動作を誤って検出することがない様に
する為である。Rの値の範囲に応じて、Rを図示の様に
直接的に遅延回路66に対する入力として使ってもよい
し、或いは半導体スイッチ(図面に示してない)を閉じ
るのに使い、このスイッチが適当なレベルの入力を遅延
回路66に供給して、ゲート64の上側入力を高にする
様にしてもよい。
【0028】ゲート64の出力が止め信号であり、それ
が警報器68に供給される。警報器68が鳴れば、ショ
ット・ピーニング・ガンが正しく動作してないことが機
械のオペレータに知らされる。更に、止め信号を電極ス
イッチ70に供給することが出来る。このスイッチは質
量流量制御器26及び管制御器38に接続して、好まし
くはこれら2つの部品の両方に対する電源を遮断するこ
とが好ましい。云い換えれば、質量流量制御器26及び
管調整器38に接続することが出来るスイッチ70を開
路して、これらの2つの部品の両方に対する電源を遮断
することが好ましい。スイッチ70が開路すれば、ガン
12に対するショット及び加圧空気の流れが止まる。従
って、センサ40のリング内にあるショットの質量が大
きすぎる又は少なすぎることに対応する正しくない動作
状態が発生した時、警報器68がオペレータに警告を発
し、スイッチ70が、是正又は調節を行なうことが出来
る様になるまで、ショット・ピーニング動作を停止す
る。
【0029】この代りに、又はこの他に、止め回路は、
速度信号が、正しくない動作を示す程高すぎる又は低す
ぎる値を持った時、止め信号を発生する様に構成するこ
とが出来る。図2について、センサ40の構造を詳しく
説明する。図2は、ガン12のノズル72の先端に於け
るセンサ40の断面図である。センサ40は、締付ける
為のねじ76を持つリング・クランプ44により、ノズ
ル72の端に締付けることが出来る。リング・クランプ
44は、庭園用ホースを屋内のコネクタに固定する為の
普通に使われるホース用クランプと全般的に同じ形式で
あってよい。この為、リング78を持ち、ねじ76を締
付けることによって、このリングを締付ける。リング4
0は円筒形で、外径はノズル72と同じであり、ホース
・クランプ44をノズル72の外径及びセンサ40の外
径に合せることが出来る。センサ40は連続形の静電容
量に基づくセンサであり、感知用環状リング41が、2
つの2次リング39の中に収まる絶縁体43の中に入れ
られて構成されている。普通の付勢装置によってセンサ
40が付勢された時、感知リング41と2次リング39
との間に静電容量の場45が設定される。センサ40内
にショット・ピーン14が存在すると、静電容量の場4
5内の空気の誘電率が変わる。この誘電率の変化を回路
46(図1)によって感知する。
【0030】図2に示したセンサ40の構成により、装
置10は、これまで存在していたショット・ピーニング
・ガン12(図2には一部分しか示してない)にも用い
ることが出来る。センサ40は、これまで存在していた
ショット・ピーニング・ガン12の端に、ホース・クラ
ンプ44によって容易に締付けることが出来る。この代
りに、ブラケット(図に示してない)又は一連のブラケ
ット(図に示してない)を使って、センサ40をガン1
2のノズルの先端に取付けることが出来る。
【0031】図3は、センサ140をショット・ピーニ
ング・ガン112の中に組込んだ他の構成を示す。図3
の実施例の部品には、図2の実施例に対応する部品があ
る場合、最後の2桁の数字はそれと同じであることに注
意されたい。センサ140は、ノズル172に隣接して
ガン112に組込まれる。具体的に云うと、ノズル17
2が、2つの2次リング139の間に収まる絶縁体14
3の中に収容された感知用環状リング141を有する。
センサ140が普通の付勢装置によって付勢されると、
感知リング41と2次リング39との間に静電容量の場
145が設定される。センサ140内にショット14が
存在すると、静電容量の場145内にある空気の誘電率
が変わる。この誘電率の変化を回路46(図1)によっ
て感知する。
【0032】本発明を広義に見た場合に考えられる他の
構成としては、図1及び2の40又は図3の140に示
した様なノズル・センサを使って、反作用力センサと組
合せて、静電容量に基づく比重計の情報を発生すること
が出来る。この様な反作用力センサ(図に示してない)
が、「速度感知を用いたショット・ピーニング装置及び
方法」と云う米国特許第4,805,429号に記載さ
れている様に、ブラケット30と支持体32との間に配
置される。図1の構成の変形として考えられるのは、4
0に示す様なセンサをこの米国特許に記載される反作用
力センサ及びガンのノズルに隣接して設けることであ
る。この変形では、図1の26に示す様な質量流量制御
器から流量信号Rを発生することを必要としない。その
代りに、反作用力センサを使って、この米国特許に記載
される方法により、ガン12からショットが投出された
力を感知する。
【0033】ショットの力Fは次の式に従う。 v=F/R (9) 前に掲げた式(6)を思い出すと共に、この他の実施例
がこの式の流量信号Rを発生する質量流量制御器を使わ
ないことを考えると、式(6)及び(9)が、平均ショ
ット速度v及び流量Rと云う2つの未知数を持つ2つの
独立の式であることが判る。式(8)及び(5)の右辺
を等しいと置いて、Rについて解くと、未知の流量は次
の様に計算出来ることが判る。
【0034】 R=(ρs F)1/2 (10) この式をvについて解くと次の様になる。 VS =(F/ρs 1/2 (11) この他の実施例では、反作用力センサと組合せて、ガン
のノズルに静電容量に基づく比重計を配置して使うこと
により、非常に正確な結果が得られる。この他の構成
は、前に引用した米国特許第4,805,429号に記
載されるのと同様に、力信号を発生し、ノズルに隣接し
てセンサ40内にあるショットの質量に対応する信号ρ
n が発生される。これら2つの信号をρs と共に計算回
路で用いて、質量流量R及び速度信号vの値を発生する
ことが出来る。
【0035】この他に容易に考えられる条件として、空
気供給ホース及びガン自体の間にマニホルドを設ける
か、並びに/又はショット供給ホースとガン自体との間
にマニホルドを設けて、ガンを動かした時、外来のホー
スの力がガンに入らない様にすることが出来る。好まし
い実施例を図面に示して説明したが、当業者には、本発
明の範囲内で、この他の数多くの変更、修正、変形、置
換及び均等物が全体的にも部分的にも考えられよう。従
って、本発明は特許請求の範囲のみによって限定される
ことを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のセンサを持つショット・ピーニ
ング・ガンの側面断面図であると共に本発明のショット
・ピーニング装置を示す略図である。
【図2】本発明の第1の実施例のセンサの拡大側面断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施例のセンサの側面断面図で
ある。
【符号の説明】
12 ガン 14 ショット 26 流れ制御器 40,140 センサ 42 ノズルの出口 46 感知回路 54 除算器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出口を持つノズルを有するショット・ピ
    ーニング用のガンと、前記ノズルの出口に隣接してい
    て、前記ノズルの出口を通過するショットの量に従って
    変化する静電容量の場が当該第1及び第2のリングの間
    に生成される様な第1及び第2のリングを有する第1の
    センサと、前記第1及び第2のリングに接続されてい
    て、該リングの間の静電容量の場を感知し、前記ノズル
    の出口を通過するショットの量を表わす量信号を発生す
    る第1の感知回路手段と、実質的に前記第1のセンサよ
    り上流側に配置されていて、前記ガンに供給されたショ
    ットの量に応答する第2のセンサと、該第2のセンサに
    接続されていて、単位期間内に前記ガンに供給されたシ
    ョットの量に対応する時間依存性信号を発生する第2の
    感知回路手段と、前記量信号及び前記時間依存性信号を
    入力として受取り、該信号から、ガンを出て行くショッ
    トの平均速度を表わす速度信号を発生する計算手段とを
    備えたショット・ピーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のセンサが、感知リング手段
    と、該感知リング手段に隣接して配置された絶縁体手段
    と、該絶縁体手段に隣接して配置された2次リング手段
    とで構成されている請求項1記載のショット・ピーニン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のセンサが連続的なセンサを有
    する請求項1記載のショット・ピーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のセンサが、質量流量の関数と
    して前記時間依存性信号を発生する質量流量センサで構
    成される請求項1記載のショット・ピーニング装置。
  5. 【請求項5】 前記計算手段が、Vnをノズルに於ける
    ショットの速度、ρ s をセンサ内の単位長当たりのショ
    ットの質量、Vsをセンサを通るショットの平均速度、
    ρn をノズル内の単位長当たりのショットの質量とし
    て、次の式 Vn=ρs Vs/ρn を計算することによって、速度信号を発生する請求項4
    記載のショット・ピーニング装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のセンサが強磁性ショットに応
    答する請求項1記載のショット・ピーニング装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のセンサが非強磁性ショットに
    応答する請求項1記載のショット・ピーニング装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の感知回路手段が前記ガンの不
    正動作を表わす状態を検出した時、止め信号を発生する
    手段を有する請求項5記載のショット・ピーニング装
    置。
  9. 【請求項9】 前記止め信号に応答して鳴る警報器を有
    する請求項8記載のショット・ピーニング装置。
  10. 【請求項10】 止め信号が発生した時、ショット・ピ
    ーニングを停止する手段を有する請求項8記載のショッ
    ト・ピーニング装置。
  11. 【請求項11】 ガンにショットを供給し、単位期間中
    に前記ガンに供給されたショットの量の関数として時間
    依存性信号を発生し、前記ガンを作動してガンのノズル
    出口からショットを発射し、前記ノズル出口に隣接して
    配置された静電容量に基づく比重計によって容積内のシ
    ョットの量を感知し、該感知されたショットの量に基づ
    いて量信号を発生し、該量信号及び前記時間依存性信号
    を計算手段に供給し、該計算手段の動作により、前記ノ
    ズル出口を介してガンを出て行ったショットの平均速度
    を表わす速度信号を発生する工程を含むショット・ピー
    ニング方法。
  12. 【請求項12】 前記時間依存性信号が、前記ガンに対
    するショットの流量に関係する流量信号を発生すること
    によって得られる請求項11記載のショット・ピーニン
    グ方法。
  13. 【請求項13】 前記速度信号の発生が、Vnをノズル
    に於けるショットの速度、ρs をセンサ内の単位長当た
    りのショットの質量、Vsをセンサを通るショットの平
    均速度、ρn をノズル内の単位長当たりのショットの質
    量として、次の式 Vn=ρs Vs/ρn の計算を含む請求項11記載のショット・ピーニング方
    法。
  14. 【請求項14】 前記ショットが強磁性である請求項1
    1記載のショット・ピーニング方法。
  15. 【請求項15】 前記ショットが非強磁性である請求項
    11記載のショット・ピーニング方法。
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