JPH0520785Y2 - - Google Patents

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JPH0520785Y2
JPH0520785Y2 JP841889U JP841889U JPH0520785Y2 JP H0520785 Y2 JPH0520785 Y2 JP H0520785Y2 JP 841889 U JP841889 U JP 841889U JP 841889 U JP841889 U JP 841889U JP H0520785 Y2 JPH0520785 Y2 JP H0520785Y2
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は気体を利用して重量物を上下動させる
ジヤツキ装置に関する。
(従来の技術) 従来のジヤツキ装置として、第14図に示すよ
うに、可撓性を有する材料で截頭円錐筒状に形成
された胴部31の上下開口を上下蓋部材32,3
3で閉塞して中空体34を構成し、この中空体3
4内に気体を注入又は排出させて上蓋部材32を
昇降させることにより、上蓋部材32上に載置し
た重量物を上下動させるようにしたものがある。
前記上蓋部材32の下面及び下蓋部材33の上面
には夫々環状の接合部35,36が一体形成さ
れ、これら接合部35,36に胴部31の上下開
口縁部37,38が外嵌固着されている。そし
て、上下蓋部材32が、仮想線Aで示す最高位に
在る状態から中空体34内の気体を排出させる
と、実線で示すように、上蓋部材32及び上蓋部
材32上の重量物の重みで胴部31は接合部35
下端部近傍で屈曲されて、上開口縁部37の下側
に位置する胴部31が中空体34の内側に引き込
まれるようして収縮し、上蓋部材32が下降す
る。さらに、中空体34内の気体を排出させる
と、仮想線Bで示すように、胴部31は次々と中
空体34の内側に引き込まれて上蓋部材32がさ
らに下降して行く。また、前記状態から中空体3
4内に気体を注入すると前記とは逆の動作で膨張
し、上蓋部材32は上昇する。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあつては、上蓋部材32が最
高位に在る状態から下降する際、胴部31は上蓋
部材32の接合部35下端部近傍で屈曲して中空
体34の内側に引き込まれるので、その引き込ま
れた胴部31′の外周面と、上蓋部材32の接合
部35に固着される胴部31の上開口縁部37の
外周面とが擦れ合う。また、これと同様のことが
上蓋部材32が上昇して最高位になる直前にも起
こり、上蓋部材32の昇降を繰り返すうちに胴部
31の上開口縁部37と、上蓋部材32の最高位
近傍位置での胴部31の引き込まれた部分とが前
記擦れ合いによつて摩耗するという問題がある。
そこで本考案は、上蓋部材の最高位近傍位置に
おいて、胴部の外周面同士が擦れ合うのを防止す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、可撓性を有する材料で截頭円錐筒状に
形成された胴部2の上下開口を上下蓋部材3,4
で閉塞して中空体1を構成し、前記上蓋部材3の
下面に環状の接合部5を突設し、この接合部5に
胴部2の上開口縁部7を外嵌固着し、前記中空体
1に気体を注入又は排出させて膨張又は収縮させ
ることにより上蓋部材3を昇降させるようにした
ジヤツキ装置において、 前記胴部2の上開口縁部7の外周面7aと、こ
の上開口縁部7の下側に位置して上蓋部材3の最
高位近傍位置で中空体1の内側に引き込まれる胴
部2の外周面16とに、両者7a,16が擦れ合
うのを防止する可撓性ガードテープ13,14を
設けた点にある。
(作用) 上蓋部材3が最高位に在る状態から下降した
際、又は上蓋部材3が最高位に上昇する直前にお
いて、上蓋部材3の接合部5に固着される胴部2
の上開口縁部7の外周面7aと、この上開口縁部
7の下側に位置していて上蓋部材3の最高位近傍
位置で中空体1内側に引き込まれる胴部2の外周
面16とに設けたガードテープ13,14同志が
擦れ合い、これによつて、前記胴部2の外周面7
a,16同志が擦れ合うのが防止される。
また、ガードテープ13,14によつて胴部2
が補強される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第6図は第1実施例を示し、1はジ
ヤツキ装置の中空体で、截頭円錐筒状の胴部2の
上下開口を上下蓋部材3,4で閉塞して構成され
ている。そして、前記中空体1内に空気、排気ガ
ス等の気体を注入又は排出させて膨張又は収縮さ
せることで、上蓋部材3を昇降させて上蓋部材3
上の重量物を上下動させるようになつている。
上下蓋部材3,4は、第4図にも示すように、
金属、合成樹脂等から成る板材で矩形状に形成さ
れ、上蓋部材3の下面及び下蓋部材4の上面には
夫々環状の接合部5,6が一体形成されている。
これら接合部5,6に胴部2の上下開口縁部7,
8が外嵌されて固着されている。そして、上蓋部
材3が最高位に在る状態から中空体1内の気体を
排出させると、胴部2は上蓋部材3の接合部5下
端部近傍から屈曲して中空体1内側に引き込まれ
るように収縮して、上蓋部材3は下降する。ま
た、上蓋部材3が下降した状態から中空体1内に
気体を注入させると、前記とは逆の動作で膨張し
て上蓋部材3が上昇する。
胴部2はゴム引布又は塩化ビニルターポリン等
の可撓性を有する材料で扇形状とされたシート素
材を筒状にまるめて、両端部2a,2bを重合し
て接着し、截頭円錐筒状に形成されている。前記
胴部2の周方向両端部2a,2bは重合されてい
るので、第3図に示すように、外側の端部2a近
傍の胴部2と上下蓋部材3,4の接合部5,6と
の間に隙間11が生じ、この隙間11を通つて中
空体1内部の気体が上蓋部材3と胴部2上端部と
の間から漏れる惧れがある。これを防止するため
に、胴部2の接合部分の上下端部には前記隙間1
1を埋めるための充填部材12が設けられてい
る。この充填部材12は、第5図及び第6図にも
示すように、胴部2内面に接着される面Cと、胴
部2の内側の端部2bの端面2cに接着される面
Dと、接合部5,6に接着される面Eとを有して
平面視略三角形状に形成されている。また、充填
部材12の上下方向の幅tは接合部5,6の上下
方向幅と略同様とされ、面D側の胴部径方向厚さ
hは胴部2と同厚とされ、充填部材12の胴部周
方向長さlは胴部2の厚さより長く形成されてい
る。さらに、充填部材12は金属又は硬質樹脂等
の剛性材料で形成して、面Eを接合部5,6の外
面形状に沿つた形状にしても良いが、ゴム、ウレ
タン、プラスチツク樹脂等の柔軟な材料で形成す
るのが、接合部5,6に良く密着して好ましい。
中空体1の内面上下端部には、接合部5,6か
ら胴部2に亘つて補強テープ9,10が内面全周
に接着されて、胴部2が接合部5,6から剥離す
るのを防止している。
胴部2の上端部外周面には上下一対のガードテ
ープ13,14が全周に亘つて接着されている。
上側のガードテープ13は上蓋部材3の接合部5
に固着された胴部2の上開口縁部7の外周面7a
に設けられ、その幅wは接合部5の上下方向幅に
略対応する長さとされている。下側のガードテー
プ14は上開口縁部7の直下部分、すなわち上蓋
部材3の最高位近傍位置で中空体1内側に引き込
まれる胴部2の外周面16に設けられている。ま
た、下側のガードテープ14は、その幅w′が上
側ガードテープ13と略同幅とされて、上側のガ
ードテープ13と若干の間隔15をおいて配置さ
れている。これにより、上蓋部材3の最高位近傍
位置でガードテープ13,14同志が接触して、
胴部2上部の外周面7a,16同志が擦れ合つて
摩耗することがない。そして、上蓋部材3が最高
位から下降する際、胴部2は前記隙間15部分が
屈曲し易すい部分となり、そこから屈曲して中空
体1内側に引き込まれて上蓋部材3の下降がスム
ーズになる。また、両ガードテープ13,14は
胴部2と同材質のもので形成するのが好ましい
が、上蓋部材3の昇降の際に胴部2の変形に追随
できる柔軟な材質のものであれば良い。さらに、
両ガードテープ13,14を摩擦係数の小さな部
材で形成することにより、両者13,14が擦れ
合う摩擦力を低減するのが望ましい。
第7図は第2実施例を示し、前記上側のガード
テープ13を上蓋部材3の接合部5下部に対応す
る幅に形成したものである。
第8図は第3実施例を示し、上側のガードテー
プ13を前記第2実施例と同様に形成し、かつ下
側のガードテープ14をも上側のガードテープ1
3に対応した幅に形成されている。
第9図は第4実施例を示し、第1実施例におけ
る両ガードテープ13,14の中間部を削除して
形成したのである。
なお、第10図は前記充填部材12の変形例を
示し、胴部2の内側の端部2bの端面2cに接着
される面Dに凸部17を一体形成し、前記端面2
cに凸部17に合致する凹部18を形成したもの
であり、これにより面Dと端面2cとの間から中
空体1内の気体が漏れる可能性を大幅に減少でき
る。また、充填部材12の面Dの形状は第11図
乃至第13図に示すようにしても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、上蓋部材3が最高位に在る状
態から下降した際、又は上蓋部材3が最高位に上
昇する直前において、上蓋部材3の接合部5に固
着された胴部2の上開口縁部7の外周面7aと、
この上開口縁部7の下側に位置して上蓋部材3の
最高位近傍位置で中空体1の内側に引き込まれる
胴部2の外周面16とに設けたガードテープ1
3,14同志が擦れ合い、これによつて前記胴部
2の外周面7a,16同志が擦れ合つて摩耗する
のが防止することができ、前記ガードテープ1
3,14で胴部2を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は中空体の一部断面正面図、第2図は
要部の断面図、第3図は胴部と上下蓋部材との接
合部分の平断面図、第4図は蓋部材の斜視図、第
5図は充填部材の斜視図、第6図は胴部の接合部
分の斜視図、第7図は第2実施例を示す要部の断
面図、第8図は第3実施例を示す同断面図、第9
図は第4実施例を示す同断面図、第10図乃至第
13図は充填部材の変形例を示す斜視図、第14
図は従来例を示す断面図である。 1……中空体、2……胴部、3……上蓋部材、
5……接合部、7……上開口縁部、7a……外周
面、13,14……ガードテープ、16……外周
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性を有する材料で截頭円錐筒状に形成され
    た胴部2の上下開口を上下蓋部材3,4で閉塞し
    て中空体1を構成し、前記上蓋部材3の下面に環
    状の接合部5を突設し、この接合部5に胴部2の
    上開口縁部7を外嵌固着し、前記中空体1に気体
    を注入又は排出させて膨張又は収縮させることに
    より上蓋部材3を昇降させるようにしたジヤツキ
    装置において、 前記胴部2の上開口縁部7の外周面7aと、こ
    の上開口縁部7の下側に位置して上蓋部材3の最
    高位近傍位置で中空体1の内側に引き込まれる胴
    部2の外周面16とに、両者7a,16が擦れ合
    うのを防止する可撓性ガードテープ13,14を
    設けたことを特徴とするジヤツキ装置。
JP841889U 1989-01-26 1989-01-26 Expired - Lifetime JPH0520785Y2 (ja)

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