JPH0520753U - 電気治療用電床マツト - Google Patents

電気治療用電床マツト

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JPH0520753U
JPH0520753U JP7684691U JP7684691U JPH0520753U JP H0520753 U JPH0520753 U JP H0520753U JP 7684691 U JP7684691 U JP 7684691U JP 7684691 U JP7684691 U JP 7684691U JP H0520753 U JPH0520753 U JP H0520753U
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JP
Japan
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conductive
sewing thread
floor mat
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hydrosulfite
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JP7684691U
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JPH065806Y2 (ja
Inventor
飯田幸吉
吉川雅三
Original Assignee
株式会社糸善
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り曲げ、洗濯自在な電気治療用電床マット
を提供する。 【構成】 一価銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維
を、ハイドロサルファイト、またはハイドロサルファイ
ト作用物質を含む還元性水溶液で処理した導電性繊維よ
り成る導電性ミシン糸2で、基布1に複数個の交点3を
有するようにしてステッチ縫い目4が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気治療器、低・高周波治療器に用いられる電床マットに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電床マットは、例えば実公昭59−17311号公報に開示されたもの が知られていた。
【0003】 前記公報記載の電床マットは、織布あるいは不織布にカーボンを被着あるいは 含浸させた可撓性導電シート部材と、該シート部材に接続した高圧コードと、前 記導電シート部材を覆囲する可撓性絶縁袋体とで構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電床マットは、カーボンを織布あるいは不織布に被 着あるいは含浸させてあって、これを折り曲げるとカーボンが剥離したり、また 前記電床マットは可撓性絶縁袋体で覆囲されていて、該絶縁袋体が洗濯に適さず 衛生上好ましくないという問題点があった。
【0005】 本考案は、前記問題点を解決することを目的とする電気治療用電床マットを提 供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一価銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維を、ハイドロサルファ イト、またはハイドロサルファイト作用物質を含む還元性水溶液で処理した導電 性繊維より成る導電性ミシン糸で、基布に複数個の交点を有するステッチ縫い目 を形成するか、またはアクリロニトリルに硫化銅を結合させた導電性繊維より成 る導電性ミシン糸で、基布に複数個の交点を有するステッチ縫い目を形成すると いう手段を採用することにより、上記問題点を解決した。
【0007】
【作用】
上記構成より成る本考案によれば、ステッチ縫い目を形成する導電性ミシン糸 が一部で断線しても他の交点により電気的に接続された状態が維持され、且つ電 床マットの素材はすべて繊維であるため、折り曲げ、洗濯が自在である。
【0008】
【実施例】
本考案の実施の一例を図に基づいて詳細に説明すると、本考案電気治療用電床 マットは、例えばアクリルのパイル地のような比較的厚目の基布1に、導電性ミ シン糸2で複数個の交点3を有するステッチ縫い目4を設けて形成されている。 そして、前記導電性ミシン糸2は、例えば特公昭57−56581号に開示され た一価銅イオンを吸着せしめたアクリル系繊維を、ハイドロサルファイト、また はハイドロサルファイト作用物質を含む還元性水溶液で処理した導電性繊維より 成るミシン糸を使用することが推奨され、更に好ましくはアクリロニトリルに硫 化銅を結合させた導電性繊維より成るミシン糸を使用することが推奨される。
【0009】 前記導電性繊維は、導電性が優れていると共に、糸に加工しやすく、且つ銅イ オンが発生して大腸菌等の雑菌を発生せず、また繊維が柔軟で洗濯も可能である という優れた性質を有し、本考案電気治療用電床マットのステッチ縫い目を形成 するミシン糸として最適である。
【0010】 図1は、本考案に係る電気治療用電床マットの全体を示す斜視図であるが、基 布1には導電性ミシン糸2が必ず複数個の交点3を有するようにステッチ縫い目 4を設けて形成されている。そして、治療器本体5から陰イオンまたは低・高周 波を伝達するコード6の先端部には、前記ステッチ縫い目4に接続する端子7が 取付けられており、該端子7は基布1の一端部のステッチ縫い目4に接続されて いる。
【0011】 前記ステッチ縫い目4の柄模様は特に限定する必要はないが、例えば図1に示 すようなダイヤ柄、図2に示すようなマス柄、あるいは図3に示すような電光柄 が用いられるが、いずれの場合も必ず交点3を有している。
【0012】 実施例の作用を説明すると、基布1に導電性ミシン糸2を必ず複数の交点3を 有するようステッチ縫いされているため、ステッチ縫い目4部分の一部が仮りに 断線したとしても、他の部分が交点3部分において電気的に接続されていて通電 状態は維持されると共に、基布1および導電性ミシン糸2共に、電床マットの素 材は繊維であるため、折畳んだり洗濯しても、断線することはない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述のようであるから、従来のように織布または不織布にカーボンを 被着または含浸させるのではなく、基布に導電性ミシン糸で必ず複数個の交点を 有するようステッチ縫い目が形成されているため、カーボンが剥離することもな く、然も電床マットの素材全体がすべて繊維で形成されているため、折り曲げて も、ステッチ縫い目の導電性ミシン糸が断線することもなく、洗濯も自由にでき て衛生的であり、更に仮りに導電性ミシン糸の縫い目部分が一部断線しても、縫 い目には必ず複数個の交点があるため他の交点部分において電気的に接続されて いて通電状態で維持されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案電気治療用電床マットの斜視図である。
【図2】本考案電気治療用電床マットのステッチ縫い目
の他の実施例を示す一部拡大平面図である。
【図3】本考案電気治療用電床マットのステッチ縫い目
の更に他の実施例を示す一部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 基布、 2 導電性ミシン糸、 3 交点、 4
ステッチ縫い目。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一価銅イオンを吸着せしめたアクリル系
    繊維を、ハイドロサルファイト、またはハイドロサルフ
    ァイト作用物質を含む還元性水溶液で処理した導電性繊
    維より成る導電性ミシン糸で、基布に複数個の交点を有
    するステッチ縫い目を形成して成る電気治療用電床マッ
    ト。
  2. 【請求項2】 アクリロニトリルに硫化銅を結合させた
    導電性繊維より成る導電性ミシン糸で、基布に複数個の
    交点を有するステッチ縫い目を形成して成る電気治療用
    電床マット。
JP7684691U 1991-08-31 1991-08-31 電気治療用電床マット Expired - Lifetime JPH065806Y2 (ja)

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JPH0520753U true JPH0520753U (ja) 1993-03-19
JPH065806Y2 JPH065806Y2 (ja) 1994-02-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11309219A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Ichiro Urase 皮膚接触電極体
JP2007501086A (ja) * 2003-05-31 2007-01-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 刺繍電極

Cited By (3)

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JPH065806Y2 (ja) 1994-02-16

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