JP2596178Y2 - サポータ - Google Patents

サポータ

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JP2596178Y2
JP2596178Y2 JP1993008799U JP879993U JP2596178Y2 JP 2596178 Y2 JP2596178 Y2 JP 2596178Y2 JP 1993008799 U JP1993008799 U JP 1993008799U JP 879993 U JP879993 U JP 879993U JP 2596178 Y2 JP2596178 Y2 JP 2596178Y2
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誠 日向
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誠 日向
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、人体の関節その他の
局部を弾性的に緊縛するサポータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】サポータは一般的に人体の肘や膝などの
関節部分における神経痛、リュウマチ等による痛みの緩
和またはこれらの痛みを予防する保温のために使用され
たり、或いは関節部分の怪我、手術の後にこれらの部分
の動きを規制して治癒を促進するために使用されてい
る。
【0003】そして、サポータは関節の動きを許容する
ためにゴム等の入った伸縮性を有する繊維を織成するこ
とによって形成されている。サポータは一般的には予め
筒形に形成されているが、胴部に適用するものなどは予
めシート状に形成され、マジックファスナー等によって
胴部に巻き付けられるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにサポータ
は専ら関節等の患部の保温と患部の動きを規制すること
によって術後等の治癒を促進するもので、患部を積極的
に治療したり患部の術後の自己治癒力に積極的に働きか
けるものではない。
【0005】この考案は上記事情を考慮してなされたも
のであり、その目的は、患部を積極的に治療したり患部
の術後の自己治癒力に積極的に働きかけることのできる
サポータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この考案は、縦方向並びに横方向に伸縮性を有する基材
から形成してなるサポータにおいて、該基材の縦幅より
も大きな長さを有する電気化学ポテンシャルの異なる2
種の物質からなる線材または帯材を縦方向に非直線状に
配設するとともに横方向に交互に配設し、該線材または
該帯材を該基材の内面に露出させてなるのである。
【0007】また、本考案では縦方向並びに横方向に伸
縮性を有する基材から形成してなるサポータにおいて、
該基材の横幅よりも大きな長さを有する電気化学ポテン
シャルの異なる2種の物質からなる線材または帯材を横
方向に非直線状に配設するとともに縦方向に交互に配設
し、該線材または該帯材を該基材の内面に露出させてな
るのである。
【0008】
【作用】この考案によるサポータにおいては、基材の幅
より大きな長さを有する電気化学ポテンシャルの異なる
2種の物質からなる線材または帯材を非直線状に配設し
たので、上記線材または帯材は基材の伸縮に対応してサ
ポータを取り付けた人体の患部に密着する。そして、交
互に配設された2種の線材または帯材は人体から滲み出
て基材に吸収された水分を介して相互に電気的に接続さ
れるとともに、導電性を有する人体を通して電気回路を
形成し、サポータが取り付けられた人体の患部に微小電
流が流れる。この微小電流は患部の細胞を活性化し、血
液などの体液の循環を促進し、人間の有する自己治癒力
を高め積極的な治療効果を奏することができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案によるサポータの一実施例を
図面を用いて詳細に説明する。
【0010】図1はこの考案の一実施例に係るサポータ
を示し、このサポータはゴム入り繊維のように伸縮性を
有する縦糸1と横意図とを縦横に編組したものを筒形に
形成して構成されている。従って、このサポータは縦横
に伸縮性を有する筒形となっている。
【0011】図1のサポータを展開して示した図2に明
確に示されているように、この実施例では円筒状に形成
されたサポータの縦糸1に沿って電気化学ポテンシャル
の異なる2種の金属線、例えばアルミニウム線3と銅線
4、が蛇行した状態で配設され、更にこれらの蛇行した
金属線3、4は横方向に交互に配設されている。これら
の金属線3、4を蛇行状に配設するには、好ましくは、
各金属線を蛇行させながら縦糸と横糸の間を縫うように
編むことである。これ以外に、蛇行する金属線の山部ま
たは谷部のみを縦糸と横糸に固定的に縫いつけるとか接
着することが考えられる。要するに、重要なことは縦糸
と横糸が縦横に伸縮するときにこの伸縮を許容するよう
に、金属線が深い蛇行形状から浅い蛇行形状へ或いは直
線状へと振幅及び波長を変化することができるようにす
ることである。また、これらの金属線3、4はサポータ
の内面に露出させられている。
【0012】このように配置されたアルミニウム線3、
銅線4を有するサポータに人体局部たとえば肘、膝など
を挿入してその局部を包むと、これらの局部はサポータ
によって保温されるとともに緊縛される。このことは従
来と同様であるが、この実施例ではさらに、アルミニウ
ム線3および銅線4が人体局部に密着し、これにより、
次に述べるような電気的作用と効果を生じる。
【0013】即ち、図3に示すように、アルミニウム線
3と銅線4とは人体から滲み出た汗によって水分を帯び
た縦糸と横糸とからなる織布を介して電気的に接続され
るとともに、導電性を有する人体を介して矢印で示した
ように電気回路が形成される。そして、この電気回路に
はアルミニウム線3と銅線4との電気化学ポテンシャル
が異なることにより起電力が発生し微小電流が流れる。
この微小電流はアルミニウム線3と銅線4との間の人体
部分たとえば肘、膝などにも流れ、その人体部分の細胞
を活性化し、これによって血液などの体液の循環が促進
され、人間の有する自己治癒力が高められるので患部に
対する治療効果を奏する。
【0014】図4はこの考案の他の実施例を示す構成図
で、この実施例では円筒状に形成されたサポータの横糸
に沿って、即ち円周方向に沿って、電気化学ポテンシャ
ルの異なる2種の金属線3、4が蛇行した状態で配設さ
れ、更にこの蛇行した金属線3、4は縦方向に交互に配
設されている。従って、この実施例の場合にも金属線
3、4は蛇行の形状を変えることによってサポータの縦
横への伸縮に追従することができる。
【0015】上記本願考案の実施例では、電気化学ポテ
ンシャルの異なる2種の物質としてアルミニウム線と銅
線とを例示したが、本願考案はこれに限られるものでは
なく、銅線の代わりに炭素繊維を用いることもできる
し、その他の種々の金属線の組み合わせを用いることが
できる。そして、好ましくは電気化学ポテンシャルの差
ができるだけ大きな2種の物質を用いることである。
【0016】また、上記実施例では電気化学ポテンシャ
ルの異なる2種の物質を線状体として使用する例につい
て説明したが、帯状として使用することもできる。ま
た、上記実施例では線状体を蛇行させて配設したが、こ
の形状はジグザグ状でも良く、要はサポータの伸張に追
従できるような非線形状であればよいということにな
る。
【0017】また、上記実施例のサポータは予め筒形に
形成しているが、本考案のサポータはこれに限られるも
のではなく、例えば腰部に適用するサポータのように、
予めシート状に形成されており、使用時には筒状にして
マッジックファスナー等を用いて腰に巻き付ける構造の
ものにも適用することができる。
【0018】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、この考案に
よるサポータにおいては、基材の幅より大きな長さを有
する電気化学ポテンシャルの異なる2種の物質からなる
線材または帯材を非直線状に配設したので、上記線材ま
たは帯材は基材の伸縮に対応してサポータを取り付けた
人体の患部に密着する。そして、交互に配設された2種
の線材または帯材は人体から滲み出て基材に吸収された
水分を介して相互に電気的に接続されるとともに、導電
性を有する人体を通して電気回路を形成し、サポータが
取り付けられた人体の患部に微小電流を流すので、この
微小電流は患部の細胞を活性化し、血液などの体液の循
環を促進し、人間の有する自己治癒力を高め積極的な治
療効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるサポータの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】この考案の上記実施例に係るサポータの展開図
である。
【図3】この考案の上記実施例に係るサポータを膝に適
用した場合の作用を説明する図である。
【図4】この考案の他の実施例に係るサポータを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 縦糸 2 横糸 3 アルミニウム線 4 銅線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向並びに横方向に伸縮性を有する基
    材から形成してなるサポータにおいて、該基材の縦幅よ
    りも大きな長さを有する電気化学ポテンシャルの異なる
    2種の物質からなる線材または帯材を縦方向に非直線状
    に配設するとともに横方向に交互に配設し、該線材また
    は該帯材を該基材の内面に露出させてなることを特徴と
    するサポータ。
  2. 【請求項2】 縦方向並びに横方向に伸縮性を有する基
    材から形成してなるサポータにおいて、該基材の横幅よ
    りも大きな長さを有する電気化学ポテンシャルの異なる
    2種の物質からなる線材または帯材を横方向に非直線状
    に配設するとともに縦方向に交互に配設し、該線材また
    は該帯材を該基材の内面に露出させてなることを特徴と
    するサポータ。
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