JPH065806Y2 - 電気治療用電床マット - Google Patents

電気治療用電床マット

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Publication number
JPH065806Y2
JPH065806Y2 JP7684691U JP7684691U JPH065806Y2 JP H065806 Y2 JPH065806 Y2 JP H065806Y2 JP 7684691 U JP7684691 U JP 7684691U JP 7684691 U JP7684691 U JP 7684691U JP H065806 Y2 JPH065806 Y2 JP H065806Y2
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JP
Japan
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conductive
floor mat
sewing thread
stitch
intersections
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Application number
JP7684691U
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JPH0520753U (ja
Inventor
飯田幸吉
吉川雅三
Original Assignee
株式会社糸善
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気治療器、低・高周
波治療器に用いられる電床マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電床マットは、例えば実公昭59
−17311号公報に開示されたものが知られていた。
【0003】前記公報記載の電床マットは、織布あるい
は不織布にカーボンを被着あるいは含浸させた可撓性導
電シート部材と、該シート部材に接続した高圧コード
と、前記導電シート部材を覆囲する可撓性絶縁袋体とで
構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電床マットは、カーボンを織布あるいは不織布に被
着あるいは含浸させてあって、これを折り曲げるとカー
ボンが剥離したり、また前記電床マットは可撓性絶縁袋
体で覆囲されていて、該絶縁袋体が洗濯に適さず衛生上
好ましくないという問題点があった。
【0005】本考案は、前記問題点を解決することを目
的とする電気治療用電床マットを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、一価銅イオン
を吸着せしめたアクリル系繊維を、ハイドロサルファイ
ト、またはハイドロサルファイト作用物質を含む還元性
水溶液で処理した導電性繊維より成る導電性ミシン糸
で、基布に複数個の交点を有するステッチ縫い目を形成
するか、またはアクリロニトリルに硫化銅を結合させた
導電性繊維より成る導電性ミシン糸で、基布に複数個の
交点を有するステッチ縫い目を形成するという手段を採
用することにより、上記問題点を解決した。
【0007】
【作用】上記構成より成る本考案によれば、ステッチ縫
い目を形成する導電性ミシン糸が一部で断線しても他の
交点により電気的に接続された状態が維持され、且つ電
床マットの素材はすべて繊維であるため、折り曲げ、洗
濯が自在である。
【0008】
【実施例】
本考案の実施の一例を図に基づいて詳細に説明すると、
本考案電気治療用電床マットは、例えばアクリルのパイ
ル地のような比較的厚目の基布1に、導電性ミシン糸2
で複数個の交点3を有するステッチ縫い目4を設けて形
成されている。そして、前記導電性ミシン糸2は、例え
ば特公昭57−56581号に開示された一価銅イオン
を吸着せしめたアクリル系繊維を、ハイドロサルファイ
ト、またはハイドロサルファイト作用物質を含む還元性
水溶液で処理した導電性繊維より成るミシン糸を使用す
ることが推奨され、更に好ましくはアクリロニトリルに
硫化銅を結合させた導電性繊維より成るミシン糸を使用
することが推奨される。
【0009】前記導電性繊維は、導電性が優れていると
共に、糸に加工しやすく、且つ銅イオンが発生して大腸
菌等の雑菌を発生せず、また繊維が柔軟で洗濯も可能で
あるという優れた性質を有し、本考案電気治療用電床マ
ットのステッチ縫い目を形成するミシン糸として最適で
ある。
【0010】図1は、本考案に係る電気治療用電床マッ
トの全体を示す斜視図であるが、基布1には導電性ミシ
ン糸2が必ず複数個の交点3を有するようにステッチ縫
い目4を設けて形成されている。そして、治療器本体5
から陰イオンまたは低・高周波を伝達するコード6の先
端部には、前記ステッチ縫い目4に接続する端子7が取
付けられており、該端子7は基布1の一端部のステッチ
縫い目4に接続されている。
【0011】前記ステッチ縫い目4の柄模様は特に限定
する必要はないが、例えば図1に示すようなダイヤ柄、
図2に示すようなマス柄、あるいは図3に示すような電
光柄が用いられるが、いずれの場合も必ず交点3を有し
ている。
【0012】実施例の作用を説明すると、基布1に導電
性ミシン糸2を必ず複数の交点3を有するようステッチ
縫いされているため、ステッチ縫い目4部分の一部が仮
りに断線したとしても、他の部分が交点3部分において
電気的に接続されていて通電状態は維持されると共に、
基布1および導電性ミシン糸2共に、電床マットの素材
は繊維であるため、折畳んだり洗濯しても、断線するこ
とはない。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のようであるから、従来の
ように織布または不織布にカーボンを被着または含浸さ
せるのではなく、基布に導電性ミシン糸で必ず複数個の
交点を有するようステッチ縫い目が形成されているた
め、カーボンが剥離することもなく、然も電床マットの
素材全体がすべて繊維で形成されているため、折り曲げ
ても、ステッチ縫い目の導電性ミシン糸が断線すること
もなく、洗濯も自由にできて衛生的であり、更に仮りに
導電性ミシン糸の縫い目部分が一部断線しても、縫い目
には必ず複数個の交点があるため他の交点部分において
電気的に接続されていて通電状態で維持されるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案電気治療用電床マットの斜視図である。
【図2】本考案電気治療用電床マットのステッチ縫い目
の他の実施例を示す一部拡大平面図である。
【図3】本考案電気治療用電床マットのステッチ縫い目
の更に他の実施例を示す一部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 基布、 2 導電性ミシン糸、 3 交点、 4
ステッチ縫い目。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一価銅イオンを吸着せしめたアクリル系
    繊維を、ハイドロサルファイト、またはハイドロサルフ
    ァイト作用物質を含む還元性水溶液で処理した導電性繊
    維より成る導電性ミシン糸で、基布に複数個の交点を有
    するステッチ縫い目を形成して成る電気治療用電床マッ
    ト。
  2. 【請求項2】 アクリロニトリルに硫化銅を結合させた
    導電性繊維より成る導電性ミシン糸で、基布に複数個の
    交点を有するステッチ縫い目を形成して成る電気治療用
    電床マット。
JP7684691U 1991-08-31 1991-08-31 電気治療用電床マット Expired - Lifetime JPH065806Y2 (ja)

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JPH0520753U JPH0520753U (ja) 1993-03-19
JPH065806Y2 true JPH065806Y2 (ja) 1994-02-16

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JPH11309219A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Ichiro Urase 皮膚接触電極体
GB0312517D0 (en) * 2003-05-31 2003-07-09 Koninkl Philips Electronics Nv Embroidered electrode

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JPH0520753U (ja) 1993-03-19

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