JP2821265B2 - インピーダンス補償を有する電気刺激の電極 - Google Patents
インピーダンス補償を有する電気刺激の電極Info
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Description
経および/または筋肉刺激に対して適当な電極に関す
る。
必要性を生じてきた。
面と装置に連絡する電気リード線との間で良好な電気信
号の伝達を持っているけれども、各は使用すべき装置の
型式に依存して特異的な要求を有する。
装置は、患者の皮膚との小さいな接触表面、または接触
領域を必要とする、主としてモニター型の装置である。
の装置はその様な神経と筋肉の刺激を生じさせる為に比
較的大きな皮膚表面との接触を必要とする。
みの処置に有用であり、一方で筋肉刺激は、例えば、筋
肉組織の維持と発達に有用である。神経と筋肉の刺激に
用いるのに適した電極は、好ましくは、皮膚−電極界面
を横切る均一な電気的カップリング(電子伝達系を作る
こと)を与える。
に適当な電極は数インチ又あそれ以上の比較的大きな寸
法を持つだろう。
ら、相当量の皮膚の運動が関連する。
極を緩めるか又は破壊する可能性が大きいであろう。当
然の事ながら、電極が大きければ大きいほど蒸発の道
程、即ち、距離も大きくなるから、電極の中心領域で起
こる発汗は蒸発する、又は空気中に放出される為には或
る距離の行程を移動しなければならない。
療用の接着テープ等でしかっりと固定しても、処置中に
患者の皮膚からの発汗と皮膚の運動の為に電極が皮膚か
ら持ち上がる傾向があることが発見された。
極の全表面上に電気信号を均一に分配する必要があるか
ら電極は必然的に導電性でなければならない。
ゴムとビニル樹脂などの多数の導電性要素を利用してき
た。
の患者の皮膚の相対的な動きを収容できる余裕を持つ為
には柔軟性があるものでなければならない。
我に関連して必要となるように長期間に亙って用いられ
るものであるから、皮膚とその柔軟性に適合したもので
なければならない。
と電極−皮膚の接触が滑らかでない為に起こる電気的な
“ホットスポット”を生じ、それが発疹と焼けるような
感覚となって現われる。
中に電気信号を作用させた数分以内に患者によって知覚
されるが、発疹状態は一般にはそれが現れる迄にもっと
長い期間が掛かる。
用すると、処置を受けた人の25%から35%に皮膚の発疹
が生じることが見出だされた。
に必要な伸張性に関連する付加的な問題は、処置中に皮
膚の動きを収容できるだけの余裕を持つ為に電極は撓み
易いか、又は伸張し易いものでなければならないのと、
電極の伸張によって電極の導電性が阻害されたり、歪め
られてはならないことである。
接触面積に亙って均一な電流密度を持たせる努力の中で
両者の妥協を図ってきた。これらの電極の代表的な例で
は、電極の接触性を与える為に電極に金属メッシュ、又
は金属箔を利用し、電極と皮膚間の動きを収容できるよ
うに電極と患者の皮膚の間で導電性のゲルを利用する。
きがあり、それはゲルによって吸収される。この相対的
な動きは屡電極の導電性の部分の下からゲルを外にはみ
出す原因となり、それによって皮膚上の電極の使用時間
を制限する。
されるべき神経および/または筋肉に関して相対的な電
極の正しい貼り位置を維持することを不可能にする。
たは同じように治療法に関して事情に通じている人によ
って行なわれる。電極の不正確な貼り位置、又は意図し
た位置からの電極の滑りは治療の有益な効果を有意的に
低下させる。
容易に取り除くことができ、そして刺激すべき神経また
は筋肉の組織に関して電極の適当で連続的な貼付を確か
なものとする為に患者の皮膚と一緒に動くことができる
のみならず、皮膚に刺激を与えないか又は治療中の患者
に不快感を与えないで長期間の連続した電気接続を与え
るような、電気的刺激装置と併用する為の柔軟性のある
電極に対する必要性がある。本発明の電極は、これらの
必要性を満たすものである。
る為の本発明による柔軟な電極は、電気信号を患者の皮
膚に直接に伝達する(カップリングする)為の導電性材
料を含む、更には、導電性の材料は、導電性の布帛を伸
張させる為に導電性繊維の手段を有する導電性の布帛か
らなっても良い。導電性の布帛は、間に隙間(編目、織
目)領域を持つ導電性繊維の縦横の配列からなり、それ
に沿った異なる方向(縦と横)ごとに異なる抵抗率を持
っている。
剤は隙間領域(編み目または織り目)の内部と、患者の
皮膚に経皮的に電気で神経および/または筋肉を刺激す
る柔軟な電極を接着すると共に両者間に導電性接触を与
える為に導電性の布帛の一側上に配置されている。電気
分路の手段が設けられており、それらは導電性の布帛に
沿って配置され、電気分路の無い所よりも該導電性布帛
上の任意の等距離に離れた二点間でより均一な電気抵抗
を生ずるようになっている。
電気的刺激装置との相互連結が与えられ、望ましくない
電気的接触を防止する為に導電性布帛の上に非導電性
(不導性)のシートが配置される。
は導電性繊維の編布(ニット)からなる導電性の布帛を
含み、該導電性の繊維はニットの横方向よりもニットの
縦方向に沿ってより高い抵抗率を持ち、縦方向に沿った
抵抗率がニットの横方向に沿った抵抗率の20倍にも達す
る。本発明による分路は、一本のワイヤー又は複数のス
トランドを含んでも良い。
脈を持った脈状に配置された複数のストランドを含む。
を持った脈状に配置された複数のストランドを含む。
(手のひら)状の網状葉脈を持った脈状に配置された複
数のストランドを含む。
脈を持った脈状に配置された後述のストランドを含む。
電気分路の手段は導電性布帛の対向する一側上に配置さ
れ、隙間(編み目、又は織り目)領域内に配置された柔
軟な固体の導電性接着剤によって該対向する一側に対し
て保持される。
一つの形状を有する導電性布帛よりも本体縁端の周囲お
よび/または本体縁端の間で改良された形状の合致を可
能とする為に導電性布帛の全体としての形を限定する手
段を設けても良い。この全体的としての形状が、導電性
布帛の周囲に沿った任意の二つの向き合う点の間で異な
る電気抵抗を生ずる原因となる。この具体例では、導電
性布帛の外周に沿った任意の二点間の電気抵抗を等しく
する為に、導電性布帛に沿って電気分路の手段が設けら
れ配置される。
って一層良く理解されるだろう。
たは筋肉を刺激する為の柔軟性を持った電極が患者の皮
膚の上に置かれた状態を示す遠近図である。
非導電性シートの一部分を後方に捲り上げた刺激電極の
遠近図である。
線、非導電性シート及び感圧接着剤を一般的に示す経皮
的に電気で神経および/または筋肉を刺激する電極の断
面図である。
ト)を一般的に示す本発明で利用される導電性の布帛の
拡大図である。
伸張した状態を示す図である。
伸張した状態を示す図である。
示す図である。
上に配置された電気分路を示す本発明による経皮的に電
気で神経および/または筋肉を刺激する為の電極の平面
図である。
たは筋肉を刺激する為の柔軟な電極の平面図である。
置されたストランドを有する電気分路を設けた経皮的に
電気で神経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電
極の平面図である。
および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極の平面図
である。
に電気で神経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な
電極の平面図である。
よび/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極の平面図で
ある。
する各が異なる長さの電気分路を持つ2インチ×5イン
チの電極の平面図である。
ブマップ)である。
探触子地図である。
触子地図である。
気で神経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極
10が遠近図として示されている。
に、電極10は患者の手肢20の上、または図に示されてい
ないが一般的には身体の上に置かれた状態で二つの矢印
14と16で示されていないが一般的には身体の上に置かれ
た状態で二つの矢印14と16で示される二つの方向に曲げ
易くなっている。図3に更にはっきりと示されるよう
に、電極10は伸張性の導電性の布帛22、経皮的に電気で
神経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極10を
患者の皮膚(図3には示されていない)に接着する為に
導電性布帛22の片側28の上に配置された柔軟な導電性の
接着剤24、及びコネクター34等の手段によって電気刺激
装置(図示されていない)と相互連結した時に導電性の
布帛22に電気信号を与える為に、後述するように導電性
布帛22と相互連結するリード線30を含んでいる。
の上に配置された柔軟なプラスチック32のような非導電
性のシートが、装置が摩耗する間に屡起こり勝ちな導電
性布帛22との望ましくない電気接触を防止する手段を与
える。
身体部分に優先的に電気信号を接合伝達する為の患者の
皮膚の指定部分とは別の領域及び外部の物体から隔離さ
れていなけばならないことは良く認識すべきである。
ハネカム模様の舌針でかがった編布(ラッチニードルニ
ット)のようなニット編み物が、布帛の導電性を損なう
こと無しに第一の元の導電性繊維寸法よりも伸張方向に
約100パーセントも引き伸ばす(矢印40と図5を参照の
こと)ことができ、又第二の元の布帛寸法よりも第二の
伸張方向に約50パーセントも引き伸ばされる(矢印42と
図6を参照のこと)伸張性の布帛を与えることが見出だ
された。このような性質を持ったニットは、ニット織物
会社、例えば、カリホルニア州、Anaheim Hillsに在るP
aragon West Knitting Millから市販されている。
る時のように、比較的小さな伸張度が必要な時は、図7
に示すような織布も同じくまた適当である。
る。20パーセントの316ステンレス鋼と80パーセントの
ポリエステルのブレンドを含む、ベルギーのBekaert社
によって製造される導電性繊維No.BK50/2は約2.5ポンド
/平方ヤードの密度にラッチニードル(舌針)でハネカ
ム模様のニットに編まれた時に、経皮的に神経および/
または筋肉を刺激する電極用に特に適した二方向伸張性
(ダブルストレッチ)のニット(編布)を生み出すこと
が見出だされた。
チ性は、後述するように本発明の電極に組み込んだ時
に、患者の身体または手足(肢)の形に合わせて輪郭付
け(型紙を取ること)できる電極を与える。
て特に重要である。電極10は、例えば、2インチ×3イ
ンチの範囲の寸法を持つだろうから、それ故に、電極と
皮膚の間で均一な接触を与える為には電極10を引き伸ば
すことによって患者の皮膚20に合わせて“密着”させね
ばならない。
され、それに伴なって皮膚の連続した運動または収縮が
起こるから、絶えず一定の、又は反復的な電極の運動と
連続とその伸張の間に、電極10と勿論導電性布帛22も劣
化しないことが特に重要である。導電性の布帛は緩く編
まれたニット(編み物、編布)であるから、それが引き
伸ばされた時に、伸張によっていかなる程度にせよ内部
の導電性の繊維を劣化させたり、電極の導電性を損なう
ことは無い。
に、電極10は導電性の接着剤24、例を挙げれば、Polyhe
siveという名称でコロラド州、Boulder在のValley Lab.
社によって製造されている物、又はミネソタ州のミネア
ポリス在のPromeon Corporationによって製造されるPro
meon RG−62Dのような導電性接着剤を利用する。これら
の特許製品は多くの電極用途に有用であり、患者の皮膚
との接触を失うこと無しに、若しくは、接着剤の中を通
って伝達される電気信号を邪魔すること無しに、導電性
布帛と一緒に動くのを可能にする位に柔軟であるという
利点を持っている。
ルとして積層されるか、又は液体の形で注ぎ出され、そ
れと同時に導電性接着剤が導電性布帛22の隙間(編み目
または織り目)領域50を満たす。
硬化されたゲルは患者の皮膚に良好な接着性を有し、毛
を引き抜く等の煩わしさも無しに再び皮膚から剥ぎ取る
ことができる。導電性接着剤24は一般に市販されている
製品で、皮膚に刺激を与えないものである。
ので、繊維46によって限定される隙間領域50間で導電性
布帛と事実一緒になって伸張される。
裏打ち層32は導電性布帛22の別の一側36に接着され、裏
打ち層と感圧接着剤38の両方でリード線30を物理的に且
つ導電性布帛との電気的接触状態に保持する。両者間の
接触を高める為に、導体のリード線30(それはステンレ
ス鋼の撚糸であっても良い)は端部54を有する。リード
線は直径が8ミクロンの最高1,159本のストランドから
なっても良い。このワイヤーはフロリダ州、DcLandに在
るBrunswick社で製造されている。
にその長さ約1/3に相当する距離を置いて等間隔に置か
れる。その後、裏打ち層22はその上に塗布した接着剤36
と共にストランドのほつれ部分60の上にしかっりと固定
され、その上から圧力を掛けて結合される。
簡単な方法が、導電性繊維と電極が伸張された時に両者
の間で若干の動きを可能にする。
れ離れにほつれたストランド部分62を伸張させ、そのよ
うにしてほつれた端部60と導電性繊維22間の相対的運動
を減少する。
電極の保管用に剥離表層紙52が備えられている。この表
層紙(ライナー)は、任意の適当なプラスチック、又、
シリコン塗工紙とすることができ、導電性接着剤の一体
性を損なうこと無しに導電性接着剤24から剥ぐことがで
きる。
で神経および/または筋肉を刺激する柔軟な電極60が示
されており、それは全体としての形が蝶ネクタイ、又は
蝶の形をした導電性の布帛62を含む。布帛62は導電性の
繊維64を一緒に編み込むか、又は織り込んだニットか織
布である。更に、導電性布帛62の上に等距離に並んだ任
意の二点間の抵抗を電気分路の手段を持たない場合より
も、より均一にする為に電気分路の手段66が設けられて
いる。ニット編布(メリヤス生地)を使用する時は、導
電性の布帛はニットの横方向に沿ったラインよりも縦方
向に沿ったラインの方が高い抵抗率を持つだろう(図4
を参照のこと)。抵抗率の此の差異は約20倍にも達する
ことがある。
の形をした電気分路74を備えた導電性の布帛72を持った
電極70を示す。電気分路は、例えば、直径が約8ミクロ
ンのステンレスのワイヤーのようなストランドの複数か
らなっても良い。電気分路66と74は、電気刺激装置(図
示されていない)との連結の為に夫れぞれリード線76と
78と相互に連結している。
は別々にストランドに撚り合わせて電気的に連結したワ
イヤーであっても良いことは十分に評価すべきである。
図8に示されたT字形の電気分路の別の重要な特徴は、
分路66とリード線76間の直交関係がリード線による電極
の虐待的取り扱いに基づくリード線の不注意な“引き抜
き”に対して大きな抵抗力を与えているという事実であ
る。先にも述べたように、電気分路66、74は、布帛の電
気抵抗率の変動のみならず、電極の特別な形状に起因す
る導電性織布の外周に沿って向き合う任意の二点間の電
気抵抗の変動も収容できる位の余裕を持たせる為に多重
ストランドからなっても良い。
0,82,84,86に対して夫れぞれ図10,11,12及び13に示すよ
うに脈状の模様に配置することができ、その各々が電極
80,82,84,86を過ぎる電気抵抗を等しくする為に選ばれ
るストランドの特別な葉脈を持っている。特に、図示1
0,11,12及び13に示す葉脈は、叉状分枝、羽状の網目、
掌(手のひら)状の網目または平行分枝である。
高い電流密度の望ましくない効果を除去または実質的に
減少する為に端部インピーダンスを増加するように計算
された、電極端81,83,85,87からの一定距離に末端が来
るように配置されている。これは使用者の身体上の電極
の部位から刺激されない周囲部分に至る刺激強度(及び
関連する痛みの感覚)の滑らかな漸減(roll−off)を
生ずる。
ても良いストランド88,90,92,94の各は、相互にストラ
ンドの簡単なオーバーレイによって電気的に連結される
ことは十分に評価されるべきである。非導電性のプラス
チック、又はシート38(図3を参照のこと)がストラン
ドを所定の位置に保持する。
テンレス鋼と82パーセントのポリエステルを有する糸か
ら形成された種々の布帛に対して表1に示されている。
その数値から決定できるように、織布は縦と横の両方向
に沿って殆ど均一なインピーダンス勾配を持っている。
程に柔軟で無く、ほつれを作って柔軟性を出そうとして
も、その用途は円形に限られている。図4に例示された
ダイヤモンドニット編み布は、その導電性が縦方向より
も横方向が約5倍も高く、又ジャージーニット編み布は
縦方向よりも横方向が約10倍も高い。ニット編み布で
は、糸は横方向には伸ばしても破れない。しかし、縦方
向では、編み布が編機(メリヤス機)から出てくるにつ
れて電気伝導は編目ループを介して糸から糸に伝わり、
この為にインピーダンスが高くなる。このような訳で、
その高い柔軟性と形の変化の故にニット編布を使用する
ことを使用目的の条件が保証する時は、ニット固有の不
均一なインピーダンスが電極全体を通して均一な電場を
与えようとする努力に問題点を提起する。
インチの電極100、102を示し、図14aに示された電極100
は、1.2インチの裸の導線(リードワイヤー)120を、図
14bに示された電極102は、4.6インチの裸の導線122を持
っている。種々の位置104,108とワイヤー112,114夫れぞ
れの間で導電性接着剤の側からのインピーダンスを測定
する為に直径が1/2インチの探触子(プローブ)が使用
された。それらの結果は図15と16に、また測定数値は表
2と3に示されている。
た電気分路ほど電極の全表面を過ぎるインピーダンスに
有意的に大きな均一性を生じる。
2インチの裸リードワイヤーを備えた織布と、長さが約
4インチの裸リードワイヤーを持つジャージーニット編
布を用いて、本発明に従って作られた楕円形の電極のイ
ンピーダンスを示す。先に指摘したように、織布は元来
固有の均一なインピーダンス勾配を持っている。しか
し、表1に示されるように、ジャージーニット編布は均
一なインピーダンス勾配を持たない。本発明によれば、
均一なインピーダンスは、表4と5のデータと図17と18
に示される対応するプロットによって示されるようにニ
ット編布を利用することにより達成できる。
路の裸リードワイヤーの長さを変えて縦方向のインピー
ダンス勾配を制御することと、そして更に、ヤーンのス
テンレス鋼とポリエステルのブレンド比を変え、編み
(ニッティング)の図柄(パターン)を変えることによ
って横方向のインピーダンス勾配を制御することの両方
から始めて可能となることが発見された。例えば、図4
に示されるダイヤモンドニットは最高9層迄のヤーンを
持ち、結果として約5から1のX/Yインピーダンス比を
もたらし、他方、慣用のジャージーニットはヤーンが僅
か2層で、インピーダンス比は10〜1である。
きたが、導電性の布帛は同じくまた、いかなる形式の導
電性の材料であっても良く、例えば、導電性のプラスチ
ックでも使用できる。本発明は、異なる方向に沿って、
夫れぞれに異なる抵抗率を持つ導電性材料と一緒に用い
るのに特に適している。この場合、今までに記述したよ
うな電気分路を使用することは、均一な抵抗率を持つ電
極を製作することを可能にする。重要なことは、図示18
に示されるように電極を過ぎる電流密度が前以て選んだ
やり方で先端部に行くに従って先細りになる、即ち、漸
減するように電極の抵抗率をユーザーの要求に合わせて
仕立てられる、即ち、それによって従来技術の電極を使
用した時に経験するような縁端部の電流密度の大きな不
連続性によってユーザーが感じる不快感を減少もしくは
除去できると言うことである。(IEEE議事録、Engineer
ing in Medicine and Biology Society、9月15〜17
日、1984年、187〜190頁、Reddy,C.H.とWebster,J.G.を
参照のこと)。
び/または筋肉を刺激する柔軟な電極装置の特定の具体
例に就いて、いかに有益に本発明が利用できるかを例示
する目的で記述してきたが、本発明がこれらの具体例に
よって限定されないことは十分に認識されるであろう。
従って、当該技術に熟練した者ならば容易に為し得るで
あろう総ての修正法、変法、又はそれと等価の組み合わ
せは付属する「請求の範囲」に定義される発明の権利範
囲内にあると考えるべきである。
Claims (34)
- 【請求項1】(a)導電性の布帛を伸張可能にすると共
に、電気信号を患者の皮膚に直接伝達することを可能に
する導電性繊維からなる導電性の布帛、但し、該導電性
の布帛は中間に隙間領域を介在させた導電性繊維の縦横
の配列からなり、該導電性の布帛は異なる方向ごとに夫
れぞれ異なる抵抗率を有し; (b)該隙間領域の内部と、経皮的に電気で神経および
/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極を患者の皮膚に
接着すると共に電極と皮膚の間に導電的な接触を与える
為に該布帛の一側上に配置された柔軟な固体の導電性接
着剤の手段; (c)該導電性の布帛に沿って設けられた電気分路の手
段、但し、該電気分路は該電気分路の手段が無い場合よ
りも該導電性の布帛上の等距離に離れた任意の二点間に
より均一な抵抗をもらす為のものであり; (d)該電気分路の手段に相互連結すると共に、該導電
性の布帛に電気信号を与える為に電気刺激装置に相互連
結するアダプターとしての電気のリード線の手段・及び (e)導電性の布帛に沿って設けられた電気分路の手段
を支持すると共に、導電性の布帛との望ましくない電気
的接触を防止する為に該導電性の布帛の別の一側上に配
置された非導電性シートの手段; 以上の(a)〜(e)の要素からなる経皮的に電気で神
経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極。 - 【請求項2】該導電性の布帛が導電性繊維の編布(ニッ
ト)であって、該導電性の布帛が編布の横方向よりも編
布の縦方向に沿ってより高い抵抗率を有する前記編布か
らなる請求の範囲第1項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項3】編布の縦方向に沿った抵抗率が編布の横方
向に沿った抵抗率の最高で約20倍である請求の範囲第2
項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項4】該電気分路の手段が叉状分枝の葉脈を有す
る脈状に配置された複数のストランドを含む請求の範囲
第1項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項5】該電気分路の手段が羽状の網状葉脈を有す
る脈状に配置された複数のストランドを含む請求の範囲
第1項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項6】該電気分路の手段が掌(手のひら)状の網
状葉脈を有する脈状に配置された複数のストランドを含
む請求の範囲第1項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項7】該電気分路の手段が平行葉脈を有する脈状
に配置された複数のストランドを含む請求の範囲第1項
記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項8】該電気分路の手段が該導電性の布帛の対向
する一側上に配置され、該隙間領域内に配置された柔軟
な固体の導電性接着剤によって該対向する一側に対して
導電的に保持される請求の範囲第4,5,6又は7項に記載
の柔軟な刺激電極。 - 【請求項9】該電気分路の手段が約8ミクロンの直径を
有するステンレス綱ワイヤーのストランドの複数からな
る請求の範囲第8項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項10】(a)導電性の布帛を伸張可能にすると
共に、電気信号の患者の皮膚への直接伝達を可能にする
導電性繊維の手段からなる導電性の布帛、但し、該導電
性の布帛は中間に隙間領域を介在させた導電性繊維の縦
横の配列からなり; (b)導電性の布帛を接着剤によって該本体に接着する
時に、正方形、矩形及び円形の群から選ばれる一つの形
を有する導電性の布帛よりも本体端部の周囲および/ま
たは端部間で改良された一体性を可能にする為に該導電
性の布帛の全体としての形状を限定する手段、但し、該
全体としての形状は該導電性の布帛の外周に沿って向か
い合う任意の二点間に異なる電気抵抗をもたらすもので
あり、 (c)該導電性の布帛の外周に沿って向かい合う任意の
二点間の電気抵抗を等しくする為に該導電性の布帛に沿
って配置された電気分路の手段; (d)該隙間領域の内部と、経皮的に電気で神経および
/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極を患者の皮膚に
接着すると共に電極と皮膚間に導電性の接着を与える為
に該導電性の布帛の一側上に配置された柔軟な固体の導
電性接着剤の手段; (e)該電気分路の手段に相互連結すると共に、電気信
号を該導電性の布帛に与える為に電気刺激装置と相互連
結するアダプターとしての電気リード線の手段;及び (f)導電性の布帛に沿って電気分路の手段を支持する
と共に、導電性の布帛との望ましくない電気的接触を防
止する為に該導電性の布帛の別の一側上に配置された非
導電性シートの手段; 以上の(a)〜(f)の要素からなる経皮的に電気で神
経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極。 - 【請求項11】該導電性の布帛が縦方向と横方向では異
なる抵抗率を有し、そして該電気分路の手段が無い場合
よりも該導電性布帛上の等距離に離れた任意の二点間で
より均一な抵抗をもたらす為に該導電性の布帛に沿って
該電気分路が配置されている請求の範囲第10項記載の柔
軟な刺激電極。 - 【請求項12】該電気分路の手段が脈状に配置されたた
叉状分枝の葉脈を有する複数のストランドを含む請求の
範囲第10項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項13】該電気分路の手段が脈状に配置された羽
状の網状葉脈を有する複数のストランドを含む請求の範
囲第10項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項14】該電気分路の手段が脈状に配置された掌
(手のひら)状の網状葉脈を有する複数のストランドを
含む請求の範囲第10項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項15】該電気分路の手段が脈状に配置された平
行葉脈を有する複数のストランドを含む請求の範囲第10
項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項16】該電極分路の手段が該導電性の布帛の対
向する一側上に配置され、該隙間領域の中に配置された
柔軟な固体の導電性接着剤によって導電的に該対抗する
一側に対して保持される請求の範囲第12,13,14又は15項
に記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項17】該電気分路の手段が約8ミクロンの直径
を有するステンレス鋼ワイヤーのストランドの複数から
なる請求の範囲第16項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項18】該導電性の布帛が編布の横方向よりも縦
方向に沿ってより高い抵抗率を持つ導電性繊維の編布か
らなる請求の範囲第10項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項19】編布の縦方向に沿った抵抗率が横方向に
沿った抵抗率の最高で約20倍である請求の範囲第18項記
載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項20】該導電性の布帛の全体としての形が蝶ネ
クタイに似た形からなる請求の範囲第10項記載の柔軟な
刺激電極。 - 【請求項21】該導電性の布帛の全体としての形が楕円
形からなる請求の範囲第10項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項22】(a)導電性の布帛を伸張可能にすると
共に、電気信号の患者の皮膚への直接伝達を可能にする
為の導電性の繊維からなる導電性の編布、但し、該導電
性の布帛は中間に隙間領域を介在させた導電性繊維の縦
横の配列からなり、該導電性の繊維は金属と非金属のス
トランドの混合物からなり、該編布は布帛に沿って横方
向に破られていない導電性の繊維と布帛に沿って縦方向
に接合された導電性の繊維を有し; (b)該隙間領域内と、経皮的に電気で神経および/ま
たは筋肉を刺激する為の柔軟な電極を患者の皮膚に接着
すると共に電極と皮膚の間に導電性の接着を与える為に
該導電性の布帛の一側上に配置された柔軟な固体の導電
性接着剤の手段; (c)該導電性の布帛と相互連結すると共に、電気信号
を該導電性の布帛に与える為に電気刺激装置と相互連結
するアダプターとしての電気リード線の手段;及び (d)導電性の布帛に沿って設けられた電気分路の手段
を支持すると共に、導電性の布帛との望ましくない電気
的接触を防止する為に該導電性の布帛の別の一側上に配
置された非導電性シートの手段; 以上の(a)〜(d)の要素からなる経皮的に電気で神
経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極。 - 【請求項23】破れていない導電性の繊維が、接合され
た導電性繊維よりも少ない比率の金属のストランドから
なる請求の範囲第22項記載の柔軟性の刺激電極。 - 【請求項24】金属のストランドがステンレス鋼からな
り、非金属のストランドがポリエステルからなる請求の
範囲23項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項25】ステンレス鋼が各導電性繊維の中のスト
ランドの総本数の約5パーセントから約25パーセントか
らなる請求の範囲第24項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項26】破れていない導電性繊維が内部のストラ
ンドの総本数の約10パーセントから約50パーセントから
なり、接合された導電性繊維が内部のストランドの総本
数の約0パーセントから約25パーセントからなる請求の
範囲第25項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項27】(a)電気信号を患者の皮膚に伝達する
手段、但し、該手段は導電性の材料からなり; (b)該隙間領域の内部と、経皮的に電気で神経および
/または筋肉を刺激する為の柔軟な電極を患者の皮膚に
接着すると共に電極と皮膚の間に導電的接着を与える為
に該導電性材料の一側上に配置された柔軟な固体の導電
性接着剤の手段; (c)該電気分路の無い場合よりも該導電性材料の上の
等距離に離れた任意の二点間にもっと均一な抵抗をもた
らす為に該導電性の材料に沿って配置された電気分路の
手段; (d)該電気分路の手段に相互連結すると共に、電気信
号を該導電性材料に伝える為に電気刺激装置に相互連結
するアダプターとしての電気リード線の手段;及び (e)導電性材料との望ましくない電気的接触を防止す
る為に該導電性材料の別の一側上に配置された非導電性
シートの手段; 以上の(a)〜(e)の要素からなる経皮的に電気で神
経および/または筋肉を刺激する為の柔軟な刺激電極。 - 【請求項28】該導電性の材料が縦と横方向では夫れぞ
れ異なる抵抗率を有する請求の範囲第27項記載の柔軟な
刺激電極。 - 【請求項29】該電気分路の手段が脈状に配置された叉
状分枝の葉脈を有する複数のストランドを含む請求の範
囲第27項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項30】該電気分路の手段が脈状に配置された羽
状の網状葉脈を有する複数のストランドを含む請求の範
囲第27項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項31】該電気分路の手段が脈状に配置された掌
(手のひら)状の網状葉脈を有する複数のストランドを
含む請求の範囲第27項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項32】該電気分路の手段が脈状に配置された平
行葉脈を有する複数のストランドを含む請求の範囲第27
項記載の柔軟な刺激電極。 - 【請求項33】該電気分路の手段が、導電性布帛の縁端
部における望ましくない高い電流密度を実質的に減少す
る為に、その末端が導電性布帛の縁端から選ばれた距離
に終わっている請求の範囲第1,10又は22に記載の柔軟な
刺激電極。 - 【請求項34】該電気分路の手段が、導電性材料の縁端
部における望ましくない高い電流密度を実質的に減少す
る為に、その末端が導電性材料の縁端から選ばれた距離
に終わっている請求の範囲第27項記載の柔軟な刺激電
極。
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