JPH05207287A - 画像符号化装置及び画像復号化装置 - Google Patents

画像符号化装置及び画像復号化装置

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JPH05207287A
JPH05207287A JP12997291A JP12997291A JPH05207287A JP H05207287 A JPH05207287 A JP H05207287A JP 12997291 A JP12997291 A JP 12997291A JP 12997291 A JP12997291 A JP 12997291A JP H05207287 A JPH05207287 A JP H05207287A
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circuit
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sub
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JP12997291A
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English (en)
Inventor
Takashi Endo
隆史 遠藤
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画像のデジタルデータから抽出された複
数の画素データからなるサブブロックに対して画質を維
持しながらデータの高圧縮符号化を図る。 【構成】 符号化選択部48において、サブブロックに
おける各画素データに付いての勾配が計算され、所定の
閾値K1以上の値をもつものが計数される。その計数値
は、判定回路56にて、所定の判定値α1,β1と比較
され、2つの判定値の間に計数値が入っている場合に
は、判定回路56は、サブブロックがエッジを含むと判
定し、差分符号化を行う第1符号化部40を選択する。
エッジが含まれないと判定される場合には、直交変換で
ある離散コサイン変換を行う第2符号化部42が選択さ
れる。勾配計算の代りにDCT変換も行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画像のデジタルデ
ータをサブブロック単位で圧縮符号化する画像符号化装
置、及びその圧縮符号化された符号化データを伸長して
画像を再生する画像復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静止画テレビ電話やデジタルスティルビ
デオカメラなどが実用化されており、それらにおいて
は、画像符号化装置及び画像復号化装置が用いられてい
る。
【0003】図13には、従来の画像符号化装置10及
び画像復号化装置12が示されている。
【0004】静止画のデジタルデータから抽出されたn
×n(nは自然数で例えば8が適当な値である)の画素
データからなるサブブロックは、画像符号化装置10に
順次入力され、まず、DCT回路14(離散コサイン変
換回路14)にて、離散コサイン変換が行われる。この
離散コサイン変換は、周知のように、直交変換の一種で
あって、符号化処理における圧縮率と画質保持とが優れ
ていることが知られている。
【0005】すなわち、この離散コサイン変換は、様々
なパターンを示す画像であっても、前記サブブロックを
周波数領域上の係数列(係数行列)に変換することによ
り、絶対値の大きな係数が特定の周波数領域に集中し易
いという画像の性質を利用し、これによって画像の高圧
縮を図るものである。
【0006】そして、DCT回路14にて直交変換が行
われた後の係数列は、量子化回路16に入力され、ここ
で量子化が行われる。具体的には、前記係数列の各係数
を所定の定数で除算することにより、その量子化が行わ
れている。なお、その場合に、一般的に、人間の視覚特
性に合わせるため、低い空間周波数に対応する係数に対
しては前記定数が小さく設定され、他方、高い空間周波
数に対応する係数に対しては前記定数が大きく設定され
ている。
【0007】そして、量子化回路16から出力される量
子化された係数列は、その交流成分(AC係数)がラン
レングス符号化回路18に入力されている。一方、直流
成分(DC係数)はランレングス符号化回路18と並列
的に設けられた差分符号化回路20に入力されている。
【0008】ランレングス符号化回路18は、前記係数
列を予め定められた順序でスキャンし、連続する0に対
して周知のランレングス符号化を行うものである。ま
た、差分符号化回路20は、順次送られてくるDC係数
の差分の符号化を行うものである。
【0009】そして、ランレングス符号化回路18及び
差分符号化回路20から出力されたそれぞれの符号化デ
ータは、ハフマン符号化回路22及び24に送られ、こ
こで、可変長符号化であるハフマン符号化が行われる。
そして、ハフマン符号化が行われた符号化データは、図
示されていないマルチプレクサを介し順次外部へ出力さ
れる。
【0010】従って、以上のような画像符号化装置によ
れば、比較的良い画質を維持しながら大幅なデータ圧縮
が実現できる。
【0011】さて、画像符号化装置10から出力される
符号化データ(符号化されたサブブロックのデータ)
は、伝送路26を介して、画像復号化装置12に送られ
る。
【0012】このように送られてきた符号化データは、
交流成分と直流成分とに分けられ、それぞれハフマン復
号化回路28及び30に入力され、復号化が行われる。
そして、ハフマン復号化回路28にて復号化されたデー
タは、ランレングス復号化回路30にてゼロのランレン
グス復号化が行われている。一方、ハフマン復号化回路
30にて復号化されたDC係数のデータ、差分復号化回
路32に入力されて、差分復号化が行われている。
【0013】そして、ランレングス復号化回路30及び
差分復号化回路32から出力された復号化データは、逆
量子化回路34に送られ、ここで前記量子化回路16と
同じ特性により逆量子化が行われ、その後、逆直交変換
回路36に送られて逆変換が行われ、再生されたサブブ
ロックが外部へ出力されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、符号化
及び復号化の対象となる画像が、平坦な背景の上にエッ
ジあるいは文字などを含む場合には、上述した離散コサ
イン変換後の係数は、空間周波数の低い領域から高い領
域まで幅広く分布することになる。
【0015】このため、元の画像が非常に単純であるに
もかかわらず、符号化に必要なデータ量は非常に大き
く、これに対し無理に圧縮を行うと、復号化された再生
画像においてエッジ等の回りにもやもやとしたノイズが
生じてしまうという問題があった。
【0016】この現象は、平坦な背景の上の人物像を撮
影した場合や、あるいはグラフや文章などの人工的な画
像において顕著に見られるものであり、再生される画像
の画質に大きな悪影響を与えていた。
【0017】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、サブブロック毎に符号化を行
うに際して、そのサブブロックに含まれるエッジや文字
などの成分を判断して、適切な符号化方法を選択し、こ
れによって高画質を維持しながら画像データの高圧縮を
実現することのできる画像符号化装置を提供することに
ある。
【0018】また、本発明は、上記の符号化装置で符号
化されたデータを適切に再生する画像復号化装置を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の原理 本発明は、上記の課題を解決するため、次のような原理
を用いている。
【0020】すなわち、本発明は、画像が周期関数を主
に含む場合には、その画像に対して変換による電力集中
度の高い離散コサイン変換などを適用し、一方、画像が
定数関数やステップ関数を主に含む場合には、高画質を
保存しつつ符号化を行うことのできる差分符号化を適用
するものである。
【0021】これを具体的に説明する。いわゆる自然画
像は、そのデータが正弦波状に徐々に変化していくた
め、離散コサイン変換を行うと特定の空間周波数に絶対
値の大きい係数が集中し易い。これに対し、平坦な背景
の上にあるエッジや文書中の人工的な線や文字などは、
データとしては定数関数とステップ関数との適当な線形
和であり、これに離散コサイン変換を適用すると、広い
空間周波数に係数が分布する。
【0022】ここで、上記の正弦関数とステップ関数の
違いは、微分演算によって得られる値によって区別する
ことが可能である。
【0023】すなわち、自然画像で見られる正弦関数
は、微分演算に対してはある意味で不変に保たれる特殊
な関数であり、微分演算と同じである差分符号化を行っ
てもそれほど符号化効率は高くない。しかし、その正弦
関数に対して離散コサイン変換を行えば、特定の周波数
成分のみに係数が現れ、その他の係数は0となり、理想
的な符号化が行えることが理解される。
【0024】一方、画像中にエッジ等を含む場合に見ら
れるステップ関数は、直交変換を行うと非常に多くの次
数まで展開しなければ元の関数に逆変換できないという
性質がある。しかし、そのようなステップ関数は、微分
演算を行うとデルタ関数となるため、差分符号化を行う
と高い効率で符号化が行えることが理解される。つま
り、階調の少ない画像においては差分符号化の方が適し
ているのである。
【0025】以上のことから、本発明においては、対象
となるサブブロックが直交変換による符号化に向いてい
るか、それとも差分符号化に向いているかを判定するた
め、後述するように、サブブロックについての勾配計
算、あるいは直交変換(DCT変換)を行っている。
【0026】課題解決のための手段 以上の原理に基づき、請求項1記載に係る発明は、複数
の画素データからなるサブブロックに対して差分符号化
を行う差分符号化回路を有する第1符号化部と、前記第
1符号化部と並列的に設けられ、前記サブブロックに対
して直交変換を行う直交変換回路を有する第2符号化部
と、前記第1符号化部または前記第2符号化部を選択す
る符号化選択部と、を含み、前記選択された符号化部に
よって、入力される前記サブブロックの符号化を行う画
像符号化装置であって、前記符号化選択部は、前記サブ
ブロックを受け入れて、そのサブブロックの各画素デー
タ位置における勾配を計算する判定用勾配計算回路と、
前記計算された勾配のうち、所定の閾値以上の値をもつ
勾配の個数に基づき、各サブブロック毎にそれに適する
符号化部を判定する判定回路と、を含むことを特徴とす
る。
【0027】また、請求項2記載の発明は、複数の画素
データからなるサブブロックに対して差分符号化を行う
差分符号化回路を有する第1符号化部と、前記第1符号
化部と並列的に設けられ、前記サブブロックに対して直
交変換を行う直交変換回路を有する第2符号化部と、前
記第1符号化部または前記第2符号化部を選択する符号
化選択部と、を含み、前記選択された符号化部によっ
て、入力される前記サブブロックの符号化を行う画像符
号化装置であって、前記符号化選択部は、前記サブブロ
ックを受け入れて、そのサブブロックを直交変換によっ
て周波数領域上の係数列に変換する判定用直交変換回路
と、前記変換された係数列のうち、所定の閾値以上の値
を有する係数の個数に基づいて、各サブブロック毎にそ
れに適する符号化部を判定する判定回路と、を含むこと
を特徴とする。
【0028】そして、請求項3記載の発明は、前記判定
回路が、判定した符号化部を示す符号化情報を出力し、
この符号化情報が、前記いずれかの符号化部から出力さ
れる符号化された符号化データに付加されることを特徴
とする。
【0029】そして、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の画像符号化装置から出力される前記符号化データ
を復号化する画像復号化装置であって、差分復号化を行
う差分復号化回路を有する第1復号化部と、前記第1復
号化部と並列的に設けられ、前記直交変換の逆変換を行
う逆直交変換回路を有する第2復号化部と、前記符号化
ブロックに付加されてきた符号化情報に応じて、符号化
データを前記いずれかの復号化部に振り分ける復号化切
換部と、を含むことを特徴とする。
【0030】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、符号化選択
部が設けられ、これによって差分符号化回路を有する第
1符号化部と、直交変換回路を有する第2符号化部と、
を選択できるので、以下に述べるように、各サブブロッ
ク毎にそれに適する符号化方法を選択できる。
【0031】符号化選択部に設けられた判定用勾配計算
回路は、サブブロックにおける各画素データ位置の勾配
を計算する。この勾配は、上述したように、各画素デー
タ位置にエッジ等が存在するか否かを判断するための判
断材料となるものである。
【0032】そして、判定回路は、エッジ等の判定の基
準となる所定の閾値以上の値を持つ勾配の数に基づき、
最適な符号化方法の判定を行う。つまり、エッジ等と判
断される画素データ位置がどれくらいあるかに応じて、
符号化部の選択を行うものである。例えば、エッジ等が
多数ある、換言すればエッジ性が高いと判定されれば、
ステップ関数または定数関数に対して高いデータ圧縮を
行うことのできる第1符号化部が選択され、他方、エッ
ジ性が低いと判断されれば、正弦関数に対して高いデー
タ圧縮を図ることのできる第2符号化部が選択される。
【0033】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明で勾配によってエッジ等を判断したの
に代えて、直交変換後の係数によってエッジ等の判断が
行われている。つまり、直交変換によって得られる周波
数領域上の各係数に着目し、符号化方法の選択を行うも
のである。
【0034】この直交変換後の係数列を用いても、上述
同様に、各サブブロックについてどの程度のエッジ性が
あるかを判定できる。なお、判定用直交変換回路は、第
2符号化部における直交変換回路と同じ回路が用いら
れ、一方を省略することも可能である。
【0035】請求項3記載の発明は、判定回路が符号化
情報を出力するものであり、符号化情報を受け入れる画
像復号化装置において符号化方法を明確に認識させるた
めの必要な情報を画像符号化装置から出力することが可
能となる。
【0036】そして、請求項4記載の画像復号化装置
は、上記の請求項3記載の画像符号化装置に接続される
装置であって、上述した符号化情報に従って、復号化切
換部が第1符号化部または第2復号化部を選択するもの
である。従って、画像符号化装置において第1符号化部
によって符号化が行われた符号化データは、この画像復
号化装置における第1復号化部において復号化が行わ
れ、これと同様に、第2符号化部によって符号化が行わ
れたものは第2復号化部によってその復号化が行われ
る。
【0037】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0038】第1実施例(符号化装置) 図1には、第1実施例の符号化装置が示され、また、図
2には、第1実施例の復号化装置が示されている。ま
ず、図1に示す符号化装置について説明する。
【0039】この装置は、デジタル化された画像データ
から順次抽出される8×8の画素データからなるサブブ
ロックに対して符号化を行うものである。そして、その
符号化方法としては、サブブロックの内容に応じて適切
な符号化方法を実行させるために、2つの符号化部、す
なわち第1符号化部40と第2符号化部42とが設けら
れている。
【0040】後に述べるように、符号化部40は、差分
符号化回路44を有するものであり、第2符号化部42
は、離散コサイン変換を行うDCT回路46を有してお
り、2つの符号化部は互いに並列的に配置されている。
【0041】これらの2つの符号化部を各サブブロック
の内容に応じて択一的に符号化処理を実行させるため
に、符号化選択部48が設けられている。
【0042】まず、この符号化選択部48について詳述
する。
【0043】図示されていないサブブロック抽出回路に
よって、デジタル化された画像データから抽出されたサ
ブブロックは、勾配計算回路50に入力されている。こ
の勾配計算回路50は、8×8の画素データからなるサ
ブブロック(x)から8×8個の勾配(grad)を求
めるものである。換言すれば、サブブロックにおける各
画素位置の勾配を計算する回路である。以下に、勾配を
求める式を具体的に説明する。
【0044】図3には、図1に示した勾配計算回路50
に入力されるサブブロック(8×8の画素データ)が示
されている。この図3に示される領域201(i≠0,
7j≠0,7)の勾配は、対象となる画素を中心として
上下左右の画素から、次の第1式により計算される。
【0045】 grad[i][j]=sqrt(sqr(x[i+1][j]-x[i-1][j])+sqr(x[i][j+1]-x[i][j-1])) … (第1式) また、図3に示される領域204(i=0,j=1〜
6)内の勾配は、対象となる画素を中心とした上下左右
のうちの3つの画素から、次の第2式により計算され
る。
【0046】 grad[0][j]=sqrt(sqr(x[0][j+1]-x[0][j-1])+sqr(2*(x[1][j]-x[0][j]))) … (第2式) これと同様に、領域205,202,203内の勾配
は、それぞれ次の第3式,第4式,及び第5式によって
計算される。
【0047】 grad[7][j]=sqrt(sqr(x[7][j+1]-x[7][j-1])+sqr(2*(x[7][j]-x[6][j]))) … (第3式) grad[i][0]=sqrt(sqr(x[i+1][0]-x[i-1][0])+sqr(2*(x[i][1]-x[i][0]))) … (第4式) grad[i][7]=sqrt(sqr(x[i+1][7]-x[i-1][7])+sqr(2*(x[i][7]-x[i][6]))) … (第5式) そして、図3に示される画素データ位置206,20
7,208,209の勾配は、隣接する2つの画素か
ら、それぞれ次の第6式,第7式,第8式,及び第9式
によって計算される。
【0048】 grad[0][0]=2*sqrt(sqr(x[0][1]-x[0][0])+sqr(x[1][0]-x[0][0])) … (第6式) grad[0][7]=2*sqrt(sqr(x[0][6]-x[0][7])+sqr*(x[1][7]-x[0][7])) … (第7式) grad[7][0]=2*sqrt(sqr(x[7][1]-x[7][0])+sqr(x[6][0]-x[7][0])) … (第8式) grad[7][7]=2*sqrt(sqr(x[7][6]-x[7][7])+sqr(x[6][7]-x[7][7])) … (第9式) 従って、以上の第1式〜第9式までの計算式を用いるこ
とにより、勾配計算回路50にて、1つのサブブロック
内の全ての画素データ位置における勾配が計算されるこ
とになる。
【0049】そして、計算された各勾配は、閾値処理回
路52に送られここで所定の閾値K1と比較され、その
閾値K1を越える値をもつ勾配の数が、カウンタ54に
よってカウントされる。
【0050】すなわち、勾配はその大きさがエッジ等の
含有度合を示すものであるため、エッジ等の判断基準と
して所定の閾値K1を設けることにより、1つのサブブ
ロックの中にどれくらいのエッジ成分が含まれるかを検
出することができる。
【0051】本実施例においては、具体的には、勾配計
算回路50から出力された勾配データは、閾値処理回路
52にて、まず整数化が行われ、それと閾値K1とが比
較され、その閾値K1以下の勾配データは0に置換され
ている。そして、本実施例においては、その閾値は、例
えば12に設定されている。
【0052】従って、判定回路56は、前記カウンタ5
4の計数値により、入力されたサブブロックがどれだけ
のエッジ等の成分を含むものであるかを確認することが
できる。具体的には、この判定回路56は、第1の判定
値α1と第2の判定値β1との間にカウンタ54の計数
値が入る場合には、そのサブブロックのエッジ性が高い
と判定し、差分符号化回路44を含む第1符号化部40
を選択する。一方、前記α1とβ1との間以外に計数値
がある場合には、DCT回路46を有する第2符号化部
42を選択する。
【0053】本実施例において、α1として例えば30
が設定されており、β1として例えば60が設定されて
いる。なお、計数値の最大は当然64である。本実施例
においては、このように第2の判定値β1を設けたこと
により、ノイズを多く含む複雑な画像データに対して
は、エッジ性が極めて高いにもかかわらず、あえて直交
変換を含む第2符号化部42を選択することができる。
すなわち、そのようなノイズを多く含む画像において
は、画質の維持がそれほど重要でなく、DCT変換を用
いて画像データの高圧縮を図るためである。
【0054】図4には、判定回路56でエッジと判定す
る場合の例が示されている。ここにおいて、(A)は、
サブブロックの各ブロックにおける各画素データの輝度
値(最大255)を表しており、(B)は閾値処理回路
52から出力された処理済みのデータ列を示している。
【0055】また、図5には、判定回路56で計数値が
α1以下となりエッジでないと判定する場合の第1例が
示され、図6には、計数値がβ1より大きくエッジでな
いと判定する場合の第2例が示されている。
【0056】図1に戻って、判定回路56から切換器5
8へは判定信号が出力されている。そして、切換器58
は、前記判定信号に従って、入力されるサブブロックを
第1符号化部40または第2符号化部42へ選択的に出
力する。
【0057】一方、判定回路56は、マルチプレクサ6
0へ符号化切換情報200を出力しており、マルチプレ
クサ60から符号化された符号データが出力される際
に、そのデータに符号化切換情報200が付加されてい
る。
【0058】従って、エッジやあるいは線、文字の一部
を含むサブブロックに対しては、符号化選択部48によ
って、第1符号化部40が選択される。一方、自然画像
のサブブロックである場合には、第2符号化部42が選
択されることになる。
【0059】第1符号化部40は、上述した差分符号化
回路44と、ハフマン符号化回路62と、を含むもので
ある。
【0060】図7には、図1に示した差分符号化回路4
4での処理手順が示されている。図7(a)に示される
第1段階では、サブブロックに対して、行方向(j方
向)にスキャンが行われ、順次1つ前の画像データとの
差分が求められる。そして、図7(b)に示す第2段階
では、列方向(i方向)にスキャンが行われ、やはり前
記同様に、順次1つ前のデータとの差分が求められる。
従って、以上のような2つの段階により、左上隅の基準
データを除いて、全ての画像データは、差分データとな
る。
【0061】図1に戻って、以上のように差分化が行わ
れた各データに対しては、ハフマン符号化回路62で周
知のハフマン符号化が行われ、その符号化が行われたデ
ータがマルチプレクサ60に出力されている。
【0062】一方、第2符号化部42においては、切換
器58から選択的に入力されたサブブロックは、まず、
DCT回路46で離散コサイン変換が実行される。ここ
で、このDCT回路46、及び量子化回路62、ランレ
ングス符号化回路64、差分符号化回路66、ハフマン
符号化回路68及び70は、図13に示した従来例で説
明した構成と同一の構成であるため、その説明を省略す
る。
【0063】従って、マルチプレクサ60には、第1符
号化部40から差分符号化などが行われた符号データが
入力され、第2符号化部42から直交変換等が行われた
符号データが入力されることになり、マルチプレクサ6
0は、それらを衝突がないように順次外部の伝送路72
に出力している。なお、この場合に、符号化切換情報2
00が符号データの先頭に付加される。
【0064】第1実施例(復号化装置) 図2には、第1実施例の復号化装置が示されている。こ
の復号化装置は、図1に示した符号化装置から送出され
る符号データの復号化を行うものである。
【0065】この復号化装置においては、第1復号化部
76と、第2復号化部78と、が設けられており、これ
らは並列的にマルチプレクサ74に接続されている。
【0066】このマルチプレクサ74には、図1に示し
た符号化装置から符号データが送られてきており、マル
チプレクサ74は、その符号データに付加された符号化
切換情報200に従い、各符号データをいずれかの符号
化部に出力する。
【0067】第1復号化部76は、ハフマン復号化回路
80と、差分復号化回路82と、で構成されている。一
方、第2復号化部78は、AC成分の復号化を行うハフ
マン復号化回路84及びランレングス復号化回路86
と、DC成分の復号化を行うハフマン復号化回路88及
び差分復号化回路90と、復号化されたデータの逆量子
化を行う逆量子化回路92と、前記離散コサイン変換の
逆変換を行う逆変換回路94と、で構成されている。な
お、ランレングス復号化回路は、ゼロのランレングス復
号化を行うものであり、この回路を含む各回路は、図1
3の従来例で示した回路と同等であるため、それらの詳
細な説明は省略する。
【0068】従って、以上のような復号化装置によれ
ば、図1に示した符号化装置において第1符号化部40
によって符号化が行われた場合には、マルチプレクサ7
4によって、第1復号化部76を動作させ、一方、図1
に示した符号化装置において第2符号化部42で符号化
が行われた場合には、マルチプレクサ74によって、符
号データに対して第2復号化部78で復号化を行うこと
ができる。従って、符号化方法に合わせた適切な復号化
方法を選択することができる。
【0069】第2実施例(符号化装置) 図8には、第2実施例の符号化装置の構成が示されてい
る。この装置は、第1符号化部96と、第2符号化部9
8と、符号化選択部100と、マルチプレクサ102
と、で構成されるものである。
【0070】第1符号化部96は、サブブロックに対し
て差分符号化を行う差分符号化回路104と、さらにハ
フマン符号化を行うハフマン符号化回路106と、で構
成され、図1に示した第1符号化回路40と同じ構成で
ある。
【0071】一方、第2符号化部98は、サブブロック
に対して離散コサイン変換を行った後、符号化を行うも
のであり、基本的に、図1に示した第1実施例の第1符
号化部42と同じ構成を有するものである。しかし、本
実施例においては、符号化選択部100で、後述するよ
うに離散コサイン変換を行っているため、符号化選択部
100に設けられたDCT回路108が、この第2符号
化部98におけるDCT回路として兼用されている。換
言すれば、第2符号化部98において、DCT回路10
8が省略されている。このことについては後に詳述す
る。
【0072】第2符号化部98は、上述したDCT回路
108の他に、量子化を行う量子化回路110と、係数
列のうち交流成分の係数の符号化を行うランレングス符
号化回路112及びハフマン符号化回路114と、直流
成分(DC係数)の符号化を行う差分符号化回路116
及びハフマン符号化回路118と、を有している。
【0073】そして、第1符号化部96及び第2符号化
部98のそれぞれの出力、すなわち符号データは、マル
チプレクサ102に送られている。
【0074】次に、符号化選択部100について説明す
る。
【0075】上述したように、自然画はそれを空間周波
数に展開すると主として周期関数を多く含むものであ
る。一方、平坦な背景の上にあるエッジや文書中の人工
的な線や文字等は、定数関数とステップ関数との適当な
線形和である。従って、このような前提の下、ある画像
に対して離散コサイン変換を適用させれば、その結果か
ら、画像がどのような性質を有するものであるかを認識
することができる。すなわち、ある画像に対して離散コ
サイン変換を行った後の係数列において、係数が特定の
空間周波数に集中すれば、そのある画像を自然画と判断
でき、一方、各係数が空間周波数上で広がればそのある
画像をエッジ等を多く含む画像と判断できる。
【0076】この第2実施例においては、以上の原理に
基づき、符号化選択部100に上述したDCT回路10
8を設けている。
【0077】すなわち、サブブロックは、DCT回路1
00において、まず離散コサイン変換が行われ、空間周
波数領域上の係数列に変換されている。その係数列は、
選択器109を介して上述した量子化回路110に送ら
れる一方、閾値処理回路120に送られている。
【0078】この閾値処理回路120は、各係数をまず
整数化し、その整数化された係数に対して所定の閾値K
2以下の係数を0に置換している。ここで、その閾値K
2としては、例えば12が用いられる。そして、整数化
及び0置換が行われた係数列は、カウンタ回路122に
入力され、ここで前記閾値K2以上の係数、すなわち0
以外の係数がカウントされる。ここで、このカウント値
があるサブブロックにおけるエッジ性の度合を示すもの
である。
【0079】カウンタ回路122から計数値が判定回路
124に送られており、判定回路124は、その計数値
が所定の2つの判定値α2、β2の間にあるか否かを判
定する。本実施例において、α2としては例えば6が設
定され、β2としては例えば45が設定されている。そ
して、判定回路124は、その2つの判定値の間に計数
値が入った場合、エッジと判定する。すなわち、上述し
たように、画像中にエッジが含まれると広い空間周波数
上に係数が散在し、計数値が増大するためである。な
お、β2が設定されているのは、ノイズを多く含むサブ
ブロックに対して、圧縮率の高い第2符号化部98で符
号化を行わせるためである。
【0080】図10には、判定回路124において、エ
ッジと判定される場合の例が示されており、ここにおい
て(A)はサブブロックの各画素データが示されてお
り、(B)には閾値処理回路120から出力されたデー
タが示されている。
【0081】また、図11には、上記カウンタ122の
計数値がα2より小さく、判定回路124でエッジでな
いと判定する場合の第1例が示されている。さらに、図
12には、カウンタ122の計数値がβ2より大きく、
エッジでないと判定する場合の第2例が示されている。
【0082】図8に戻って、選択器109には、判定回
路124から判定信号が出力されており、エッジである
と判定された場合には、選択器109は画質保持のため
にサブブロックを第1符号化部96に送出する。一方、
エッジでないと判定された場合には、選択器109は、
DCT回路108から出力された係数列を第2符号化部
98に設けられた量子化回路110に送出する。
【0083】また、判定回路124は、符号化切換情報
202をマルチプレクサ102に送出しており、マルチ
プレクサ102からは符号化データの先頭に符号化切換
情報202が付加されて伝送路126に送り出されてい
る。
【0084】この第2実施例においては、上述したよう
に、符号化選択部100及び第2符号化部98におい
て、DCT回路108が兼用されている。しかし、当然
これには限られず、符号化選択部100及び第2符号化
部98それぞれに独立してDCT回路を設けることも可
能である。しかしながら、この図8に示した構成によれ
ば、回路を簡易化できるという利点がある。なお、DC
T回路108と選択器109との間に、時間的な調整を
行うため、データの一時的な格納を行うバッファなどを
設けても好適である。
【0085】第2実施例(復合化装置) 図9には、第2実施例の復号化装置が示されており、こ
の装置は、第1実施例に示した符号化装置から送られて
きた符号データの復号化を行うものである。
【0086】図9において、この復号化装置は、第1復
号化部128と、第2復号化部130と、マルチプレク
サ132と、で構成されるものである。
【0087】ここにおいて、マルチプレクサ132は、
各符号データ毎に、符号データに付加された符号化切換
情報202を入力して、その情報に基づいて前記第1復
号化部128または第2復号化部130を選択してい
る。なお、第1復号化部128及び第2復号化部130
は、第1実施例の復号化装置と同一の構成のためその説
明を省略する。
【0088】従って、以上のような復号化装置によれ
ば、第1実施例の復号化装置と同様に、符号化装置にお
ける符号化方法に応じて、適切な復号化処理を行うこと
ができる。
【0089】以上説明したように、本発明に係る各実施
例によれば、勾配の計算結果または離散コサイン変換後
の各係数に基づいて、適切な符号化方法を選択できるの
で、良好な画質を維持しつつ、画像データの高圧縮を図
ることが可能である。
【0090】すなわち、画像が空間周波数に展開して周
期関数を主に含む場合には電力集中度の高い離散コサイ
ン変換を適用させ、画像が空間周波数上で定数関数とス
テップ関数を主に含む場合には画質の維持を図れる差分
符号化を適用させることができる。
【0091】従って、種々の画像に対して符号化効率を
向上させ、同時に良好な画質の画像を再生できる画像符
号化装置及び画像復号化装置を提供できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、サブブロックに対して勾配計算を行い、こ
れにより得られた勾配から、そのサブブロックに適切な
符号化方法を判定できるので、種々の画像に対して、画
質を維持しながら画像データの高圧縮を図ることが可能
である。また、請求項2記載の発明によれば、上記請求
項1記載の発明と同様に、画質の維持及び画像データの
高圧縮を図ることができる。
【0093】請求項3記載の発明によれば、符号化され
た符号化ブロックに実際に符号化を行った符号化部の情
報を付加できるので、復号化を行う画像復号化装置に対
して有益な情報を提供できる。
【0094】また、請求項4記載の発明によれば、前記
符号化情報に従って、符号化に対応する適切な復号化を
選択し、画像の再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の符号化装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】第1実施例の復号化装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】サブブロックにおける勾配計算のための領域分
けを示す説明図である。
【図4】符号化回路においてエッジと判定される場合の
データ内容を示す説明図である。
【図5】判定回路においてエッジでないと判定される場
合(1)のデータ内容を示す説明図である。
【図6】判定回路においてエッジでないと判定される場
合(2)のデータ内容を示す説明図である。
【図7】差分符号化における第1段階及び第2段階を示
す説明図である。
【図8】第2実施例の符号化装置の構成を示すブロック
図である。
【図9】第2実施例の復号化装置の構成を示すブロック
図である。
【図10】判定回路においてエッジと判定される場合の
データ内容を示す説明図である。
【図11】判定回路においてエッジでないと判定される
場合(1)のデータ内容を示す説明図である。
【図12】判定回路においてエッジでないと判定される
場合(2)のデータ内容を示す説明図である。
【図13】従来の画像符号化装置及び画像復号化装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
40 第1符号化部 42 第2符号化部 48 符号化選択部 50 勾配計算回路 76 第1復号化部 78 第2復号化部 96 第1符号化部 98 第2符号化部 100 符号化選択部 108 DCT回路 128 第1復号化部 130 第2復号化部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素データからなるサブブロックに
    対して差分符号化を行う差分符号化回路を有する第1符
    号化部と、 前記第1符号化部と並列的に設けられ、前記サブブロッ
    クに対して直交変換を行う直交変換回路を有する第2符
    号化部と、 前記第1符号化部または前記第2符号化部を選択する符
    号化選択部と、 を含み、前記選択された符号化部によって、入力される
    前記サブブロックの符号化を行う画像符号化装置であっ
    て、 前記符号化選択部は、 前記サブブロックを受け入れて、そのサブブロックの各
    画素データ位置における勾配を計算する判定用勾配計算
    回路と、 前記計算された勾配のうち、所定の閾値以上の値をもつ
    勾配の個数に基づき、各サブブロック毎にそれに適する
    符号化部を判定する判定回路と、 を含むことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】複数の画素データからなるサブブロックに
    対して差分符号化を行う差分符号化回路を有する第1符
    号化部と、 前記第1符号化部と並列的に設けられ、前記サブブロッ
    クに対して直交変換を行う直交変換回路を有する第2符
    号化部と、 前記第1符号化部または前記第2符号化部を選択する符
    号化選択部と、 を含み、前記選択された符号化部によって、入力される
    前記サブブロックの符号化を行う画像符号化装置であっ
    て、 前記符号化選択部は、 前記サブブロックを受け入れて、そのサブブロックを直
    交変換によって周波数領域上の係数列に変換する判定用
    直交変換回路と、 前記変換された係数列のうち、所定の閾値以上の値を有
    する係数の個数に基づいて、各サブブロック毎にそれに
    適する符号化部を判定する判定回路と、 を含むことを特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の画像符号化
    装置において、 前記判定回路は、判定した符号化部を示す符号化情報を
    出力し、この符号化情報は、前記いずれかの符号化部か
    ら出力される符号化された符号化データに付加されるこ
    とを特徴とする画像符号化装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像符号化装置から出力さ
    れる前記符号化データを復号化する画像復号化装置であ
    って、 差分復号化を行う差分復号化回路を有する第1復号化部
    と、 前記第1復号化部と並列的に設けられ、前記直交変換の
    逆変換を行う逆直交変換回路を有する第2復号化部と、 前記符号化データに付加されてきた符号化情報に応じ
    て、その符号化データを前記いずれかの復号化部に振り
    分ける復号化切換部と、 を含むことを特徴とする画像復号化装置。
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