JPH05206918A - 移動無線通信方式 - Google Patents

移動無線通信方式

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JPH05206918A
JPH05206918A JP3319530A JP31953091A JPH05206918A JP H05206918 A JPH05206918 A JP H05206918A JP 3319530 A JP3319530 A JP 3319530A JP 31953091 A JP31953091 A JP 31953091A JP H05206918 A JPH05206918 A JP H05206918A
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JP
Japan
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radio wave
signal
antenna
communication
radio
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Withdrawn
Application number
JP3319530A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Yanagisawa
進 柳沢
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05206918A publication Critical patent/JPH05206918A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動無線通信方式の通信装置が送信アンテナか
ら360°全方位に発射され、電界強度が全方位にわた
るため生じる不用電波の氾濫、電子機器類への妨害、第
3者による通信の傍受などの弊害を防止する。 【構成】通信開始で受信用対アンテナ21が捕捉した起
動信号電波の到来方向を電波方向検出部23が検出認識
し、アンテナ制御部16が電波到来方向に指向性送信ア
ンテナ15を向けて応答信号およびパイロット信号を信
号発生部13で発生させて発射する。一方、起動信号発
射後、受信用対アンテナ21は応答信号を相手先の指向
性送信アンテナ15から受信するので電波方向検出部2
3が到来方向を検出して指向性送信アンテナ15を電波
到来方向に向けることができる。通信中はパイロット信
号を相互に送受信して送信アンテナ15の方向を調整す
る。通信開始時の起動信号の全方位発射手段の一つは、
指向性送信アンテナ15の電波発射方向を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全方位に信号の電波を
発射すると共に着信信号の電波を受信することにより通
信回線を形成する無線通信装置をもつ移動無線通信方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動無線通信方式は、無
線通信装置の送信アンテナが、例えば受信アンテナと共
用する360°全方位に渡り電波を発射し、着信側もこ
の電波を受信して通信を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動無
線通信方式は、送信アンテナから発射される電波が36
0°全方位にわたる構成となっているので、電界強度が
360°均一となり、かつ発信者近傍に強力な電界が形
成される。
【0004】従って、通信需要が増大するにつれ不用電
波が氾濫し、電子機器類への妨害、第3者による通信の
傍受などの弊害が生じているという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、狭指向性の送信アンテナ
と受信電波の到来方向を認識する一対の受信用アンテナ
とを備え、通信中はパイロット信号の電波を連続送信す
ることにより、上記問題点を解決する移動無線通信方式
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による移動無線通
信方式の基本構成は、全方位に信号の電波を発射すると
共に着信信号の電波を取込むことにより通信回線を形成
する無線通信装置をもつ移動無線通信方式において、前
記無線通信装置が、狭指向性の送信アンテナと、一対の
受信用アンテナとを有し、前記通信回線が形成されたと
き両端末がそれぞれ所定のパイロット信号の電波を前記
狭指向性の送信アンテナから発射すると共に、相手装置
が発射したパイロット信号の電波を対をなす受信用アン
テナで受信して電波の到来方向を認識し、前記狭指向性
の送信アンテナの電波発射方向を、通信継続中、前記パ
イロット信号の電波の到来方向に調整維持する。
【0007】また、上記基本構成で記載の無線通信装置
の一つの具体化構成は、信号を発信するとき、前記狭指
向性の送信アンテナから所定の起動信号の電波を発射す
ると共に、この送信アンテナを駆動して全方位に回動さ
せ、この結果この起動信号の電波を受信した着信側では
この受信電波の到来方向を認識しこの方向に前記送信ア
ンテナを設定して所定の応答信号の電波を発射し、次い
でこの応答信号の電波を受信した発信側でこの受信電波
の到来方向を認識し、この方向に前記送信アンテナを設
定して前記通信回線を形成する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【0009】図示するように、無線通信装置は送話部1
0,発信部11,手順制御部12,信号発生部13,送
信部14,指向性送信アンテナ15,アンテナ制御部1
6,送信アンテナ駆動回路17,および駆動モーター1
8の送信部分と、受話部20,受信用対アンテナ21,
受信同調部22,電波方向検出部23,および着信部2
4の受信部分とを有する。
【0010】発信部11は通信の開始時に、発信ボタン
による発信要求を発生する。手順制御部12の手順は図
2を参照して後述する。信号発生部13は発信時に送信
する起動信号、着信を受けたとき送信する応答信号、お
よび通信中に送信を継続するパイロット信号のそれぞれ
を発生する。送信部14はこれらの信号および送話信号
を出力し、送信アンテナ15から発射させる。
【0011】アンテナ制御部16は電波方向検出部23
から送信アンテナ15の方向情報を受け、送信アンテナ
駆動回路17を制御指示して駆動モーター18を動か
し、送信アンテナ15の方向を調整して決定する。
【0012】受信用対アンテナ21は二つの棒アンテナ
を間隔をあけて有し、発射電波を受信し、それぞれのア
ンテナ21が受信した電波を受信同調部22が着信する
電波に同調して取り込む。電波方向検出部23は二つの
電波の位相差などから到来方向を検出してアンテナ制御
部16へ通知する。
【0013】着信部24は着信する通信用信号を受けて
受話部20へ転送すると共に終話による切断信号を発生
する。
【0014】次に、図2に図1を併せ参照して、主要動
作について説明する。図2は図1による主要動作手順の
一例を示すフローチャートである。
【0015】まず、発信部11が発信要求を発生(10
1)するとき、手順制御部12が信号発生部13に起動
信号送出を指示する。この指示で、信号発生部13は起
動信号を発生し、送信部14がこの信号を電波として送
信アンテナ15から発射開始(102)する。
【0016】次いで、手順制御部12はアンテナ制御部
16に全方向駆動を指示する。アンテナ制御部16はこ
の指示により、送信アンテナ駆動回路17を制御して駆
動モーター18を動かし、送信アンテナ15を上下方
向、左右方向それぞれ全方位に駆動(103)させる。
従って、起動信号の電波は下方のアンテナ取付部を除き
全方位に発射される。
【0017】アンテナ制御部16から送信アンテナ15
の全方位駆動の終了を通知されたとき、手順制御部12
は信号発生部13に起動信号発射の停止(104)を指
示し、応答信号の受信待ち(105)状態に入る。
【0018】受信用対アンテナ21で捕捉した電波は受
信同調部22で同調されるが、発射した起動信号に応答
した応答信号を受信開始(106)したとき、この受信
同調部22が同調して電波方向検出部23へ出力する。
【0019】電波方向検出部23は応答信号の受信を手
順制御部12へ通知すると共に、二つの応答信号から電
波の到来方向を検出してアンテナ制御部16へ通知し、
送信アンテナ15の方向を調整(107)し設定する。
【0020】応答信号受信で、手順制御部12は信号発
生部13にパイロット信号の送信を指示し、発側パイロ
ット信号を送信アンテナ15から発射開始(108)す
る。
【0021】発側パイロット信号は着側からの応答信号
の受信を停止(109)させる一方、着側パイロット信
号の受信が開始(110)される。これらの着側からの
信号電波の受信は電波方向検出部23により、常時送信
アンテナ15の電波送信方向を調整(111)し、通信
終了まで継続する。
【0022】一方、着側の動作としては、常時受信用対
アンテナ21が電波を受信し受信同調部22へ転送する
が、着信の起動信号の電波を受信開始(121)したと
き、電波方向検出部23は受信同調部22から起動信号
を受信してアンテナ制御部16に指示し送信アンテナ1
5の方向を調整(122)し設定する。
【0023】次いで、発側手順104により、起動信号
の受信が停止(123)するので、手順制御部12は信
号発生部13に応答信号の送信開始(124)を指示し
て送信アンテナ15から電波を発射し、発側手順108
による発側パイロット信号の受信を待つ(125)。
【0024】発信パイロット信号を受信開始(126)
したとき、この受信信号は送信アンテナ15の方向を調
整(127)し、信号の受信が停止するまで方向調整は
継続する。
【0025】発信パイロット信号の受信開始は手順制御
部12に通知され、信号発生部13に応答信号の送信停
止(128)を指示させ、次いで着側パイロット信号の
送信開始(129)を指示させる。
【0026】手順制御部12は着側パイロット信号送信
の開始から所定時間の安定動作(特にパイロット信号の
送受信による送信アンテナの方向調整)確認時限(約5
秒)(130)をもって、着信部24を駆動し着信者へ
呼出し通知(131)する。
【0027】通信中は無線通信装置が移動してもパイロ
ット信号の受信により、相手先の方向が検出できるので
送信アンテナの向きを常に相手装置の方向へ調整し、通
信を確保できる。
【0028】通信終了で、発信者が先に切断するとき、
発信部11がこれを検出して手順制御部12に通知し、
手順制御部12は信号発生部13にパイロット信号の送
出停止を指示し、着信者が切断したときは着信部24が
一定の時限(約10秒)をとったのち手順制御部12に
パイロット信号の送出停止を指示する。
【0029】相手側が先に切断する場合には、パイロッ
ト信号の受信が停止するので、電波方向検出部23の通
知を受けて手順制御部12が終話処理を実行する。
【0030】不要な領域での電界発生を防止する狭指向
性送信アンテナの使用と方向制御はパイロット信号だけ
でもよいが、発着信装置の通信準備と相手側動作確認と
のため、起動信号・応答信号をパイロット信号と区別し
た。
【0031】本実施例では起動時に狭指向性送信アンテ
ナを全方位に向ける動作を説明したが、起動時だけ例え
ば受信用の一つの棒アンテナを送信アンテナに切替え使
用してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、無線通信
装置が通信開始で受信電波の到来方向を認識して指向性
送信アンテナを相互に向け合い、通信中はパイロット信
号を送信継続し、受信電波の到来方向に送信アンテナを
常時調整することにより、通信時電界強度の範囲は狭く
限定されるので、不用電波の氾濫、電子機器類への妨害
および第3者による通信傍受などの弊害を防止できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1による主要動作手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】 11 発信部 12 手順制御部 13 信号発生部 14 送信部 15 送信アンテナ 16 アンテナ制御部 17 送信アンテナ駆動部 18 駆動モーター 21 受信用対アンテナ 22 受信同調部 23 電波方向検出部 24 着信部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全方位に信号の電波を発射すると共に着
    信信号の電波を取込むことにより通信回線を形成する無
    線通信装置をもつ移動無線通信方式において、 前記無線通信装置が、狭指向性の送信アンテナと、一対
    の受信用アンテナとを有し、 前記通信回線が形成されたとき両端末がそれぞれ所定の
    パイロット信号の電波を前記狭指向性の送信アンテナか
    ら発射すると共に、相手装置が発射したパイロット信号
    の電波を対をなす受信用アンテナで受信して電波の到来
    方向を認識し、前記狭指向性の送信アンテナの電波発射
    方向を、通信継続中、前記パイロット信号の電波の到来
    方向に調整維持することを特徴とする移動無線通信方
    式。
  2. 【請求項2】 前記無線通信装置が、 信号を発信するとき、前記狭指向性の送信アンテナから
    所定の起動信号の電波を発射すると共に、この送信アン
    テナを駆動して全方位に回動させ、この結果この起動信
    号の電波を受信した着信側ではこの受信電波の到来方向
    を認識しこの方向に前記送信アンテナを設定して所定の
    応答信号の電波を発射し、次いでこの応答信号の電波を
    受信した発信側でこの受信電波の到来方向を認識し、こ
    の方向に前記送信アンテナを設定して前記通信回線を形
    成することを特徴とする請求項1記載の移動無線通信方
    式。
JP3319530A 1991-12-04 1991-12-04 移動無線通信方式 Withdrawn JPH05206918A (ja)

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JP3319530A JPH05206918A (ja) 1991-12-04 1991-12-04 移動無線通信方式

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ID=18111272

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018022A1 (fr) * 1998-09-18 2000-03-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif station de base et procede d'emission
KR20020041554A (ko) * 2000-11-28 2002-06-03 박종섭 스마트 안테나를 적용한 이동통신 기지국에서 이동국 탐색및 빔형성 제어방법
JP2003101515A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Sony Corp 無線通信システム、基地局、移動局、送信制御方法及びプログラム格納媒体

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311