JPH0520687U - 洗面ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】不使用時にも美観を損ねることがなく、設置場
所が限定されない。 【構成】全体形状円柱状で、洗面ボール３上に開扉によ
って露出する鏡付収納棚５と、その上部に下向きの照明
６とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、洗面ユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、集合住宅等に於いては、照明、鏡、収納棚等の洗面用設備を組込んだ洗 面ユニットを壁面に設置する場合が多い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、所謂ワンルームマンション等に於いては、洗面ユニットが常時 露出しているのは、美観を損ね、仕切りを設けると、有効面積が減少するという 問題があった。

【０００４】 本考案は、上記従来の問題点を解消し、不使用時にも美観を損ねることがなく 、設置場所が制限されない洗面ユニットを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、全体形状円柱形で、洗面ボール上に開扉によって露出される鏡付収 納棚と、その上部に下向きの照明とを備えたことをその要旨とするものである。

【０００６】 本考案洗面ユニットに用いられる鏡付収納棚の構造は、特に限定されないが、 両開きとするのが好ましい。

【０００７】

【作用】

本考案洗面ユニットは、全体形状円柱形で、洗面ボール上に開扉によって露出 される鏡付収納棚と、その上部に下向きの照明とを備えているので、不使用時に は閉扉すれば円柱状となって占用面積が最小となり、壁面に設置する必要がない 。

【０００８】

【実施例】

以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図１は本考案の一実施例の開扉状態を示す斜視図、図２は図１のII−II線に於 ける断面図である。

【０００９】 全体形状円柱形の洗面ユニット１は、上下方向に３分されている。 下部には、両開きの下方収納棚２の天板上に洗面ボール３が設置されている。 下方収納棚２の下方には、温風吹出口８が開口されている。

【００１０】 中央部には、給湯、給水、給電用の配管41を内部に組込み、前面に吐水口42及 びコンセント43、スイッチ44等を配設した支持柱４の両側に、開扉によって露出 される両開きの鏡付収納棚５が回動可能に設けられている。鏡51は、左方の鏡付 収納棚５の上部約２／３を覆い、図２に２点鎖線で示すように、右端を中心に開 閉可能な扉となされている。

【００１１】 上部には、洗面ボール３上を照らす下向きの照明６と、周囲を照らす照明７が 上下２段に設けられている。

【００１２】

【考案の効果】

本考案の洗面ユニットは、叙上の通り構成されているので、不使用時には閉扉 して円柱状とすることによって、周囲の美観を損ねることがなく、又、壁面以外 の場所にも設置出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案洗面ユニットの一例の開扉状態を示す斜
視図である。

【図２】図１の洗面ユニットのII−II線に於ける断面図
である。

【符号の説明】

１ 洗面ユニット ３ 洗面ボール ５ 鏡付収納棚 ６ 下向きの照明

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 全体形状円柱形で、洗面ボール上に開扉
   によって露出される鏡付収納棚と、その上部に下向きの
   照明とを備えたことを特徴とする洗面ユニット。