JPH0520621U - 定期乗車券入れ - Google Patents

定期乗車券入れ

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JPH0520621U
JPH0520621U JP6939391U JP6939391U JPH0520621U JP H0520621 U JPH0520621 U JP H0520621U JP 6939391 U JP6939391 U JP 6939391U JP 6939391 U JP6939391 U JP 6939391U JP H0520621 U JPH0520621 U JP H0520621U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定期乗車券の取り出しのみでなく、収納をも
極めて容易にする自動改札及び有人改札の両方に使用で
きる定期券入れの提供にある。 【構成】 二つ折り券入れにおいて、券１０収納部６内
に折り返し部２を有するパススライド１を収容し、パス
スライド１の一端３を券入れ４の折り目５よりカード類
収容部７の中へ僅かに入った位置に固定する。 【効果】 券入れ４を開くだけの操作で券１０の取り出
しのみでなく、収納をも極めて容易且つ確実に実行で
き、自動改札および有人改札兼用にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、定期乗車券（以下券と称する）の出し入れを容易にした自動改札 機及び有人改札用定期乗車券入れ（以下券入れと称する）に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動改札機用の券入れは券を取り出すのに券入れの片面に明けてある指当て部 から券に直接指を当てて券を券入れの一端面の滑り出し口から押し出すか或いは 券入れの一側縁に設けられたスライド摘みを摺動させて券を券入れの一端面の押 し出し口から押し出して取り出していた。そして一旦取り出した券を再びもとへ もどすのは極めて困難である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の課題は、券の取り出しのみでなく、収納をも極めて容易にする自動 改札及び有人改札の両方に使用できる券入れの提供にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、二つ折り券入れにおいて、券収納部（以下収納部と称する）内 に折り返し部を有するパススライドを収容し、パススライドの一端を券入れのカ ード類収納部の中へ僅かに入った位置に固定したことにより解決される。
【０００５】
【実施例】
図１にこの考案のパススライド１の形状を示す。パススライド１は折り返し部 ２を有し、図２に示す券入れ４の収納部６の中に入れてあって、一端３が券入れ ４の折り目５より僅かに収納部６と反対側の他のカード類の収納部７に入った所 に固定されている。
【０００６】 以上のような構成によりパススライド１は券入れ４の開閉と共に収納部内を移 動する。その幅はパススライド１に挟まれた券１０が券入れ４を開いたときには 手の指で摘めるように折り目５の近くまで出てきて、券入れ４を折り畳んだとき には丁度よく中へ引っ込む幅である。
【０００７】 券１０を取り出すとき摘み易いように収納部６の取り出し口側縁の中央とパス スライド１の固定側縁の中央とに指が入る大きさの湾曲切取部８’、８を設けて ある。収納部６の湾曲切取部８’はパススライド１のそれより遙かに大きくてよ い。
【０００８】 パススライド１の材料はやや硬めの透明プラスチックとし、収納部６の中で折 り返し部２が少し開き加減になるものがよい。
【０００９】 収納部６は内側は透明窓でなくてもよいが、外側は従来の券入れと同様透明窓 であって、券１０を取り出さずにただ提示するだけでよい有人改札口を通過する ときは券入れ４を開かずに折り畳んで券１０を収納部６に入れたまま見えるよう にする。
【００１０】 図３に券入れとパススライド１を示す。点線９は収納部６と反対側の、券以外 の、カード類の収納部７の取り出し口縁と一致する位置である。パススライド１ の一端３はこの点線９より２〜３ミリメートル中へ入った所に固定されている。 点線９’は収納部６の取り出し口縁の位置である。
【００１１】 図４に券入れ４を折り畳んだときの券１０を入れたパススライド１を示す。券 １０はパススライド１の奥まで入っている。
【００１２】 なおパススライド１の幅は収納部６内で券入れ４の開閉に伴い移動できる幅で あればよい。そのため図３のパススライド１はやや広い場合を示してある。
【００１３】 図５に券入れ４を開いたときの券１０の位置と券入れ４を閉じたときの券１０ の位置を示してある。即ち図５の上段の図は券入れ４を開いたとき、パススライ ド１の一端３は折り目５の右側にあってカード類収容部７に僅かに入った所にあ るが、券入れ４を折り畳むと一端３は図５の下段に示すように折り目５の左側に くる。つまり券入れ４の開閉にパススライド１は折り目５を中心に左右に移動す る。
【００１４】 図６に示す通り券１０は有人改札用として券１０を券入れ４から出さずに使用 とすることもできる。
【００１５】
【考案の効果】
以上の構成によりこの考案の券入れは券入れを開くだけの操作で券１０の取り 出しを容易にするのみでなく、券１０を収納するときもパススライドが券１０を 挿入する滑り板として働いて収納を極めて容易且つ確実にし、且つ自動改札用に も、また有人改札用にも使用できる効果がある。
【提出日】平成４年３月４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】図６に示す通り券１０は有人改札用として券１０を券入れ４から出さずに使用 することもできる。 なお、定期券入れは、ここに挙げた実施例では横型であるが、縦型のものでも この例と同様に実施できる。
【提出日】平成４年１１月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】図３に券入れとパススライド１を示す。点線９は収納部６と反対側の、券以外 の、カード類の収容部７の取り出し口縁と一致する位置である。この収容部７の 取り出し口縁は必ずしもこの位置にする必要はなく、更に収容部の外側方向へ寄 ってもよい。パススライド１の一端３は折り目５から数ミリメートル収容部の方 へ入った所に固定されている。点線９’は収納部６の取り出し口縁の位置である 。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１３】図５に券入れ４を開いたときの券１０の位置と券入れ４を閉じたときの券１０ の位置を示してある。即ち図５の上段の図は券入れ４を開いたとき、パススライ ド１の一端３は折り目５の右側にあってカード類収容部７に僅かに入った所にあ るが、券入れ４を折り畳むと一端３は図５の下段に示すように折り目５の左側に くる。つまり券入れ４の開閉にパススライド１は折り目５を中心に左右に移動す る。その移動幅を符号Ａで示してある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案のパススライドと券の斜視図である。
【図２】券を入れたこの考案の券入れを開いた図であ
る。
【図３】券入れとパススライドを別個に示した各平面図
である。
【図４】券入れを折り畳んだときのパススライドと券と
の位置関係を示す図である。
【図５】券入れの開閉に伴う券の移動を示す図である。
【図６】券が見える収納部の表側を示す券入れの斜視図
である。
【符号の説明】
１ パススライド ２ 折り返し部 ３ 固定部 ４ 券入れ ５ 折り目 ６ 収納部 ７ カード類収容部 ８ パススライドの湾入部 ８’ 収納部の端縁部の湾入部 ９ 背部の幅を示す一端の線 ９’ 背部の幅を示す他端の線 １０ 券
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年３月４日
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１１月３０日
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 二つ折り定期乗車券入れにおいて、定期
    乗車券（１０）収納部（６）内に折り返し部（２）を有
    するパススライド（１）を収容し、パススライド（１）
    の一端（３）を定期乗車券入れ（４）の折り目（５）よ
    りカード類収容部（７）の中へ僅かに入った位置に固定
    したことを特徴とする定期乗車券入れ。
  2. 【請求項２】 パススライド（１）が透明であることを
    特徴とする請求項１の定期乗車券入れ。
  3. 【請求項３】 折り返し部（２）はパススライド（１）
    に定期乗車券（１０）を収納するように緩やかな開口性
    を有し、パススライド（１）の全長の約半分の長さであ
    ることを特徴とする請求項１の定期乗車券入れ。
  4. 【請求項４】 パススライド（１）の固定端側縁中心部
    に湾曲切取部（８）を有することを特徴とする請求項１
    の定期乗車券入れ。
  5. 【請求項５】 収納部（６）が乗車券取出口側縁部の中
    心部にパススライド（１）の湾曲切取部（８）と対応す
    る湾曲切取部（８’）を有することを特徴とする請求項
    １の定期乗車券入れ。
JP1991069393U 1991-08-30 1991-08-30 定期乗車券入れ Expired - Lifetime JP2546344Y2 (ja)

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JPH0520621U true JPH0520621U (ja) 1993-03-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020074973A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 株式会社アオイ・グラビア． カードケース

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474609U (ja) * 1977-11-07 1979-05-28
JPS54128809U (ja) * 1978-02-24 1979-09-07

Patent Citations (2)

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