JPH05205866A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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Publication number
JPH05205866A
JPH05205866A JP1279192A JP1279192A JPH05205866A JP H05205866 A JPH05205866 A JP H05205866A JP 1279192 A JP1279192 A JP 1279192A JP 1279192 A JP1279192 A JP 1279192A JP H05205866 A JPH05205866 A JP H05205866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
contact
drive signal
closed
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP1279192A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Rokusha
範雄 六車
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1279192A priority Critical patent/JPH05205866A/ja
Publication of JPH05205866A publication Critical patent/JPH05205866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレー接点の突入電流が最小となるタイミン
グで、接点を閉じることができるようにした電子レンジ
を提供すること。 【構成】 マグネトロン11を動作させる高圧トランス
3と、この高圧トランス3を駆動するリレー8と、この
リレー8を閉じるためのリレー駆動信号を出力する制御
回路7と、リレー8の接点が閉じたことを検知する接点
検知回路9とを備え、リレー駆動信号の出力からリレー
8の接点が閉じるまでの動作時間を計時し、この計時し
た動作時間をE2PROM10に記憶し、動作開始時、
制御回路7は、E2PROM10に記憶された動作時間
に基づいて投入電流が最小となる位相でリレー8の接点
が閉じるようにリレー駆動信号を出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマグネトロンを動作させ
るための高圧トランスを駆動するリレーを備えた電子レ
ンジに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リレーを長寿命化するには接点
が閉じる時の投入電流を最小にすることが望ましい。即
ち、電子レンジの高圧トランスのような誘導負荷を商用
交流電源に投入する場合、突入電流を最小にするには電
源電圧の90°または270°の位相でリレーの接点を
閉じればよい。このため、リレーの接点の動作時間を8
msとすると、90°または270°の8ms前にリレーの
駆動信号を制御回路から出力し、90°または270°
の位相でリレーの接点を閉じるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においてリレーの動作時間は実際丁度8msでは
なく、個々のリレーによってばらつきがあり、経時的な
変化もある。したがって、突入電流を完全に最小に抑え
ることができず、接点の摩滅が早く、寿命が短いという
問題があった。
【0004】そこで、本発明の電子レンジは上記の問題
に鑑みなされたものであり、リレー接点の突入電流が最
小となるタイミングで、リレー接点を閉じることができ
るようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の電子レンジは、マグネトロンを動作させる
高圧トランスと、この高圧トランスを駆動するリレー
と、このリレーを閉じるためのリレー駆動信号を出力す
る制御回路と、上記リレーの接点が閉じたことを検知す
る検知手段とを備え、上記リレー駆動信号の出力から上
記リレーの接点が閉じるまでの動作時間を計時し、この
計時した動作時間を不揮発性メモリに記憶し、動作開始
時、上記制御回路は、この不揮発性メモリに記憶された
動作時間に基づいて投入電流が最小となる位相で上記リ
レーの接点が閉じるようにリレー駆動信号を出力するも
のである。
【0006】
【作用】上記の構成の電子レンジにおいては、検知手段
にてリレーの接点が閉じたことを検知し、リレーの駆動
信号を出力した後、制御回路はリレーの接点が閉じるま
での時間を計時し、この動作時間を不揮発性メモリに記
憶する。そして、主電源を切った後に、再度電源を投入
し動作を開始(調理開始)すると、この不揮発性メモリ
に記憶されている動作時間を読み出し、この動作時間に
基づいて投入電流が最小となる位相でリレーの接点を閉
じるように、リレーの駆動信号を出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る電子レンジの一実施例を示
す。この電子レンジは商用電源1、リレー駆動回路2、
高圧トランス3および高圧回路4から大略構成されてい
る。リレー駆動回路2は各部に電圧を印加する低圧トラ
ンス5と、商用電源1の零電圧点を検出するゼロクロス
検出回路6と、リレー駆動信号を出力するマイクロコン
ピュータを主とする制御回路7と、高圧トランス3を駆
動するリレー8と、このリレー8の接点の開閉状態を検
知する検知手段としての接点検知回路9と、上記リレー
駆動信号が出力されてから接点検知回路9がリレー8の
接点の閉状態を検知するまでの、リレー8の動作時間を
記憶する不揮発性メモリであるE2PROM10を備え
ている。
【0008】また、高圧回路4はマグネトロン11およ
び半波倍電圧整流回路12を有しており、高圧トランス
3にリレー8の接点を介して商用電源1が印加されるこ
とにより、高圧回路4のマグネトロン11がマイクロ波
を発振する。
【0009】次に、本実施例の作用について説明する。
電源電圧のゼロクロス点(図2のa点)からリレー8の
接点を閉じる90°位相点(図2のc点)までの時間
は、商用電源1が60Hzの場合12.5msである。制
御回路7におけるマイクロコンピュータのメモリーに
は、仮にリレー8の接点動作時間を8msとしてゼロクロ
ス点からリレー8の駆動信号を出力するタイミング(図
2のb点)までの時間を4.5msと設定してある。
【0010】したがって、1回目のリレー8の駆動信号
はゼロクロス点から4.5ms後に出力する。この時、実
際のリレー8の動作時間は個々のリレーによってばらつ
くので、丁度8msであるとは限らない。すなわち、1回
目は90°位相で接点が閉じるとは限らない。
【0011】リレー8の接点が閉じると、接点検知回路
9から制御回路7に信号が出力され、制御回路7ではリ
レー8の駆動信号が出力されてから接点が閉じるまでの
経過時間(動作時間、図2のT2)がカウントされ、こ
の経過時間(T2)が記憶されるとともに、E2PRO
M10にも記憶される。
【0012】次回に、リレー8を動作させる場合は前回
のリレー動作時間に基づいてゼロクロス点から時間T1
(12.5ms−T2)経過後にリレー8の駆動信号を出
力する。時間T2はリレー8を動作させるごとに測定
し、毎回時間T1のデータを更新して制御回路7のメモ
リーに記憶するとともにE2PROM10に記憶された
データも更新されて新しい経過時間(T2)が記憶され
る。
【0013】リレー8の接点動作時間に経時変化がある
といえども、1回前と今回ではほとんど差がないため、
1回目を除き、2回目以降は必ずリレー8の接点が90
°の位相で閉じることとなる。これら一連のプロセスが
図3のフローチャートに示されている。
【0014】このように本実施例においては、接点検知
回路9にてリレー8の接点が閉じたことを検知し、リレ
ー8の駆動信号を出力した後、制御回路7はリレー8の
接点が閉じるまでの時間を計時する。そして、次回にリ
レー8を駆動する時は前回のリレー接点の動作時間に基
づいて投入電流が最小となる位相でリレー8の接点を閉
じるように、リレー8の駆動信号を出力している。
【0015】また、リレー8の動作時間(T2)がE2
PROM10に記憶されているので、主電源を切った
後、再度主電源を投入し動作を開始(調理開始)する
と、E2PROM10に記憶されている動作時間(T
2)を読み出し、この動作時間(T2)に基づいて投入
電流が最小となる位相でリレー8の接点を閉じるように
リレー8の駆動信号を出力している。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
レンジによれば、主電源を一度切り、その後再度主電源
を投入したときでも、不揮発性メモリに記憶されたリレ
ーの動作時間により、常にリレー接点の突入電流が最小
となるタイミングで接点を閉じることができるので、接
点の摩滅が少なくなり、長寿命化が図れるとともに、信
頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子レンジの一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】(A),(B),(C)は動作説明を行うため
の主要部のタイミングチャートである。
【図3】本実施例における制御回路のプログラムを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 商用電源 2 リレー駆動回路 3 高圧トランス 4 高圧回路 5 低圧トランス 6 ゼロクロス検出回路 7 制御回路 8 リレー 9 接点検知回路(検知手段) 10 E2PROM 11 マグネトロン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネトロンを動作させる高圧トランス
    と、この高圧トランスを駆動するリレーと、このリレー
    を閉じるためのリレー駆動信号を出力する制御回路と、
    上記リレーの接点が閉じたことを検知する検知手段とを
    備え、 上記リレー駆動信号の出力から上記リレーの接点が閉じ
    るまでの動作時間を計時し、この計時した動作時間を不
    揮発性メモリに記憶し、動作開始時、上記制御回路は、
    この不揮発性メモリに記憶された動作時間に基づいて投
    入電流が最小となる位相で上記リレーの接点が閉じるよ
    うにリレー駆動信号を出力することを特徴とする電子レ
    ンジ。
JP1279192A 1992-01-28 1992-01-28 電子レンジ Pending JPH05205866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1279192A JPH05205866A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電子レンジ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1279192A JPH05205866A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電子レンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05205866A true JPH05205866A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11815226

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JP1279192A Pending JPH05205866A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電子レンジ

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JP (1) JPH05205866A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9066377B2 (en) 2009-08-10 2015-06-23 Sharp Kabushiki Kaisha High frequency cooking apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9066377B2 (en) 2009-08-10 2015-06-23 Sharp Kabushiki Kaisha High frequency cooking apparatus
EP2466990A4 (en) * 2009-08-10 2015-07-08 Sharp Kk MICROWAVE COOKER

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