JPH0520576U - 吸引式捕虫捕菌機 - Google Patents

吸引式捕虫捕菌機

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JPH0520576U
JPH0520576U JP2326391U JP2326391U JPH0520576U JP H0520576 U JPH0520576 U JP H0520576U JP 2326391 U JP2326391 U JP 2326391U JP 2326391 U JP2326391 U JP 2326391U JP H0520576 U JPH0520576 U JP H0520576U
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JP
Japan
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hood
suction
fungi
insect trap
plant
Prior art date
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Pending
Application number
JP2326391U
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English (en)
Inventor
邦彦 村井
幹雄 古田
敦彦 矢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Kako Corp
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yazaki Kako Corp
Fulta Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】人畜に有害な化学薬剤を用いることなく、植物
に付着している害虫や菌を駆除することを目的とする。 【構成】送風経路から植物に風を吹き付けて、該植物に
付着している害虫や菌を吹き飛ばし、フードを介して吸
引経路に吸引することにより捕虫捕菌を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はお茶、野菜、果樹、芝等の植物に付着している害虫や菌を機械的 に捕捉する吸引式捕虫捕菌機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、植物に付着した害虫や菌を駆除あるいは殺虫殺菌を行なうには殺虫 剤、殺菌剤、駆虫剤等の化学的薬剤が用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながらこのような化学薬剤は人畜に害があり、例えば該化学薬剤を ゴルフ場で撒布した場合にその周囲に公害をもたらすいわゆるゴルフ場公害 等は最近の大きな社会問題にもなっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、吸引経路(4) に連 絡するフード(5) と、該フード(5) の周縁部に開口する送風経路(9) とから なる吸引式捕虫捕菌機(1) を提供するものである。
【0005】
【作用】
送風経路(9) の開口部(91)から植物に向けて風を吹き付けると、植物Pに 付着している害虫や菌が植物Pから吹き飛ばされる。そしてこのようにして 吹き飛ばされた害虫や菌はフード(5) を介して吸引経路(4) に吸引される。
【0006】
【考案の効果】
したがって本考案においては、化学的薬剤を使用せずに害虫や菌を駆除す ることが出来、周囲の人畜に害を及ぼすことがなく、ゴルフ場公害等の大き な社会問題等も解消されることになる。
【0007】
【実施例】
図1および図2には本考案の第1実施例を示す。図において、吸引式捕虫 捕菌機(1) において、機台(2) には吸引ポンプ(3) が設置され、該吸引ポン プ(3) の前段からは吸引ダクト(4) が差出され、該吸引ダクト(4) の先端に は側方に向けてフード(5) が取付けられ、該フード(5) の開口部(51)にはネ ット(52)が張設されている。該吸引ポンプ(3) はモーター(31)によって駆動 され、そして後段の吸引室(6) には吸引された害虫や菌を備蓄する布袋(7) が着脱可能に取付けられている。
【0008】 更に該機台(2) には送風機(8) が設置されており、該送 風機(8) からは送風パイプ(9) が差出されており、該送風パイプ(9) は該フ ード(5) の周縁部において該フード(5) 中心方向に向いた開口部(91)を有す る。
【0009】 該吸引式捕虫捕菌機(1) はローラー(10),(10) を介して 地面G上に配置されているレール(11),(11) に沿って移動可能に取付けられ ている。
【0010】 上記構成において、図1に示すように該吸引式捕虫捕菌 機(1) のフード(5) の開口部(51)をファームに植えられている植物Pに接近 せしめ、該吸引式捕虫捕菌機(1) をローラー(10),(10) を介してレール(11) ,(11) 上をゆっくり移動させる。そして送風機(8) を作動させて送風パイプ (9) から植物Pに風を吹き付ける。このようにして植物Pに付着している害 虫や菌は風によってフード(5) 中心方向へ吹き飛ばされる。同時に吸引ポン プ(3) を作動させると上記風によってフード(5) 中心方向へ吹き飛ばされた 害虫や菌はフード(5) から吸引ダクト(4) を介して吸引室(6) に取付けられ ている布袋(7) 内に収納備蓄される。該布袋(7) 内に害虫や菌が一杯になっ たら該布袋(7) を新しいものに取り替える。
【0011】 図3には本考案の第2実施例が示される。該実施例では トラクター(12)の荷台(13)に吸引式捕虫捕菌機(1)Aが載置され、トラクター (12)のエンジンによって駆動される吸引ポンプから差出される吸引ダクト(4 )Aの先端に取付けられているフード(5)Aは下方に向いており、また同様にト ラクター(12)のエンジンによって駆動される送風機から差出される送風パイ プ(9)Aは該フード(5)Aの周縁部において該フード(5)A中心方向に向いた開口 部(91)A を有する。
【0012】 上記構成において、トラクター(12)をゴルフ場の芝(14) 上を走らせ、芝(14)にフード(5)Aを接近させ、送風パイプ(9)Aから芝(14)に 風を吹き付けつゝ、吹き飛ばされた害虫や菌をフード(5)Aを介して吸引ダク ト(4)Aに吸引する。
【0013】 図4には本考案の第3実施例が示される。図においてフ ード(5)Bの開口部(51)B にはネット(52)B が張設され、該フード(5)Bの周縁 部下側には扁平状開口部(91)B を有する送風パイプ(9)Bが配置されている。 本実施例においては、送風パイプ(9)Bの開口部(91)B が扁平状であるから 、風の吹付け巾を広くとることが出来る。
【0014】 上記実施例以外、送風パイプから植物を傷めない程度の 温度の熱風を吹き出させて殺虫殺菌を行なってもよい。
【提出日】平成3年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はお茶、野菜、果樹、芝等の植物に付着している害虫や菌を機械的に捕 捉する吸引式捕虫捕菌機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、植物に付着した害虫や菌を駆除あるいは殺虫殺菌を行なうには殺虫剤、 殺菌剤、駆虫剤等の化学的薬剤が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような化学薬剤は人畜に害があり、例えば該化学薬剤をゴル フ場で撒布した場合にその周囲に公害をもたらすいわゆるゴルフ場公害等は最近 の大きな社会問題にもなっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、吸引経路(4) に連絡す るフード(5) と、該フード(5) の周縁部に開口する送風経路(9) とからなる吸引 式捕虫捕菌機(1) を提供するものである。
【0005】
【作用】
送風経路(9) の開口部(91)から植物に向けて風を吹き付けると、植物Pに付着 している害虫や菌が植物Pから吹き飛ばされる。そしてこのようにして吹き飛ば された害虫や菌はフード(5) を介して吸引経路(4) に吸引される。
【0006】
【考案の効果】
したがって本考案においては、化学的薬剤を使用せずに害虫や菌を駆除するこ とが出来、周囲の人畜に害を及ぼすことがなく、ゴルフ場公害等の大きな社会問 題等も解消されることになる。
【0007】
【実施例】
図1および図2には本考案の第1実施例を示す。図において、吸引式捕虫捕菌 機(1) において、機台(2) には吸引ポンプ(3) が設置され、該吸引ポンプ(3) の 前段からは吸引ダクト(4) が差出され、該吸引ダクト(4) の先端には側方に向け てフード(5) が取付けられ、該フード(5) の開口部(51)にはネット(52)が張設さ れている。該吸引ポンプ(3) はモーター(31)によって駆動され、そして後段の吸 引室(6) には吸引された害虫や菌を備蓄する布袋(7) が着脱可能に取付けられて いる。
【0008】 更に該機台(2) には送風機(8) が設置されており、該送風機(8) からは送風パ イプ(9) が差出されており、該送風パイプ(9) は該フード(5) の周縁部において 該フード(5) 中心方向に向いた開口部(91)を有する。
【0009】 該吸引式捕虫捕菌機(1) はローラー(10),(10) を介して地面G上に配置されて いるレール(11),(11) に沿って移動可能に取付けられている。
【0010】 上記構成において、図1に示すように該吸引式捕虫捕菌機(1) のフード(5) の 開口部(51)をファームに植えられている植物Pに接近せしめ、該吸引式捕虫捕菌 機(1) をローラー(10),(10) を介してレール(11),(11) 上をゆっくり移動させる 。そして送風機(8) を作動させて送風パイプ(9) から植物Pに風を吹き付ける。 このようにして植物Pに付着している害虫や菌は風によってフード(5) 中心方向 へ吹き飛ばされる。同時に吸引ポンプ(3) を作動させると上記風によってフード (5) 中心方向へ吹き飛ばされた害虫や菌はフード(5) から吸引ダクト(4) を介し て吸引室(6) に取付けられている布袋(7) 内に収納備蓄される。該布袋(7) 内に 害虫や菌が一杯になったら該布袋(7) を新しいものに取り替える。
【0011】 図3には本考案の第2実施例が示される。該実施例ではトラクター(12)の荷台 (13)に吸引式捕虫捕菌機(1)Aが載置され、トラクター(12)のエンジンによって駆 動される吸引ポンプから差出される吸引ダクト(4)Aの先端に取付けられているフ ード(5)Aは下方に向いており、また同様にトラクター(12)のエンジンによって駆 動される送風機から差出される送風パイプ(9)Aは該フード(5)Aの周縁部において 該フード(5)A中心方向に向いた開口部(91)A を有する。
【0012】 上記構成において、トラクター(12)をゴルフ場の芝(14)上を走らせ、芝(14)に フード(5)Aを接近させ、送風パイプ(9)Aから芝(14)に風を吹き付けつゝ、吹き飛 ばされた害虫や菌をフード(5)Aを介して吸引ダクト(4)Aに吸引する。
【0013】 図4には本考案の第3実施例が示される。図においてフード(5)Bの開口部(51) B にはネット(52)B が張設され、該フード(5)Bの周縁部下側には扁平状開口部(9 1)B を有する送風パイプ(9)Bが配置されている。 本実施例においては、送風パイプ(9)Bの開口部(91)B が扁平状であるから、風 の吹付け巾を広くとることが出来る。
【0014】 上記実施例以外、送風パイプから植物を傷めない程度の温度の熱風を吹き出さ せて殺虫殺菌を行なってもよい。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の側面図
【図2】該実施例の正面図
【図3】本考案の第2実施例の説明図
【図4】本考案の第3実施例の正面図
【符号の説明】
(1),(1)A・・・・吸引式捕虫捕菌機 (3)・・・・・吸引ポンプ (4),(4)A・・・・吸引ダクト (5),(5)A,(5)B・・・・フード (8)・・・・・送風ポンプ (9),(9)A,(9)B・・・・送風パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村井 邦彦 愛知県海部郡十四山村大字坂中地1丁目37 番地 株式 会社エム式水耕研究所内 (72)考案者 古田 幹雄 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通7丁目9番地 フルタ電機 株式会社内 (72)考案者 矢崎 敦彦 静岡県静岡市小鹿2丁目24番1号 矢崎化 工株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引経路に連絡するフードと、該フードの
    周縁部に開口する送風経路とからなることを特徴とする
    吸引式捕虫捕菌機
JP2326391U 1991-03-16 1991-03-16 吸引式捕虫捕菌機 Pending JPH0520576U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296966A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Shimizu Corp 昆虫類侵入防止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290138A (ja) * 1990-04-03 1991-12-19 Ooyodo Diesel Kk ゴルフ場の害虫駆除装置

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970527