JPH05205421A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH05205421A
JPH05205421A JP981792A JP981792A JPH05205421A JP H05205421 A JPH05205421 A JP H05205421A JP 981792 A JP981792 A JP 981792A JP 981792 A JP981792 A JP 981792A JP H05205421 A JPH05205421 A JP H05205421A
Authority
JP
Japan
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magnetic
head
magnetic disk
arm
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP981792A
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English (en)
Inventor
Junichi Ishibashi
淳一 石橋
Kazuyoshi Hanada
一良 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05205421A publication Critical patent/JPH05205421A/ja
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置寸法の小形化などに影響されることな
く、磁気ヘッドのロード・アンロードを的確に行うこと
が可能な磁気ディスク装置を提供する。 【構成】 ヘッドアーム3の背面に突起4を設け、保持
部材5の当接片5aを隣り合うヘッドアーム2間に挿入
できる位置に配置固定し、アクチュエータ6を矢印9の
方向に駆動させ突起4を保持部材5に当接させる。当接
時に、ヘッドアーム3は矢印7及び8の方向に移動し、
磁気ヘッド2は磁気ディスク1から離れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特に磁気ディスクと磁気ヘッドとの粘着を防止する
為の磁気ヘッドのロード・アンロードの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、情報処理装置の外部記憶装置
として使用されている磁気ディスク装置では、磁気ディ
スクに情報を記録又は再生する稼働状態では、磁気ディ
スクを所定の回転数(例えば3600RPM)にさせな
ければならない。磁気ディスクの回転が開始すると磁気
ヘッドは磁気ディスクに接触した状態から、この回転に
より発生する空気流で磁気ヘッドは空気軸受の原理でヘ
ッドアームの押し付け力と空気流の押し上げ力とが釣合
い磁気ディスク上に間隙を保って安定に浮上する。しか
し磁気ディスク装置を使用しない時は、磁気ディスクの
回転は停止し空気流が発生しない為に磁気ヘッドはヘッ
ドアームの押し付け力で磁気ディスク上に接触した状態
となる。
【0003】このような方式は、磁気ディスクにおける
情報の記録密度が磁気ディスクと磁気ヘッドとの浮上間
隙に逆比例することから、可能な限り浮上間隙を小さく
するために採られているものであり、いわゆるコンタク
トスタートストップ(CSS)方式と呼ばれている。と
ころで、今後益々低浮上間隙の狭小化による記憶容量の
増大が要求される磁気ヘッドのスライダ面仕上げ精度
は、極めて平滑なものが要求され、磁気ディスク面も高
い平面性が要求される。その為、上述のようなCSS方
式では磁気ヘッドと磁気ディスクとが粘着する恐れがあ
る。
【0004】このため、従来では、たとえば、特開平1
−134770号公報に示されている様に、通常の稼働
範囲の外側の位置において、磁気ディスク面と、磁気ヘ
ッドを支持するアームとの間にテーパー状の保持部材を
設け、休止時は、アームを保持部材に乗り上げさせるこ
とにより磁気ディスクから磁気ヘッドを離間(アンロー
ド)させる方法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来のロード・アンロード機構では、保持部材は磁気
ディスクとアームの間隙に入り込む構造にしなければな
らず、且つ、磁気ディスクへの接触は避けなければなら
ない。今後、従来と同一の寸法的な制約の内で高記憶容
量とするためには、記録方式を変えるか、前述のように
低浮上量の磁気ヘッドとすると共に磁気ディスク枚数を
増やすことが考えられ、磁気ディスク間隔は更に狭くな
る。又、磁気ヘッドの小型化により、磁気ヘッドとアー
ムとの間隔も狭くなってきており、益々、本保持部材を
薄くしなければならず、ロード・アンロード時に保持部
材がたわみ磁気ディスクに接触する懸念が出てくる。ま
た、本機構では、保持部材が個々のアーム毎に必要とな
り複雑な構造となる。本発明の目的は、以上の問題点を
考慮し、装置寸法の小形化などに影響されることなく、
磁気ヘッドのロード・アンロードを的確に行うことので
きる磁気ディスク装置を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0008】すなわち、本発明の磁気ディスク装置は、
少なくとも、情報記録媒体である複数の磁気ディスク
と、この磁気ディスクに対する情報の記録・再生を行う
複数の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを磁気ディスク上
に位置決めするアクチュエータと、このアクチュエータ
に個々の磁気ヘッドを支持させる複数のヘッドアームと
を具備した磁気ディスク装置において、個々のヘッドア
ームにおいて隣接するヘッドアームに対する対向面に突
設された突起と、アクチュエータによるヘッドアームの
可動範囲に位置し、当該ヘッドアームの変位によって、
隣接する一対の当該ヘッドアームの突起に当接する保持
部材とを設けたものである。
【0009】
【作用】上記した本発明の磁気ディスク装置によれば、
稼働停止に際して、アクチュエータによってヘッドアー
ムを保持部材の位置に移動させ、隣接するヘッドアーム
の対向面にそれぞれ突設された突起を、保持部材に同時
に当接させ、隣接する当該ヘッドアームを互いに接近す
る方向に撓ませ、各ヘッドアームに支持されている個々
の磁気ヘッドを磁気ディスク面から浮上させる磁気ヘッ
ドのアンロードを行う。保持部材は、隣接するヘッドア
ームの間に位置するので、磁気ディスクの間隙が狭小化
しても当該磁気ディスク面に接触する懸念はなく、ま
た、隣接する一対のヘッドアーム毎に保持部材を設けれ
ばよいので、個々のヘッドアーム毎に保持部材を設ける
場合に比較して、寸法の小形化が容易である。
【0010】すなわち、装置の小形化などによる寸法的
な制約を受けることなく、磁気ヘッドのロード・アンロ
ードを的確に行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例である磁気ディスク装置について詳細に説明する。
【0012】図1は、本実施例の磁気ディスク装置の構
成の一例を示す分解斜視図であり、図2(a)および
(b)は、その作用の一例を示す側面図である。
【0013】複数の磁気ディスク1は、所定の間隔で平
行かつ同軸に図示しないスピンドルモータなどに固定さ
れており、所定の回転速度で回転駆動される構造となっ
てい。この複数の磁気ディスク1の各々に記録面には、
複数の磁気ヘッド2が対向して配置されており、各磁気
ヘッド2は、ヘッドアーム3を介してアクチュエータ6
に支持されている。個々磁気ヘッド2は、ヘッドアーム
3の弾発力などにより、対向する磁気ディスク1の記録
面に接近する方向に常時、押圧付勢されている。この付
勢力の大きさは、磁気ディスク1の安定回転時に発生す
る気流によって磁気ヘッド2に発生する浮力とが均衡す
る位置で、当該磁気ヘッド2と磁気ディスク1の記録面
との間に所定の間隙が構成されるように設定されてい
る。また、アクチュエータ6の回動動作により、複数の
磁気ヘッド2は、ヘッドアーム3を介して、同時に磁気
ディスク1の径方向の同一方向に移動して所望の位置に
位置付けされる。
【0014】この場合、隣接する二つの磁気ディスク1
の間に位置する一対のヘッドアーム3の対向面には、突
起4がそれぞれ突設されている。
【0015】さらに、磁気ディスク1の近傍には、隣接
する磁気ディスク1の間に隣接して位置する一対の当該
ヘッドアーム3の間隙に、複数の当接片5aをそれぞれ
位置させる保持部材5が配置されている。この当接片5
aの位置は、アクチュエータ6によるヘッドアーム3の
可動範囲内で、しかも磁気ヘッド2による磁気ディスク
1に対する通常のデータ記録/再生動作におけるヘッド
アーム3の移動範囲からは逸れた位置に設定されてい
る。
【0016】また、当接片5aの形状は、アクチュエー
タ6による移動動作によってヘッドアーム3が当接片5
aの位置に移動し、隣接するヘッドアーム3の対向面に
突設されている突起4の各々と当該当接片5aとが当接
した時、隣接する一対のヘッドアーム3が互いに接近す
る方向に、すなわち、個々のヘッドアーム3に支持され
ている磁気ヘッド2が、対向する磁気ディスク1の記録
面から離間(アンロード)する方向に変位するように、
突起4の移動軌跡に交差するテーパをなしている。
【0017】以下、上述のような構成の本実施例におけ
る磁気ディスク装置の作用の一例を説明する。
【0018】まず、通常の稼働状態では、磁気ディスク
1は、所定の速度で回転しており、この時、前述のよう
に、ヘッドアーム3による付勢力と、気流によって磁気
ヘッド2に発生する浮力とが均衡し、図2(a)に例示
されるように、磁気ヘッド2と、磁気ディスク1の記録
面との間には、所定の間隙が形成され(ロード状態)、
この状態で、アクチュエータ6による位置決め動作によ
って、各磁気ヘッド2を磁気ディスク1の径方向の所望
の位置に適宜位置決めしながら、情報の記録/再生動作
を遂行する。
【0019】一方、磁気ヘッド2を対向する磁気ディス
ク1の記録面から強制的に浮上させるアンロード動作を
行うには、アクチュエータ6によって、保持部材5の当
接片5aに、突起4が当接するように、ヘッドアーム3
を上述のような通常の稼働範囲から保持部材5に接近す
る方向(矢印9の方向)に移動させる。
【0020】この時、図2(b)に示されるように、当
接片5aが、磁気ディスク1の間で隣接する一対のヘッ
ドアーム3の各々に突起4に同時に当接することによっ
て、個々のヘッドアーム3は、当該ヘッドアーム3の先
端部に支持されている磁気ヘッド2を対向する磁気ディ
スク1の記録面から浮上させる方向(矢印7および矢印
8の方向)に撓み変形し、個々の磁気ヘッド2はアンロ
ード状態となる。
【0021】また、アクチュエータ6を矢印10の方向
に回動させることにより、このアンロード動作は解除さ
れる。
【0022】このように、本実施例の磁気ディスク装置
によれば、保持部材5の当接片5aは、磁気ディスク1
の間において隣接するヘッドアーム3の間隙に位置する
ので、たとえば、装置の小形化や磁気ディスク1の枚数
の増加などによって磁気ディスク1の間隙が狭小化して
も、保持部材5や当接片5aが磁気ディスク1に接触す
る懸念がない。また、隣合う二つのヘッドアーム3毎に
一つの当接片5aを配置するだけでよいので、磁気ディ
スク1の枚数の増加などによってヘッドアーム3の数が
増えても、それに伴う保持部材5(当接片5a)の数の
増加は、半分で済み、必要以上に所要設置スペースが増
大することがない。
【0023】すなわち、本実施例の磁気ディスク装置に
よれば、寸法的な制約を生じることなく、アクチュエー
タ6によるヘッドアーム3の移動動作だけで、的確に磁
気ヘッド2のロード/アンロード動作を実現することが
できる。
【0024】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0026】すなわち、本発明の磁気ディスク装置によ
れば、装置寸法の小形化などに影響されることなく、磁
気ヘッドのロード・アンロードを的確に行うことができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気ディスク装置の構
成の一例を示す斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、その作用の一例を示す
側面図である。
【符号の説明】 1 磁気ディスク 2 磁気ヘッド 3 ヘッドアーム 4 突起 5 保持部材 5a 当接片 6 アクチュエータ 7,8 磁気ヘッドのアンロード動作の方向を示す矢印 9 アンロード動作におけるアクチュエータの駆動方向
を示す矢印 10 アンロード動作の解除におけるアクチュエータの
駆動方向を示す矢印

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、情報記録媒体である複数の
    磁気ディスクと、この磁気ディスクに対する情報の記録
    ・再生を行う複数の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを前
    記磁気ディスク上に位置決めするアクチュエータと、こ
    のアクチュエータに個々の前記磁気ヘッドを支持させる
    複数のヘッドアームとを具備した磁気ディスク装置であ
    って、個々の前記ヘッドアームにおいて隣接するヘッド
    アームに対する対向面に突設された突起と、前記アクチ
    ュエータによる前記ヘッドアームの可動範囲に位置し、
    当該ヘッドアームの変位によって、隣接する一対の当該
    ヘッドアームの前記突起に当接する保持部材とを備えた
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP981792A 1992-01-23 1992-01-23 磁気ディスク装置 Pending JPH05205421A (ja)

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JP981792A JPH05205421A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 磁気ディスク装置

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JP981792A JPH05205421A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 磁気ディスク装置

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JP981792A Pending JPH05205421A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 磁気ディスク装置

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