JPH0520531Y2 - - Google Patents

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JPH0520531Y2
JPH0520531Y2 JP19594987U JP19594987U JPH0520531Y2 JP H0520531 Y2 JPH0520531 Y2 JP H0520531Y2 JP 19594987 U JP19594987 U JP 19594987U JP 19594987 U JP19594987 U JP 19594987U JP H0520531 Y2 JPH0520531 Y2 JP H0520531Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は円盤印の回転操作で印字文字を選択
して紙面上に押印することができるようにした回
転印字器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、可撓性のある多数の放射印字板を有した
円盤印を備え、この円盤印の回転操作で押印すべ
き印字文字を選択し、印字板先端の凸印部を指押
し操作で紙面上に押付けて印字するようにした回
転印字器は知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来の回転印字器は、円盤印の印字板凸印
部を紙面の印字位置に適当に合せて押印するよう
に構成されているので、横方向または縦方向に一
定の文字間隔で真直ぐに印字することが難しく、
文字間隔が色々に変つてしまつたり、押印文字列
が曲がつてしまつたりする問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記従来の問題点を解決するため
に、回転円盤印を軸支内装する偏平ケースを透明
な合成樹脂で成形した本体ベースと本体蓋で形成
し、この本体ベースの板面に横方向及び縦方向の
印字ピツチに対応する間隔の方眼線を本体蓋の上
から透視し得るように表示したことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
印字すべき紙面に横方向の基準線と縦方向の基
準線を後で消せるように鉛筆などで付線し、この
紙面側の縦断基準線に印字器側の方眼線を順次に
線合せしながら、横方向または縦方向の印字を行
う。
〔実施例〕
以下、この考案の回転印字器の構成を図示した
実施例に従い具体的に説明すると、図中10は長
方形状をなした厚さ7mm位の偏平ケースで、この
偏平ケース10は印字孔11を有する透明な合成
樹脂製の本体ベース12と、一側部に円盤印20
の回転操作部13を有し且つ本体ベース12の印
字孔11と対応する位置に指で押圧操作可能な印
字操作舌片14を設けた前記本体ベース12に被
着される透明な合成樹脂製の本体蓋15とで形成
され、前記本体ベース12の板面には横方向及び
縦方向の印字ピツチに対応する間隔(例えば5mm
間隔)の方眼線16が本体蓋15の上から第1図
の如く透視し得るように表示されている。なお、
この方眼線16の表示は印刷又は方眼けがき線に
着色インキを塗着して表示される。
前記円盤印20は本体蓋15の印字操作舌片1
4で押圧操作される可撓性のある多数(実施例は
40本)の放射印字板21を有した不透明合成樹脂
の一体成形品で構成され、各印字板21先端の裏
面凸印部22がベース印字孔11の位置に選択的
に回転露出できるように偏平ケース10内に収納
されて、円盤中心部を本体ベース12の中心突出
軸17で第2図の如く軸支している。
なお、この回転円盤印20の各放射印字板21
には先端凸印部22と対応するアルフアベツト文
字、1〜9までの数字、その他の記号からなる印
字文字23が表示され、円盤印20の回転操作で
押印すべき印字文字23を選択して印字孔11の
位置に所望の凸印部22を回転露出させることが
できるようになつている。そして、この凸印部2
2の印字部への回転位置決めを正確に行わせるた
め、前記円盤印20の中心円盤部裏面に各印字板
21と位置対応した多数個の凹状係合部24を同
心的に配列形成し、この凹状係合部24に本体ベ
ース12に設けた弾性掛止片18の先端突起19
が係脱可能に係合するように構成している。2
5,26は前記円盤印20の印字板凸印部22に
インキ付着させるインキ含浸体で、このインキ含
浸体25,26は本体ベース12の印字孔11の
両側方位置に接着などの手段によつて取付けられ
ている。
第3図は単語カード27の紙面に英語の単語を
印字する場合の使用状態を示したもので、前記カ
ード27の印字すべき紙面に横方向の基準線28
と縦方向の基準線29を後で消せるように鉛筆な
どで付線し、この紙面側の縦横基準線29,28
に印字器側方眼線16の最初の印字位置イを決定
する縦横線16a,16bが合致するように印字
器を紙面上に第3図の如く設置し、この状態で印
字器が動かないように片方の手で押え、他方の手
指による印字操作を行つて、最初の1文字を押印
する。そして、紙面側の縦基準線29に合せた印
字器側方眼縦線16の次の縦線16alが前記縦基
準線29に合致するように前記印字器を横方向に
1ピツチ平行移動させ、この状態で印字器が動か
ないように片方の手で押え、他方の手で円盤印2
0を回転させて次に押印する印字文字23を選択
した後、他方の手指による印字操作を行つて、2
番目の文字を押印し、以下この操作を繰返すこと
により、横方向に所定数の文字を一定の間隔で真
直ぐに印字することができる。なお、紙面側横基
準線28に対して印字器側方眼横線16bの次の
横線16blを合致させるように、印字器を下方に
1ピツチ移動させれば、次行の印字を前記と同様
に行うことができる。
〔考案の効果〕
この考案の回転印字器は前記のような構成のも
のであるから、印字すべき紙面に横方向の基準線
と縦方向の基準線を鉛筆などで付線し、この紙面
側の縦横基準線に印字器側の方眼線を順次に線合
せしながら印字操作を行うことにより、回転円盤
印の回転操作で選択した所望の文字を横方向また
は縦方向に一定の間隔で真直ぐに印字することが
できるという優れた実用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による回転印字器の
平面図、第2図は第1図の−線に沿う中央縦
断面図、第3図は単語カードに印字する場合の使
用状態図である。 10……偏平ケース、11……印字孔、12…
…本体ベース、13……円盤印の回転操作部、1
4……印字操作舌片、15……本体蓋、16……
方眼線、20……回転円盤印、21……放射印字
板、22……印字板凸印部、23……印字文字、
25,26……インキ含浸体、28……紙面付線
の横方向基準線、29……紙面付線の縦方向基準
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性のある多数の放射印字板を有した回転円
    盤印を備え、この円盤印の回転操作で押印すべき
    印字文字を選択し、印字板先端の凸印部を指押し
    操作で紙面上に押付けて印字するようにした回転
    印字器において、回転円盤印を軸支内装する偏平
    ケースを透明な合成樹脂で成形した本体ベースと
    本体蓋で形成し、この本体ベースの板面に横方向
    及び縦方向の印字ピツチに対応する間隔の方眼線
    を本体蓋の上から透視し得るように表示したこと
    を特徴とする回転印字器。
JP19594987U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0520531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19594987U JPH0520531Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JP19594987U JPH0520531Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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Publication Number Publication Date
JPH0199656U JPH0199656U (ja) 1989-07-04
JPH0520531Y2 true JPH0520531Y2 (ja) 1993-05-27

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ID=31486597

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JP19594987U Expired - Lifetime JPH0520531Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JPH0199656U (ja) 1989-07-04

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