JPH05204130A - レチクル及びマスクとその製造方法 - Google Patents

レチクル及びマスクとその製造方法

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JPH05204130A
JPH05204130A JP1247692A JP1247692A JPH05204130A JP H05204130 A JPH05204130 A JP H05204130A JP 1247692 A JP1247692 A JP 1247692A JP 1247692 A JP1247692 A JP 1247692A JP H05204130 A JPH05204130 A JP H05204130A
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JP
Japan
Prior art keywords
mask
glass substrate
resist film
reticle
pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1247692A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yamauchi
敏 山内
Hironori Ishiyama
裕規 石山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,レチクル及びマスクの製造方法,
特に位相シフトパターンの形成方法に関し,位相法を用
いたレチクル及びマスクのよりよい製造方法の開発を目
的とする。 【構成】 位相シフト法を利用したレチクル及びマスク
において,シフター層3がガラス基板1上のマスクパタ
ーン2と反対面に形成されてなるように,また,前記シ
フター層3が前記ガラス基板1上に透明膜により形成さ
れてなるように,或いは,前記シフター層3が前記ガラ
ス基板1を途中までエッチングして形成されてなるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,レチクル及びマスクの
製造方法,特に位相シフトパターンの形成方法に関す
る。
【0002】近年,LSIパターンの微細化に伴い,レ
チクル及びマスクを用いたパターンの転写方法において
も,ステッパ等パターン解像度の限界があり,今後のパ
ターン形成において,高度なリソグラフィ技術を用いた
ステッパの限界以上の微細パターンが要求されておりま
す。
【0003】
【従来の技術】図5は従来例の説明図である。図におい
て,11はガラス基板, 12はクロムマスクパターン, 13は
レジスト膜シフター層である。
【0004】図5(a)に示すような,従来のガラス基
板11上に形成されるクロムマスクパターン12からなるL
SIパターンにおいては,ステッパの解像度がLSIパ
ターンの微細度より上回っていた事や,それほどの微細
化が従来は必要なかった為,ステッパの解像度以上のパ
ターンは余り要求されなかった。
【0005】そのため,図5(b)に示すように,レチ
クル上の光の振幅はウエハ上では図のようになり,ウエ
ハ上での光強度の差が小さくなるので,周辺がだれて寸
法精度がでない。
【0006】そのため,図5(c)に示すような,微細
パターン形成に最近用いられている位相シフト法を用い
てのレチクル作製方法では,図5(d)に示すように,
レジスト膜シフター層13によりレチクル上の光の振幅
が, 180 °位相がずれるため,ウエハ上のパターン露光
時にマスクパターン12のエッジがシャープとなり, 解像
度は向上するが, 用いるレジスト膜シフター層13の強度
等に問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って,LSIパター
ンのステッパ解像度以上のパターンの微細化が今まで困
難とされてきたが,本発明では,以上の問題点を鑑み,
微細パターン形成のために,位相法を用いたレチクル及
びマスクのよりよい製造方法を開発することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図において,1はガラス基板,2はマスクパ
ターン,3はシフター層である。
【0009】上記の問題点を解決するために,本発明に
おいては,位相シフトのためのシフター層3が,従来は
マスク基板1上のマスクパターン2と同一面に形成され
ていたものを,マスクパターン2とは反対の面に作成す
る事により,図1に示すように,露光パターンの微細化
が容易に実現され,位相シフト法によるレチクル及びマ
スクの製造方法を現実的なものとしている。
【0010】即ち,本発明の目的は,図1に示すよう
に,位相シフト法を利用したレチクル及びマスクにおい
て,シフター層3がガラス基板1上のマスクパターン2
と反対面に形成されてなることにより,また,図1
(a)に示すように,前記シフター層3が前記ガラス基
板1上に透明膜により形成されてなることにより,或い
は,図1(b)に示すように,前記シフター層3が前記
ガラス基板1を途中までエッチングして形成されてなる
ことにより,図1(c)に示すように,マスクパターン
エッジでの光の強弱がはっきりして微細パターンの形成
が達成される。
【0011】
【作用】本発明では,位相法を利用したレチクル及びマ
スクを作成するのに,位相するシフター層をガラス基板
上のマスクパターン面と反対の面に作成する事により,
パターン表面を保護膜で保護出来るなど,現実的な位相
シフト法によるレチクル及びマスクの作成を可能として
いる。
【0012】
【実施例】図2〜図4は本発明の第1〜第3の実施例の
工程順模式断面図である。図において,1はガラス基
板,2はマスクパターン,3はシフト層,4はネガ型レ
ジスト膜,5は露光部,6は透明膜,7はポジ型レジス
ト膜,8は遮蔽膜,9はレジスト膜である。
【0013】第1の実施例としては,図2(a)〜
(d)に示すように,従来方法によりガラス基板1上に
マスクパターン2を形成した後,図2(e)に示すよう
に,該ガラス基板1の該マスクパターン2形成面の反対
側の面にネガ型レジスト膜4を塗布する。
【0014】そして,該マスクパターン2をマスクとし
て該ネガ型レジスト膜4を露光する。この場合,電子ビ
ーム用のネガ型レジスト膜4を用いれば,ガラス基板1
の裏面から,マスクパターン2を通さず,位置合わせに
より直接露光しても良い。
【0015】次に,図2(f)に示すように,該ネガ型
レジスト膜4を現像して図2(g)に示すように,マス
クパターン2と反対のパターンとなるシフター層3を形
成する。
【0016】第2の実施例としては,図3(a)に示す
ように,ガラス基板1上にマスクパターン2を形成した
後,図3(b)に示すように,ガラス基板1のマスクパ
ターン2形成面の反対側の面にシフター層3となる透明
膜6,例えば,二酸化シリコン膜等と,ネガ型レジスト
膜4を順次積層する。
【0017】そして,ガラス基板の表面より,マスクパ
ターン2をマスクとしてネガ型レジスト膜4を露光す
る。図3(c)に示すように,ネガ型レジスト膜4を現
像する。
【0018】図3(d)に示すように,ネガ型レジスト
膜4をマスクとして透明膜6をエッチングする。この
後,図3(e)に示すように,ネガ型レジスト膜4を除
去してシフター層3を形成する。
【0019】第3の実施例として,図4(a)に示すよ
うに,ガラス基板1上にマスクパターン2を形成する。
図4(b)に示すように,ガラス基板1のマスクパター
ン2形成面の反対側の面にポジ型レジスト膜7を塗布す
る。
【0020】図4(c)に示すように,マスクパターン
2をマスクとしてポジ型レジスト膜7を露光する。図4
(d)に示すように,ポジ型レジスト膜7を現像する。
【0021】図4(e)に示すように,ポジ型レジスト
膜7をマスクとしてガラス基板1を途中まで,ガラス基
板の厚さがシフター層に必要な厚さになるまでエッチン
グする。
【0022】図4(f)に示すように,ポジ型レジスト
膜7を除去して,位相シフトレチクル或いは位相シフト
マスクが完成する。以上,三つの実施例において,シフ
ター層の厚さdを露光波長λに対して,d=λ/2(n
−1)に設定することにより,このレチクル及びマスク
を用いた位相シフト法によって半導体基板上にシャープ
な露光パターンを得ることができた。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
位相シフト法によるレチクル及びマスクの作成を現実化
し,LSIパターンの縮小化,微細化,延いては大容量
化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の第1の実施例の工程順模式断面図
【図3】 本発明の第2の実施例の工程順模式断面図
【図4】 本発明の第3の実施例の工程順模式断面図
【図5】 従来例の説明図
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 マスクパターン 3 シフター層 4 ネガ型レジスト膜 5 露光部 6 透明膜 7 ポジ型レジスト膜 8 遮蔽膜 9 レジスト膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相シフト法を利用したレチクル及びマ
    スクにおいて,シフター層(3) がガラス基板(1) 上のマ
    スクパターン(2) と反対面に形成されてなることを特徴
    とするレチクル及びマスク。
  2. 【請求項2】 前記シフター層(3) が前記ガラス基板
    (1) 上に透明膜により形成されてなることを特徴とする
    請求項1記載のレチクル及びマスク。
  3. 【請求項3】 前記シフター層(3) が前記ガラス基板
    (1) を途中までエッチングして形成されてなることを特
    徴とする請求項1記載のレチクル及びマスク。
  4. 【請求項4】 ガラス基板(1) 上にマスクパターン(2)
    を形成する工程と,該ガラス基板(1) の該マスクパター
    ン(2) 形成面の反対側の面にネガ型レジスト膜(4) を塗
    布する工程と,該マスクパターン(2) をマスクとして該
    ネガ型レジスト膜(4) を露光する工程と,該ネガ型レジ
    スト膜(4) を現像してシフター層(3)を形成する工程と
    を含むことを特徴とするレチクル及びマスクの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 ガラス基板(1) 上にマスクパターン(2)
    を形成する工程と,該ガラス基板(1) のマスクパターン
    (2) 形成面の反対側の面にシフター層(3)となる透明膜
    (6) とネガ型レジスト膜(4) を順次積層する工程と,該
    マスクパターン(2) をマスクとして該ネガ型レジスト膜
    (4) を露光する工程と,該ネガ型レジスト膜(4) を現像
    する工程と,該ネガ型レジスト膜(4) をマスクとして該
    透明膜(6) をエッチングしてシフター層(3) を形成する
    工程とを含むことを特徴とするレチクル及びマスクの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 ガラス基板(1) 上にマスクパターン(2)
    を形成する工程と,該ガラス基板(1) のマスクパターン
    (2) 形成面の反対側の面にポジ型レジスト膜(7) を塗布
    する工程と,該マスクパターン(2) をマスクとして該ポ
    ジ型レジスト膜(7) を露光する工程と,該ポジ型レジス
    ト膜(7) を現像する工程と,該ポジ型レジスト膜(7) を
    マスクとして該ガラス基板(1) を途中までエッチングし
    てシフター層(3) を形成する工程とを含むことを特徴と
    するレチクル及びマスクの製造方法。
JP1247692A 1992-01-28 1992-01-28 レチクル及びマスクとその製造方法 Withdrawn JPH05204130A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100642399B1 (ko) * 2004-12-16 2006-11-08 주식회사 하이닉스반도체 위상 반전 마스크의 제조 방법
JP2010190935A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Dainippon Printing Co Ltd フォトマスク基板の作製方法

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