JPH05202769A - ガスタービン動力プラント - Google Patents

ガスタービン動力プラント

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JPH05202769A
JPH05202769A JP4245744A JP24574492A JPH05202769A JP H05202769 A JPH05202769 A JP H05202769A JP 4245744 A JP4245744 A JP 4245744A JP 24574492 A JP24574492 A JP 24574492A JP H05202769 A JPH05202769 A JP H05202769A
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JP
Japan
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compressed air
gas turbine
air
fuel
power plant
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JP4245744A
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English (en)
Inventor
Paul W Pillsbury
ウォルター ピルズベリー ポール
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な耐久性が得られるよう適当な冷却が行
われ、しかもNOxの生成を極力少なくする間接燃焼式
ガスタービン用トッピング燃焼器を提供する。 【構成】 高温圧縮空気を受け入れるよう連結されると
共に液体又は気体燃料を燃焼させるようになっているト
ッピング燃焼器(6)は、ガスタービン(1)のタービ
ン部分(3)に供給される高温圧縮空気(22)中で液
体又は気体燃料(12)を燃焼させるバーナーを備えた
反応区域(36)を有する内側導管(29)と、圧縮機
部分(2)及び熱交換器と流体連通状態にある環状通路
(31)を構成する外側導管とを有し、圧縮機部分
(2)からの圧縮空気の第1の部分(16)が環状通路
を通って流れるようになっている。バーナーは、複数の
燃料ノズルが設けられ、圧縮機部分(2)と流体連通状
態にあるプレート組立体(37)を含み、圧縮機部分
(2)で生じた圧縮空気の第2の部分(25)がプレー
ト組立体(37)を通って導かれて燃料ノズル内へ流入
し、NOxの生成量が少ない燃焼が行われるようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービン用燃焼器に
関する。より詳細には、本発明は、固体燃料を燃焼させ
る炉内で間接的に加熱を行なうことにより主として燃焼
されるガスタービンのためのトッピング燃焼器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンを用いるシステムは、効率
が高く、資本経費が安く、リードタイムが短いので、発
電手段として電力会社には特に魅力のあるものになって
いる。しかしながら、従来、ガスタービンの作動は、高
価な(しばしば稀少な)燃料、即ち、主として蒸留油及
び天然ガスに限られている。石炭の入手が容易であり安
価なので、主要燃料として石炭を利用できる発電用ガス
タービンシステムを開発することに相当な努力が払われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】残念なことに、ガスタ
ービンのタービン部分を通って流れるようになっている
高温ガス内で石炭を直接燃焼させると、種々の問題、例
えばガス中に同伴されている粒状物に起因するタービン
翼の浸食や石炭中の種々の汚染物に起因する腐食の問題
が生じる。したがって、ガスタービンの圧縮部分から排
出された圧縮空気を、石炭燃焼炉内に配置されている熱
交換器、例えば流動床燃焼器中に流すことによりタービ
ン部分内で膨脹されるべきガスの間接加熱法に関心が寄
せられている。しかしながら、かかる熱交換器は、ター
ビンに流入する空気を、最新式のタービンの高い効率に
要求される温度まで加熱することはできない。
【0004】したがって、熱交換器からのガスを一層加
熱するために、従来型ガスタービン用燃料(即ち、天然
ガスまたは2番の留出油)を燃焼させるトッピング燃焼
器を用いることが提案されている。かかる構想は、米国
特許第4,369,624号に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】残念ながら、従来型ガ
スタービン燃焼器は、いくつかの理由のためにトッピン
グ燃焼器として用いるのには適していない。第1の理由
として、かかるガスタービン燃焼器は冷却のために燃焼
用空気を利用している。従来型ガスタービンでは、これ
に起因する問題は生じない。その理由は、燃焼用空気は
圧縮機部分によって排出された圧縮空気であることによ
る。かかる空気の温度は、典型的な例では370℃(7
00°F)に過ぎず、それゆえ冷却の目的に適してい
る。しかしながら、トッピング燃焼器は、燃焼用空気と
して石炭炉熱交換器からの空気を用いており、かかる空
気の温度は、高い効率を得るには比較的高く、典型的な
例では980℃(1800°F)であるに違いない。そ
の結果、従来型ガスタービン燃焼器は、トッピング燃焼
器として用いられた場合、適当な耐久性を得るには不十
分な冷却の度合になってしまう。第2の理由として、ト
ッピング燃焼器に供給される燃焼用空気の高い温度によ
り、窒素酸化物(NOx)、有害な大気汚染物質の生成
が促進される。それゆえ、かかる高温の燃焼用空気が供
給される従来型ガスタービン燃焼器によって生じるNO
xの量は好ましくない量になるであろう。
【0006】それゆえ、本発明の目的は、熱交換器から
の高温圧縮空気を、良好な耐久性が得られるよう適当な
冷却を行なう燃焼用空気として用い、またNOxの生成
量を極力少なくする間接燃焼式ガスタービン用トッピン
グ燃焼器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかるこの目的に鑑み
て、本発明の要旨は、ガスタービン動力プラントであっ
て、空気を圧縮するための圧縮機部分及び高温ガスを膨
脹させるためのタービン部分を備えたガスタービンと、
圧縮機部分から圧縮空気の少なくとも一部分を受け入れ
て高温圧縮空気を生じさせるよう連結されている熱交換
器を含む固体燃料炉と、高温圧縮空気を受け入れるよう
連結されると共に液体または気体燃料を燃焼させるよう
になっているトッピング燃焼器とを有し、トッピング燃
焼器は、ガスタービンのタービン部分に供給される高温
圧縮空気中で液体または気体燃料を燃焼させるバーナー
を備えた反応区域を有する内側導管と、圧縮機部分及び
熱交換器と流体連通状態にある環状通路を構成する外側
導管とを有し、圧縮機部分からの圧縮空気の第1の部分
が環状通路を通って流れるようになっており、バーナー
は、内側導管内に配置されており、バーナーは、複数の
燃料ノズルが設けられ、圧縮機部分と流体連通状態にあ
るプレート組立体を含み、圧縮機部分で生じた圧縮空気
の第2の部分がプレート組立体を通って導かれて燃料ノ
ズル内へ流入するようになっていることを特徴とするガ
スタービン動力プラントである。
【0008】本発明の内容は、添付の図面に例示として
示すにすぎない好ましい実施例の以下の説明から一層明
らかになろう。
【0009】
【実施例】図1には、従来技術の間接燃焼式ガスタービ
ン複合サイクル動力プラントが示されている。周囲空気
11はガスタービン1の圧縮機部分2に流入する。圧縮
機部分2によって生じた圧縮空気16は、固体燃料1
0、例えば石炭を燃焼させる炉5内に配置されている熱
交換器13に流入する。炉5は大気圧流動床形式のもの
であるのがよい。上述のように、実際問題としては熱交
換器13は空気を約980℃(1800°F)まで加熱
できるに過ぎない。したがって、熱交換器13からの高
温圧縮空気22は、従来燃料12、例えば天然ガスまた
は2番の留出油が供給されるトッピング燃焼器6に差し
向けられる。トッピング燃焼器6は圧縮空気の温度を、
タービン部分3内の高い効率と見合うレベル、典型的な
例では約1290℃(2350°F)に上昇させる。次
に、トッピング燃焼器6によって生じた高温ガス17を
ガスタービン1のタービン部分3に差し向け、ここで膨
脹させ、それにより発電機4を作動させるための動力を
生じさせる。
【0010】タービン部分3から排出されているガス1
8は、排熱回収熱交換器7(HRSG)に差し向けら
れ、ここで排ガス18中の潜熱の大部分が給水20を熱
交換器14によって蒸気21に変えるのに用いられる。
HRSG7によって生じた蒸気21は蒸気タービン8に
差し向けられ、蒸気タービン8は蒸気を膨脹させ、それ
によって第2の発電機4を駆動する動力を生じさせる。
次いで、膨脹した蒸気59を凝縮器9に排出する。HR
SG7から排出中のガス58は炉5に差し向けられ、こ
こで、固体燃料10の燃焼のための酸素を提供する。炉
5から排出中のガス19は煙突15を介して大気中に放
出される。図1に示すように、HRSG7を通って流れ
るガスの一部は、直接煙突15に排出してもよく、それ
によって炉をバイパスする。
【0011】図2は、ガスタービン1に本発明のトッピ
ング燃焼器6を組み込んだ状態を示している。本発明に
よれば、ガスタービン1の外側シェルに設けられている
抽気管35が圧縮機から排出されている空気16をトッ
ピング燃焼器6に差し向ける。図2ではトッピング燃焼
器6を1つしか示していないが、複数の抽気管35を外
側シェルの周りに配置してそれぞれが圧縮空気を幾つか
のトッピング燃焼器6のうちの1つに差し向けるように
してもよいことは理解されるべきである。
【0012】図2に示すように、トッピング燃焼器6は
内側円筒形シェル29、外側円筒形シェル30及びバー
ナー組立体で構成されている。バーナー組立体は、内側
シェル内に横方向に延びる燃料分配プレート組立体37
内に設けられた複数の燃料モジュール43で構成されて
いる。内側シェル29は、後述のように高温圧縮空気2
2の流れを炉5からバーナー組立体に差し向けるための
導管として役立つ。内側シェル29はまた、バーナー組
立体からの高温ガス17の流れを、タービン部分3の入
口の周りに高温ガスを分配するドーナツ状の導管34に
差し向けるための導管としても役立つ。したがって、内
側シェル29は燃焼用空気の入口及び高温ガスの出口を
それぞれ形成する上端部及び下端部にくびれ部分56,
57を有している。内側シェル29はまた、燃焼の生じ
るバーナー組立体の下流側に位置する反応区域36を包
囲するのに役立つ。
【0013】本発明の重要な特徴によれば、外側シェル
30は内側シェル29を包囲し、それによりこれら2つ
のシェルの間に環状通路31を形成する。抽気管35は
圧縮機部分2から排出中の圧縮空気16を環状通路31
の入口54に差し向ける。圧縮空気16は環状通路31
を通って流れ、その後熱交換器13に至る。その結果、
炉5からの高温圧縮空気22はトッピング燃焼器6の燃
焼用空気となるが、圧縮機からの比較的冷たい(即ち、
典型的な例では370℃(700°F)未満)の圧縮空
気16はトッピング燃焼器の内側シェル29を冷却する
のに役立つ。さらに、図2に示すように、比較的低温の
空気16の流れは、高温空気22及び燃焼用ガス17の
流れに対して逆方向に向いており、最も冷たい空気は内
側シェル29の最も温度の高い部分を流れるようにな
る。
【0014】図2は圧縮空気16を内側シェル29の外
面上を流れるものとして示しているにすぎないが、ある
場合には、空気の一部を内側シェルを通って運び、内側
シェルに膜冷却またはしみ出し冷却作用を与えることが
望ましい。
【0015】図2に示すように、圧縮空気16の一部2
5は環状通路31から引き出され、管64によってブー
スト圧縮機24及び空気−空気冷却機60に差し向けら
れる。空気−空気冷却器は、ブースト圧縮機24の上流
側と下流側に配置され、圧縮空気25からの熱を周囲の
空気23に伝える。その結果、好ましい実施例では、圧
縮空気25は約150℃(300°F)まで冷却され、
その圧力は約138kPa(20psi)だけ増大す
る。冷却され一段と圧縮された空気25は次に、2つの
部分26,27に分けられる。部分26は燃料分配プレ
ート組立体37に差し向けられ、部分27は燃料供給管
ジャケット33に差し向けられる。
【0016】図2に示すように、複数の燃料注入モジュ
ール43がプレート組立体37内に形成されている。図
3に示すように、プレート組立体37は、上部及び下部
の実質的に平な円形プレート39,40で構成されてい
る。プレート39,40の直径は、内側シェル29の内
径よりも僅かに小さいにすぎない。かくして、燃焼器6
に流入する高温空気22は実質的に全て、プレート組立
体37を通って流れる。さらに、プレート39,40は
互いに平行な関係で間隔をおいて位置していて、これら
の間に、内側シェル29を通って横方向に延びる冷却用
空気通路41を形成している。一段と圧縮された冷却空
気の一部26は冷却用空気通路41を通って流れ、それ
によってプレート組立体37を冷却する。
【0017】図3及び図4に示すように、各燃料モジュ
ール43は、燃料ノズル50と7つの燃焼用空気通路5
3で構成されている。図3、図4及び図5に示すよう
に、各燃料ノズル50は、燃料供給管32から燃料12
を受け入れる燃料供給管スタブ61とノズル本体52で
構成されている。ノズル本体52はパルプスタブ61の
遠方端部を包囲していて、これらの間に環状通路48を
形成している。図3に示すように、好ましい実施例で
は、7つの半径方向に向いた空気入口ポート59が各燃
料ノズル本体52に形成されている。空気入口ポート4
9はプレート組立体37を通って流れる冷却空気26を
各燃料ノズル50の環状通路48の中に差し向けるのに
役立つ。環状通路48に流入する冷却用空気26は2つ
の部分46と47に分割される。部分46は後述のよう
にプレート39を冷却するのに用いられ、これに対し部
分47は燃料12と直接混合される。
【0018】図3及び図4に示すように、7つの半径方
向に向いたオリフィス42が各管スタブ61の遠方端に
形成されている。オリフィス42は、環状通路48に流
入した冷却空気の部分47の中に、管スタブ61に流入
する燃料組立体12を混合させるのに役立つ。その結
果、濃厚燃料−空気混合物44が形成され、この混合物
44は燃料ノズル本体52の前に分布され且つオリフィ
ス42と整列した7つの半径方向に向いた排出ボード5
1を通って環状通路48から流出する。
【0019】図3に最もよく示すように、燃焼用空気通
路53が、スリーブ45によってプレート組立体37に
形成されている。図4に示すように、7つの空気通路5
3が、燃料ノズル50と同心の円の周りに一定の距離を
おいて配置されている。さらに、空気通路53は燃料ノ
ズル本体52の排出ポート51と半径方向に成立してい
る。空気通路53は燃料ノズル53の各々の周りに燃焼
用空気22を分配するのに役立つと共に、排出ポート5
1によって形成される燃料/空気混合物44の半径方向
のジェットと相互作用する高温空気22の軸方向ジェッ
トを形成するのに役立つ。その結果、プレート組立体3
7の下流の反応区域36内で燃焼用空気22の燃料/空
気混合物44の混合が活発になる。この混合の結果、反
応区域36内には超希薄燃料/空気比率が生じる。
【0020】当該技術分野で周知のように、ウルトラリ
ーン燃焼超希薄燃焼はNOxの生成を最少限に抑える。
本発明では、燃焼は約0.15の総当量比で生じる。
(等量比は、燃焼プロセスの濃厚/希薄性質を特徴づけ
るのに用いられる総体的な値である。理論燃焼は、当量
比が1.0として定義され、これに対して従来型のガス
タービン燃焼器は代表的には、約0.37の総当量比で
動作する。)かかる超希薄全体燃焼は、プレーと組立体
37の周りに多数の燃料モジュール43を分散配置する
ことにより、各燃料モジュールの付近では燃焼を支える
のに十分に高い局所空燃比で動作する。
【0021】本発明によれば、かかる希薄燃料/空気比
における保炎性は2つの要因で可能になる。第1の、即
ち最も重要な要因は、プレート組立体37を通って流れ
る燃焼用空気22が高温であるということである。好ま
しい実施例では、熱交換器13は、燃焼用空気22を約
980°C(1800°F)まで加熱するよう設計され
ている。
【0022】良好な保炎性を可能にする第2の要因は、
プレート組立体37の下流側における反応区域36内の
燃焼ガス17の速度が遅いことである。内側シェル29
の直径は、反応区域36内におけるその流れ面積、即ち
内側シェルを通る流れの方向に対して垂直な平面内のそ
の面積が反応区域36内を流れるガス17の平均基準速
度(平均基準速度は、バーナーの入口条件における燃料
/空気混合物の温度、圧力及び密度を用いて、連続的考
慮に基づいて計算された燃焼器を通る速度として定義さ
れる)は比較的高い(即ち、約30mm/S(100f
ps)となるように定められている。しかしながら、プ
レート組立体37は、プレート組立体の付近における燃
焼用空気22の流れを空気通路53に閉じ込めることに
よりこの流れ面積のかなりの部分をブロックする。好ま
しい実施例では、空気通路53のサイズ及び使用本数
は、プレート組立体37によってブロックされる流れ面
積の部分が約65〜70%の範囲にあるようなものであ
る。この流れの妨害により、反応区域36内の速度の分
布が不均一になると共にプレート組立体37の下流側で
渦電流が生じることになる。この渦電流は、反応区域3
6内の炎が消えないようにする低速区域(即ち、約3m
/S(10fps)を形成し、かかる低速区域は「遮蔽
区域」と総称される場合がある。
【0023】図3に示すように、空気入口ポート49を
通って燃料ノズルに流入するが燃料12とは混合しない
冷却空気26の部分46は、環状通路48の頂部から流
れ出て、燃料管スタブ61に取り付けられたバッフル3
8によって偏向されプレート組立体の上部プレート39
の表面上を流れ、それにより膜冷却作用をプレート組立
体に与える。
【0024】図2に示すように、冷却され更に圧縮され
た空気25の第2の部分27は、内側シェル29を通っ
て延びる燃料供給管32の部分を包囲するジャケット3
3によって形成される環状通路に差し向けられ、それに
より管32を冷却する。図3に示すように、燃料管ジャ
ケット33は、各燃料モジュール43の場所でプレート
組立体37の直ぐ上流側に位置する出口62を形成す
る。燃料管32の冷却後、冷却用空気の部分27は出口
62から排出されて、プレート組立体37の上部プレー
ト39上を流れ、それによりもう一度冷却を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるトッピング焼却器を用いる間接
燃焼式ガスタービン複合サイクル動力プラントの略図で
ある。
【図2】従来型ガスタービンに組み込まれた本発明によ
るトッピング燃焼器を示すガスタービンの半分割縦断面
図である。
【図3】IIIで指示された円によって囲まれている図
2に示すトッピング燃焼器の部分の詳細図である。
【図4】図3に示すIV−IV線における横断面図であ
る。
【図5】図3に示す燃料ノズルの等角図である。
【符号の説明】
1 ガスタービン 2 圧縮器部分 3 タービン部分 6 トッピング燃焼器 12 液体または気体燃料 22 高温圧縮空気 29 内側導管 31 環状通路 36 反応区域 37 プレート組立体 50 燃料ノズル 48 環状通路 38 バッフル 26 冷却された空気

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービン動力プラントであって、空
    気を圧縮するための圧縮機部分及び高温ガスを膨脹させ
    るためのタービン部分を備えたガスタービンと、圧縮機
    部分から圧縮空気の少なくとも一部分を受け入れて高温
    圧縮空気を生じさせるよう連結されている熱交換器を含
    む固体燃料炉と、高温圧縮空気を受け入れるよう連結さ
    れると共に液体または気体燃料を燃焼させるようになっ
    ているトッピング燃焼器とを有し、トッピング燃焼器
    は、ガスタービンのタービン部分に供給される高温圧縮
    空気中で液体または気体燃料を燃焼させるバーナーを備
    えた反応区域を有する内側導管と、圧縮機部分及び熱交
    換器と流体連通状態にある環状通路を構成する外側導管
    とを有し、圧縮機部分からの圧縮空気の第1の部分が環
    状通路を通って流れるようになっており、バーナーは、
    内側導管内に配置されており、バーナーは、複数の燃料
    ノズルが設けられ、圧縮機部分と流体連通状態にあるプ
    レート組立体を含み、圧縮機部分で生じた圧縮空気の第
    2の部分がプレート組立体を通って導かれて燃料ノズル
    内へ流入するようになっていることを特徴とするガスタ
    ービン動力プラント。
  2. 【請求項2】 炉は、別の固体燃料を燃焼させることに
    より圧縮機部分からの圧縮空気の少なくとも一部を加熱
    し、それによって高温圧縮空気を生じさせるようになっ
    ており、前記炉は、内側導管と流体連通状態にあって、
    高温圧縮空気は、圧縮機部分によって生じた圧縮空気が
    内側導管を通る高温空気の流れの方向とは逆の方向に環
    状通路を通って流れるよう、内側導管及び熱交換器と流
    体連通状態にある環状通路を通って流れるようになって
    いることを特徴とする請求項1のガスタービン動力プラ
    ント。
  3. 【請求項3】 圧縮空気の第2の部分を一段と加圧する
    ためのブースト圧縮機と、環状通路からの圧縮空気の第
    2の部分をブースト圧縮機を通してプレート組立体に差
    し向けるための導管をさらに有することを特徴とする請
    求項1または2のガスタービン動力プラント。
  4. 【請求項4】 圧縮空気の第2の部分を冷却するための
    冷却器をさらに有することを特徴とする請求項3のガス
    タービン動力プラント。
  5. 【請求項5】 プレート組立体は内側導管を横切って延
    び、プレート組立体には冷却用空気通路が形成されてお
    り、冷却用空気通路は冷却用空気を燃料ノズルに供給す
    るために燃料ノズルと流体連通状態にあることを特徴と
    する請求項1〜4のうちいずれか1つのガスタービン動
    力プラント。
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