JPH05202726A - スターリングエンジンの潤滑油戻し装置 - Google Patents

スターリングエンジンの潤滑油戻し装置

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Publication number
JPH05202726A
JPH05202726A JP3690992A JP3690992A JPH05202726A JP H05202726 A JPH05202726 A JP H05202726A JP 3690992 A JP3690992 A JP 3690992A JP 3690992 A JP3690992 A JP 3690992A JP H05202726 A JPH05202726 A JP H05202726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crank chamber
filter container
lubricating oil
filter
check valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3690992A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Koga
英士 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3690992A priority Critical patent/JPH05202726A/ja
Publication of JPH05202726A publication Critical patent/JPH05202726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
    • F02G2243/02Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes having pistons and displacers in the same cylinder
    • F02G2243/04Crank-connecting-rod drives

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スターリングエンジンの潤滑油系統におい
て、フィルター容器内に捕獲されて保持された潤滑油を
自動的にクランク室内に戻して再利用することを目的と
する。 【構成】 クランク室4とフィルター容器7入口を接続
する配管8の途中にクランク室4からフィルター容器7
入口に向けて流動可能で逆方向は流動不可である逆止弁
11を挿入するとともに、フィルター容器7底面出口と
クランク室4とを接続しフィルター容器7の底面出口か
らクランク室4方向へは所定の圧力差が存在する場合に
のみ流動可能で逆方向は流動不可能となるような逆止弁
12を途中に挿入した配管13を取り付けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スターリングエンジ
ンの潤滑油戻し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、特開昭64−53049号公報
および特願平2−234003号に示された従来のスタ
ーリングエンジンの潤滑油戻し装置を示す断面図であ
る。図において、1は掃気ピストン、2は出力ピスト
ン、2aは出力ピストン2の一部に作られたディスタン
ス空間、2bは出力ピストン2に装着されたピストンリ
ング、3は掃気ピストン1と出力ピストン2とが摺動す
るシリンダー、4はクランク室、5はクランク室4内に
封入された潤滑油、6は微小の油滴を捕獲分離するため
のフィルター、7はフィルター6を格納するための容
器、7aはフィルター容器7のドレン用ネジ、8,9は
配管、10は逆止弁である。
【0003】次に動作について説明する。スターリング
エンジンが駆動することにより、掃気ピストン1と出力
ピストン2は所定の位相差をもって上下動する。これに
よりクランク室4の圧力(Pbと略す)は図4に示すよ
うに周期的に変動する。この圧力変動が配管8、フィル
ター6、フィルター容器7、配管9、逆止弁10を通っ
てディスタンス空間2aの圧力(Pdと略す)を高め
る。すなわち、PbがPdより大きい場合はクランク室
4内のガスが前記経路を通ってディスタンス空間2aへ
と侵入するが、逆にPbがPdより小さい場合は逆止弁
10により止められてガスは流動しない。
【0004】このように、フィルター6を通ってディス
タンス空間2a内で圧力が高められたガスは、クランク
室4内の油分を含むガスが、掃気ピストン1と出力ピス
トン2との間に流入するのを封止する。従って、Pdは
常にPbの最大値で一定となるのが理想であるが、現実
には出力ピストン2のピストンリング2bとシリンダー
3との隙間を通ってディスタンス室2aからクランク室
4へのガス漏れが存在するためPdは図4に一点鎖線で
示すように僅かながら変動することになる。このPdの
変動によりクランク室4から前記配管経路8,9を通っ
てのガス流動は残存することになり、その結果ガス流動
に伴ってクランク室4より移動する微小油滴がフィルタ
ー6に捕獲され続けることになり、フィルター6の捕獲
能力を越えた場合には油滴となってフィルター容器7の
底部に落下し保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスターリングエ
ンジンの潤滑油戻し装置は以上のように構成されている
ので、フィルター容器7内にフィルター6の捕獲能力を
越えて保持された潤滑油を排出するためにはフィルター
容器7底部のドレン用ネジ7aを開放して内部のガス圧
を利用して排出するしかなく、また、排出された潤滑油
を再度利用するために内部に入れることは難しいなどと
いう問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、フィルター容器底部に保持され
た潤滑油を自動的にクランク室へと押し戻すことができ
るスターリングエンジンの潤滑油戻し装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスターリ
ングエンジンの潤滑油戻し装置は、クランク室とフィル
ター容器入口を接続する配管の途中にクランク室からフ
ィルター容器入口に向けてのみ流動可能な逆止弁を挿入
するとともに、フィルター容器底面出口とクランク室と
をフィルター容器底面出口からクランク室方向へ所定の
圧力差が存在する場合にのみ流動可能な逆止弁を途中に
挿入した配管で接続したものである。
【0008】
【作用】この発明におけるスターリングエンジンの潤滑
油戻し装置は、フィルター容器底面出口とクランク室と
を配管で接続することにより、フィルター容器底部に保
持された潤滑油を随時クランク室へ戻す。また、所定の
圧力差が存在する場合にのみ流動可能な逆止弁を設けた
ことにより、フィルターを通過するガス量を最小限に抑
える。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるスターリングエ
ンジンの潤滑油戻し装置を示す断面図であり、1〜10
は上記従来装置と同一のものである。11はクランク室
4とフィルター容器7入口とを接続する配管の途中に挿
入されてクランク室4からフィルター容器7入口方向へ
は流動可能で逆方向は流動不可能とする逆止弁、12は
フィルター容器7底面出口とクランク室とを接続し、フ
ィルター容器7底面出口からクランク室4方向へは所定
の圧力差が存在する場合にのみ流動可能で逆方向は流動
不可能となるように挿入された逆止弁、13は逆止弁1
2を介してフィルター容器7底面出口とクランク室4と
を接続する配管である。
【0010】次に動作について説明する。スターリング
エンジンが駆動することにより、掃気ピストン1と出力
ピストン2は所定の位相差を持って上下動する。これに
よりクランク室4の圧力Pbは図2に示すように周期的
に変動する。この圧力変動が配管8、逆止弁11、フィ
ルター6、フィルター容器7、配管9、逆止弁10を通
ってディスタンス空間2aに影響を及ぼす。すなわち、
Pbがディスタンス空間2aの圧力Pdより大きい場合
はクランク室4内のガスが前記経路を通ってディスタン
ス空間2aへと侵入するが、逆にPbがPdより小さい
場合は逆止弁9により止められる。
【0011】したがって、Pdは常にPbの最大値で一
定となってガスの流動を生じないのが理想であるが、現
実には出力ピストン2のピストンリング2bとシリンダ
ー3との隙間を通ってディスタンス室2aからクランク
室4へのガス漏れが存在するためPdは図2に一点鎖線
で示すように僅かながら変動することになる。このPd
の変動によりクランク室4から前記配管経路を通っての
ガス流動は残存することになり、その結果、ガス流動に
伴ってクランク室4より移動する微小油滴がフィルター
6に捕獲され続けることになり、フィルター6の捕獲能
力を越えた場合には油滴となってフィルター容器7の底
部に滴下する。
【0012】一方、フィルター容器7の内部の圧力Pf
は図2に破線で示すようにPfとPdの圧力差(ΔPと
略す)が所定の値Po以内の場合には逆止弁12は閉じ
ているためPf=Pdとなる。しかし、PfとPbの圧
力差ΔPが所定の値Poを越える場合には逆止弁12が
開放し、フィルター容器7の底部から配管13を通って
ガスがフィルター容器7の底部に溜った潤滑油を同伴し
てクランク室4へと流入する。この流動時間は1サイク
ルの周期Tcに対し図2に示すToであり、最適なPo
を選定することによりToを小さくし、フィルター6を
通過するガス量を最小限に抑え、フィルター6の詰まり
による能力低下を緩らげることは可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クラ
ンク室とフィルター容器入口を接続する配管の途中に逆
止弁を挿入すると共に、フィルター容器底面出口とクラ
ンク室とを所定の圧力差が存在する場合にのみ流動可能
な逆止弁を途中に挿入した配管を接続した構成としたの
で、フィルターを通過するガス量を最小限に抑え、フィ
ルターの能力低下を緩和すると共に、フィルター容器底
部に滴下した潤滑油を自動的にクランク室へと押し戻す
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるスターリングエンジ
ンの潤滑油戻し装置を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例によるスターリングエンジ
ンの潤滑油戻し装置の動作時の圧力変化を示す説明図で
ある。
【図3】従来のスターリングエンジンの潤滑油戻し装置
を示す断面図である。
【図4】従来のスターリングエンジンの潤滑油戻し装置
の動作時の圧力変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 掃気ピストン 2 出力ピストン 2a ディスタンス空間 3 シリンダー 4 クランク室 5 潤滑油 7 フィルター容器 8,9,13 配管 10,11,12 逆止弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスタンス空間を有する出力ピスト
    ン、および掃気ピストンを同一シリンダー内に有し、そ
    のシリンダー下部に潤滑油を封入したクランク室を備え
    たスターリングエンジンに用いられ、クランク室とフィ
    ルター容器入口とを配管で接続すると共に、フィルター
    容器側面出口と上記出力ピストンのディスタンス空間と
    を、フィルター容器側面出口からディスタンス空間に向
    けてのみ流動可能な逆止弁を途中に挿入した配管で接続
    し、そのフィルター容器で上記クランク室内の潤滑油か
    ら発生した微小な油滴を分離するスターリングエンジン
    の潤滑油戻し装置において、上記クランク室とフィルタ
    ー容器入口とを接続する配管の途中に、クランク室から
    フィルター容器入口に向けてのみ流動可能な逆止弁を挿
    入すると共に、上記フィルター容器底面出口とクランク
    室とを、フィルター容器底面出口からクランク室方向へ
    所定の圧力差が存在する場合にのみ流動可能な逆止弁を
    途中に挿入した配管で接続したことを特徴とするスター
    リングエンジンの潤滑油戻し装置。
JP3690992A 1992-01-29 1992-01-29 スターリングエンジンの潤滑油戻し装置 Pending JPH05202726A (ja)

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JPH05202726A true JPH05202726A (ja) 1993-08-10

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ID=12482908

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JP3690992A Pending JPH05202726A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 スターリングエンジンの潤滑油戻し装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518761A (ja) * 2004-11-08 2008-06-05 アトラス コプコ エアーパワー,ナームローゼ フェンノートシャップ 油溜めの脱気から油を分離する装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518761A (ja) * 2004-11-08 2008-06-05 アトラス コプコ エアーパワー,ナームローゼ フェンノートシャップ 油溜めの脱気から油を分離する装置
JP4769816B2 (ja) * 2004-11-08 2011-09-07 アトラス コプコ エアーパワー,ナームローゼ フェンノートシャップ 油溜めの脱気から油を分離する装置

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