JPH05202317A - 活性エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニス - Google Patents
活性エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニスInfo
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- JPH05202317A JPH05202317A JP3445792A JP3445792A JPH05202317A JP H05202317 A JPH05202317 A JP H05202317A JP 3445792 A JP3445792 A JP 3445792A JP 3445792 A JP3445792 A JP 3445792A JP H05202317 A JPH05202317 A JP H05202317A
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- Japan
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- energy ray
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Abstract
(57)【要約】
【目的】紫外線もしくは電子線等の照射により硬化し、
しかもレベリング性、水洗浄性、版膨潤耐性に対し優れ
た活性エネルギー線硬化性オーバーコートワニスを提供
する。 【構成】水酸基、カルボキシル基もしくはそのアルカリ
金属塩、カルボン酸アミド基、スルフォン基もしくはそ
のアルカリ金属塩、エポキサイド基またはエーテル基を
有する水溶性または水分散性のアクリル系モノマーまた
はメタクリル系モノマーおよび水を含む活性エネルギー
線硬化性水性オーバーコートワニスである。
しかもレベリング性、水洗浄性、版膨潤耐性に対し優れ
た活性エネルギー線硬化性オーバーコートワニスを提供
する。 【構成】水酸基、カルボキシル基もしくはそのアルカリ
金属塩、カルボン酸アミド基、スルフォン基もしくはそ
のアルカリ金属塩、エポキサイド基またはエーテル基を
有する水溶性または水分散性のアクリル系モノマーまた
はメタクリル系モノマーおよび水を含む活性エネルギー
線硬化性水性オーバーコートワニスである。
Description
【０００１】本発明は活性エネルギー線硬化性水性オー
バーコートワニスに関するものであり、さらに詳しくは
紫外線もしくは電子線等の照射により硬化し、しかもレ
ベリング性、水洗浄性、版膨潤耐性に対し優れた活性エ
ネルギー線硬化性オーバーコートワニスに関するもので
ある。
バーコートワニスに関するものであり、さらに詳しくは
紫外線もしくは電子線等の照射により硬化し、しかもレ
ベリング性、水洗浄性、版膨潤耐性に対し優れた活性エ
ネルギー線硬化性オーバーコートワニスに関するもので
ある。
【０００２】
【従来技術】近年、印刷物の高品質化、高級化により、
各種紙器、ラベルに対しカラーインキを印刷後、活性エ
ネルギー線オーバーコートワニスを塗工する研究がさか
んに行なわれている。
各種紙器、ラベルに対しカラーインキを印刷後、活性エ
ネルギー線オーバーコートワニスを塗工する研究がさか
んに行なわれている。
【０００３】これら活性エネルギー線オーバーコートワ
ニスは塗工適性を十分にするため、室温で数十ポイズ以
下、望ましくは数ポイズ以下のものが使用される場合が
多い。
ニスは塗工適性を十分にするため、室温で数十ポイズ以
下、望ましくは数ポイズ以下のものが使用される場合が
多い。
【０００４】従って、活性エネルギー線硬化性オーバー
コートワニスは低粘度のラジカル重合性モノマーを主体
に必要に応じて重合性プレポリマー樹脂、各種添加剤
（スリップ剤、消泡剤）からなる。又、活性エネルギー
線が紫外線の場合はラジカル重合開始剤が使用される。
コートワニスは低粘度のラジカル重合性モノマーを主体
に必要に応じて重合性プレポリマー樹脂、各種添加剤
（スリップ剤、消泡剤）からなる。又、活性エネルギー
線が紫外線の場合はラジカル重合開始剤が使用される。
【０００５】しかし、これらのラジカル重合性モノマー
を活性エネルギー線硬化性オーバーコートワニスに使用
した場合、オーバーコートワニスの粘度が高くレベリン
グが悪く（ちりめんじわが生じ）、又、ロールコータの
版やゴムロールを有機溶媒で洗浄するため膨潤が生じ、
また有機溶媒使用のため無公害化という点からも必ずし
も好ましいものではなかった。
を活性エネルギー線硬化性オーバーコートワニスに使用
した場合、オーバーコートワニスの粘度が高くレベリン
グが悪く（ちりめんじわが生じ）、又、ロールコータの
版やゴムロールを有機溶媒で洗浄するため膨潤が生じ、
また有機溶媒使用のため無公害化という点からも必ずし
も好ましいものではなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を改良すべく鋭意研究の結果、レベリング性、水洗浄
性、版膨潤耐性等に優れた活性エネルギー線硬化性オー
バーコートワニスを発明するに至った。
を改良すべく鋭意研究の結果、レベリング性、水洗浄
性、版膨潤耐性等に優れた活性エネルギー線硬化性オー
バーコートワニスを発明するに至った。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、水酸基、カル
ボキシル基もしくはそのアルカリ金属塩、カルボン酸ア
ミド基、スルフォン基もしくはそのアルカリ金属塩、エ
ポキサイド基またはエーテル基を有する水溶性または水
分散性のアクリル系モノマーまたはメタクリル系モノマ
ーおよび水を含み、さらに必要に応じて水溶性または水
分散性樹脂、必要に応じ活性エネルギー線硬化性開始
剤、添加剤を含む活性エネルギー線硬化性水性オーバー
コートワニスである。
ボキシル基もしくはそのアルカリ金属塩、カルボン酸ア
ミド基、スルフォン基もしくはそのアルカリ金属塩、エ
ポキサイド基またはエーテル基を有する水溶性または水
分散性のアクリル系モノマーまたはメタクリル系モノマ
ーおよび水を含み、さらに必要に応じて水溶性または水
分散性樹脂、必要に応じ活性エネルギー線硬化性開始
剤、添加剤を含む活性エネルギー線硬化性水性オーバー
コートワニスである。
【０００８】水溶性または水分散のアクリル系モノマー
もしくはメタクリル系モノマー（以下、（メタ）アクリ
ル系モノマーとして表す）、またはラジカル重合性プレ
ポリマーとしては、水酸基、カルボキシル基もしくはそ
のアルカリ金属塩、カルボン酸アミド基、スルフォン基
もしくはそのアルカリ金属塩、エポキサイド基またはエ
ーテル基のいずれか少なくとも１種を持った化合物であ
る。
もしくはメタクリル系モノマー（以下、（メタ）アクリ
ル系モノマーとして表す）、またはラジカル重合性プレ
ポリマーとしては、水酸基、カルボキシル基もしくはそ
のアルカリ金属塩、カルボン酸アミド基、スルフォン基
もしくはそのアルカリ金属塩、エポキサイド基またはエ
ーテル基のいずれか少なくとも１種を持った化合物であ
る。
【０００９】本発明に係わる水溶性または水分散性アク
リル系モノマーの水酸基化合物としては水酸基を１個以
上持った多価アルコールの（メタ）アクリルエステル化
合物であり、例えば２価アルコールである場合はエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ネオペンチルグリコール、２価フェノール又
は水添フェノール、アルキレンオキサイド付加体のモノ
（メタ）アクリレートがある。又３価アルコールでのト
リメチロールプロパン、グリセリンのモノ又はジ（メ
タ）アクリレートがある。さらに４価アルコールのペン
タエリスリトール、ジトリメチロールプロパンのモノ、
ジ、トリ（メタ）アクリレートがある。又６価アルコー
ルのジペンタエリスリトールのモノ、ジ、トリ、テト
ラ、ペンタ（メタ）アクリレートがある。さらにカルボ
キシル基、カルボン酸アミド基、カルボン酸アルカリ金
属塩として（メタ）アクリル酸又はそのアミド基アルカ
リ金属塩がある。エポキサイド基をもった化合物として
各種多価アルコールのアクリルグリシジルエーテルまた
はエステルがある。又、スルフォン基、スルフォン基の
アルカリ金属塩化合物をもったアクリルモノマーを使用
してもよい。
リル系モノマーの水酸基化合物としては水酸基を１個以
上持った多価アルコールの（メタ）アクリルエステル化
合物であり、例えば２価アルコールである場合はエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ネオペンチルグリコール、２価フェノール又
は水添フェノール、アルキレンオキサイド付加体のモノ
（メタ）アクリレートがある。又３価アルコールでのト
リメチロールプロパン、グリセリンのモノ又はジ（メ
タ）アクリレートがある。さらに４価アルコールのペン
タエリスリトール、ジトリメチロールプロパンのモノ、
ジ、トリ（メタ）アクリレートがある。又６価アルコー
ルのジペンタエリスリトールのモノ、ジ、トリ、テト
ラ、ペンタ（メタ）アクリレートがある。さらにカルボ
キシル基、カルボン酸アミド基、カルボン酸アルカリ金
属塩として（メタ）アクリル酸又はそのアミド基アルカ
リ金属塩がある。エポキサイド基をもった化合物として
各種多価アルコールのアクリルグリシジルエーテルまた
はエステルがある。又、スルフォン基、スルフォン基の
アルカリ金属塩化合物をもったアクリルモノマーを使用
してもよい。
【００１０】さらにエーテル基をもった化合物としてポ
リ（ｎ＞２）エチレングリコールジアクリレート、ポリ
（ｎ＞２）プロピレングリコールのジアクリレートがあ
る。さらにウレタンモノマー（例、ジヒドロエチルアク
リレートヘキサメチレンジイソシアネート）がある。又
水溶性又は水分散性樹脂としてアクリルプレポリマーま
たは軟化点３０℃以上の樹脂がある。
リ（ｎ＞２）エチレングリコールジアクリレート、ポリ
（ｎ＞２）プロピレングリコールのジアクリレートがあ
る。さらにウレタンモノマー（例、ジヒドロエチルアク
リレートヘキサメチレンジイソシアネート）がある。又
水溶性又は水分散性樹脂としてアクリルプレポリマーま
たは軟化点３０℃以上の樹脂がある。
【００１１】アクリルプレポリマーとしては、水酸基１
個以上をもった各種アルキッドアクリレート（ポリオー
ル、ポリカルボン酸のアクリレート）、エポキシアクリ
レート（ビスフェノールジグリシジルエーテルジアクリ
レート）がある。
個以上をもった各種アルキッドアクリレート（ポリオー
ル、ポリカルボン酸のアクリレート）、エポキシアクリ
レート（ビスフェノールジグリシジルエーテルジアクリ
レート）がある。
【００１２】又軟化点３０℃以上の樹脂としては、水酸
基１個以上をもった各種アルキッドアクリレート、エポ
キシエステル、エステル、石油樹脂（ジシプロペンタジ
エンアリルアルコール）がある。又カルボキシル基もし
くはそのアルカリ金属塩、カルボン酸アミド基、を持っ
た化合物としては、スチレン／アクリル共重合体、スチ
レン／アクリル／アクリルアルキルエステル共重合体、
アルキッド樹脂、ロジンがある。また、エポキシ樹脂
（フェノール、ビスフェノール型グリシジルエーテ
ル）、ウレタン樹脂がある。
基１個以上をもった各種アルキッドアクリレート、エポ
キシエステル、エステル、石油樹脂（ジシプロペンタジ
エンアリルアルコール）がある。又カルボキシル基もし
くはそのアルカリ金属塩、カルボン酸アミド基、を持っ
た化合物としては、スチレン／アクリル共重合体、スチ
レン／アクリル／アクリルアルキルエステル共重合体、
アルキッド樹脂、ロジンがある。また、エポキシ樹脂
（フェノール、ビスフェノール型グリシジルエーテ
ル）、ウレタン樹脂がある。
【００１３】以上の水溶性または水分散性（メタ）アク
リルモノマー樹脂は常法で合成される場合が多い。添加
剤のうち一般的スリップ剤としてポリエチレンワック
ス、脂肪油、シリコン系のものが使われる。さらに市販
の消泡剤が使用される。しかし以上の添加剤は水分散系
であるものが好ましい。オーバーコートワニスとして、
悪影響が出ない、または少ない程度に界面活性剤を併用
することができる。
リルモノマー樹脂は常法で合成される場合が多い。添加
剤のうち一般的スリップ剤としてポリエチレンワック
ス、脂肪油、シリコン系のものが使われる。さらに市販
の消泡剤が使用される。しかし以上の添加剤は水分散系
であるものが好ましい。オーバーコートワニスとして、
悪影響が出ない、または少ない程度に界面活性剤を併用
することができる。
【００１４】本発明において、活性エネルギー線が紫外
線である場合には、光増感剤（ラジカル重合開始剤）を
添加する必要があり、ベンゾイン、ベンゾインメチル、
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロ
ピルエーテル、α−クロロベンゾイン、α−アクリルベ
ンゾイン、イルガキュア１８４（チバガイギ社製）のベ
ンゾイン系増感剤、ベンゾフェノン、ρ−メチルベンゾ
フェノン、ρ−クロロベンゾフェノン、ο−ベンゾイル
安息香酸メチル、アセトフェノン等のアリールケトン系
増感剤、ρ−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、ρ−
ジメチルアミノアセトフェノン等のジアルキルアミノア
リールケトン系増感剤、チオキサントン、キサントンお
よびそのハロゲン置換体等の多環アルボニル系増感剤イ
ルガーキュア９０７（チバガイギ社製）があげられ、こ
れらの単独もしくは適宜組み合わせにより用いることも
できる。
線である場合には、光増感剤（ラジカル重合開始剤）を
添加する必要があり、ベンゾイン、ベンゾインメチル、
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロ
ピルエーテル、α−クロロベンゾイン、α−アクリルベ
ンゾイン、イルガキュア１８４（チバガイギ社製）のベ
ンゾイン系増感剤、ベンゾフェノン、ρ−メチルベンゾ
フェノン、ρ−クロロベンゾフェノン、ο−ベンゾイル
安息香酸メチル、アセトフェノン等のアリールケトン系
増感剤、ρ−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、ρ−
ジメチルアミノアセトフェノン等のジアルキルアミノア
リールケトン系増感剤、チオキサントン、キサントンお
よびそのハロゲン置換体等の多環アルボニル系増感剤イ
ルガーキュア９０７（チバガイギ社製）があげられ、こ
れらの単独もしくは適宜組み合わせにより用いることも
できる。
【００１５】以下これらの組成比について述べる。活性
エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニスの組成比
としては、通常、 水溶性または水分散性（メタ）アクリル系モノマー ９９．９〜２０％ 水溶性または水分散性のプレボリマーまたは樹脂 ０〜３０％ 活性エネルギー線硬化性開始剤 ０〜１５％ 添加剤 ０．０１〜５％ 水 ５〜５０％ である。
エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニスの組成比
としては、通常、 水溶性または水分散性（メタ）アクリル系モノマー ９９．９〜２０％ 水溶性または水分散性のプレボリマーまたは樹脂 ０〜３０％ 活性エネルギー線硬化性開始剤 ０〜１５％ 添加剤 ０．０１〜５％ 水 ５〜５０％ である。
【００１６】以下、実施例について述べる。表１は活性
エネルギー線硬化性オーバーコートワニスの処方とその
性状を示した。表１に示す各組成を、５０〜７０℃程度
に加熱して混合しオーバーコートワニスを得た。 表１中 粘度：ザーカンカップ＃４で測定（２５℃）した。 レベリング：レベリング性ちりめんじわ（オーバーコー
トワニスの場合表面状ざらつき状のものが良くでる）の
少さで判断した。 水洗浄性：有機溶媒を用いないで水でロールコータの洗
浄の容易性を判断した。 版膨潤性：一般にスポットコート用樹脂版が使用され、
その版の膨潤性を肉眼で判断した。
エネルギー線硬化性オーバーコートワニスの処方とその
性状を示した。表１に示す各組成を、５０〜７０℃程度
に加熱して混合しオーバーコートワニスを得た。 表１中 粘度：ザーカンカップ＃４で測定（２５℃）した。 レベリング：レベリング性ちりめんじわ（オーバーコー
トワニスの場合表面状ざらつき状のものが良くでる）の
少さで判断した。 水洗浄性：有機溶媒を用いないで水でロールコータの洗
浄の容易性を判断した。 版膨潤性：一般にスポットコート用樹脂版が使用され、
その版の膨潤性を肉眼で判断した。
【００１７】
【表１】
【００１８】表１において、 モノマーＡ：ビスフェノールＡ４モルエチレンオキサイ
ド付加体モノアクリレート Ｂ：トリメチロールプロパンジアクリレート Ｃ：ジペンタエリスリトールトリアクリレート Ｄ：ジペンタエリスリトールテトラアクリレート Ｅ：トリメチロールプロパンジアクリレートのモノコハ
ク酸ハーフエステル Ｆ：トリメチロールプロパンジアクリレートモノグリシ
ジルエーテル Ｇ：ノナエチレングリコールジアクリレート Ｈ：ビスフェノールＡ４モルエチレンオキサイド付加体
ジアクリレート Ｉ：トリメチロールプロパントリアクリレート Ｊ：ペンタエリスリトールテトラアクリレート 樹脂Ｋ：ジトリメチロールプロパンフタル酸エステルト
リアクリレート Ｌ：エピコート８２８（油化シエルエポキシ社）のジア
クリレート Ｍ：スチレン／アクリル共重合体（ジョンソンポリマー
社、ジョンクリル３５４） Ｎ：エピコート１００１ Ｏ：ジトリメチロールプロパントリアクリレートモノ
（トルエンジイソシアヌレート） スリップ剤Ｐ：ＫＭ−７８８（信越シリコン製） Ｑ：ＤＫＱ７７０（ダウコーニング社製） 消泡剤Ｒ：ＦＳアンチフォームＯ１３Ｂ（ダウコーニン
グ社製） Ｓ：ＦＳアンチフォーム８０（ダウコーニング社製）
ド付加体モノアクリレート Ｂ：トリメチロールプロパンジアクリレート Ｃ：ジペンタエリスリトールトリアクリレート Ｄ：ジペンタエリスリトールテトラアクリレート Ｅ：トリメチロールプロパンジアクリレートのモノコハ
ク酸ハーフエステル Ｆ：トリメチロールプロパンジアクリレートモノグリシ
ジルエーテル Ｇ：ノナエチレングリコールジアクリレート Ｈ：ビスフェノールＡ４モルエチレンオキサイド付加体
ジアクリレート Ｉ：トリメチロールプロパントリアクリレート Ｊ：ペンタエリスリトールテトラアクリレート 樹脂Ｋ：ジトリメチロールプロパンフタル酸エステルト
リアクリレート Ｌ：エピコート８２８（油化シエルエポキシ社）のジア
クリレート Ｍ：スチレン／アクリル共重合体（ジョンソンポリマー
社、ジョンクリル３５４） Ｎ：エピコート１００１ Ｏ：ジトリメチロールプロパントリアクリレートモノ
（トルエンジイソシアヌレート） スリップ剤Ｐ：ＫＭ−７８８（信越シリコン製） Ｑ：ＤＫＱ７７０（ダウコーニング社製） 消泡剤Ｒ：ＦＳアンチフォームＯ１３Ｂ（ダウコーニン
グ社製） Ｓ：ＦＳアンチフォーム８０（ダウコーニング社製）
【００１９】表１に示す活性エネルギー線硬化性水性オ
ーバーコートワニスを北越アリーコート（北越製紙社製
コートボール）とＮＫ片アート（日本加工製紙製コート
紙）にバーコータ＃３で塗工し、実施例サンプル１〜
９、比較例サンプル１１〜１２については１２０Ｗ／ｃ
ｍの強度を有する高圧水銀灯オゾンタイプ１灯の下１０
ｃｍのところを５０ｍ／分速度のコンベヤーにのせ照射
し硬化させた。
ーバーコートワニスを北越アリーコート（北越製紙社製
コートボール）とＮＫ片アート（日本加工製紙製コート
紙）にバーコータ＃３で塗工し、実施例サンプル１〜
９、比較例サンプル１１〜１２については１２０Ｗ／ｃ
ｍの強度を有する高圧水銀灯オゾンタイプ１灯の下１０
ｃｍのところを５０ｍ／分速度のコンベヤーにのせ照射
し硬化させた。
【００２０】又、実施例サンプル１０、比較例サンプル
１３についてはカーテンビーム型電子線照射装置を用い
て１０Ｍｒａｄの照射を行い硬化させた。いずれも完全
硬化していた。
１３についてはカーテンビーム型電子線照射装置を用い
て１０Ｍｒａｄの照射を行い硬化させた。いずれも完全
硬化していた。
【００２１】
【発明の効果】本発明の活性エネルギー線硬化性水性オ
ーバーコートワニスは実施例のようにレベリング性、水
洗浄性、版膨潤耐性が良く水性硬化性オーバーコートワ
ニスの適用範囲を広めることができる。
ーバーコートワニスは実施例のようにレベリング性、水
洗浄性、版膨潤耐性が良く水性硬化性オーバーコートワ
ニスの適用範囲を広めることができる。
Claims (3)
- 【請求項１】 水酸基、カルボキシル基もしくはそのア
ルカリ金属塩、カルボン酸アミド基、スルフォン基もし
くはそのアルカリ金属塩、エポキサイド基またはエーテ
ル基を有する水溶性または水分散性のアクリル系モノマ
ーまたはメタクリル系モノマーおよび水を含むことを特
徴とする活性エネルギー線硬化性水性オーバーコートワ
ニス。 - 【請求項２】 さらに、水溶性または水分散性のラジカ
ル重合性プレポリマーまたは非ラジカル重合性樹脂を含
むことを特徴とする請求項１記載の活性エネルギー線硬
化性水性オーバーコートワニス。 - 【請求項３】 さらに、活性エネルギー線硬化性開始剤
を含む請求項１または２記載の活性エネルギー線硬化性
水性オーバーコートワニス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3445792A JPH05202317A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 活性エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3445792A JPH05202317A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 活性エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202317A true JPH05202317A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12414784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3445792A Pending JPH05202317A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 活性エネルギー線硬化性水性オーバーコートワニス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05202317A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001072857A1 (fr) * | 2000-03-29 | 2001-10-04 | Kanagawa University | Resines durcissables aux radiations actiniques, leur procede de preparation et composition de resines thermodurcissables |
| JP2002530464A (ja) * | 1998-11-16 | 2002-09-17 | アルツール フイツシヤー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 化学的固定のための２成分系組成物 |
| WO2002090407A1 (fr) * | 1999-11-05 | 2002-11-14 | Chemipro Kasei Kaisha,Limited | Composition de resine pouvant etre retire avec de l'eau neutre et procede de traitement au moyen d'une telle composition |
| JP2013185001A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Dic Graphics Corp | 水性紫外線硬化性コーティングニス組成物 |
| JP2015196765A (ja) * | 2014-04-01 | 2015-11-09 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | 活性エネルギー線硬化型ワニス組成物およびその積層物 |
| EP3871047A4 (en) * | 2019-07-18 | 2021-11-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | SOFT PRINTED MATERIAL |
| US11982974B2 (en) | 2019-07-18 | 2024-05-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Flexible printed material |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP3445792A patent/JPH05202317A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002530464A (ja) * | 1998-11-16 | 2002-09-17 | アルツール フイツシヤー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 化学的固定のための２成分系組成物 |
| WO2002090407A1 (fr) * | 1999-11-05 | 2002-11-14 | Chemipro Kasei Kaisha,Limited | Composition de resine pouvant etre retire avec de l'eau neutre et procede de traitement au moyen d'une telle composition |
| WO2001072857A1 (fr) * | 2000-03-29 | 2001-10-04 | Kanagawa University | Resines durcissables aux radiations actiniques, leur procede de preparation et composition de resines thermodurcissables |
| US6861500B2 (en) | 2000-03-29 | 2005-03-01 | Kanagawa University | Resins curable with actinic energy ray, process for the production thereof, and photocurable and thermosetting resin composition |
| US7132168B2 (en) | 2000-03-29 | 2006-11-07 | Kanagawa University | Resin curable with actinic radiation, process for the production thereof, and photocurable and thermosetting resin composition |
| US7208568B2 (en) | 2000-03-29 | 2007-04-24 | Kanagawa University | Resin curable with actinic radiation, process for the production thereof, and photocurable and thermosetting resin composition |
| JP5016768B2 (ja) * | 2000-03-29 | 2012-09-05 | 学校法人神奈川大学 | 活性エネルギー線硬化性樹脂、その製造方法及び光硬化性・熱硬化性樹脂組成物 |
| JP2013185001A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Dic Graphics Corp | 水性紫外線硬化性コーティングニス組成物 |
| JP2015196765A (ja) * | 2014-04-01 | 2015-11-09 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | 活性エネルギー線硬化型ワニス組成物およびその積層物 |
| EP3871047A4 (en) * | 2019-07-18 | 2021-11-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | SOFT PRINTED MATERIAL |
| US11982974B2 (en) | 2019-07-18 | 2024-05-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Flexible printed material |
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