JPH0520221U - スイツチ構造 - Google Patents

スイツチ構造

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JPH0520221U
JPH0520221U JP7620691U JP7620691U JPH0520221U JP H0520221 U JPH0520221 U JP H0520221U JP 7620691 U JP7620691 U JP 7620691U JP 7620691 U JP7620691 U JP 7620691U JP H0520221 U JPH0520221 U JP H0520221U
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信吉 清山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スナップアクション装置の組立時のばらけ等
がなくなり、組立性が良好になるスイッチ構造を提供す
る。 【構成】 操作体11及び可動片13にそれぞれ支点用
の係合部19,21を形成し、スナップアクション装置
16a、16bは、雄側ばね受体23と、雌側ばね受体
24とを備え、雄側ばね受体23のばね受部にコイル状
ばね25の一端部を衝合し、雄側ばね受体23のロッド
部30を雌側ばね受体24のロッド挿入孔36に挿入し
て双方のばね受体を相対的に回転させて両突起部29、
33を互いに衝合すると共に、雌側ばね受体24のばね
受部36にコイル状ばね25の他端部を衝合して構成
し、操作体11の係合部に雄側ばね受体24の係止溝部
32を係止させ、可動片13の係合部に雌側ばね受体2
4の係止溝部27を係止させてスナップアクション装置
を操作体11と可動片13との間に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は操作体の往復移動に連係して、この操作体の移動方向とは反対方向に スナップアクション動作で可動片が移動し、この可動片に設けられた可動接点が 固定片に設けられた固定接点に対して接離する双極双投式のスイッチ構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスイッチ構造としては、実願平2−35141号公報に開示さ れたものがある。このスイッチ構造においては、図12に示すように可動片40 の反転動作を司るスナップアクション装置41は操作体42の左右においてそれ ぞれのばね受体43、44の係止溝部45、46により操作体42と可動片40 との係止片47、48間に回動自在に橋架支持され、コイル状ばね49の張力に よりその状態を保持している。そして、スナップアクション装置41のばね受体 43、44は図13に示すように互いに矢印a方向に移動可能に噛み合う複数の 胴部50、51と両端の頭部52、53とからなり、胴部50、51を互いに噛 み合わせた状態でコイル状ばね49を胴部50、51に外嵌して頭部52、53 を互いに遠ざける方向に付勢して構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成であると、スナップアクション装置41の組立時に ばらけ等があり、組立性が悪いという問題点があった。
【0004】 本考案は上記の問題点を解消するものであり、その目的とするところは、スナ ップアクション装置の組立時のばらけ等がなくなり、組立性が良好になるスイッ チ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案は、操作体及び可動片にそれぞれ支点用 の係合部を形成し、スナップアクション装置を、係止溝部とばね受部とロッド部 とこのロッド部の端部に形成した突起部とを有する一方のばね受体と、係止溝部 とばね受部とロッド挿入孔とこのロッド挿入孔の先端内周部に形成された突起部 とを有する他方のばね受体とを備え、一方のばね受体のばね受部にコイル状ばね の一端部を衝合し、一方のばね受体のロッド部を他方のばね受体のロッド挿入孔 に挿入して双方のばね受体を相対的に回転させて両突起部を互いに衝合すると共 に、他方のばね受体のばね受部にコイル状ばねの他端部を衝合して構成し、コイ ル状ばねを圧縮して双方のばね受体を互い遠ざける方向に付勢した状態で、操作 体の係合部に一方のばね受体の係止溝部を係止させ、可動片の係合部に他方のば ね受体の係止溝部を係止させてスナップアクション装置を操作体と可動片との間 に配置したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、スナップアクション装置の組立時のばらけ等がなくなり、 組立性が良好になる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わるスイ ッチ構造の一部切欠正面図である。この図において、10はベ−スであり、この ベ−ス10には、矢印A1−A2方向に往復移動する操作体11と、この操作体 11を矢印A2方向に付勢した復帰ばね12と、この操作体11が貫通した可動 片13と、操作体11の両側で可動片13を間にして位置した4つの固定片14 a、14b、14c、14dと、この固定片14a、14b、14c、14dに リ−ド線(図示せず)を電気的に接続する端子ねじ15a、15b、15c、1 5dとが設けられている。
【0008】 また、操作体11と可動片13との間には左右一対のスナップアクション装置 16a、16bが装備され、かつ可動片13の両端には両面突出構造の可動接点 17a、17bが、固定片14a、14b、14c、14dには可動接点17a 、17bが離接する固定接点18a、18b、18c、18dがそれぞれ取り付 けられている。
【0009】 操作体11の両側部には凹部31a,31bが形成してあり、これらの凹部3 1a,31bの中央部には支点用の係合部、すなわち三角凸状の係止片19が形 成してあり、また、可動片13の操作体貫通孔20には、係止片19に対応する 支点用の係合部、すなわち三角凸状の係止片21が形成してある。
【0010】 スナップアクション装置16a、16bは図5に示すように雄側ばね受体23 と、雌側ばね受体24と、コイル状ばね25とを備えている。この雄側ばね受体 23は図6図乃至図8図に示すようにばね受本体26を備えており、このばね受 本体26は正面正方形状を成し、このばね受本体26の外面にはほぼV字形状の 係止溝部27が形成してあり、ばね受部本体26の内面中央には円筒状のばね受 部28が形成してあり、ばね受部28の中央部には断面円形状で両側に面取りが なされたロッド部30が突設してあり、ロッド部30の先端周部には180度位 相をずらせた位置に正面円弧状の突起部29が形成してある。
【0011】 また、雌側ばね受体24は図9乃至図11に示すようにばね受本体31を備え ており、このばね受本体31は正面正方形状を成し、このばね受本体31の外面 にはほぼV字形状の係止溝部32が形成してあり、ばね受部本体31の内面がば ね受部37に成されており、ばね受本体31の中央には断面円形状の軸部35が 突設してあり、この軸部35の端面からばね受本体31の外面部にかけて断面円 形状のロッド挿入孔36が形成してあり、このロッド挿入孔36の先端内周部に は180度位相をずらせた位置に正面円弧状の突起部33が形成してあって、突 起部33間が挿入部34に成されている。
【0012】 そして、雌側ばね受体24の軸部36にコイル状ばね25の一端部を嵌合し、 この雌側ばね受体24のロッド挿入孔36内に雄側ばね受体23のロッド部30 を、このロッド部30の突起部29をロッド挿入孔36の突起部33間の挿入部 34に挿入して、挿入し、雄側ばね受体23のばね受部28にコイル状ばね25 の他端部を嵌合して、雌、雄側ばね受体24、23を相対的に45度回転させて コイル状ばね25の圧縮力を解除することにより、雌、雄側ばね受体24、23 を互いに遠ざけて突起部29、33を互いに衝合させてスナップアクション装置 16a、16bが組み立てられている。
【0013】 そして、スナップアクション装置16a、16bは、コイル状ばね25を圧縮 して雌、雄側ばね受体24、23を互い遠ざける方向に付勢した状態で、操作体 11の支点用の係合部、すなわち三角凸状の係止片19に雌側ばね受体24の係 止溝部32を係止させ、また、可動片13の操作体貫通孔20の支点用の係合部 、すなわち三角凸状の係止片21に雄側の係止溝部27を係止させて操作体11 と可動片13との間に配置してある。図2では左右のスナップアクション装置1 6a、16bは互いに八字状の対称的に傾いて、可動片13を矢印A1方向に付 勢し、可動接点17a、17bを常閉側の固定接点18a、18bに当接させて いる。すなわち、端子ねじ15a、15b間は導通、端子ねじ15c、15d間 は非導通の状態にある。
【0014】 次に作動を説明する。操作体11のベ−ス10上に突出した上端を矢印A1方 向に押し込むと、係止片19と係止片21との間の距離は減少する。雌、雄側ば ね受体24、23は係止片19、21を支点として回動し、コイル状ばね25に 抗して互いに近付く。そして、コイル状ばね25がその死点を通過すると、つま り、可動片13における係止片21を含む水平面よりも雄側ばね受体23が下方 に少しでも変位すると、コイル状ばね25が一気に伸長して、可動片13が操作 体11の移動方向と反対方向つまり矢印A2方向にスナップアクション動作で反 転移動し、図4のように可動接点17a、17bが常閉側の固定接点18c、1 8dから常開側の固定接点18a、18bに切り替わる。すなわち、端子ねじ1 5a、15b間は非導通、端子ねじ15c、15d間は導通の状態になる。
【0015】 コイル状ばね25は復帰ばね12よりも弱いので、図4の状態で操作体11に 対する矢印A1方向の押込力を解放すると、逆のスナップアクチョン動作により 、可動接点17a、17bが固定接点18c、18dから離れ、固定接点18a 、18bに接すると共に、操作体11のストッパ面11aがベ−ス10の内面1 0aに受け止められ、可動接点17a、17bと固定接点18a、18b間の接 触圧が保持される。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、操作体及び可動片にそれぞれ支点用の係合部 を形成し、スナップアクション装置を、係止溝部とばね受部とロッド部とこのロ ッド部の端部に形成した突起部とを有する一方のばね受体と、係止溝部とばね受 部とロッド挿入孔とこのロッド挿入孔の先端内周部に形成された突起部とを有す る他方のばね受体とを備え、一方のばね受体のばね受部にコイル状ばねの一端部 を衝合し、一方のばね受体のロッド部を他方のばね受体のロッド挿入孔に挿入し て双方のばね受体を相対的に回転させて両突起部を互いに衝合すると共に、他方 のばね受体のばね受部にコイル状ばねの他端部を衝合して構成し、コイル状ばね を圧縮して双方のばね受体を互い遠ざける方向に付勢した状態で、操作体の係合 部に一方のばね受体の係止溝部を係止させ、可動片の係合部に他方のばね受体の 係止溝部を係止させてスナップアクション装置を操作体と可動片との間に配置し たから、スナップアクション装置の組立時のばらけ等がなくなり、組立性が良好 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるスイッチ構造の一部切り欠いた
正面図である。
【図2】同スイッチ構造の要部の一部断面した正面図で
ある。
【図3】図3B−B線に沿う断面図である。
【図4】スイッチ構造の要部の作動図である。
【図5】スナップアクション装置の一部断面した平面図
である。
【図6】スナップアクション装置の雄側ばね受体の平面
図である。
【図7】図6C方向からの矢視図である。
【図8】図6G方向からの矢視図である。
【図9】スナップアクション装置の雌側ばね受体の平面
図である。
【図10】図9E方向からの矢視図である。
【図11】図9F方向からの矢視図である。
【図12】従来のスイッチ構造の要部の一部断面した正
面図である。
【図13】胴スイッチ構造のおけるばね受体の分解状態
の斜視図である。
【符号の説明】
11 操作体 13 可動片 16a、16b スナップアクション装置 23 雄側ばね受体 24 雌側ばね受体 27、32 係止溝部 29、33 突起部 30 ロッド部 36 ロッド挿入孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作体及び可動片にそれぞれ支点用の係
    合部を形成し、スナップアクション装置を、係止溝部と
    ばね受部とロッド部とこのロッド部の端部に形成した突
    起部とを有する一方のばね受体と、係止溝部とばね受部
    とロッド挿入孔とこのロッド挿入孔の先端内周部に形成
    された突起部とを有する他方のばね受体とを備え、一方
    のばね受体のばね受部にコイル状ばねの一端部を衝合
    し、一方のばね受体のロッド部を他方のばね受体のロッ
    ド挿入孔に挿入して双方のばね受体を相対的に回転させ
    て両突起部を互いに衝合すると共に、他方のばね受体の
    ばね受部にコイル状ばねの他端部を衝合して構成し、コ
    イル状ばねを圧縮して双方のばね受体を互い遠ざける方
    向に付勢した状態で、操作体の係合部に一方のばね受体
    の係止溝部を係止させ、可動片の係合部に他方のばね受
    体の係止溝部を係止させてスナップアクション装置を操
    作体と可動片との間に配置したことを特徴とするスイッ
    チ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017091749A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 オムロン株式会社 スイッチ

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JPH0198425U (ja) * 1987-12-23 1989-06-30

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