JPH05201465A - 缶状容器の吊下げ具 - Google Patents

缶状容器の吊下げ具

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JPH05201465A
JPH05201465A JP774992A JP774992A JPH05201465A JP H05201465 A JPH05201465 A JP H05201465A JP 774992 A JP774992 A JP 774992A JP 774992 A JP774992 A JP 774992A JP H05201465 A JPH05201465 A JP H05201465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
handle member
shaped container
hanging tool
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP774992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunji Nagaoka
訓二 永岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGASA KAKO KK
Original Assignee
NAGASA KAKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAGASA KAKO KK filed Critical NAGASA KAKO KK
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Publication of JPH05201465A publication Critical patent/JPH05201465A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯性、低コスト化等、従来の缶状容器の吊
下げ具の利点を保持しながら、しかも重量のある缶状容
器でも安全に持ち運びできるようにし、また自動梱包化
を可能にする。 【構成】 缶ビールや缶ジュース等の缶状容器Bを保持
する保持部1を形成した薄肉状の合成樹脂製本体2と、
この本体2上面に形成されたスリット3から両端部を挿
入して本体2裏面に固着した把手部材4とからなる缶状
容器の吊下げ具において、把手部材4の両端部に二股状
取付部4bを形成し、二股状取付部4bを互いに逆方向
に折り曲げて本体2裏面に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶状容器の吊下げ具、よ
り詳しくは、缶ビールや缶ジュース等の複数の缶状容器
を吊り下げて持ち運ぶことのできる缶状容器の吊下げ具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、取扱いの便利さや、また自動
販売機の普及とも相俟って、缶ビールや缶ジュース等が
多量に生産・消費されている。このような缶ビール等を
購入するときには、1本や2本の場合には手に持って簡
単に持ち運びができるが、多量になった場合には両手で
持ち運ぶことすら困難である。
【0003】このために、従来、多量に缶ビールを購入
した場合の持ち運び用として、熱可塑性合成樹脂製の手
提げバッグ等が小売店店頭で利用されている。しかしな
がらこの手提げバッグは、酒問屋又は酒屋等で顧客が購
入する際に袋に入れる必要があるため、わずらわしさを
生じているのが現状である。
【0004】そこで、このような欠点を解消し、持ち運
びに便利でありながら、しかも製造コストのかからない
ものとして、缶ビール等を吊り下げて運搬することがで
きる缶状容器の吊下げ具が提案されている。
【0005】この缶状容器の吊下げ具30は、図7に示
すように、缶ビールBを挟み込む突起を形成した缶保持
部31を有する薄肉状の合成樹脂製本体32と、この本
体32の上部に取付けられた把手部材33とで構成され
ている。この吊下げ具30によると、安価でしかも6本
の缶ビールを同時に吊り下げてそのまま運搬することが
できるために大変重宝なものであり、また缶の蓋の役目
も果たし衛生的でもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この吊下げ
具30の把手部材33は、図8の断面図に示すように、
帯状の把手部材端部33aを、本体32の上面に設けた
2箇所のスリット34から挿入して一方に折り曲げ、こ
の折り曲げ部分を本体32の裏面に熱融着によって固着
されたものである。
【0007】このように、従来の吊下げ具本体32と把
手部材33とは、スリット34の片側方向のみを固着し
ているため、特に重量のある缶ビールを吊り下げた場
合、本体のスリット34から把手部材33の端部33a
方向へ引き裂かれたり、端部33a周辺の周辺部の吊下
げ具本体32の破損を招き、甚だしい場合には把手部材
33そのものが外れてしまうという問題がある。
【0008】また、従来の缶状容器の吊下げ具30の把
手部材33は、図7及び図8に示すように吊下げ具本体
32の裏面に熱融着したのみで、把手部材33が立ち上
がったり横に寝かせただけの状態でビール製造メーカー
等へ出荷されるため、把手部材が邪魔になり、自動梱包
化を妨げている。
【0009】本発明が解決すべき課題は、携帯性、低コ
スト化等、従来の缶状容器の吊下げ具の利点を保持しな
がら、しかも重量のある缶状容器でも安全に持ち運びで
きるようにすること、また自動梱包化を可能にすること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、缶ビールや缶ジュース等の缶状容器を保
持する保持部を形成した薄肉状の合成樹脂製本体と、こ
の本体上面に形成されたスリットから両端部を挿入して
前記本体裏面に固着した把手部材とからなる缶状容器の
吊下げ具において、前記把手部材の両端部に二股状取付
部を形成し、該二股状取付部を互いに逆方向に折り曲げ
て前記本体裏面に固着したことを特徴とする。ここで、
合成樹脂製本体表面に把手部材を係止収納する収納手段
を設けることができる。また、把手部材挿入用のスリッ
ト周りをプラスチックフィルムによって補強することも
できる。
【0011】把手部材としては、厚み0.5〜1.0m
m程度の合成樹脂で形成することができ、二股状取付け
部の長さとしては、充分な固着面積を確保するために、
缶ビール6本程度であれば0.8〜1.4cm程度のも
のが好ましい。また、充分な強度を有し、しかも二股状
取付け部を容易に折り曲げて本体の裏面に密着できるよ
うにするためには、合成樹脂や樹脂を含浸させた帯状紐
で形成するのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の缶状容器の吊下げ具においては、把手
部材の端部に形成された二股を互いに逆方向に折り曲げ
て本体裏面に固着しており、このため、重量のある缶ビ
ールを吊り下げた際にも、その荷重がスリットの両面に
均等に分散され、従来のように片側に集中することがな
くなる。また、本体表面に把手を収納することにより、
把手自体が邪魔になることがない。
【0013】
【実施例】図1は本発明の缶状容器の吊下げ具の使用時
における斜視図、図2は把手部材のみを示す斜視図であ
る。
【0014】本実施例の缶状容器の吊下げ具10は、缶
ビールや缶ジュース等の缶状容器を保持する保持部1を
形成した薄肉状の合成樹脂製本体2と、この本体2上面
に形成されたスリット3から両端部を挿入して本体2裏
面に固着された把手部材4とから構成されている。
【0015】本体2は厚み0.1〜1.0mmの合成樹
脂製であり、真空成型や射出成型によって安価に製造す
ることができる。この本体2にはビール缶やジュース缶
を保持する保持部1が形成され、上面には図5の斜視
図、図6の平面図に示すように把手部材4を本体2表面
に係止収納する収納手段としての突起2aを形成してい
る。また、スリット3のまわりには、図3の平面図及び
図4の断面図に示すようにプラスチックフィルムを接着
した補強部5が形成されている。
【0016】把手部材4は、把手部4aを偏平に形成
し、この把手部4aに連設した両端を断面円形状に、さ
らに端部には二股状取付部4bを形成している。ここ
で、把手部4aは、持ちやすさを考慮して厚み2mm、
幅7mmとし、二股状取付部4bは、缶ビール6本程度
の重量に耐えられるように厚み1mm、幅12mm、長
さ1.5cmとした。また、二股状取付部4bを互いに
逆方向に開き、本体2の裏面に容易に密着させることが
できるように合成樹脂で製作している。この把手部材4
はその端部、すなわち二股状取付部4bを本体2のスリ
ット3から挿入し、取付部4bを両側に開いて、熱融着
やホットメルトなどによって本体2の裏面に固着されて
いる。
【0017】このように、本実施例の缶状容器の吊下げ
具は、把手部材4挿入用のスリット3周りを補強部5に
よって補強し、さらにこの補強部5に把手部材4の端部
に形成された二股状取付部4bを互いに逆方向に折り曲
げて本体2裏面に固着している。このため、重量のある
缶ビールを吊り下げた際にも、その荷重がスリット3の
両面に均等に分散され、従来のように片側に集中して外
れることもない。
【0018】また、把手部材4を本体2の表面に密着状
態で収納できるため、運搬時に嵩張らず、また自動梱包
化を可能とする。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によって以下
の効果を奏することができる。
【0020】 缶状容器の吊下げ具の製造コストを上
げることなく、重量のある缶状容器でも安全に吊り下げ
られるようになった。
【0021】 把手部材が吊下げ具本体表面に収納さ
れるため嵩張らず、梱包が容易になるとともに、ビール
缶等への自動化取付けが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の缶状容器の吊下げ具を使用状態で示
す斜視図である。
【図2】把手部材のみを示す斜視図である。
【図3】図1に示す缶状容器の吊下げ具のスリット周辺
の平面図である。
【図4】図1に示す缶状容器の吊下げ具のスリット周辺
の断面図である。
【図5】本実施例の缶状容器の吊下げ具の斜視図であ
る。
【図6】本実施例の缶状容器の吊下げ具の平面図であ
る。
【図7】従来の缶状容器の吊下げ具の斜視図である。
【図8】従来の缶状容器の吊下げ具におけるスリット周
辺の断面図である。
【符号の説明】
1 保持部 2 本体 2a 突起 3 スリット 4 把手部材 4a 把手部 4b 取付部 5 補強部 10 缶状容器の吊下げ具 B 缶ビール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶ビールや缶ジュース等の缶状容器を保
    持する保持部を形成した薄肉状の合成樹脂製本体と、こ
    の本体上面に形成されたスリットから両端部を挿入して
    前記本体裏面に固着した把手部材とからなる缶状容器の
    吊下げ具において、前記把手部材の両端部に二股状取付
    部を形成し、該二股状取付部を互いに逆方向に折り曲げ
    て前記本体裏面に固着したことを特徴とする缶状容器の
    吊下げ具。
  2. 【請求項2】 前記本体の表面に、前記把手部材を係止
    収納する収納手段を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の缶状容器の吊下げ具。
JP774992A 1992-01-20 1992-01-20 缶状容器の吊下げ具 Pending JPH05201465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP774992A JPH05201465A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 缶状容器の吊下げ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP774992A JPH05201465A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 缶状容器の吊下げ具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05201465A true JPH05201465A (ja) 1993-08-10

Family

ID=11674349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP774992A Pending JPH05201465A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 缶状容器の吊下げ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05201465A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719159U (ja) * 1993-09-16 1995-04-07 松浦産業株式会社 飲料缶等の運搬用保持具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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