JPH0520114U - 産業用車両のハンドルホイール - Google Patents

産業用車両のハンドルホイール

Info

Publication number
JPH0520114U
JPH0520114U JP6916991U JP6916991U JPH0520114U JP H0520114 U JPH0520114 U JP H0520114U JP 6916991 U JP6916991 U JP 6916991U JP 6916991 U JP6916991 U JP 6916991U JP H0520114 U JPH0520114 U JP H0520114U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
handle wheel
contact
dovetail groove
groove portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6916991U
Other languages
English (en)
Inventor
裕史 大内
徳孝 伊藤
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋運搬機株式会社 filed Critical 東洋運搬機株式会社
Priority to JP6916991U priority Critical patent/JPH0520114U/ja
Publication of JPH0520114U publication Critical patent/JPH0520114U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハンドルホイール6に、前面側が開放の蟻溝
部20を全周に形成し、ノブ23の取付部24を蟻溝部20に摺
動自在に嵌合し、取付部24に、蟻溝部20の底面22Aと上
面22Bとに同時に当接する一対の当接部26A,26Bを形
成した。 【効果】 蟻溝部内で取付部が接触しないようノブを周
方向で移動させる簡単な操作により、持ち難い位置にあ
るノブを持ち易い位置に修正できる。一対の当接部の相
反する位置を底面と上面とに同時に当接させることで、
当接部分の圧接摩擦力によりノブをハンドルホイールに
固定化でき、ノブの回転動でハンドルホイールを回転、
換向操作を軽く円滑に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばホイールローダなど産業用車両の運転席に設けられるハン ドルホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとしては、たとえば実開昭60−72496 号公報に見られるよ うに、運転席に設けられるハンドルホイールの一箇所にノブを固定して取り付け た構成が提供されている。この場合にノブは、ハンドルホイールを回し易くする ために設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、たとえばオービットロールを用いたステアリングシステムの場合、走 行作業中にノブの位置が車体の折れ角に関係なくなり、持ち難い位置にノブがく る場合がある。このようにノブが持ち難い位置になると、その操向操作を軽く円 滑に行えなくなる。
【0004】 本考案の目的とするところは、簡単な操作によりノブを持ち易い位置に修正し 得る産業用車両のハンドルホイールを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案の産業用車両のハンドルホイールは、運転席に設 けられるハンドルホイールに、前面側が開放の蟻溝部を全周に形成し、ノブの取 付部を前記蟻溝部に摺動自在に嵌合し、このノブの取付部に、蟻溝部の底面と上 面とに同時に当接する一対の当接部を形成している。
【0006】
【作用】
かかる本考案の構成によると、ノブが持ち難い位置にあるとき、ノブを正しい 向き、すなわち起立状にして掴み、そして蟻溝部内で取付部が接触しないように 摺動させながらノブを周方向で移動させることにより、ノブを持ち易い位置に修 正し得る。
【0007】 そして、一対の当接部の相反する位置を、底面と上面とに同時に当接させるこ とで、当接部分の圧接摩擦力によりノブをハンドルホイールに固定化得る。この 状態を維持しながらノブを回転動させると、前述したようにノブがハンドルホイ ールに固定化されていることから、このハンドルホイールを回転し得る。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。 図5において、産業用車両の一例であるホイールローダ1は、その車体2に左 右一対の前車輪3と左右一対の後車輪4とを有し、さらに車体2の中間部には座 席5やハンドルホイール6などを有する運転席7が設けられる。
【0009】 この運転席7の前方には左右一対のブーム8が配設され、これらブーム8は車 体2からのブラケット9に、その基端が左右方向の支軸10を介して取付けられ、 以て上下揺動自在となる。そして車体1とブーム5との間に、このブーム5を上 下揺動させる荷役シリンダ11が設けられる。
【0010】 両ブーム5の遊端間には左右方向の横ピン12を介してバケット13が取付けられ 、そしてブーム5に第1ピン14を介して取付けた第1リンク15の遊端と、バケッ ト13に第2ピン16を介して取付けた第2リンク17の遊端とを連結ピン18により連 結するとともに、第1リンク15の基端とブーム5との間に、前記バケット13を横 ピン12の周りに回動させるシリンダ19を設けている。
【0011】 前記ハンドルホイール6は図1〜図4に示すように、運転者に向く前面側が開 放の蟻溝部20を全周(環状)に形成しており、この蟻溝部20は、前面側で開放し たスリット21と、このスリット21に連通しかつ幅広の係合溝22とからなる。ここ で係合溝22は、前記スリット21に対向した底面22Aや、底面22Aに対向しかつス リット21の両側に位置する上面22Bなどからなる。
【0012】 前記蟻溝部20に摺動自在に嵌合するノブ23が設けられ、このノブ23の取付部24 は、ノブ本体に相対回動自在に連結されかつ前記スリット21を通る軸部25と、前 記係合溝22に摺動自在に嵌合する係合部26とにより形成される。そして係合部26 に、前記ノブ23を傾倒させたとき前記底面22Aと上面22Bとに相反する位置で同 時に当接する一対の当接部26A,26Bを形成している。
【0013】 上記の実施例によると、ノブ23が持ち難い位置にあるとき、図3に示すように ノブ23を正しい向き、すなわち起立状にして掴み、そして係合溝22内で係合部26 が接触しないように摺動させながらノブ23を周方向で移動させる。これによりノ ブ23を持ち易い位置に修正したのち、このノブ23を傾倒させ、図4に示すように 一対の当接部26A,26Bの相反する位置を、前記底面22Aと上面22Bとに同時に 当接させる。
【0014】 したがって、この状態を維持しながらノブ23を回転動させると、前述した当接 部分の圧接摩擦力によりノブ23がハンドルホイール6に固定化されていることか ら、このハンドルホイール6が回転されることになる。
【0015】 図6は本考案の別の実施例を示す。すなわちノブ23の取付部24は二分割され、 その上位取付部は軸部25の下端に、前記係合溝22内に位置する上位係合板30が連 設され、この上位係合板30の上面を前記上面22Bに対して下方から当接自在な当 接部26Bに形成している。
【0016】 そして軸部25に、下面開放の凹部31が形成されている。また上位係合板30に対 向して上位取付部である下位係合板32が配設され、この下位係合板32の下面を前 記底面22Aに対して上方から当接自在な当接部26Aに形成している。そして下位 係合板32からのロッド部32aを前記凹部31内に位置させるとともに、両係合板30 ,32間に圧縮ばね33を配設している。なお底面22Aに対する下位係合板32の摩擦 力よりも、上面22Bに対する上位係合板30の摩擦力を、当接面積の差や材質の変 化により大に設定している。
【0017】 この別の実施例によると、ノブ23が持ち難い位置にあるとき、ノブ23を圧縮ば ね33の弾性力に抗して少し押し込んで上面22Bから当接部26Bを離間させた状態 でノブ23を周方向に移動させる。これによりノブ23を持ち易い位置に修正したの ち、このノブ23に対する押し込み力を開放させ、圧縮ばね33の弾性力により上面 22Bに当接部26Bを当接させ、以て一対の当接部26A,26Bを前記底面22Aと上 面22Bとに同時に当接させる。
【0018】 したがって、この状態を維持しながらノブ23を回転動させると、前述した当接 部分の圧接摩擦力によりノブ23がハンドルホイール6に固定化されていることか ら、このハンドルホイール6が回転されることになる。
【0019】
【考案の効果】
上記構成の本考案によると、蟻溝部内で取付部が接触しないように摺動させな がらノブを周方向で移動させることで、持ち難い位置にあるノブを持ち易い位置 に修正することができる。そして、一対の当接部の相反する位置を、底面と上面 とに同時に当接させることで、当接部分の圧接摩擦力によりノブをハンドルホイ ールに固定化でき、この状態を維持しながらノブを回転動させることで、ハンド ルホイールを回転することができる。
【0020】 このように本考案によると、簡単な操作によりノブを持ち易い位置に修正でき 、換向操作を軽く円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、ハンドルホイール部
の縦断側面図である。
【図2】同ハンドルホイール部の斜視図である。
【図3】同ハンドルホイール部の摺動状態を示す縦断面
図である。
【図4】同ハンドルホイール部の固定化状態を示す縦断
面図である。
【図5】同車両全体の側面図である。
【図6】本考案の別の実施例を示し、ハンドルホイール
部の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
5 座席 6 ハンドルホイール 7 運転席 20 蟻溝部 21 スリット 22 係合溝 22A 底面 22B 上面 23 ノブ 24 取付部 25 軸部 26 係合部 26A 当接部 26B 当接部 30 上位係合板 32 下位係合板 33 圧縮ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席に設けられるハンドルホイール
    に、前面側が開放の蟻溝部を全周に形成し、ノブの取付
    部を前記蟻溝部に摺動自在に嵌合し、このノブの取付部
    に、蟻溝部の底面と上面とに同時に当接する一対の当接
    部を形成したことを特徴とする産業用車両のハンドルホ
    イール。
JP6916991U 1991-08-30 1991-08-30 産業用車両のハンドルホイール Pending JPH0520114U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6916991U JPH0520114U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 産業用車両のハンドルホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6916991U JPH0520114U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 産業用車両のハンドルホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520114U true JPH0520114U (ja) 1993-03-12

Family

ID=13394945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6916991U Pending JPH0520114U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 産業用車両のハンドルホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0520114U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715307A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Pirelli Cavi Spa Aerial electric wire conductor
JPS5868918A (ja) * 1981-10-20 1983-04-25 三菱鉱業セメント株式会社 電極層を有する電子部品とその製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715307A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Pirelli Cavi Spa Aerial electric wire conductor
JPS5868918A (ja) * 1981-10-20 1983-04-25 三菱鉱業セメント株式会社 電極層を有する電子部品とその製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5889023U (ja) 運搬具用アタツチメント
JPH0520114U (ja) 産業用車両のハンドルホイール
JPS6144550Y2 (ja)
JP3023277U (ja) トイレットペーパーホルダー
JPH054757Y2 (ja)
JP2576449Y2 (ja) 板材取付機械
JPS5843486Y2 (ja) ハンガ−装置
JP2599031Y2 (ja) 自走式道路区画線施工機における直進走行維持装置
JPS58194985U (ja) 2輪車の後輪懸架装置
JPH0611909Y2 (ja) キャブティルト装置
JPH0742774U (ja) 把持機械のクランプ装置
JPH0326059Y2 (ja)
JPS6027640B2 (ja) 荷役自動車のクランプ装置
JP3071150U (ja) 自動二輪車用移動式ターンテーブル
JPS582699Y2 (ja) スペアタイヤ保持装置
JP2501006Y2 (ja) ステアリングハンドルの取付け角測定装置
JPH0451109Y2 (ja)
JPH0524582Y2 (ja)
JPH0564011U (ja) 運転席の日除け装置
JPH0532002U (ja) キヤスタ
JPH01144014U (ja)
JPS62176067U (ja)
JPH0488628U (ja)
JPH0335835U (ja)
JPH0360142U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960709