JPH05201102A - 機械装置における冷却ファンの制御装置 - Google Patents

機械装置における冷却ファンの制御装置

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JPH05201102A
JPH05201102A JP4011940A JP1194092A JPH05201102A JP H05201102 A JPH05201102 A JP H05201102A JP 4011940 A JP4011940 A JP 4011940A JP 1194092 A JP1194092 A JP 1194092A JP H05201102 A JPH05201102 A JP H05201102A
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JP
Japan
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voltage
fan motor
cooling
fan
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP4011940A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Kajino
竜二 梶野
Mikiyuki Aoki
幹之 青木
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP4011940A priority Critical patent/JPH05201102A/ja
Publication of JPH05201102A publication Critical patent/JPH05201102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機内の負荷変動に対して迅速に対応できる冷
却ファンの制御装置の提供を目的とする。 【構成】 電源回路100を流れる電流は、抵抗R1を
介して電圧Vxに変換され、ファンモータ制御回路15
に供給される。この電圧Vxに応じてファンモータ制御
回路15は、冷却ファンを駆動するファンモータ16の
回転速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷に電圧を供給する
電源部と、機内冷却のための冷却ファンとを備えた電子
写真複写機やプリンタ等の機械装置における冷却ファン
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真複写機やプリンタ等
の機械装置の内部には、機内冷却のために冷却ファンが
設けられている。この冷却ファンはファンモータによっ
て駆動され、また、ファンモータ制御回路によってファ
ンモータの回転速度が制御されている。
【0003】一般に、機械装置の動作中、冷却ファンを
常に一定速度で回転させる機械装置が知られている。し
かしながら、通常の機械装置においては負荷変動によっ
て発生する熱量が変化する。発生する熱量が大きくなっ
たとき、一定速度で回転する冷却ファンでは十分な冷却
が行えない。一方、発生する熱量が小さくなったとき、
一定速度で冷却ファンを回転させると必要以上の電力消
費を招くことになる。
【0004】そこで、特開昭59−33516号公報に
おいて、温度検知素子を機内に設け、この温度検知素子
の出力信号に基づいて冷却ファンを駆動する制御装置が
開示されている。この公報に開示された制御装置は、温
度検知素子の出力信号に応じて冷却ファンを駆動するフ
ァンモータの回転速度が制御されるため、機内温度に応
じた冷却ファンの駆動制御が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示された制御装置では、機内温度の変動を温度検
知素子が検出した後に温度検知素子の出力信号によって
ファンモータの回転速度を制御するため、機内の負荷変
動に対して迅速に対応することができない。
【0006】そこで、本発明は、機内の負荷変動に対し
て迅速に対応できる冷却ファンの制御装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、負荷に電圧を供給する電源部と、機内冷
却のための冷却ファンとを備えた機械装置において、前
記冷却ファンを駆動するファンモータと、前記電源部を
流れる電流量に応じて前記ファンモータの回転速度を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】負荷に電圧を供給する電源部を流れる電流量に
応じて、制御手段はファンモータの回転速度を制御す
る。負荷が変動した場合、電源部を流れる電流量が変わ
るので、ファンモータの回転速度は変更される。
【0009】
【実施例】以下、本発明における第1実施例から第5実
施例を図面を用いて説明する。第1実施例から第5実施
例は、電子写真複写機やプリンタ等の機械装置におい
て、機内冷却のための冷却ファンの駆動を制御するの冷
却ファン制御回路である。
【0010】図1は、第1実施例における冷却ファン制
御回路の概略構成を示す図である。この冷却ファン制御
回路104は、電源回路100に接続されており、絶縁
アンプ14、冷却ファンを駆動するファンモータ16、
ファンモータ16の回転速度を制御するファンモータ制
御回路15によって構成される。
【0011】電源回路100は、電源電圧を整流および
変圧して機械装置の各部負荷に供給するものであり、ト
ランス3を挟んで、1次側回路101と2次側回路10
2に分けられる。1次側回路101は、ラインフィルタ
1、整流回路2、制御部8、電界効果トランジスタ(F
ET)10、抵抗R1を有する。2次側回路102は、
整流部4と調整部5を有する。
【0012】電源のオンによって1次側回路101に入
力電圧V1が印加され、この電圧V1はラインフィルタ
1によってノイズを除去された後、整流回路2によって
全波整流される。整流された電圧は、FET10を介し
てトランス3の1次側に印加される。トランス3の1次
側に印加された印加電圧により、2次側回路102に発
生した電圧は、整流部4において整流され、出力電圧V
2として出力される。
【0013】FET10は、制御部8からのパルス幅変
調制御信号に基づいてスイッチングを行う。この制御部
8は、2次側回路102の調整部5に設けられたフォト
カプラの発光部6aからの光を受ける受光部6bを含
む。比較器18は、このフォトカプラの受光部6bの出
力と、鋸歯状波発振器7の出力との比較を行い、FET
10に印加されるパルス幅変調制御信号を発生する。こ
のパルス幅変調制御信号によりFET10は、この電源
回路100の2次側出力電圧V2が常に一定値となるよ
うにスイッチングされる。また、比較器19は、FET
10のソース端子電位とあらかじめ設定された基準電圧
Vref1とを比較する。この比較器19からの出力
は、パルス幅変調制御信号とともにNORゲート9に入
力され、電源回路100に過電流が流れた場合、FET
10をオフする。尚、1次側回路101に接続された低
電圧発生部103は、制御部8に供給される低電圧V3
を発生させるために設けられている。
【0014】ファンモータ制御回路15は、1次側回路
101と絶縁アンプ14を介して接続される。1次側回
路101を流れる電流は、抵抗R1によって電圧Vxに
変換され、ファンモータ制御回路15に供給される。こ
の電圧Vxに応じて、ファンモータ制御回路15はファ
ンモータ16の回転速度を制御する。
【0015】図2は、電源回路の電流量に応じてファン
モータの回転速度を無段階に変化させるファンモータ制
御回路15の具体例である。このファンモータ制御回路
15は、ファンモータ16のモータコイル27、27’
と接続され、鋸歯状波発振器23、比較器24、トラン
ジスタ29、29’、ホール素子25、25’によって
構成されている。ホール素子25、25’は、その出力
に応じてトランジスタ29、29’のスイッチングを行
わせる。一方、電源回路から供給される電圧Vxは、鋸
歯状波発振器23から出力される鋸歯状波と比較器24
において比較され、パルス幅変調制御信号となって出力
される。このパルス幅変調制御信号と、前述したホール
素子25、25’の出力とをANDゲート28、28’
を介してトランジスタ29、29’に入力する。トラン
ジスタ29、29’は、この入力信号に応じてスイッチ
ングを行い、モータコイル27、27’に流れる電流量
を制御する。これにより、ファンモータの回転速度の制
御を行う。
【0016】図3は、電源回路の電流量に応じてファン
モータの回転速度を2段階に変化させるファンモータ制
御回路15の他の具体例である。このファンモータ制御
回路15は、ファンモータ16のモータコイル27、2
7’に接続され、比較器24’、トランジスタ29、2
9’、32、32’、ホール素子25、25’によって
構成されている。図3において、図2と同じ番号のもの
は、同様の動作を行うので、説明を省略する。電源回路
から供給される電圧Vxは、あらかじめ設定された基準
電圧Vref2と比較器24’において比較される。こ
の比較の結果、電圧Vxが基準電圧Vref2以下であ
れば、トランジスタ32、32’がオフされる。このと
き、電流は降圧用の抵抗33、33’を流れるので、モ
ータコイル27、27’の印加電圧が下がる。よって、
ファンモータの回転速度が下がる。一方、電圧Vxが基
準電圧Vref2を超える場合には、トランジスタ3
2、32’がオンされる。このとき、電流は降圧用の抵
抗33、33’を流れないので、モータコイル27、2
7’の印加電圧が上がる。よって、ファンモータの回転
速度が上がる。このようにして、ファンモータ制御回路
は、ファンモータの回転速度の制御を行う。
【0017】図4は、第2実施例における冷却ファン制
御回路の概略構成を示す図である。第2実施例における
冷却ファン制御回路105は、第1実施例と同様の電源
回路100に接続され、比較器36、36’、抵抗R
2、ファンモータ16およびファンモータ制御回路15
によって構成される。
【0018】電源回路100の動作は、第1実施例と同
様であるので説明を省略する。
【0019】冷却ファン制御回路105は、1次側回路
101の制御部8に接続される。具体的には、制御部8
のフォトカプラの受光部6bの出力が、抵抗R2によっ
て電圧Vyに変換され、比較器35、36を介してファ
ンモータ制御回路15に供給される。比較器35は、低
電圧発生部103からの信号bと、制御部8からの電圧
Vyとを比較する。この信号bは、制御部8から冷却フ
ァン制御回路105に入力される電圧Vyが低電圧発生
部103の電圧V3によっても変動するため、この電圧
V3の変動を打ち消すために設けられている。また、過
電流保護のため、比較器35から出力された信号cは、
比較器36において基準電圧Vref3と比較される。
比較器36から出力された信号は、ファンモータ制御回
路15に入力され、ファンモータ16の回転速度が制御
される。
【0020】図5は、第3実施例における冷却ファン制
御回路の概略構成を示す図である。第3実施例は、電源
回路の交流部を流れる交流電流を変成器51によって検
出し、検出された値によってファンモータの回転速度を
制御する。この第3実施例の冷却ファン制御回路は、変
成器51によって得られる出力が交流出力となるため、
整流部52において整流したあと、ファンモータ制御回
路15に出力信号を供給する。
【0021】図6は、第4実施例における冷却ファン制
御回路の概略構成を示す図である。第4実施例は、電源
回路の直流部を流れる直流電流を変成器61によって検
出し、検出された値によってファンモータの回転速度を
制御する。
【0022】図7は、第5実施例における冷却ファン制
御回路の概略構成を示す図である。第5実施例は第1実
施例と同様の電源回路100を備えている。この電源回
路100の2次側出力の電流は、抵抗R3を介して電圧
に変換される。この電圧に応じてファンモータ制御回路
15はファンモータ16の回転数の制御を行う。
【0023】以上、本実施例では、ファンモータ制御回
路15が電源回路を流れる電流量に応じてファンモータ
16の回転速度を制御するため、ファンモータ16の回
転速度を負荷変動に対して迅速に応答させることができ
る。また、電源回路は機械装置の全負荷に対して電圧を
供給するので、この電源回路を流れる電流量を検出する
ことによって、ファンモータ制御回路15は機内全体の
負荷変動に対応して制御を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明によると、電源部を流れる
電流量に応じて、制御手段が冷却ファンを駆動するファ
ンモータの回転速度を制御するため、機内の負荷変動に
対して迅速に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1実施例を説明する図であ
る。
【図2】ファンモータ制御回路の具体例を説明する図で
ある。
【図3】ファンモータ制御回路の他の具体例を説明する
図である。
【図4】第2実施例を説明する図である。
【図5】第3実施例を説明する図である。
【図6】第4実施例を説明する図である。
【図7】第5実施例を説明する図である。
【符号の説明】
3 トランス 4 整流部 5 調整部 7、23 鋸歯状波発振器 8 制御部 10 FET 15 ファンモータ制御回路 16 ファンモータ 18、19、24、24’ 比較器 27、27’ モータコイル 51、61 変成器 100 電源回路 101 1次側回路 102 2次側回路 103 低電圧発生部 104、105 冷却ファン制御回路 V1、 入力電圧 V2、 出力電圧 R1、R2、R3 抵抗 Vref1、Vref2、Vref3 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/20 H 8727−4E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に電圧を供給する電源部と、機内冷
    却のための冷却ファンとを備えた機械装置において、 前記冷却ファンを駆動するファンモータと、 前記電源部を流れる電流量に応じて前記ファンモータの
    回転速度を制御する制御手段とを備えた冷却ファンの制
    御装置。
JP4011940A 1992-01-27 1992-01-27 機械装置における冷却ファンの制御装置 Pending JPH05201102A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4011940A JPH05201102A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 機械装置における冷却ファンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4011940A JPH05201102A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 機械装置における冷却ファンの制御装置

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JPH05201102A true JPH05201102A (ja) 1993-08-10

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ID=11791649

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JP (1) JPH05201102A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0885737A1 (en) * 1997-06-18 1998-12-23 Lexmark International, Inc. Ink jet print cartridge having active cooling cell
US6193349B1 (en) 1997-06-18 2001-02-27 Lexmark International, Inc. Ink jet print cartridge having active cooling cell
US7433763B2 (en) * 2006-04-20 2008-10-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Power management logic that reconfigures a load when a power supply fails
JP2010158155A (ja) * 2008-12-30 2010-07-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 電源装置内の改善されたファン制御のための装置、システム、及び方法。

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JP2010158155A (ja) * 2008-12-30 2010-07-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 電源装置内の改善されたファン制御のための装置、システム、及び方法。

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