JPH05199782A - パルス検出装置 - Google Patents

パルス検出装置

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JPH05199782A
JPH05199782A JP4006242A JP624292A JPH05199782A JP H05199782 A JPH05199782 A JP H05199782A JP 4006242 A JP4006242 A JP 4006242A JP 624292 A JP624292 A JP 624292A JP H05199782 A JPH05199782 A JP H05199782A
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JP
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pulse
level
voltage
detecting
offset
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JP4006242A
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English (en)
Inventor
Haruo Hiraishi
治男 平石
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ回転速度に比例する周波数の矩形波が
常に正確に得られるパルス検出装置の提供を目的とす
る。 【構成】 異常レベル検出手段26とカウント値切り換
え回路28を設け、リールFGパルスの振幅DCレベル
が波形整形できるレベルにあるかどうかを常に判断し、
できるレベルにあればゆっくりとした速度で、波形整形
ができないと判断された場合は、増幅器20のオフセッ
ト電圧を急激に変化させ、目標のDCレベルに速く達す
る構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転速度およ
び回転方向を制御する上で、必要な回転モータの速度に
比例したパルスを常に誤りなく検出することができるパ
ルス検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の技術として、磁気記録再生
装置(以下、代表してVTRという。)のリールモータ
制御装置に用いられているパルス検出装置について説明
する。
【0003】図3はVTRのリールモータ制御装置のブ
ロック図、図4は従来のパルス検出装置のブロック図、
図5は従来のパルス検出装置の制御方法を説明するため
の波形図を示すものである。以下、その動作と構成につ
いて説明する。
【0004】図3において、1は第1のパルス検出装
置、2はテープ総量検出手段、3は巻取りリールモータ
制御手段、4は供給側リールモータ、5は巻取り側リー
ルモータ、6は供給リール駆動回路、7は巻取りリール
駆動回路、8Sは第2のパルス検出装置、8Tは第3の
パルス検出装置、9Sは第2のパルス検出センサ、9T
は第3のパルス検出センサ、10は供給リール、11は
巻取りリール、16はキャプスタンモータ、17は第1
のパルス検出センサである。
【0005】近年のVTRにおけるリールモータ制御
は、小型化,信頼性の向上,コスト力アップなどの影響
を受け、制御に必要な最小限の情報を用いて制御を行な
っている。リール・トゥ・リールで速度制御を行なう
際、テープの走行速度を検出するために最小限必要な情
報は、テープの総量および巻取りリールと供給リールの
巻径比である。これらの情報を得るために必要となる信
号が、第1のパルス検出センサ17,第1のパルス検出
装置1,第2のパルス検出センサ9S,第2のパルス検
出装置8S,第3のパルス検出センサ9T,第3のパル
ス検出装置8Tによって得ることができる。
【0006】第1のパルス検出センサ17は、キャプス
タンモータ16の回転に比例した周波数のパルスを発生
することができる。第1のパルス検出センサ17によっ
て得られたパルスは、第1のパルス検出装置1によって
波形整形され矩形波に整形される。
【0007】第2のパルス検出センサ9Sは供給側リー
ルモータ4の回転に比例した周波数のパルスを発生する
ことができる。第2のパルス検出センサ9Sによって得
られたパルスは、第2のパルス検出装置8Sによって波
形整形され矩形波に整形される。
【0008】第3のパルス検出センサ9Tは巻取り側リ
ールモータ5の回転に比例した周波数のパルスを発生す
ることができる。第3のパルス検出センサ9Tによって
得られたパルスは、第3のパルス検出装置8Tによって
波形整形され矩形波に整形される。
【0009】まず、キャプスタンモードでテープを走行
させることによって得られる前記3種の矩形波信号を用
いテープ総量検出手段2によって、現在使用しているカ
セットテープの総量を検出する。
【0010】巻取りリールモータ制御手段3では、テー
プ走行方法によって制御の方法が異なる。キャプスタン
モータ16によってテープを走行させる場合の巻取り側
リールモータ5の制御は、第1のパルス検出装置1から
得られたキャプスタンモータ16の回転周期と、第3の
パルス検出装置8Tから得られた巻取りリールの回転周
期から巻取り側リール11の巻径を検出し、巻径に応じ
て巻取り側リールモータ5のトルクを制御する。供給側
リールモータ4は、テンション検出センサ14から得ら
れたテープの張力情報をもとに、補償AMP13からテ
ープの張力が常に一定になるように供給リール駆動回路
6に指令が送られ、この指令に応じてトルクが制御され
る。
【0011】リール・トゥ・リールでテープを走行させ
る場合は、第3のパルス検出手段8Tから得られた巻取
りリール11の回転周期と、第2のパルス検出装置8S
から得られた供給リール10の回転周期によって周期和
および巻径比を検出する。得られた周期和,巻径比とテ
ープ総量検出手段2から得られたテープ総量から、目標
とするテープ速度になるように巻取りリールモータ5の
トルクを制御する。供給側リールモータ4は、キャプス
タンモータ16によってテープを走行させる手段の場合
と同様である。
【0012】巻取りリール駆動回路7は、巻取りリール
モータ制御手段3から出力された制御指令に応じて巻取
りリールモータ5を回転させる。
【0013】次に、リールモータ制御を行なう制御ルー
プの中のパルス検出装置について、代表して第3のパル
ス検出装置について説明する。
【0014】図4において、5は巻取り側リールモー
タ、9Tは巻取り側リールパルス検出センサ、20は増
幅器、21はピークホールド回路、22はボトムホール
ド回路、23は波形整形回路、3は巻取りリールモータ
制御手段、2はテープ総量検出手段、24は基準電圧発
生回路、25は誤差電圧検出回路、27は発振器、29
はアップ/ダウンカウンタ(以下、U/Dカウンタとい
う)、30はディジタル/アナログ変換回路(以下、D
/A変換回路という)である。
【0015】図4において巻取りリールモータ5が回転
することによって、パルス検出センサ9Tで回転周期に
比例した正弦パルス(以下、FGパルスという)が検出
される。検出されたFGパルスを、増幅器20によって
処理しやすいレベルに変換する。増幅器20によって増
幅されたFGパルス20Aを波形整形回路23にて矩形
波23Aに変換するために、スレッショルド電圧として
FGパルス振幅中心DCレベルを検出し用いる。このF
Gパルス振幅中心DCレベルは、ピークホールド回路2
1とボトムホールド回路22の出力をミックスすること
によって検出している。これが21Aである。また、パ
ルス検出センサ9Tで検出されたFGパルスが、DC成
分を持っているために、このDC成分だけ増幅器20を
オフセットする必要がある。なぜならば、増幅器20の
オフセットが大きくずれていた場合、完全な正弦波が得
られず波形整形ができなくなるからである。また、オフ
セット値が経時変化,環境変化の影響に対応して変化で
きない場合、前記同様完全な正弦波が得られず波形整形
ができなくなる。よって、自動的にオフセットのずれを
検出し調整を行なうような構成をとる。自動的にオフセ
ットの調整を行なう上で、現在状態のFGのDCレベル
がどうであるかを判断する情報として、ピークホールド
回路21とボトムホールド回路22出力情報のミックス
電圧21Aが用いられる。
【0016】増幅器20によって出力される正弦波の振
幅中心DCレベルを、基準電圧設定回路24によって設
定する。器基準電圧設定回路24で設定された電圧およ
びピークホールド回路21とボトムホールド回路22出
力のミックス電圧21Aとを誤差電圧検出回路25にて
比較し、基準よりも低い場合はL、高い場合はHの指令
25Aを出力する。
【0017】U/Dカウンタ29では、発振器27から
のクロックのタイミングで常にカウントし、誤差電圧検
出回路25からの指令に対し、Lであればカウントアッ
プし、Hであればカウントダウンしている。このカウン
ト値を、D/A変換回路30によってアナログ信号30
に変換し、増幅器20のオフセット値として用いる。
【0018】以上、常に増幅されたFGパルスの振幅中
心DCレベルをチェックしながら増幅器のオフセット電
圧を調整することで、モータ制御に必要なモータの回転
周期パルスの矩形波信号を得ている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のパルス検出装置では、パルス検出センサの振幅レベ
ルが非常に低く増幅器における増幅率が非常に高くなっ
た場合、パルス検出センサ出力のDCレベルが変動する
と、増幅されたFGパルスの振幅中心DCレベルが波形
整形するために必要なDCレベルに達するまでに時間が
かかりすぎる。
【0020】そのため電源投入時すぐに、テープを走行
させようとしても、増幅されたFGパルスのDCレベル
が波形整形するために必要なDCレベルに達するまで
は、リールモータおよびキャプスタンモータの回転情報
が得られず、正確なテープ総量および巻取り側リールと
供給側リールによる巻径比検出もできず、リールモータ
を制御することができない。よって、電源投入時からテ
ープを走行させるまで、数秒間待つ必要がある。
【0021】また、走行中に外乱ノイズによってリール
FGのDCレベルが大きく変動してしまうと、正弦波自
体が一定期間検出できず、矩形波を得ることができな
い。よってリールモータの暴走につながる虞がある。
【0022】本発明は上記の課題を解決するもので、リ
ールFGパルスのDCレベルが異常であっても、すぐに
リールFGパルス増幅器のオフセット電圧を補正し、常
に安定して矩形波信号が得られるパルス検出装置を提供
することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のパルス検出装置は、制御すべきモータの回転
に比例した周波数のパルスを発生するモータ回転パルス
発生手段と、パルス発生手段から検出されたパルスを制
御に用いるために必要な振幅レベルまで増幅するパルス
増幅手段と、パルス増幅手段から得られたパルスからパ
ルス振幅の中心DCレベルを検出するパルスDCレベル
検出手段と、パルス増幅手段から出力されるパルスの振
幅中心DCレベルを決定するための基準電圧決定手段
と、基準電圧決定手段から得られた値に対しパルスDC
レベル検出手段から得られた電圧が正もしくは負のどち
ら側にずれているかを検出する誤差電圧検出手段と、誤
差電圧検出手段によって得られた情報をもとに、パルス
増幅手段のオフセット電圧をパルスの振幅中心DCレベ
ルが基準電圧に近付くように制御するオフセット調整手
段と、パルスDCレベル検出手段によって得られた情報
が、パルス増幅手段によって得られたパルスが正常な正
弦波にならないほど、正側もしくは負側に異常にずれて
いるかどうかを検出する異常レベル検出手段と、誤差電
圧検出手段から得られた情報をもとに、異常レベル検出
手段で、異常でないと判断されたときはパルス増幅手段
のオフセット電圧をゆっくりと、異常を検出した場合は
オフセット電圧を急激に変化させるようオフセット調整
手段の応答性を切り換える応答切り換え装置と、オフセ
ット調整手段から得られた電圧によってオフセットを調
整されたパルス増幅手段の出力パルスと、パルスDCレ
ベル検出手段によって得られたDC電圧とを用い、正弦
状パルスから矩形波に波形整形する波形整形手段を備え
た構成を有している。
【0024】
【作用】本発明は上記した構成によって、リールFGパ
ルス正弦波状がパルスを増幅し矩形波に波形整形するた
めに、増幅されたリールFGパルスの振幅DCレベルが
波形整形できるレベルにあるかどうかを常に判断し、で
きるレベルにあればゆっくりとした速度で、リールFG
パルスのDCレベルが目標DCレベルに達するように、
増幅器のオフセット電圧を変化させ、波形整形ができな
いと判断された場合は、増幅器のオフセット電圧を急激
に変化させ、目標のDCレベルに速く達するように動作
して常に波形整形されたパルスが得られるように作用す
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明のパルス検出装置の
ブロック図で、図2は本発明のパルス検出装置を説明す
るための波形図を示すものである。図3は本発明のパル
ス検出装置が使用できる、VTRのリールモータ制御ブ
ロック図である。
【0026】図1において、5は巻取り側リールモー
タ、9Tは巻取り側リールパルス検出センサ、20は増
幅器、21はピークホールド回路、22はボトムホール
ド回路、23は波形整形回路、3は巻取りリールモータ
制御手段、2はテープ総量検出手段、24は基準電圧発
生回路、25は誤差電圧検出回路、26は異常レベル検
出回路、28はカウント値切り換え回路、27は発振
器、29はU/Dカウンタ、30はD/A変換回路であ
る。
【0027】以上の各構成要素よりなるパルス検出装置
について、図3のVTRのリールモータ制御の第1のパ
ルス検出装置1と第2のパルス検出装置8Sと第3のパ
ルス検出手段8Tに用いた場合について、各構成要素の
関係と動作を説明する。ただし、上記3つのパルス検出
装置の機能動作はすべて同じであるから代表して第3の
パルス検出装置について説明する。また図3の詳細説明
は、従来の技術にて既に説明ずみのため省略する。
【0028】図1の異常レベル検出回路26は、増幅器
20によって増幅されたFGパルスの正弦波20Aの振
幅中心DC電圧が何ボルト以上であったら波形整形回路
23にて矩形波に変換できないか、もしくは何ボルト以
下であったら波形整形回路23にて矩形波に変換できな
いかを判断する判断値があらかじめ設定できる回路であ
り設定されている。この状態でVTRの電源を入れ、カ
セットを挿入、キャプスタンモードでテープを走らせ
る。巻取りリールモータ5が回転を開始し、巻取り側パ
ルス検出センサ9Tから回転周期に比例した正弦パルス
(以下、T側FGパルスという。)が検出される。キャ
プスタンモータ,供給側リールモータからも同様にパル
スが検出される。検出されたT側FGパルスは増幅器2
0によって増幅され、ピークホールド回路21とボトム
ホールド回路22の出力をミックスすることで、増幅さ
れたT側FGパルスの正弦波20Aの振幅中心DC電圧
を得る。
【0029】T側FGパルスの振幅中心DC電圧が、異
常レベル検出回路によって異常と判断されなかった場合
は、前述の従来例と同じ動作が行なわれ、ピークホール
ド回路21とボトムホールド回路22の出力をミックス
した電圧が、波形整形回路23のスレッショルド電圧と
して用いられ、T側FGパルスが正弦波20Aから矩形
波23Aに変換される。また、FGのDC電圧は基準電
圧まで変化し安定する。
【0030】しかし、異常レベルと判断された場合はカ
ウント値切り換え回路28によって、U/Dカウンタ2
9でクロックが入る度にカウントする値を、極端に大き
く設定する。ただし、極端に大きく設定されたカウント
値は、増幅されたT側FGパルスの振幅中心DC電圧が
一度のカウントアップもしくはカウントダウンで、L側
異常レベルからH側異常レベルへ、またはH側異常レベ
ルからL側異常レベルへ一気に変化してしまうような値
であってはならない。カウント値が極端に大きくなった
ことで、U/Dカウンタ29でカウントされた値は大き
く変化しD/A変換回路にてアナログ電圧30Aに変換
されて増幅器20のオフセット値を急激に変化させる。
この補正が作用することによって、増幅されたT側FG
パルスは、異常レベルに検出されるほど、振幅中心DC
電圧がずれていても、直ぐに波形整形のできるDCレベ
ルまで変化される。
【0031】キャプスタンモータおよび供給側リールモ
ータについても同じ動作が行なわれる。
【0032】よって、各モータが回転することによって
直ちに回転情報を得ることができ、テープ総量検出手段
によってテープ総量が検出される。そのため、電源を入
れてからテープ走行までの時間が速く、数秒待つ必要が
ない。もしテープ走行中にノイズによってモータFGパ
ルスが振られてしまっても、復帰が速く制御に影響を与
えない。
【0033】以上のように本実施例によると、制御装置
すべきモータの回転に比例した周波数のパルスを発生す
るモータ回転パルス発生手段と、パルス発生手段から検
出されたパルスを制御に用いるために必要な振幅レベル
まで増幅するパルス増幅手段と、パルス増幅手段から得
られたパルスからパルス振幅の中心DCレベルを検出す
るパルスDCレベル検出手段と、パルス増幅手段から出
力されるパルスの振幅中心DCレベルを決定するための
基準電圧決定手段と、基準電圧決定手段から得られた値
に対しパルスDCレベル検出手段から得られた電圧が正
もしくは負のどちら側にずれているかを検出する誤差電
圧検出手段と、誤差電圧検出手段によって得られた情報
をもとに、パルス増幅手段のオフセット電圧をパルスの
振幅中心DCレベルが基準電圧に近付くように制御する
オフセット調整手段と、パルスDCレベル検出手段によ
って得られた情報が、パルス増幅手段によって得られた
パルスが正常な正弦波にならないほど正側もしくは負側
に異常にずれているかどうかを検出する異常レベル検出
手段と、誤差電圧検出手段から得られた情報をもとに、
異常レベル検出手段で、異常でないと判断されたときは
パルス増幅手段のオフセット電圧をゆっくりと、異常を
検出した場合はオフセット電圧を急激に変化させるよう
オフセット調整手段の応答性を切り換える応答切り換え
装置と、オフセット調整手段から得られた電圧によって
オフセットを調整されたパルス増幅手段の出力パルス
と、パルスDCレベル検出手段によって得られたDC電
圧とを用い、正弦状パルスから矩形波に波形整形する波
形整形手段とを設けてあるので、常に安定したテープ走
行が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、制御すべきモータの回転に比例した周波数の
パルスを発生するモータ回転パルス発生手段と、パルス
発生手段から検出されたパルスを制御に用いるために必
要な振幅レベルまで増幅するパルス増幅手段と、パルス
増幅手段から得られたパルスからパルス振幅の中心DC
レベルを検出するパルスDCレベル検出手段と、パルス
増幅手段から出力されるパルスの振幅中心DCレベルを
決定するための基準電圧決定手段と、基準電圧決定手段
から得られた値に対しパルスDCレベル検出手段から得
られた電圧が正もしくは負のどちら側にずれているかを
検出する誤差電圧検出手段と、誤差電圧検出手段によっ
て得られた情報をもとに、パルス増幅手段のオフセット
電圧をパルスの振幅中心DCレベルが基準電圧に近付く
ように制御するオフセット調整手段と、パルスDCレベ
ル検出手段によって得られた情報が、パルス増幅手段に
よって得られたパルスが正常な正弦波にならないほど、
正側もしくは負側に異常にずれているかどうかを検出す
る異常レベル検出手段と、誤差電圧検出手段から得られ
た情報をもとに、異常レベル検出手段で、異常でないと
判断されたときはパルス増幅手段のオフセット電圧をゆ
っくりと、異常を検出した場合はオフセット電圧を急激
に変化させるようオフセット調整手段の応答性を切り換
える応答切り換え装置と、オフセット調整手段から得ら
れた電圧によってオフセットを調整されたパルス増幅手
段の出力パルスと、パルスDCレベル検出手段によって
得られたDC電圧とを用い、正弦状パルスから矩形波に
波形整形する波形整形手段とを設けてあるので、非常に
高い増幅率を持った増幅器が使用でき、低レベルのパル
スも容易に整形でき、また、電源投入時など増幅器のオ
フセット電圧が大きくずれている場合や、ノイズによっ
てセンサ検出パルスのDCレベルが振られても、すぐ応
答し矩形波を得ることができ、高安定度のパルス検出装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパルス検出装置のブロック
【図2】本発明のパルス検出装置を説明するための波形
【図3】パルス検出装置を用いたVTRのリールモータ
制御ブロック図
【図4】従来のパルス検出装置のブロック図
【図5】従来のパルス検出装置を説明するための波形図
【符号の説明】
9T 巻取り側パルス検出センサ 20 増幅器 21 ピークホールド回路 22 ボトムホールド回路 23 波形整形回路 24 基準電圧発生回路 25 誤差電圧検出回路 26 異常レベル検出回路 27 発振器 28 カウント値切り換え回路 29 アップダウンカウンタ 30 D/A変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御すべきモータの回転に比例した周波
    数のパルスを発生するモータ回転パルス発生手段と、前
    記パルス発生手段から検出されたパルスを制御に用いる
    ために必要な振幅レベルまで増幅するパルス増幅手段
    と、前記パルス増幅手段から得られたパルスからパルス
    振幅の中心DCレベルを検出するパルスDCレベル検出
    手段と、前記パルス増幅手段から出力されるパルスの振
    幅中心DCレベルを決定するための基準電圧決定手段
    と、前記基準電圧決定手段から得られた値に対し前記パ
    ルスDCレベル検出手段から得られた電圧が正もしくは
    負のどちら側にずれているかを検出する誤差電圧検出手
    段と、前記誤差電圧検出手段によって得られた情報をも
    とに、前記パルス増幅手段のオフセット電圧をパルスの
    振幅中心DCレベルが基準電圧に近付くように制御する
    オフセット調整手段と、前記パルスDCレベル検出手段
    によって得られた情報が、前記パルス増幅手段によって
    得られたパルスが正常な正弦波にならないほど、正側も
    しくは負側に異常にずれているかどうかを検出する異常
    レベル検出手段と、前記誤差電圧検出手段から得られた
    情報をもとに、前記異常レベル検出手段で、異常でない
    と判断されたときは前記パルス増幅手段のオフセット電
    圧をゆっくりと、異常を検出した場合はオフセット電圧
    を急激に変化させるよう前記オフセット調整手段の応答
    性を切り換える応答切り換え装置と、前記オフセット調
    整手段から得られた電圧によってオフセットを調整され
    た前記パルス増幅手段の出力パルスと、前記パルスDC
    レベル検出手段によって得られたDC電圧とを用い、正
    弦状パルスから矩形波に波形整形する波形整形手段を備
    えたパルス検出装置。
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