JPH05199399A - 画像転送中の画素のモザイク化及びクワド化装置 - Google Patents

画像転送中の画素のモザイク化及びクワド化装置

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JPH05199399A
JPH05199399A JP19536891A JP19536891A JPH05199399A JP H05199399 A JPH05199399 A JP H05199399A JP 19536891 A JP19536891 A JP 19536891A JP 19536891 A JP19536891 A JP 19536891A JP H05199399 A JPH05199399 A JP H05199399A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データの移動に要する回数を最小化し、
画像処理速度を向上し、プロセッサの介入をなくす画像
記憶装置を提供する。 【構成】 画像記憶装置は、印刷する画像の画素を記憶
するためのアドレス制御回路102を有する。このアド
レス制御回路102は、一度にメモリに記憶するには大
きすぎる画像をモザイク化して一連のロケーションに記
憶する。同時かつ交互に入出力動作するタイル・バッフ
ァ・メモリ103,105は、パイプライン動作を提供
する。該バッファ・メモリ103、105から画像の画
素をクワド化して読み出すためのアドレス指定装置10
7も有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの全ポイン
トアドレス指定可能プリンタへの転送に関し、特に転送
中の画像データのモザイク化及びクワド化に関するもの
である。
【0002】
【従来技術及びその問題点】クワド(後述)で構成され
る画像データを使用するページ・プリンタ(全ポイント
アドレス指定可能プリンタ)における文字と画像の回転
を示すため、本明細書においては、米国特許出願第21
9,686号(発明の名称:IMPROVED PAT
TERN MOVER FOR RASTER PRI
NTING)を参照する。
【0003】ページ・プリンタは、その名の示す通り、
全ページを構成後に印刷するものであり、一度に一行の
み印刷するライン・プリンタとは異なる。ページ・プリ
ンタの利点は、図形、画像及びデータを即座に一ページ
に容易に割り付けられることである。ページ・プリンタ
は通常レーザを使用するタイプで、一分間に百ページ以
上を印刷する。ページ・プリンタは、また、文字及び画
像をあらゆる方向に印刷できる。すなわち、ランドスケ
ープ方向やポートレイト方向、二重や回転二重印刷をす
るためページ上のどの4方向にも90度の回転が可能で
ある。
【0004】各4方向印刷に備え、文字のフォント及び
画像データの全てを保存するには大容量のメモリを必要
とし、画像転送中にフォントや画像を自在な方向に回転
するために使用される論理回路はクワド化された画像デ
ータを使用する。クワドとは、ビットで表される各画素
の4×4の配列である。
【0005】全ページの構成には大容量のメモリが必要
である。インチ当たり240画素の解像度では、8.5
×11インチ(Aサイズ)のページは5,385,60
0画素を有する。他ページを印刷中に別のページ割り付
けを行うには2倍のメモリが必要となるので、画素あた
り1ビットでは10,771,200ビットのメモリが
必要となってしまう。そこで、メモリ容量が少なくて済
むように、プリンタ制御装置は、各ページに印刷される
画素のわずかな幅あるいは一区画を保存するのに十分な
ラスタ・バッファ・メモリのみを有するように設計され
ている。1ページを印刷すると、その区画はページの次
の部分の画素で埋まる。
【0006】レーザ・プリント・ヘッドがラスタ走査同
様に動作し、印刷すべきページを作り上げてゆくのでラ
スタ・バッファと呼ばれ、区画はこのラスタ・バッファ
内で構成される。画像が区画幅より大きい場合は、区画
バッファに合うよう長方形のタイル状に分割される。
(この分割をモザイク化と呼ぶ。)
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ページ
・プリンタ・コントローラは、印刷される画像の画素を
保存するためメモリを使用する。メモリは入力アドレス
指定回路を有し、一度にメモリに保存するには大きすぎ
る画像をモザイク化するため、データを記憶するメモリ
内の一連のロケーションを発生する。また、出力アドレ
ス指定回路も有し、該回路は、画像の画素をクワド形式
で読み出すために、メモリ内の一連のロケーションを発
生する。
【0008】画像転送時にモザイク化及びクワド化処理
を行うことにより、画像データの移動に要する回数が最
小化でき、画像処理速度が上がり、プロセッサの介入を
なくすことができる。
【0009】
【実施例】画素(時にはピクセルと呼ばれる)は画像要
素であり、通常ドットからなり、文字、画像あるいはそ
の組み合わせで1ページを構成する。白黒印刷では、0
の値を有した画素が通常白いドット、すなわちインクな
しを表し、1の値を有した画素が黒いドット、すなわち
インク一滴あるいは1ドットを表す。画素の解像度は矩
形面積の線形ユニット当たりのドット数を示し、すなわ
ち240画素は2.54cm平方(1平方インチ)当た
り合計57,600画素で、それぞれ240画素が24
0列並んでいる2.54cm平方(1平方インチ)を表
す。入力画像は一連の画素として視覚化でき、印刷ペー
ジのある部分を表す。この列は白黒の2進値で、1ビッ
トは各画素を表す。
【0010】下記の説明において、レジスタの内容はし
ばしばレジスタ内の独立のビットあるいはサブグループ
のビットで表される。ビットはコロンで区切られた数値
で示され、たとえば、A(4:9)はレジスタAからの
ビット4〜9を意味する。高位ビットはビット0で、3
2ビットレジスタの低位ビットはビット31である。1
ビットのみが記述される場合は、コロンが前につき、例
えばA(:8)となる。
【0011】図1のシステムはプロセッサ・バス101
からラスタ・バッファ・バス115への画像転送を示
す。画像記憶装置はプロセッサ・バスと結合し、印刷さ
れる画像を保持している。印刷用に選択された画像は画
像記憶装置から、ラスタ・バッファ・バス上のパターン
記憶装置へと転送される。印刷データは、パターン記憶
装置から、実際に印刷を制御するデータを記憶するラス
タ・バッファへ転送される。ラスタ・バッファはページ
の一区画、すなわち1ページ上に印刷される幅の狭い一
連のデータを保持する。全ページの印刷が完了するまで
後続の区画が続々に1ページにわたり印刷されるように
新しいデータがパターン記憶装置からバッファ・メモリ
へ送られる。
【0012】画像をどの90度の4方向にも印刷するた
めに、印刷データはクワドの画素としてパターン記憶装
置に記憶される。各画素は1ビットを表すので、クワド
の画素は2次元の4×4配列の16画素即ち16ビット
である。このクワドを操作して画像を回転させるシステ
ムの詳細は、本明細書で参照した上記米国特許出願に示
されている。
【0013】図1に示すように、2つのタイル・バッフ
ァ・メモリ103及び105が、プロセッサ・バス10
1からアクセスされる画像記憶装置と、ラスタ・バッフ
ァ・バス115からアクセスされるパターン記憶装置の
間で一時的な記憶装置として使用される。この2つのタ
イル・バッファ・メモリ103及び105はピンポン式
に機能し、画像パイプラインとして動作する。すなわ
ち、一方のタイル・バッファ・メモリを空にしつつある
間もう一方がデータで満たされる。これにより、データ
の可用性エラーを防ぐと共にシステム全体の性能を高め
るため、各々の独立したバス上での同時転送が可能とな
る。
【0014】各画像転送装置はデータ・パイプラインと
して動作するデュアル・バッファの使用により、各バス
上で同時に最大の帯域幅での操作ができる。さらに性能
を高めるため、セットアップ遅延を防ぐように画像転送
要求をハードウエアにより、待ち行列即ちスタックに入
れることができる。また、全て黒あるいは空白箇所の画
像ブロックも識別される。これらのブロックは新しい画
像情報を含まないので、転送時にこれらブロックを取り
除くことによって、全体の画像転送速度を上げることが
できる。
【0015】タイル・バッファ・メモリ103及び10
5はプロセッサ・バス101上のDMA操作により、画
像記憶装置からの画像データで満たされる。このメモリ
はラスタ・バッファ・バス上のDMA操作によりラスタ
・バッファ・バス115へとアンロードされる。制御論
理により、ロード及びアンロードは正確な順序で行わ
れ、データの破壊及び消失を防ぐ。
【0016】ラスタ・バッファ・バスDMAはセットア
ップを行い、画像記憶装置からタイル・バッファ・メモ
リへの画像転送を起動する。セットアップが終了する
と、ラスタ・バッファDMAはタイル・バッファ・メモ
リが一杯になるまで待ち、その後ラスタ・バッファ・バ
スへのデータ転送を始める。転送ブロック・サイズは、
通常,最低4×4ビット、最大128×128ビットの
大きさの完全なタイルである。
【0017】タイル・バッファ・メモリ103及び10
5が一杯になっていることを知らせる適切なビットを使
用し、システムはタイル・バッファ・メモリのロード及
びアンロードを交互に行う。各移動コマンドにつきタイ
ル・バッファ・メモリ1つを使用すると、2つの移動要
求をスタックすることができる。DMA動作については
当業技術のため、これについての詳細説明はここでは必
要としない。
【0018】アドレス指定及び制御装置107はタイル
・バッファ・メモリ103及び105のアドレス指定を
行い、マルチプレクサ109及び111を制御する。こ
れらのマルチプレクサは後述のようにネットワークを成
している。アドレス指定及び制御装置107は、また、
ラスタ・バッファ・バス115にアクセスするタイル・
バッファ・メモリの交替に使用するマルチプレクサ11
7を制御する。
【0019】アドレス指定及び制御装置107を制御す
るコマンド及びレジスタ・データは、DMA装置により
ラスタ・バッファ・バス115から与えられる。
【0020】アドレス制御回路102はプロセッサ・バ
ス101を通して画像記憶装置をアドレス指定する。画
像記憶装置内のロケーションから読み出されたデータ
は、アドレス指定及び制御装置107により指定された
タイル・バッファ・メモリ103及び105のロケーシ
ョン・アドレスに書き込まれる。
【0021】後述のように、アドレス制御回路102は
一連のアドレスを与え、転送される画像をモザイク化す
る。アドレス指定及び制御装置107からのアドレスは
一連のアドレスを成し、タイル・バッファ・メモリ10
3及び105からの出力データをクワドにフォーマット
化する。
【0022】まず、モザイク化について説明する。説明
のため、タイルの最大の大きさ、すなわち区画に収まる
長方形をページの1.27×1.27cm(1/2×1
/2インチ)の箇所、もしくは2.54cm(1イン
チ)当たり240画素の解像度での128画素とする。
区画幅はタイル幅と同じで、長さは印刷されるページと
同じとする。ページ上をプリントヘッドが横断し、すな
わち、ページの下から上まで、あるいはその逆に走査方
向に動くとする。
【0023】画像の大きさのために、ハードウエアによ
るモザイク化が必要となる場合は、画像データ検索の間
に画像記憶装置へ正確に連続してアドレス指定を行い、
それにより画像は四角形のタイルへと細分化される。ア
ドレス制御回路102は、画像をモザイク化するかどう
かにかかわらず、その画像を伝送するための、正確な一
連のアドレスを供給する。
【0024】TTW(全モザイク幅)で示される値で表
される画像の幅がPW(パターン幅)の値で示されるパ
ターン(区画)幅より大きい場合、その画像はモザイク
化される。TTWおよびPW値はワードで測定される。
この実施例で述べられるワードは32ビットとし、各ビ
ットは1画素を示す。TTW値がPW値と等しいかある
いはそれより小さい場合はモザイク化の必要はなく、画
像記憶装置へのアドレス指定は単に1ワード増分するの
みである。
【0025】本発明では、走査ラインを構成する複数の
ワードがタイル・バッファ103及び105に記憶され
る時に、TTW−PWで計算されたオフ・セット値によ
り画像アドレスが増分し、モザイク化が行われる。後述
のように、1走査は高さ1画素、長さ1〜4ワードで行
われる。
【0026】画像記憶装置からの入力データはH(高
さ)×W(幅)画素の大きさで直列に読み出され、整列
されたワードと見なされる。空白画素および空白走査を
加えて入力データをワード境界の幅にパッドし、そして
4倍の走査高にする。データを画像記憶装置からパター
ンへ転送する時、バッファ・データは1タイル(128
×128画素あるいは32×32のクワド)より大きく
することはできないが、小さくすることはできる。
【0027】プロセッサ・バス・マスタDMAはパター
ン記述レジスタから開始アドレスをロードするが、その
開始アドレスはモザイク化するかどうかに関わらず同じ
ものである。プロセッサ・バス・マスタDMAは、1走
査ライン内の語数を示す2ビット・レジスタであるPW
レジスタと同様に、画像幅内の語数を示すTTWレジス
タをセットする。PWレジスタの値は本実施例では最大
4とする。
【0028】ワード・カウンタ値(後述)がPW値と等
しくない場合は、アドレスは1ワードで増分する。等し
い場合は、走査ラインの終了位置に達しており、(ハー
ドウエアによるモザイク化が要求されている時には)ア
ドレスはモザイク化のオフセット値分の増分をする。
【0029】図2はプロセッサ・バスに送られる画像記
憶アドレスを順序付けるためのアドレス制御102の論
理回路である。8ビットの加算器201はPWおよびT
TWレジスタと結合する。PWビットの1の補数は加算
器201と結合し、1の補数を2の補数と同等とする桁
上げ信号が供給される。111111の上位ビットが加
算器201へのPW入力ビットヘ供給される。その結果
生じる加算器201からの出力信号はTTW−PWとな
る。TTW値がPW値よりも大きい場合は、桁上げ信号
が発生する。この桁上げ値がマルチプレクサ203の制
御入力端子へ送られ、第2加算器205への加算器出力
信号をゲート制御する。
【0030】プロセッサ・バス・マスタDMAから与え
られた開始アドレスはマルチプレクサ207へ送られ
る。マルチプレクサ207へのセレクト信号はアドレス
・カウンタ209へ送られる開始アドレスをゲート制御
する。アドレス・カウンタ出力信号はプロセッサ・バス
を通って画像記憶装置と結合する。この図の例ではアド
レス・ビット数は30とし、2つの下位バス・ビットは
ゼロでワード境界のアドレス指定をするものとする。
【0031】各メモリ・サイクルの間にアドレス・カウ
ンタ209を増分させ、画像記憶装置から後続のワード
を読み出す。1走査に要する適切な数のワードがアドレ
ス指定されると、加算器205からの出力信号がマルチ
プレクサ207を通ってアドレス・カウンタ209と結
合する。加算器205への他の入力信号はアドレス・カ
ウンタ209からの出力信号である。よって、各走査が
終了するたびに、アドレスはモザイク化オフセット値、
TTW−PWにより修正される。
【0032】TTW値がPW値よりも小さいか、あるい
は等しい場合には、加算器201は桁上げ信号を発生せ
ず、マルチプレクサ203からの出力信号はゼロにな
る。すなわちオフセット信号が発生せず、モザイク化を
行わない。アドレスは1ワード分増分する。
【0033】図4はタイル・バッファ・メモリ内の画素
の記憶の説明用である。ドットは記憶されている画素を
示す。行及び列は1から128まで番号づけられてい
る。行1では列1〜32が第1ワードで、列33〜64
は第2ワード、というように続く。よって、各行はPW
レジスタの値に応じて1〜4個の32ビット・ワードを
保持することができる。128×128画素で区画幅の
1タイルを構成する。
【0034】2.54cm(1インチ)当たり240画
素の印刷解像度で3.048cm(1.2インチ)、画
像幅が9ワード(288画素)を例とする。第一区画が
画像の始めの部分と一致する場合、PWレジスタは値4
にセットされる。TTW値は9、すなわち9個の32ビ
ット・ワードである。よって、開始アドレスは、行1の
列1〜32に書き込まれる画像の第1ワードとなる。ア
ドレスは1ワードずつ増分されるので、第2ワードは次
のアドレスに指定される、行1の列33〜64に記憶さ
れる。同様に第3及び第4ワードは画像記憶装置から検
索されて行1の列65〜96へ、及び行1の列97〜1
28へと夫々記憶される。モザイク化オフセット値は9
ワード(TTW)−4ワード(PW)即ち5である。ア
ドレス・カウンタ209が各ワードが検索されるたびに
増分されるので、次にアドレス指定される画像のワード
は、ワード5である。ワード4が検索されると、アドレ
ス・カウンタ209が増分されてワード5のアドレス指
定をする。よってモザイク化オフセット値の5が、画像
ワード5を指示しているアドレス・カウンタ206のア
ドレスに加算され、画像ワード10を指示する。新アド
レスはマルチプレクサ207を通ってアドレス・カウン
タ209へロードされる。次に画像記憶装置をアクセス
し、行2の列1〜32に記憶されている画像ワード10
を読み出す。上記説明のように、画像記憶装置からの次
の3個のワードが行2の列33〜64、65〜96及び
97〜128に記憶される。前述のように、ここでモザ
イク化オフセット値が再度加算器205からアドレス・
カウンタ209へ加算される。アドレス・カウンタ20
9のアドレスは画像記憶装置内のワード14を指してい
たので、次に画像記憶装置からタイル・メモリ・バッフ
ァへ移動するワードはワード19である。よってワード
19〜22が行3へロードされる。 画像の長さが12
8画素以上、すなわち1タイル以上と仮定すると、上記
の過程はタイル・バッファが一杯になるまで続く。最後
の行128にはワード1144から1147が入る。
【0035】次のタイル・バッファを一杯にするため、
新しいDMAバースト・サイクルが開始される。マルチ
プレクサ207を通った開始アドレスは、転送されてい
る画像のワード5となる。PWおよびTTWの設定は同
じである。よって、次のタイル・バッファはワード5〜
8を行1へ、ワード14〜17を行2へ、そしてワード
1148〜1151を行128へ保存する。
【0036】続いて、次のタイル(上記説明の最初のタ
イル)が、画像内のワードの最終列で満たされる。新し
いDMAサイクルはワード9のアドレス、TTW値9、
及び新PW値1をロードする。画像ワード9は行1の列
1〜32に記憶される。オフセット値は今8(9−1)
であり、画像ワード10を指しているアドレス・カウン
タ209に加算され、画像ワード18のアドレスを指定
する。画像ワード18はその後行2の列1〜32へロー
ドされる。ワード27及び36はそれぞれ行4と5の列
1〜32へロードされる。1行当たり1ワードがワード
1152まで行128の列1〜32へ記憶される。
【0037】画像1153で始まる次の区画部分に対し
てこの全過程が繰り返される。画像がタイル・バッファ
の行すべてを満たさない場合には、4行のうち奇数番が
満たされるまで、行がパッドされる。
【0038】図4は画像記憶装置内の画像ワードの連続
アドレス指定を説明するためだけのものなので、タイル
・バッファ・メモリ内のワードの配列は図4のようにき
ちんと整列してはいない。
【0039】上記の説明では区画より広い幅の画像をモ
ザイク化するための画像記憶装置のアドレス指定につい
て述べた。次にタイル・バッファに画像データ・ワード
を記憶するためのタイル・バッファのアドレス指定につ
いて説明する。
【0040】図3はタイル・バッファ入力アドレス指定
を示している。各タイル・バッファはアドレス制御論理
付の4つのメモリ・モジュール301〜304で構成さ
れている。図3で示されている構成のタイル・バッファ
は2つあるが、その動作は同一であるので1つのみを示
す。
【0041】この実施例の4つのメモリ・モジュール3
01〜304は、一貫した説明のため各々128個の3
2ビット・ワードの容量となっている。書き込みサイク
ルの間、書き込み信号が活動化される。各書き込みサイ
クルに対してクロック信号が与えられる。書き込み信号
及びクロック信号は301〜304のメモリ・モジュー
ル全てに同時に与えられる。また、各メモリ・モジュー
ルに7ビット・アドレス(128箇所指定可能)が送ら
れるが、SEL信号で選択されたモジュールのみが活動
化される。4ビット・モジュール・カウンタ307は内
蔵のエンコーダを介してセレクト信号を順番に与える。
【0042】2ビット・ワード・カウンタ309は7ビ
ット・アドレスの下位2ビットを与える。5ビット高さ
カウンタ311は7ビット・アドレスの上位5ビットを
与える。カウンタはすべてリセット状態、すなわちゼロ
で始まる。
【0043】画像データ・ワードの転送が始まると、第
1メモリ・モジュール301の第1ワードがアドレス指
定され、第1画像が記憶される。クロック信号がワード
・カウンタ309を増分させる。これにより、同じモジ
ュール内の次のワードがアドレス指定される。ワード・
カウンタ309の内容がPWレジスタの内容と同じ場
合、コンパレータ305の出力信号が活動化され、モジ
ュール・カウンタ307を増分させて第2メモリ・モジ
ュール302のアドレス指定を行い、ワード・カウンタ
309をゼロにリセットする。高さカウンタの内容は変
わらない。
【0044】PWレジスタで指定されたワード数が各モ
ジュールに書き込まれるまで、このシーケンスが続く。
モジュール・カウンタ307が4をカウントした時、す
なわち最終ワードが4番目のメモリ・モジュール304
に書き込まれると、モジュール・カウンタはゼロにリセ
ットされ、高さカウンタ311は増分される。高さカウ
ンタが、PHレジスタから与えられコンパレータ315
で判定されるパターン高さに達すると、高さカウンタ3
11はリセットされる。
【0045】このアドレス指定の構成は、図4の第1行
の4ワードは第1メモリ・モジュール301に、第2行
の4ワードは第2メモリ・モジュール302に、第3行
の4ワードは第3メモリ・モジュール303に、第4行
の4ワードは第4メモリ・モジュール304に、そして
第5行の4ワードは第1メモリ・モジュール301にあ
るということを意味している。メモリ・モジュール30
1〜304の行は走査(スキャン)と呼ばれる。
【0046】高さカウンタ311の値がPHレジスタ値
と等しく、モジュール・カウンタ値が4でワード・カウ
ンタの値がPWと等しくなると、DMAバースト・サイ
クルは完了する。
【0047】次に説明する読み出しでは、上記の記憶構
成を用いて、タイル・メモリのクワドあるいは線形のフ
ォーマットでのアンロードを容易にし、その速度はメモ
リ・サイクル時間によってのみ制限されるだけとなる。
これにより、クワドにフォーマット化された画像データ
が線形に走査され、本明細書で参照する上記米国特許出
願で述べられているような画像の回転が行われる。
【0048】診断用及び他の応用用途のためにも線形に
データを読み出すのが望ましい。
【0049】図5は読み出しの構成である。コントロー
ラ内のS及びTレジスタからラスタ・バッファ・アドレ
ス・バスを介して、メモリ・モジュール301〜304
にアドレスが供給される。読み出し時、各モジュール内
の同一走査ラインにアクセスするため、4つのモジュー
ル全ては同時に選択される。クワドを構成するために各
走査ラインの4ビットが読み出される。上記例では4つ
のモジュールの第1走査ラインが、各々画像ワード1、
10、19、28を保持する。よって、メモリ・モジュ
ールから読み出される第1のクワドは各画像ワード1、
10、19、28の最初の4ビットから成る。次のクワ
ドは上記各ワードの2番目の4ビットから成る。第1の
クワドが画像の左上角のクワドであると見なされるの
で、回転に適した構成であることがわかる。
【0050】クワド読み出しのためのアドレス構成は、
TおよびSレジスタからのビットで構成されているこの
実施例のアドレスを含む。各モジュール内のワード・ア
ドレスの最初の5ビットを送って、T(6:10)の5
ビットは32のクワド群から1つを選択する。言い換え
ると、モジュール・アドレスの最初の5ビットが4つの
走査群を選択する。
【0051】7ビット・アドレスの残りは2ビット、S
(6:7)であり、最初の5ビットにより選択された4
つの群から、4つの走査ラインのうち1つを選択する。
各モジュールからの32ビット・ワードは16ビットの
半ワードに分割される。各モジュールからは2つの半ワ
ードずつ、クワドを構成する合計8つの半ワードがあ
り、正しいものは3ビットS(8:10)で選択され
る。
【0052】図5では、アドレス指定および制御装置1
07から、T(6:10)及びS(6:7)ビットが各
モジュールへ供給される。セレクト及びクロック信号
が、同時にメモリ・モジュール301〜304の各々へ
与えられる。書き込み信号は活動化しておらず、読み出
しが行われる。
【0053】メモリ・モジュール301〜304から検
索された各ワードからのビットはマルチプレクサ505
〜508と結合する。各ワードの最初の16ビット
(0:15)はマルチプレクサ505及び507と結合
する。各ワードの次の16ビット(16:31)はマル
チプレクサ506及び508と結合する。
【0054】マルチプレクサ505及び506はクワド
を読み出すのに使用され、マルチプレクサ507及び5
08は線形に読み出すのに使用される。
【0055】ビットS(9:10)はマルチプレクサ5
05及び506から適切な半ワードを選択することによ
り1ワードを選択する。クワドモード時のS(:8)ビ
ット及びLIN/QUAD信号により、マルチプレクサ
509が適切な半ワードを選択する。
【0056】選択された16ビットクワドは、図1で示
すようにどのタイル・バッファ・メモリをバスに結合す
るかの選択に使用されるマルチプレクサ117を介し
て、ラスタ・バッファ・データ・バスと結合される。ま
た、本発明とは関係ない目的のために、レジスタ・デー
タをラスタ・バッファ・データ・バスと結合することも
できる。
【0057】このアドレス指定の構成では、クワドのフ
ォーマット化に対して、タイル・バッファ・データを正
確な順序で読み出す。以下のアドレス指定の構成では、
線形フォーマット化のためのタイル・バッファ・データ
の読み出しに用いられる。
【0058】T(8:10)ビットは、上記説明のよう
に4つの走査群をアドレス指定する。S(4:5)は、
そのアドレス指定された4つの走査のうち1つを選択す
る。これらのアドレス指定ビットはメモリ・モジュール
301〜304のアドレス端子へ与えられる。
【0059】S(4:5)ビットは、マルチプレクサ5
07及び508から2つの半ワードを選択する。S(:
8)ビットは、LIN/QUAD信号が線形モードの
時、マルチプレクサ509を介して、正確な線形の半ワ
ードを選択する。
【0060】本発明を好ましい実施例を参照して特に図
示しかつ説明したが、当業者は、特許請求の範囲に記載
の本発明の原理及び範囲を逸脱することなく、形態及び
その詳細において種々の変形及び変更を行うことができ
ることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムのブロック図である。
【図2】画像をモザイク化するかどうか判断し、モザイ
ク化された画像を保存するに必要なアドレス・オフセッ
ト値を画像記憶装置に送る入力アドレス発生器の論理図
である。
【図3】バッファ・メモリ・モジュール内に入力画像デ
ータを保存するためのアドレス発生器の論理図である。
【図4】説明のための画像データの記憶の図である。
【図5】出力データをクワド形式にフォーマット化する
ための、バッファ・メモリ・モジュールからの画像デー
タ検索の論理図である。
【符号の説明】
101 プロセッサ・バス 102 アドレ
ス制御 103 タイル・バッファ・メモリA 105 タイル・バッファ・メモリB 107 アドレス制御 109 マルチ
プレクサ 111 マルチプレクサ 115 ラスタ
・バッファ・バス 115A ラスタ・バッファ・バス 115B ラス
タ・バッファ・バス 117 マルチプレクサ 201 加算器 203 マルチプレクサ 205 加算器 207 マルチプレクサ 209 アドレ
ス・カウンタ 301 メモリ1 302 メモリ
2 303 メモリ3 304 メモリ
4 305 コンパレータ 307 デコー
ダ付1/4カウンタ 309 2ビット・カウンタ 311 5ビッ
ト・カウンタ 315 コンパレータ 505 マルチ
プレクサ 506,507,508,509 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/28 310 J 9072−5B (72)発明者 リサ・リン・フィッシャー アメリカ合衆国80302、コロラド州 ボー ルダー、アラパホー・アベニュー 428番 地 (72)発明者 スティーブン・デイル・ハンナ アメリカ合衆国85715−1101、アリゾナ州 トゥーソン、イースト・パセオ・シマロ ン 5540番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷される画像を表す画素を記憶するた
    めのメモリ手段と、該メモリ手段内に記憶するには大き
    すぎる画像をモザイク化するためにデータを記憶する前
    記メモリ手段内の一連のロケーションを指定する入力ア
    ドレス指定手段と、前記画素をクワドとして読み出すた
    めにデータ検索を行う前記メモリ手段内の一連のロケー
    ションを指定する出力アドレス指定手段とを備えて成る
    ページ・プリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記出力アド
    レス指定手段が、前記画素を線形に選択的に読み出すた
    めの手段を含むことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の装置において、前記入力アド
    レス指定手段が、画像を前記メモリ手段に記憶するため
    に画像をモザイク化するかどうかを決定する手段と、該
    決定する手段に応答して画像を前記メモリ手段に記憶す
    るためのアドレスを与える手段とを含むことを特徴とす
    る装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の装置において、前記メモリ手
    段が、複数の別々にアドレス指定可能なモジュール手段
    を含むことを特徴とする装置。
JP3195368A 1990-10-01 1991-08-05 画像転送中の画素のモザイク化及びクワド化装置 Expired - Lifetime JP2564435B2 (ja)

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US591354 1990-10-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088052A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Kyocera Mita Corp データ圧縮装置、画像読取装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217761A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Oki Electric Ind Co Ltd ファクシミリ装置

Patent Citations (1)

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