JPH0519891U - 冷蔵庫用の庫内棚 - Google Patents

冷蔵庫用の庫内棚

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JPH0519891U
JPH0519891U JP6702891U JP6702891U JPH0519891U JP H0519891 U JPH0519891 U JP H0519891U JP 6702891 U JP6702891 U JP 6702891U JP 6702891 U JP6702891 U JP 6702891U JP H0519891 U JPH0519891 U JP H0519891U
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JP
Japan
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shelf
internal
decorative trim
shelves
refrigerator
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Pending
Application number
JP6702891U
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English (en)
Inventor
伊佐夫 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 庫内の中段に前後方向に摺動可能に配設した
庫内棚を安価な金型で成形でき、また庫内棚の強度を向
上できる構成を得ることを目的とする。 【構成】 庫内棚10を断面略C字状の棚本体19と、
この棚本体19の前後端部に化粧トリム20を嵌合装着
して構成する。 【効果】 従来と比較した場合、その製作金型費用を約
1/4減化することが可能となり、コストメリット大な
有益な庫内棚を提供できると同時に、収容物の大容量負
荷時の庫内棚の垂れさがりが防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、庫内に配設された冷蔵庫用の庫内棚の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11ないし図13は例えば特開平2−85686号公報に示された従来の冷 蔵庫用の庫内棚であり、従来は図に示す如く、PSおよびAS樹脂等の透明性を 有したプラスチック材料にて射出成形加工法により成形加工し製作された庫内棚 10は、この庫内棚10の底部15全面に渡りほぼ等間隔を有して一体に突出し た複数本のリブ16を形成して収容物の収容載置時の庫内棚10底部15の傷付 防止を施していた。次に詳細に説明する。図において、1は冷蔵庫本体、2は生 鮮食品等を保存する冷蔵室、3は上記冷蔵庫2の前面を気密に覆うよう設けられ た冷蔵室扉である。4は冷蔵室2内の最上段部に前後方向へ摺動可能な構造にて 設置された氷温室、5は冷蔵室2の床面を形成したところの仕切板、6はこの仕 切板5上の上部に位置し、庫内の巾方向に2分された一方の前後方向にスライド するスライドトレイで他方には前棚8および後棚9とにより構成され、前棚8が 前後方向に摺動するとともに、前棚8を後方に押込んだ状態にて後棚9とともに 回動可能な伸縮自在棚7が配設されている。
【0003】 10は庫内の中段に前後方向に摺動方向に摺動可能なAS樹脂等の透明性を有 したプラスチック材料にて射出成形加工法により成形加工し、製作された庫内棚 で、周囲フランジ部11、天面部12、周囲側壁部13、溝部14および収容物 の収容載置用の底部15とにより構成されている。16はこの底部15の全面に 渡り図13に示すようにほぼ等間隔を有して一体に高さH寸法にて設定された複 数本の突状リブで、例えばこの突状リブ16は底部15上にビール瓶等をねかせ て収容した場合、ビール瓶の外周端と底部15との隙間D寸法を確保し、ビール 瓶等の収容物にて庫内棚10の底部15の傷付きを防止している。18はABS 樹脂等のプラスチック材料にて真空成形加工法により成形加工し、製作された内 箱17に一体に内側方向に突出して設けられた一対の棚レールで、上記庫内棚1 0はこの棚レール18上に摺動自在に載置されている。また、この種の庫内棚と しては、実開昭63−181794号公報及び実開昭64−51193号公報に 示されたものが知られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の冷蔵庫用の庫内棚は以上のような構成されているので、成形する金型費 が非常に高く、例えば突状リブ16を1本製作するのにも射出成形金型は、その 機械彫刻加工と磨き仕上げ加工として膨大な金型費が必要で、また、収容物の収 容載置用の底部15にビール瓶等の比較的外形寸法の大きな収容物を収容した場 合には、突状リブ16上に収容物が載置され収容物と底部15とは接触すること なく収容されるが、比較的外形寸法の小さなコップ等を収容した場合には、収容 物の一側等が庫内棚10の突状リブ16間の底部15に当接し、庫内棚10の底 部15を傷付ける恐れを生じていた。更に、庫内棚10自体がAS樹脂等のプラ スチック材料のみで一体に形成されているため、あまり強い構造ではなく収容物 の大容量負荷時、すなわち、多量の食品が載置された場合、庫内棚10が下方に 垂れ下がり、意匠上良いものとはいえないなどの問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、簡単な金型 構造で成形できるようにしてその製作金型費を約1/4に低減できるとともに、 強度を向上させて収容物の大容量負荷時においても庫内棚の垂れ下がりを防止で きる冷蔵庫用の庫内棚を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る冷蔵庫用の庫内棚は、庫内棚を棚本体と、この棚本体の前後端 部に取付けた化粧トリムとで構成したものである。
【0007】
【作用】
この考案における庫内棚は、棚本体と化粧トリムとを別部品としたことにより 、簡単な構造の金型で成形することができ、金型を安価にする。また、強度が向 上し、庫内棚の垂れ下がりを防止する。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1ないし図4において、 図11ないし図13と同一の部材は同一符号を付し、詳細な説明は省略する。1 0は内箱17の棚レール18に摺動載置された庫内棚で、この庫内棚10は庫内 を明るく広く見せるように透明性を有した硬質PVC樹脂等のプラスチック材料 にて押出し成形加工法により成形加工され製作された断面形状が略C字状の棚本 体19と、高質感を具備した高光沢のシルバー色を有し、AS樹脂等のプラスチ ック材料と比較して高強度なアルミ金属等の材料にて押出し成形加工法により成 形加工され製作された前後化粧トリム20とにより構成されている。
【0009】 21は上記棚本体19を構成したところの収容物載置面部22に連続して一体 に成形された三角形状をなした突状部、23は内箱17の棚レール18上にこの 庫内棚10を摺動載置するため棚本体19の両側に一連に形成した略L字状の棚 載置部で、側壁24および底壁25とにより形成されている。26、27および 28は上記化粧トリム20を構成したところのそれぞれ前面部、上方、および下 方で、上記棚本体19の収容物載置面部22の前後端部に、この化粧トリム20 の上片27および下方28間を図4に示すように、矢印EおよびF方向から係合 装着して庫内棚10を形成している。29は上記化粧トリム20が棚本体19に 確実に挿入されるように、この化粧トリム20の下片28の両コーナ端を棚本体 19の側壁24の板厚t分、後加工にてカットして形成した切欠部で、この切欠 部29を設けたことにより棚本体19の前後の端面部30が化粧トリム20の前 面部26の裏面部31に当接し、左右が位置決めされ確実に棚本体19に化粧ト リム20は挿入装着される。
【0010】 次に作用について説明する。庫内棚10は押出し成形加工法により成形加工し 製作しているので、その製作金型費用も従来の射出成形加工法にて成形加工し製 作した庫内棚10の約1/4に低減することができ、コストメリットの大きい有 益な庫内棚10を提供できるものであると同時に、棚本体19の収容物載置面部 22に連続して一体に三角形状をなした突状部21を形成したことにより、この 突状部21の先端部分にて収容物を受け、すなわち、三角形状の頂点が線上に受 けて、収容載置するため、従来のように比較的外形寸法の小さなコップ等を収容 した場合にも庫内棚10の収容物載置面部22を傷付けるといった恐れもなくな る。
【0011】 更に、アルミ金属等の化粧トリム20を設けたことにより、従来のAS樹脂等 のプラスチック材料にて一体に成形加工され、製作された庫内棚10と比較した 場合、棚10の強度がアップし、収容物の大容量負荷時、すなわち、多量の食品 が載置された場合においても棚10の垂れさがりを防止でき、実使用上見栄えの 良い高付加価値なものであるとともに高光沢のシルバー色を有した化粧トリム2 0により、より高質感を具備した意匠上優れた冷蔵庫用の庫内棚10を提供でき る。
【0012】 実施例2. 図5ないし図8は庫内棚10を構成しているところの化粧トリム20の構成に 関する実施例2を示すもので、上記実施例1と同一部材は同一符号を付し、詳細 な説明は省略する。図において、32は化粧トリム20を硬質PVC等のプラス チック材料にて押出し成形加工法により成形加工し製作するとともに、この化粧 トリム20の前面部26および上片27の表面に高光沢のクロムの高質感を有し た傷付き防止をはかったハードコード箔を使用して、この化粧トリム20の押出 し成形加工時に、同時に転写された意匠転写面部であり、小形冷蔵庫等の比較的 庫内棚10への実負荷の軽い場合の載置される食品が少なく、強度上あまり問題 とならない場合などに適用でき、上記実施例1のアルミ金属等の材料にて押出し 成形加工法により成形加工され製作された化粧トリム20と比較した場合、硬質 PVC等のプラスチック材料を使用したことにより、意匠イメージを変更するこ となく、更に安価な化粧トリム20を提供できる。なお、この実施例においても 、化粧トリム20の断面形状及び化粧トリム20と棚本体19の結合により、従 来に比べて、十分に庫内棚10の強度は向上したものとなる。
【0013】 図7はこの実施例の化粧トリム20を成形したところの押出し成形加工時の一 貫のラインの製造工程図である。図8(a)、(b)、(c)は化粧トリム20 の押出し工程内での製作状態を示す製造工程の断面図であり、図8(a)は押出 しダイス直後の化粧トリム20で、上片27は前面部26と一直線状になって押 出されてくる。次に図8(b)に示される如く、この化粧トリム20の前面部2 6および上片27の表面に高光沢のクロムの高質感、高意匠性を有したハードコ ート転写箱を使用してホットスタンプ転写加工が施され、意匠転写面部32が形 成され、更に図8(c)に示す如くサイジング工程で上片27が下片28と所定 間隔となるよう折曲され、その後製品の引取り機により送り出され、所定全長寸 法および下片28の両コーナ端をカットし、切欠部29を形成するとともに化粧 トリム20が製作される。
【0014】 実施例3. 図9は庫内棚10を構成しているところの棚本体19の構成に関する実施例3 を示すもので、上記実施例1及び実施例2と同一部材は同一符号を付し詳細な説 明は省略する。図において、21は高硬度のPMMA樹脂等の透明性を有したプ ラスチック材料にて2重(PMMA樹脂と硬質PVC樹脂との組合せ)押出し成 形加工法により成形加工し、形成された三角形状をなした突状部で、上記実施例 1及び2と比較した場合、収容物の収容載置時におけるこの突状部21の先端の 傷付防止をはかることができ、実用価値の大なる冷蔵庫の庫内棚10を提供する ことができる。
【0015】 実施例4. 図12は実施例4を示すもので、上記実施例1ないし実施例3では棚本体19 が透明なものを示したが、図12に示すように棚本体19の突状部21を例えば 化粧トリム20のシルバーおよびクロム色に合わせたグレー基調などのスモーク 色に着色したPMMA樹脂等の透光性を有したプラスチック材料にて2重(PM MA樹脂と硬質PVC樹脂との組合せ)押出成形加工法により成形加工し製作し てもよく、棚本体19は勿論のこと庫内の意匠イメージを向上できる冷蔵庫用の 庫内棚10が得られる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば庫内棚を棚本体と、この棚本体の前後端部に 取付けた化粧トリムとで構成したので、簡単な構造の金型で成形することができ 、金型費用を低減できるとともに、庫内棚の強度が向上し、収容物が多い場合に おいても棚の垂れ下がりを防止できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す庫内棚を備えた冷蔵
庫の斜視図である。
【図2】図1のII−II線の要部断面図である。
【図3】図1のIII−III線の要部断面図である。
【図4】この考案の実施例1を示す冷蔵庫用の庫内棚の
分解斜視図である。
【図5】この考案の実施例2を示す図2に相当する要部
断面図である。
【図6】この考案の実施例2を示す冷蔵庫用の庫内棚の
分解斜視図である。
【図7】この考案の実施例2を示す化粧トリムの製造工
程の流れ図である。
【図8】この考案の実施例2を示す化粧トリムの製造工
程の断面図である。
【図9】この考案の実施例3を示す棚本体の要部斜視図
である。
【図10】この考案の実施例4を示す棚本体の要部斜視
図である。
【図11】従来の庫内棚を備えた冷蔵庫の斜視図であ
る。
【図12】従来の冷蔵庫用の庫内棚の斜視図である。
【図13】図11のXIII−XIIIの要部断面図で
ある。
【符号の説明】
10 庫内棚 19 棚本体 20 化粧トリム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内に配設した冷蔵庫用の庫内棚におい
    て、上記庫内棚を棚本体と、この棚本体の前後端部に取
    付けた化粧トリムとで構成したことを特徴とする冷蔵庫
    用の庫内棚。
JP6702891U 1991-08-23 1991-08-23 冷蔵庫用の庫内棚 Pending JPH0519891U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003004A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Sanyo Electric Co Ltd 低温庫
KR20160139668A (ko) * 2015-05-28 2016-12-07 이상민 방자유기로 보강된 테두리 프레임을 갖는 냉장고용 선반

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JP4553638B2 (ja) * 2004-06-17 2010-09-29 三洋電機株式会社 低温庫
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