JPH05198445A - 薄形電源 - Google Patents

薄形電源

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JPH05198445A
JPH05198445A JP4009786A JP978692A JPH05198445A JP H05198445 A JPH05198445 A JP H05198445A JP 4009786 A JP4009786 A JP 4009786A JP 978692 A JP978692 A JP 978692A JP H05198445 A JPH05198445 A JP H05198445A
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JP
Japan
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inductor
circuit board
transformer
coil
film
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Withdrawn
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JP4009786A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tanigawa
健一 谷川
Nobuyoshi Tanaka
信嘉 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yutaka Electric Mfg Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Yutaka Electric Mfg Co Ltd
Nippon Steel Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/16Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor

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  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回路基板上に直接、インダクタ/
トランスを形成し、周囲回路と一体化することにより、
薄形で信頼性に優れる電源を提供する。また、インダク
タ/トランス上に電気回路を形成し、上部を有効活用す
る。 【構成】 平面コイル、絶縁膜、磁性膜を積層すること
により、インダクタ/トランスを回路基板上に直接形成
する。スクリーン印刷し、焼成する方法等により作製可
能である。 【効果】 インダクタ/トランス中の平面コイルは電気
配線と同時形成され、周囲回路と一体化できる。インダ
クタ/トランスははんだで接着して搭載する必要がな
く、衝撃に強い。またインダクタ/トランス上に電気回
路を形成することにより、上部を有効活用でき、電源を
低面積化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に搭載される
スイッチングレギュレータ、DC−DCコンバータ等の
薄形電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小形、薄形化に伴い、電源に
対しても同様な要求が高まっている。そこで、電源を用
いるインダクタ(チョークコイル)、トランス等の磁性
部品のチップ化が進められている。
【0003】現在、小形の焼結フェライトコアに巻線を
施した巻線方式のインダクタ/トランスと、厚膜技術に
より、例えばフェライトペーストと導体ペーストを交互
に印刷した後、焼成することにより、磁心部分とコイル
部分を同時形成した積層型のインダクタ/トランスが実
用化に到っている。巻線方式のものは小形化に限界があ
る。積層型のものは巻線方式のものよりも小形化がはる
かに進んでいるが、導体の断面積が小さいことから、大
電流の設計が難しく、主に信号回路用に用いられてい
る。また、高度な製造技術が必要とされ、歩留りが良く
ない。
【0004】研究段階のものとしては、平面コイルと絶
縁膜及び磁性膜を組み合わせて成る種々の薄形インダク
タ/トランスが提案されている。これらの薄形インダク
タ/トランスは磁性膜と平面コイルの組合せにより、平
面コイルを磁性膜で取り囲む形の内部コイル形と磁性膜
を平面コイルで取り囲む形の外部コイル形に大別され
る。平面コイルを複数設けることにより、トランスにな
る。平面コイルの形状は内部コイル用としては典型的な
形としてスパイラル状、つづら折れ状等がある。また、
外部コイル形用としてクロス形や巻線形等がある。以
上、電源の小形、薄形化のため、インダクタ/トランス
は磁性チップ部品として供給されている。これらは、予
め電気回路を形成した回路基板上に、装着し、フローな
いしリフローはんだで接着して搭載される。ところが、
電源回路に用いられる磁性チップ部品は、先述の通り、
巻線方式のものが大半用いられており、電源を更に小形
化、特に薄形化するのは困難であった。また、回路基板
上に位置精度良く、搭載する必要があり、更にはんだ付
けして用いられるため、信頼性に問題があった。更に、
磁性チップ部品は薄くとも数mmの厚みを有し、またはん
だ付けで装着されるため、部品上に電気回路を形成し、
上部を有効活用するなど不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、回路
基板上に直接、インダクタ/トランスを形成し、周囲回
路と一体化することにより、薄形で信頼性に優れる電源
を提供しようとするものである。また、インダクタ/ト
ランス上に電気回路を形成し、上部を有効活用しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の薄形電源では、平面コイル、絶縁膜、磁性
膜を積層することにより、インダクタ/トランスを回路
基板上に直接形成する。そして、本発明の薄形電源の製
造方法では、インダクタ/トランスを次の3方法にて形
成することを特徴とする。すなわち、平面コイル、絶縁
膜、磁性膜それぞれをスクリーン印刷し、焼成して回路
基板上に積層する方法、平面コイル、絶縁膜をスクリー
ン印刷し、焼成して回路基板上に積層し、次に磁性膜と
してアモルファス合金箔を積層する方法、平面コイルを
導電層を予め成膜した回路基板をフォト・エッチングし
て作製し、次いで磁性膜としてアモルファス合金箔を絶
縁膜を介して積層する方法、を採用することにより、薄
形電源に適したインダクタ/トランスを形成することが
可能となり、本発明を完成するに到った。
【0007】本発明の薄形電源の構造例を模式的に図1
に示す。回路基板1上に直接、平面コイル、絶縁膜、磁
性膜を積層することにより、インダクタ/トランス2が
形成されている。電気配線は複雑になるため、省略して
示した。これはインダクタ/トランス2や半導体(ダイ
オード、トランジスタ、IC等)、抵抗、コンデンサ等
の部品間に、一般にスクリーン印刷し、焼成する方法な
いし印刷回路用銅張積層板をフォト・エッチングする方
法により作製される。これより、インダクタ/トランス
2中の平面コイルは電気配線と同様に形成可能であり、
インダクタ/トランス2は周囲回路と一体化される。
【0008】次に、回路基板上に形成されるインダクタ
の構造例(内部コイル形)の平面図およびA・A線断面
図をそれぞれ図2(a),(b)に示す。スパイラル状
の平面コイル3a,3bが回路基板1の両面にそれぞれ
設けられ、スルーホール4を介して電気的に接続されて
いる。平面コイル3a,3bをそれぞれ絶縁膜5a,5
bを介して、磁性膜6a,6bで挟むことにより、端子
7a,7b間にインダクタが構成されている。平面図中
の平面コイル3a(実線)、3b(破線)は、コイル断
面の中心線の軌跡である。
【0009】スパイラル状平面コイルは、インダクタン
ス、直流重畳特性、サイズ等に応じて、電気的に直列
に、縦及び/または横に、絶縁層を介して、立体的に配
置することが可能である。スパイラル状平面コイルを並
列的に複数設けることにより、トランスが得られる。
【0010】本発明で回路基板1に適用できる材料には
アルミナ、ジルコニア、炭化珪素、ガラス等のセラミッ
ク、エポキシ、フェノール、ポリイミド、ポリフェニレ
ンサルファイド等の樹脂、エポキシ樹脂等を含浸したガ
ラスクロス等が挙げられる。平面コイル3a,3bは回
路基板1上に、導体ペーストを各種形状にスクリーン印
刷後、焼成する方法、導電層を成膜後、フォト・エッチ
ング法で各種形状に加工する方法等で作製できる。
【0011】導電層の成膜方法としては、導電箔をプレ
ス加工等により圧着する方法、電気メッキ、無電解メッ
キ等により湿式メッキする方法、溶融メッキ、金属溶
射、気相メッキ、及び真空蒸着法、スパッタリング法、
イオンプレーティング法等の真空メッキ等により乾式メ
ッキする方法等がある。
【0012】本発明で平面コイル3a,3bに適用でき
る材料には銅、銀、金、アルミニウム等各種金属及びそ
れらの合金系が挙げられる。平面コイル3a,3bの形
状はスパイラル状の他、つづら折れ状およびそれらを組
み合わせた形等が可能である。
【0013】絶縁膜5a,5bは平面コイルに電流を流
した時、磁性膜を導通し、ショートするのを防ぐため設
け、主にポリイミド等の高分子フィルムまたはSi
2 、ガラス、硬質炭素膜等の無機膜を用いる。
【0014】本発明で磁性膜6a,6bに適用できる
膜、箔(帯、板)にはMn−Zn系、Ni−Zn系等各
種ソフトフェライト材料及び、コバルト系、鉄系等各種
アモルファス合金、アモルファス合金を結晶化させた超
微細組織をもつ軟磁性体、珪素を主に含む珪素鋼、パー
マロイ、パーメンジュール、センダスト等の金属軟磁性
材料等が挙げられる。膜は(フェライトを)ペースト化
し、印刷後、焼成する方法、電気メッキ、無電解メッキ
等により湿式メッキする方法、溶融メッキ、溶射、気相
メッキ、及び真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプ
レーティング法等の真空メッキ等により乾式メッキする
方法により成膜される。箔(帯、板)は急冷法及び、圧
延加工法、グリーンシート法等により成形する方法、更
に焼成する方法等により作成される。
【0015】構造例として、内部コイル形を示したが、
磁性体を平面コイルで取り囲む外部コイル形でも同様に
製造可能である。上述の構造の薄形電源は、そのまま
か、又はケースに入れるか、モールドすることによりモ
ジュール化して使用する。
【0016】
【実施例】(実施例1)薄形電源としてDC−DCコン
バータの一種であるチョッパ方式レギュレータを試作し
た。構造は図1に示したものと同様である。回路基板1
に0.64mm厚さのアルミナ板を使用し、電気配線及び
図2に示したスパイラル状の平面コイル3a,3bをC
uペーストをスクリーン印刷後、焼成することにより一
体形成した。スパイラル状の平面コイルの回路基板各面
のスパイラル数38、コイル辺長12mm、コイル幅、間
隔75μm、コイル厚さ10μmである。絶縁膜4a,
4bとして、平面コイル2a,2b上に、ガラスペース
トをスクリーン印刷後、焼成することにより、20μm
厚さに形成した。
【0017】次に、磁性膜6a,6bをMn−Zn系フ
ェライト微粒子(粒径0.1μm)をペースト化したも
のをスクリーン印刷し、焼成することを繰り返すことに
より平面コイル上に14mm×14mmの大きさで、100
μm厚さに形成した。Mn−Zn系フェライトは比抵抗
が10〜103 Ω・cm程度であるので縁膜膜を設ける必
要がある。Mn−Zn系フェライト微粒子の代わりに、
Ni−Zn系ないしNi−Cu−Zn系のフェライト微
粒子を用いた場合、比抵抗が107 Ω・cmと高いので、
絶縁膜を設ける必要がない。得られたインダクタのイン
ダクタンスは150μH、直流重畳電流は100mAを加
えてもインダクタンスは低下しなかった。
【0018】抵抗はスクリーン印刷後、焼成し、半導体
(IC,ダイオード)、コンデンサはリフローはんだで
接着して搭載した。製作した電源の厚さは、ダイオード
の厚さに支配され、3.2mmであった。インダクタ中の
平面コイルは電気配線と同時形成され、インダクタは周
囲回路と一体化できた。また、インダクタ上に電気配線
を形成して上部を活用することにより、1.5cm2 の低
面積化が可能であった。
【0019】(比較例1)薄形電源として実施例1と同
様にチョッパ方式レギュレータを試作した。平面コイ
ル、絶縁膜、磁性膜を積層することにより、インダクタ
を回路基板上に直接形成する代わりに、巻線方式のイン
ダクタを予め電気回路を形成した回路基板上に、装着
し、リフローはんだで接着して搭載した。インダクタン
ス150μH、直流重畳電流100mAを加えてもインダ
クタンスが低下しないことを満足するインダクタとして
図3(a),(b)に示す、巻線方式のものを用いた。
2種のタイプとも底面は一辺が13〜16mmの正方形部
分を占め、高さは6〜7mmであった。ゆえに、電源の厚
さは6.7〜7.7mmであり、かなり厚くなった。巻線
方式の磁性部分は回路基板上に位置精度良く、搭載する
のが難しく、またかなり大きいものがはんだ付けして用
いられるため、衝撃に弱く、信頼性に問題がある。
【0020】(実施例2)薄形電源としてDC−DCコ
ンバータの一種であるチョッパ方式レギュレータを試作
した。構造は図1に示したものと同様である。回路基板
1に0.64mm厚さのアルミナ板を使用し、電気配線及
び図2に示したスパイラル状の平面コイル3a,3bを
Cuペーストをスクリーン印刷後、焼成することにより
一体形成した。スパイラル状の平面コイルの回路基板各
面のスパイラル数38、コイル辺長12mm、コイル幅、
間隔75μm、コイル厚さ10μmである。絶縁膜4
a,4bとして、平面コイル2a,2b上に、ガラスペ
ーストをスクリーン印刷後、焼成することにより、20
μm厚さに積層した。更に、同様の方法で積層を繰り返
し、回路基板1の両面に平面コイルと絶縁膜をそれぞれ
3層ずつ積層した。
【0021】次に、磁性膜6a,6bをMn−Zn系フ
ェライト微粒子(粒径0.1μm)をペースト化したも
のをスクリーン印刷し、焼成することを繰り返すことに
より平面コイル上に14mm×14mmの大きさで、200
μm厚さに形成した。Mn−Zn系フェライトは比抵抗
が10〜103 Ω・cm程度であるので縁膜膜を設ける必
要がある。Mn−Zn系フェライト微粒子の代わりに、
Ni−Zn系ないしNi−Cu−Zn系のフェライト微
粒子を用いた場合、比抵抗が107 Ω・cmと高いので、
絶縁膜を設ける必要がない。得られたインダクタのイン
ダクタンスは450μH、直流重畳電流は200mAを加
えてもインダクタンスは低下しなかった。
【0022】抵抗はスクリーン印刷後、焼成することに
より、半導体(IC,ダイオード)、コンデンサはリフ
ローはんだで接着して搭載した。製作した電源の厚さ
は、ダイオードの厚さに支配され、3.2mmであった。
インダクタ中の平面コイルは電気配線と同時形成され、
インダクタは周囲回路と一体化できた。また、インダク
タ上に電気配線を形成して上部を活用することにより、
1.5cm2 の低面積化が可能であった。
【0023】(実施例3)薄形電源として実施例1と同
様にチョッパ方式レギュレータを試作した。回路基板1
に0.64mm厚さのアルミナ板を使用し、電気配線及び
図2に示したスパイラル状の平面コイル3a,3bをC
uペーストをスクリーン印刷後、焼成することにより一
体形成した。スパイラル状の平面コイルの回路基板各面
のスパイラル数38、コイル辺長12mm、コイル幅、間
隔75μm、コイル厚さ10μmである。平面コイル上
にガラスペーストを印刷後、焼成することにより、20
μm厚さの絶縁膜5a,5bを積層した。また、磁性膜
6a,6bとして、単ロール急冷法により作成した30
μm厚さの3種類の組成Fe80.5Si6.5 121 、F
78Si1210およびCo70Fe5 Si1510(atm%)
のアモルファス合金薄帯を14mm×14mmの箔に切断
後、焼鈍し、絶縁膜の上に積層した。
【0024】得られたインダクタのインダクタンスは1
20〜150μH、直流重畳電流は100mAを加えても
インダクタンスは低下しなかった。抵抗はスクリーン印
刷後、焼成し、半導体(IC,ダイオード)、コンデン
サはリフローはんだで接着して搭載した。試作した電源
の厚さは、ダイオードの厚さに支配され、3.2mmであ
った。インダクタ中の平面コイルは電気配線と同時形成
され、インダクタは周囲回路と一体化できた。
【0025】(実施例4)薄形電源として実施例1と同
様にチョッパ方式レギュレータを試作した。回路基板1
に0.64mm厚さのアルミナ板を使用し、両面に予め成
膜された厚さ10μmのCu層をフォト・エッチングす
る方法により、電気配線及び図2に示したスパイラル上
の平面コイル3a,3bを一体形成した。スパイラル状
の平面コイルの回路基板各面のスパイラル数38、コイ
ル辺長12mm、コイル幅、間隔75μm、コイル厚さ1
0μmである。また、磁性膜6a,6bとして、急冷法
により作成した25μm厚さの3種類の組成Fe80.5
6.5 121 ,Fe78Si1210およびCo70Fe5
Si1510(atm%)のアモルファス合金薄帯を14mm×
14mmの箔に切断後、焼鈍し、絶縁膜5a,5bの上に
積層した。絶縁膜としては厚さ10μmのポリイミドフ
ィルムを用いた。
【0026】得られたインダクタのインダクタンスは1
20〜150μH、直流重畳電流は100mAを加えても
インダクタンスは低下しなかった。抵抗はスクリーン印
刷後、焼成し、半導体(IC,ダイオード)、コンデン
サはリフローはんだで接着して搭載した。製作した電源
の厚さは、ダイオードの厚さに支配され、3.6mmであ
った。インダクタ中の平面コイルは電気配線と同時形成
され、インダクタは周囲回路と一体化できた。
【0027】
【発明の効果】本発明は、平面コイル、絶縁膜、磁性膜
を積層することにより、インダクタ/トランスを回路基
板上に直接形成することにより、周囲回路と一体化する
ことができ、薄形で信頼性に優れる薄形電源が得られ
る。インダクタ/トランス中の平面コイルは電気配線と
同時形成され、周囲回路と一体化できる。インダクタ/
トランスははんだで接着して搭載する必要がなく、衝撃
に強い。また、インダクタ/トランス上に電気回路を形
成することにより、上部を有効活用でき、電源を低面積
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明は薄形電源の構造例を模式的に示した説
明図である。
【図2】回路基板上に形成するインダクタの構造例(内
部コイル形)であり、(a)図はその平面図、(b)図
は(a)図のA−A線断面図である。
【図3】(a),(b)は比較に用いた巻線方式のイン
ダクタの構造例である。
【符号の説明】 1 回路基板 2 積層により形成するインダクタ/トランス 3a,3b 平面コイル 4 スノーホール 5a,5b 絶縁膜 6a,6b 磁性膜 7a,7b 端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板上に直接、平面コイル、絶縁
    膜、磁性膜を積層することにより、インダクタ/トラン
    スが形成されていることを特徴とする薄形電源。
  2. 【請求項2】 請求項1のインダクタ/トランスを、平
    面コイル、絶縁膜、磁性膜それぞれをスクリーン印刷
    し、焼成する方法により、回路基板上に積層することを
    特徴とする薄形電源の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のインダクタ/トランスを、平
    面コイル、絶縁膜をスクリーン印刷し、焼成する方法に
    より回路基板上に積層し、次に磁性膜としてアモルファ
    ス合金箔を積層することを特徴とする薄形電源の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1のインダクタ/トランスを、平
    面コイルを導電層を予め成膜した回路基板をフォト・エ
    ッチングする方法により作製し、次いで磁性膜としてア
    モルファス合金箔を、絶縁膜を介して、積層することを
    特徴とする薄形電源の製造方法。
JP4009786A 1992-01-23 1992-01-23 薄形電源 Withdrawn JPH05198445A (ja)

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