JPH0519828Y2 - - Google Patents

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JPH0519828Y2
JPH0519828Y2 JP1987118398U JP11839887U JPH0519828Y2 JP H0519828 Y2 JPH0519828 Y2 JP H0519828Y2 JP 1987118398 U JP1987118398 U JP 1987118398U JP 11839887 U JP11839887 U JP 11839887U JP H0519828 Y2 JPH0519828 Y2 JP H0519828Y2
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marker
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underground
soil
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、地中埋設物の近傍に予め標識体を埋
設しておき、後日、地上から上記標識体を検知す
ることにより上記地中埋設物の埋設地点を探知す
るようにした埋設物探知装置に関し、特に上記標
識体の構造に関するものである。
(従来の技術) 地中埋設物の近傍にLC共振回路で構成された
標識体(以下、マーカーという。)を予め埋設し
ておき、後日、地上から上記LC共振回路の共振
周波数成分を有する探知用信号を送出してこの
LC共振回路の応動(探知用信号の吸収又は共振
信号の放出等)を検知し、上記地中埋設物の埋設
位置を探知するシステムが公知である。
かかるシステムに使用されるマーカーは、例え
ば地下水の溢水、地上からの振動等、悪環境下の
地中に長期間にわたつて放置され、その間継続し
て電気的特性を維持する必要があることから、一
般にLC共振回路をケース内に密封して構成され
る。
ケースにLC共振回路を密封した構造のマーカ
ーとして、例えば米国特許第4334227号で開示さ
れているマーカーが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のマーカーの設置は、埋設物を溝内に
設置して土砂で埋め、その上にマーカーを設置
し、さらにその上に掘削した土砂を埋め戻すこと
により行われている。しかし、マーカーは埋設物
を埋めた土砂の上に単に置かれるだけであるか
ら、掘削した土砂の埋め戻しの際にマーカーが移
動したり、埋設姿勢が変化する、すなわち斜めに
埋設されるなどの危険性があり、正確な位置と姿
勢をもつて埋設できないという欠点があつた。ま
た、上記従来のマーカーによると、土砂において
ケースを固定保持する手段は、枠体の捩れを防ぐ
ために枠体の中心を通して十字状に筋交いを設け
た補強構造だけであるから平板状であつて、土質
変動等により目的とする埋設物から位置ずれを生
じ、埋設物の探知精度が低下したり、あるいは困
難となる問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る地中埋設物探知用標識体は、探知
信号の応動手段を密封したケースが偏平に形成さ
れるとともに、ケースの少なくとも下側面には該
ケースを土中に固定保持するための複数の突出片
が設けられたものである。
(作用) 埋設物の近傍の土中に突出片を差し込むことに
より探知信号の応動手段を収納したケースが土中
て固定保持される。
(実施例) 図面はいずれも本考案の実施例を示すもので、
第1図は地中埋設物の探知用マーカーの斜視図、
第2図aは同マーカーの正面図、第2図bは同マ
ーカーの平面図、第3図a,b及び第4図a,b
はいずれもマーカーの他の実施例を示す正面図と
平面図、第5図は第1図及び第2図a,bに示す
マーカーの埋設状態を示す断面図、第6図は第3
図a,bに示すマーカーの埋設状態を示す断面
図、第7図は探知信号応動手段の回路図である。
本考案に係る地中埋設物の探知用マーカーは、
探知信号応動手段2を収納したケース1を全体が
偏平となるように形成するとともにその少なくと
も下側面に、このケース1を土中に固定保持する
ための突出片3を複数設けたものである。
ケース1は合成樹脂材で形成したもので、円盤
形、ドーナツ形等種々の形状とすることができ
る。また、突出片3はケース1から一体的に突設
されたもので、その形状、本数、長さ寸法等は使
用状態で種々に変形可能であるが、先端は鋭角に
尖つているのが好ましい。
第1図及び第2図a,bに示すマーカーは、ド
ーナツ形(円盤形でもよい)ケース101の下側
面に4本(3本でも、5本でもよい)の突出片3
01……を突出したものである。
第3図a,bに示すマーカーは、ドーナツ形
(円盤形でもよい)ケース102の下側面に2本
の長い突出片302,302を突設したものであ
る。突出片302,302の間隔は地中埋設物
(ガス管、配電管、水道管等)4の外径寸法より
も大となされている。また、突出片302,30
2の長さ寸法は同じく地中埋設物4の外径寸法よ
りも大となされているのが好ましいが、マーカー
のケース102を埋設物4の上方に配置したと
き、少なくとも突出片302の先端部が埋設物4
の最大平面幅となる位置に達するようにするのが
よい。
また、第4図a,bに示すマーカーは、ドーナ
ツ形(円盤形でもよい)ケース105の下側面及
び上側面にそれぞれ4本(複数本であれば4本に
限定しない)の突出片305……を突出したもの
である。
ケース1,101,102,103,104,
105の中に密封される探知信号応動手段2は、
一般的にはLC共振回路で構成されるが、本考案
の実施例では、コイル201、コンデンサ202
及び水晶振動子203を並列に接続した水晶振動
回路(等価的に第7図に示す共振回路で表され
る)で構成されている。但し、水晶共振回路も
LC共振回路の一種である。水晶共振回路はこれ
に蓄積されるエネルギー量が多いため、探知信号
に対する応動信号が大きくとれ、コイル201の
ターン数はせいぜい数回でよくなる。
図中の符号204(第7図の破線で示した部
分)は共振体(コンデンサ202及び水晶振動子
203等)である。
ケース1は蓋体と中空状の本体に2分割され、
中空状の本体内に探知信号応動手段2を収納した
後に蓋体を嵌着して密封することができるように
なされている。しかし、探知信号応動手段2を収
納して密封できるものならこの構成に限らない。
第5図は第1図及び第2図a,bに示すマーカ
ーの使用状態を示す断面図である。
地面(道路)7を掘つた溝8に良質の砂を入れ
て突き固め床土703を形成し、その上に地中埋
設物(ガス管等)4を敷設し、この埋設物4の上
にある程度の土を埋め戻し突き固めた後、マーカ
ーの突出片301……を埋設物4の上に存するこ
の埋め戻した土701に突き差して固定保持させ
る。その後、さらに残りの土702を埋め戻して
道路等の現状に復するのであるが、マーカーを埋
め戻した土701にその突出片を突き差して固定
してあるので、残りの土を埋め戻す際にマーカー
が移動することがない。また、土質の変動に対し
ても突出片によりマーカーの移動が防止される。
第6図は第3図a,bに示すマーカーの使用状
態を示す断面図である。
ケース102は突出片302,302で埋設物
4を跨ぎ、突出片302,302の先端は床土7
03に突き差してある。このように埋設物4に跨
がつてマーカーの突出片を突き差すと、埋設物4
に対するマーカーの固定保持は確実で安定的であ
る。
(考案の効果) 探知信号の応動手段を密封したケースは全体が
偏平に形成されるとともにその少なくとも下側面
にこのケースを土中に固定保持するための突出片
が複数設けられたものであるから、マーカーの埋
設設置にあたり、埋設物を覆つて埋め戻した土に
突出片を突き刺してマーカーを自立的に設置する
ことができ、その上に残りの土砂を埋め戻す際に
土砂の投入によつてマーカーの位置が移動した
り、飛びはねて斜めに埋設されることがなく、所
定の位置に所定の姿勢で埋設できる。また、地下
水等により埋設物近くで土質変動等が生じても、
突出片によりマーカーの位置ズレを防止すること
ができる。
従つて、精度の高い埋設物の探知が可能とな
り、容易に地中埋設物の存在を知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案地中埋設物探知用標識体の実施例
を示すもので、第1図はマーカーの一例を示す斜
視図、第2図aは第1図に示すマーカーの正面
図、第2図bは第1図に示すマーカーの平面図、
第3図a,b、第4図a,bはいずれもマーカー
の他の実施例を示す正面図と平面図、第5図は第
1図及び第2図a,bに示すマーカーの埋設状態
を示す断面図、第6図は第3図a,bに示すマー
カーの埋設状態を示す断面図、第7図は探知信号
応動手段の回路図である。 1,101,102,105……ケース、2…
…探知信号応動手段、201……コイル、202
……コンデンサ、203……水晶振動子、204
……共振体、3,301,302,305……突
出片、4……地中埋設物、7……地面、8……
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 地中埋設物の近傍に埋設され、地上から送出し
    た探知信号に応動してこの地中埋設物の埋設地点
    を知らせるようにした標識体において、 上記探知信号の応動手段を密封したケースは、
    全体が偏平に形成されるとともにその少なくとも
    下側面には該ケースを土中に固定保持するための
    複数の突出片が設けられたことを特徴とする地中
    埋設物探知用標識体。
JP1987118398U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0519828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987118398U JPH0519828Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6423684U JPS6423684U (ja) 1989-02-08
JPH0519828Y2 true JPH0519828Y2 (ja) 1993-05-25

Family

ID=31362723

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JP1987118398U Expired - Lifetime JPH0519828Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178688U (ja) * 1982-05-25 1983-11-29 株式会社クボタ 埋設管の感知構造
JPS59100275U (ja) * 1982-12-24 1984-07-06 富士産業株式会社 埋設管等探知取付具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6423684U (ja) 1989-02-08

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