JP2534607B2 - ゴルフカ−ト誘導用磁性体の埋設方法 - Google Patents

ゴルフカ−ト誘導用磁性体の埋設方法

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JP2534607B2
JP2534607B2 JP4361702A JP36170292A JP2534607B2 JP 2534607 B2 JP2534607 B2 JP 2534607B2 JP 4361702 A JP4361702 A JP 4361702A JP 36170292 A JP36170292 A JP 36170292A JP 2534607 B2 JP2534607 B2 JP 2534607B2
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magnetic
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cart
burying
fairway
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正 柴田
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Nisshoku Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場において、磁
気誘導式で自動走行のゴルフカ−トを誘導する為の磁性
体を、地中に埋設する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフ場では、顧客の高級化指向
が強まるにつれ、益々対人サ−ビスの向上を余儀なくさ
れている。ところが、対人サ−ビスには欠かせないキャ
ディが、ゴルフ人口の急激な増加と重労働に起因して全
国的に不足し、ゴルフ場にとって極めて深刻な問題とな
っている。そのような背景のもと、キャディの労働負担
の減少を図る為、或はキャディの絶対数の不足を補う為
にセルフでプレ−できるような自動走行のゴルフカ−ト
(以下単にカートという)が種々開発されている。
【0003】カートを自動走行させる手段も様々で、代
表的な誘導方法としては、モノレール式、電磁誘導式が
ある。前者では、カートはレール上を走行し、プレーヤ
ー又はキャディのリモコン操作により走行、停止させ
る。この方式では、カートは常にレール上を走行するの
で、芝生を傷めない利点があるが、芝生表面にレールが
露出してプレーに支障を来す為、カートをフェアウェイ
内を走行させることができないという欠点がある。後者
は、電磁コイルもしくは磁性体等の磁気発生源を地中に
埋設することにより、カート本体に搭載したセンサーで
その磁気を感知させて誘導する。これらの方式では、ど
ちらにしても、カートはフェアウェイ内を走行可能で、
磁気発生源の埋設の仕方によっては、リモコン操作によ
り、フェアウェイ内の所望する位置へ走行、停止可能で
ある。
【0004】今後主流となりつつあるのは、磁性体を埋
設することによる磁気誘導方式である。この方式の一例
を挙げると、カートに設置されたセンサーが埋設された
磁性体のS極を感知すると、カートはS極のラインに沿
って走行し、また平行して埋設された磁性体のN極を感
知すると方向転換を図り、N極の平行ライン間を蛇行し
て走行するように設計されている。上記したような磁気
誘導方式のカート誘導方法は、特開平2−118704
号公報に記載されている。
【0005】以上説明したような磁性体をフェアウェイ
内に埋設する際、従来では、まず直径数cmの穴を地表
面から約20cmの深さまで削孔し、その穴内に永久磁
石等の磁性体をNSの極性に充分注意を払いながら埋設
し、その作業をフェアウェイ上の所望するラインに沿っ
て、4箇所/mの間隔で繰り返していた。この方法で
は、埋設間隔を測りながら削孔する作業に手間が掛か
り、また穴内に磁性体を所望する極性を地表面側にして
挿入する作業が容易ではなく、しかも埋設する磁性体は
18ホールで約3万個にも及ぶ為、非常に施工期間が長
く労力の掛かる作業となっていた。また、一度設置した
磁性体のラインを変更する必要が生じた場合、磁性体の
埋設箇所を磁気探知機にて一箇所ずつ探索して磁性体を
掘り出し、新たな埋設場所へ移し替えるという、非常に
手間と労力の掛かる作業が要求されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の事柄
に留意してなされたもので、その目的とするところは、
磁気誘導方式のカート誘導方法に使用される磁性体の埋
設作業を簡略化すると共に、埋設ライン変更時に磁性体
の埋設箇所の探索及び掘り出し作業を省力化する磁性体
の埋設方法を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明者らは種々検討した結果、次の手段に到達し
た。すなわち、本発明に係るゴルフカート誘導用磁性体
の埋設方法は、フェアウェイ上に、磁性体の埋設ライン
としての溝を掘り、該溝に耐腐蝕性繊維からなる帯状
袋体に、所定間隔おきに磁性体が収容され、複数個の磁
性体が連続的に設置された連結磁性体を埋設することを
特徴とする。磁性体としては、磁力の低下が殆ど無い永
久磁石が好ましいが、これに限定されるものではない。
磁性体を収容する帯状袋体の素材としては、耐腐蝕性繊
維からなるものであれば、ポリエチレン、アクリル等の
素材を選ばない。この帯状袋体の構成として、所定間隔
に磁性体の収容箇所を設ける。上記収容箇所に磁性体を
上面に各々の極性面が揃うように収容して、本発明に使
用する連結磁性体が完成する。本発明は、フェアウェイ
上に磁性体ラインを形成する際に、上記の様に構成した
連結磁性体を、フェアウェイ上に設けた溝内に埋設する
方法を採る。
【0008】
【作用】上記の様に構成することにより、連結磁性体
は、帯状袋体内の各々の磁性体を予め所望する間隔に極
性面を揃えて収納してあり、フェアウェイ上に連続して
掘った溝内に該連結磁性体を一度に埋設できる為、作業
が簡略化される。また、一度磁性体ラインを形成する
と、磁性体が耐腐蝕性の帯状袋体にて連結されているた
め埋設位置が明確となり、ライン変更をする際には埋設
した磁性体を芋づる式に取り出すことができ、磁気探知
機にて探索する作業が省略される。更に、カートの走行
試験を行う際には、連結磁性体をフェアウェイ上の任意
のラインに設置するだけで簡単に試験を行うことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るゴルフカート誘導用磁性
体の埋設方法につき、図1、図2及び図3に基づいて説
明する。磁性体には、32mm×25mm×18mmの
直方体の永久磁石4を用い、カートに登載したセンサー
が確実に磁気を検知できるように、図2のごとくポリエ
チレンの帯状袋体3に磁性体が4個/mの間隔で位置す
る様に連結磁性体を構成する。まず、図1のごとく、フ
ェアウェイ上の障害物、電気配線や配水管等を避けてカ
ートの走行範囲を考慮し、磁性体ライン1のレイアウト
を設定する。フェアウェイ上でラインの起点を定めたな
らば、そこからソードカッターにてライン上に幅約20
cmで芝を切り取り、続いてトレンチャーにて幅約20
cm、深さ約20cmの溝6を掘り、図3のごとく連結
磁性体をN極が地表面側に位置する様に敷設する。溝内
への連結磁性体の設置が完了した後、削出した土を埋戻
し、切り取った芝を再び敷設して連結磁性体の埋設跡を
完全に覆う。以上で本発明に係る磁性体の埋設方法が完
了する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るゴル
フカート誘導用磁性体の埋設方法では、本発明に使用す
る連結磁性体は、帯状袋体内の各々の磁性体を予め所望
する間隔に極性面を揃えて収納してあり、フェアウェイ
上に連続して掘った溝内に該連結磁性体を一度に埋設で
きる為、従来のように埋設間隔を測りながら一つ一つ穴
を掘って磁性体を埋設していくという手間の掛かる作業
が簡略化される。また、一度磁性体ラインを形成する
と、磁性体が耐腐蝕性の帯状袋体にて連結されているた
め埋設位置が明確となり、ライン変更をする際には埋設
した磁性体を芋づる式に取り出すことができ、従来の埋
設磁性体を一つ一つ磁気探知機にて探索する作業が省略
される。更に、カートの走行試験を行う際には、連結磁
性体をフェアウェイ上の任意のラインに設置するだけで
簡単に試験を行うことができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的な磁性体の埋設ラインを示す図である。
【図2】連結磁性体を示す図である。
【図3】連結磁性体の埋設状態を示す図である。
【符号の説明】
1…磁性体の埋設ライン、2…カートの走行例、3…帯
状袋体、4…永久磁石、5…芝、6…埋戻し、7…連結
磁性体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェアウェイ上に、磁性体の埋設ラインと
    しての溝を掘り、該溝に耐腐蝕性繊維からなる帯状袋
    体に、所定間隔おきに磁性体が収容され、複数個の磁性
    体が連続的に設置された連結磁性体を埋設することを特
    徴とする、ゴルフカート誘導用磁性体の埋設方法。
JP4361702A 1992-12-28 1992-12-28 ゴルフカ−ト誘導用磁性体の埋設方法 Expired - Lifetime JP2534607B2 (ja)

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JPH06202729A JPH06202729A (ja) 1994-07-22
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