JPH05198173A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPH05198173A
JPH05198173A JP3016900A JP1690091A JPH05198173A JP H05198173 A JPH05198173 A JP H05198173A JP 3016900 A JP3016900 A JP 3016900A JP 1690091 A JP1690091 A JP 1690091A JP H05198173 A JPH05198173 A JP H05198173A
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William P Hovis
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ダニエル・ジョン・ニッケル
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のモジュールを用いるダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリの電力を低減させる。 【構成】メモリは複数のメモリ・アレイ26〜40を含
み、各メモリ・アレイのワード線は関連する1/512
復号回路42〜56によって、ビット/センス線は関連
する1/1024復号回路68〜82によって選択され
る。1/512復号回路42〜56は伝送ゲート装置5
8〜64によって選択的に動作され、伝送ゲート装置5
8〜64は1/4復号回路66によって選択的に動作さ
れる。1/1024復号回路68〜82は伝送ゲート装
置84〜90によって選択的に動作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路のため
の低電力アドレス装置に関し、さらに詳細には、複数の
モジュールを使用し、それぞれがセル集積度の高い少な
くとも1つのチップを有し、好ましくは、それぞれがた
とえばチップ1個当たり1600万以上のセルを含む、
高集積度のダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)を備えたメモリ・チップを有するモジュー
ルを含む上記の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップ中のダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ・セルなどの半導体集積回路の集
積度が増大するにつれて、メモリを含むチップに使用さ
れる有効電力も増大する。たとえばチップの電源電圧の
半分の大きさ、すなわち1/2Vddまたは1/2Vc
cのプリチャージされたビット線電圧を使用し、または
活性サイクル中、すなわちメモリの書込みまたは読取り
中に給電されたアレイをセグメントに分け、あるいはそ
の両方を行なうことにより、有効電力、すなわちメモリ
・セルの書込みまたは読取り中に使用される電力を最小
にする各種の方法が試みられ、または提案されている。
これらの方法は、有効電力を約300ないし400mW
の範囲に限定することができるため、広く受け入れられ
てきた。しかし、チップ上のメモリ・セルの集積度が1
600万セル以上に増大すると、必要な多重化アドレス
のためにチップ上に要するスペースが、メモリ・アレイ
を集積度が失われる点までセグメントに分けずに、有効
電力を望ましいまたは受け入れ可能な範囲に限定するに
は、充分でなくなる。
【0003】1600万以上のセル、または記憶された
情報のビットを有するチップを使用するメモリ中の有効
電力を制限するために、通常の11/11アドレス方式
の代りに12/10アドレス方式を使用して、すなわ
ち、行エネーブル(RE)時間または行アドレス・スト
ローブ(RAS)時間中に、11のアドレスに多重化
し、列エネーブル(CE)時間または列アドレス・スト
ローブ(CAS)時間中に11のアドレスに多重化する
代りに、RE時間中に12のアドレスに多重化し、CE
時間中に10のアドレスに多重化することにより、メモ
リ・チップのアドレス方式を変更することが提案されて
いる。12/10アドレス方式は、チップの集積度を犠
牲にすることなく、有効電力を低下させることが分かっ
ている。しかし、12/10アドレス方式は有効電力を
低下させるが、2000アドレスの代りに4000アド
レスのメモリ・セル・リフレッシュ速度が必要であり、
すなわちメモリ・セルの内容を有効に維持するのに一般
に必要なリフレッシュ電力が2倍になる。一例を挙げる
と、11/11アドレス方式を使用する標準の16メガ
ビットDRAMは、32ミリ秒ごとに2000のリフレ
ッシュ・サイクルを有し、リフレッシュ・サイクルの間
隔は平均15.7マイクロ秒で、メモリ可用度が99.
3%となる。一方、12/10アドレス方式は、400
0のリフレッシュ・サイクルを必要とし、メモリ可用度
が98.7%に低下する。
【0004】より小型の装置、すなわち大容量のメモリ
を持たない装置では、メモリ・チップの大部分が活性と
なる頻度が高いため、リフレッシュ電力の増大は著しく
ないが、4000のリフレッシュ・サイクルを必要とす
るときは、可用度の損失が生じる。バッテリによるバッ
クアップ、または低電力モードを使用するメモリ装置で
は、リフレッシュ電力を増大すなわち倍化すると、この
ような電力装置の需要が増大する。大型の装置、すなわ
ち多数のメモリ・チップを設けた装置では、所与の時間
に活性となるチップが少なく、メモリの残りは待機状態
である、バンクとしてメモリが使用される。大部分のチ
ップが待機状態であるため、リフレッシュ電力を増大す
ると、メモリ装置、特にメモリを含むモジュールをサポ
ートするカードが大きな影響を受ける。この電力の問題
を緩和するもうひとつの方法は、歩留りの損失を受け入
れ、または半導体集積回路技術の改良により、メモリ・
セルの保存時間を増大、たとえば倍化することである
が、これは現在ではきわめてコストが高くつく。
【0005】米国特許第4831597号明細書には、
メモリのビット線が第1のタイミングで多重化アドレス
信号の行アドレス信号によって選択され、ワード線が第
1のタイミングの後の第2のタイミングで列アドレス信
号によって選択される、メモリ装置が開示されている。
【0006】米国特許第4763302号明細書には、
メモリ装置のアレイのセルが、2つのアドレス構成に従
ってアクセスできる、メモリ装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、20
00のリフレッシュ・サイクルを使用する11/11ア
ドレス方式でも、4000のリフレッシュ・サイクルを
使用する12/10アドレス方式でも共通のカード上で
作動できるように半導体メモリ・チップを設計すること
により、低電力のアドレス装置を提供することにある。
2000のリフレッシュとして行エネーブル(RE)パ
ルスの前に列エネーブル(CE)パルスを発生すること
により、ユーザは12/10アドレス方式の低い有効電
力と、11/11アドレス方式の低いリフレッシュ電力
の両方の利益を得ることができる。さらに、REの前に
CEパルス・リフレッシュを行なうことにより、セルの
可用度が増大するとともに、11/11アドレス方式で
は残す必要のある既存のチップ設計からの移行が可能に
なる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の教示によれば、
それぞれがワード線とビット/センス線を有する所与の
複数のメモリ・セグメントと、所与の複数のメモリ・セ
グメントに接続された、メモリ・セグメントのそれぞれ
で1本のワード線を選択するための所与の複数のデコー
ダと、それぞれが第1および第2のゲートを有し、各ゲ
ートがそれぞれ異なるデコーダに結合された第1の複数
の伝送ゲート装置と、それぞれが伝送ゲート装置の1つ
に結合された第1の複数の出力を有する第2のデコーダ
と、第1の複数の伝送ゲート装置の第1および第2のゲ
ートのそれぞれを選択的に活動化する手段と、所与の複
数のメモリ・セグメントに接続された、それぞれのメモ
リ・セグメントで1本のビット/センス線を選択するた
めの、所与の複数のデコーダと同数の第2の複数のデコ
ーダと、それぞれが第1および第2のゲートを有し、各
ゲートがそれぞれ異なるデコーダに結合された第2の複
数の伝送ゲート装置と、第2の複数の伝送ゲート装置の
それぞれの第1および第2のゲートを選択的に活動化す
る手段とを具備する低電力アドレス装置が提供される。
【0009】
【実施例】図1および図2を詳細に参照すると、図1に
は、図2にブロック図で示す大型ランダム・アクセス・
メモリを作動させるのに必要なパルスを供給するための
回路をブロック図で示してある。図1では、12本のア
ドレス線A0−A11がアドレス・バッファ10の入力
に接続され、このアドレス・バッファ10の出力が、行
アドレス・バッファ12および列アドレス・バッファ1
4に接続されている。行アドレス・バッファ12からの
出力は、12本の行アドレス線RA0−RA11を含
み、列アドレス・バッファ14からの出力は、11本の
列アドレス線CA0ないしCA10を含んでいる。
【0010】行エネーブル端子REは、行アドレス・ス
トローブ(RAS)クロック16の入力に接続されてい
る。クロック16の一方の出力は行アドレス・バッファ
12に接続され、他方の出力はメモリ・アレイ、復号回
路、センス増幅器等のタイミング・パルスとして一般に
使用される行エネーブル(RE)フェーズ用のものであ
る。列エネーブル端子CEは、列アドレス・ストローブ
(CAS)クロック18の入力に接続されている。クロ
ック18の一方の出力は、列アドレス・バッファ14に
接続され、他方の出力はやはりメモリ・アレイ、復号回
路、センス増幅器等のタイミング・パルスとして一般に
使用される列エネーブル(CE)フェーズ用のものであ
る。リフレッシュ・アドレス・カウンタ20は、RAS
クロック16の行エネーブル(RE)フェーズの出力か
ら接続された第1の入力と、列エネーブル(CE)端子
からの第2の入力を有し、その出力は行アドレス・バッ
ファ12の入力に接続されている。リフレッシュ・アド
レス・カウンタ20はまた、CBRで識別される出力も
有する。この出力は、後で詳しく述べる、行リフレッシ
ュ・パルスの前の列リフレッシュ・パルスを示す。図1
にはさらに、メモリ装置の適切なメモリ・チップまたは
モジュール中の11/11アドレスまたは12/10ア
ドレスを制御するための高電圧または低電圧を有する制
御電圧端子TTCが示されている。制御端子TTCは、
反転出力TTC'を有するインバータ22の入力に接続
されている。
【0011】図2は、公称4メガビットのメモリ24を
示す。これは、16メガビットのメモリ・チップの1/
4でよい。4メガビットすなわち4メガセルのメモリ2
4は、8つのメモリ・アレイ26、28、30、32、
34、36、38、40を含み、周知のように各メモリ
・アレイがそれぞれ524,288個、すなわち512
kのメモリ・セルを有し、水平に配置された512本の
ワード線、および垂直に配置された1024本のビット
線またはビット/センス線を有する。図2には、8つの
1/512復号回路42、44、46、48、50、5
2、54、56も示されており、それらの復号回路の出
力は、それぞれ512kアレイ26、28、30、3
2、34、36、38、40に接続されている。各1/
512復号回路は、当該の512kアレイから512本
のワード線のうちの1本を選択するように設計されてい
る。図1の行アドレス・バッファ12からの行アドレス
RA0−RA8が各1/512復号回路の入力に印加さ
れる。第1の複数の伝送ゲート装置が、ブロック58、
60、62、64で示してあるが、各伝送ゲート装置は
4つの入力と2つの出力を有し、各装置は相互に類似し
ている。伝送ゲート装置58からの第1の出力58a
は、1/512復号回路42の入力に接続され、その第
2の出力58bは、1/512復号回路44に接続され
ている。伝送ゲート装置60からの第1の出力60a
は、1/512復号回路46の入力に接続され、その第
2の出力60bは、1/512復号回路48に接続され
ている。伝送ゲート装置62からの第1の出力62a
は、1/512復号回路50の入力に接続され、その第
2の出力62bは、1/512復号回路52に接続され
ている。伝送ゲート装置64からの第1の出力64a
は、1/512復号回路54の入力に接続され、その第
2の出力64bは、1/512復号回路56に接続され
ている。
【0012】伝送ゲート装置58、60、62、64は
それぞれ、図1に示す各端子CBR、TTC、RA11
に接続された3つの入力を有する。伝送ゲート装置5
8、60、62、64への第4の入力は、1/4復号回
路66の異なる出力に接続されている。1/4復号回路
66の入力は、行アドレス線RA9、RA10によって
図1の行アドレス・バッファ12に接続されている。1
/4復号回路66の出力は、線63、65、67、69
で示され、線63は伝送ゲート装置58に、線65は伝
送ゲート装置60に、線67は伝送ゲート装置62に、
線69は伝送ゲート装置64に接続されている。
【0013】8つの1/1024列復号回路68、7
0、72、74、76、78、80、82が、それぞれ
512kアレイ26、28、30、32、34、36、
38、40に結合され、周知のように、各512kアレ
イの1024本のビット線のうちから1本を選択するよ
うに配列されている。各1/1024列復号回路68、
70、72、74、76、78、80、82の入力に
は、それぞれ列アドレス線CA0−CA9が接続されて
いる。第2の複数の伝送ゲート装置は、84、86、8
8、90で示してあるが、各伝送ゲート装置は4つの入
力と1つの出力を有し、各装置は相互に類似している。
【0014】各伝送ゲート装置84、86、88、90
の第1の入力は、列アドレス・バッファ14の列アドレ
ス線CA10に接続され、第2の入力は、図1のインバ
ータ22の12/10制御線TTC'に接続されてい
る。伝送ゲート装置84の第3の入力84aは、1/1
024列復号回路68を介して512kアレイ26の選
択されたビット線に接続され、第4の入力84bは、1
/1024列復号回路70を介して512kアレイ28
の選択されたビット線に接続されている。伝送ゲート装
置86の第3の入力86aは、1/1024列復号回路
72を介して512kアレイ30の選択されたビット線
に接続され、第4の入力86bは、1/1024列復号
回路74を介して512kアレイ32の選択されたビッ
ト線に接続されている。伝送ゲート装置88の第3の入
力88aは、1/1024列復号回路76を介して51
2kアレイ34の選択されたビット線に接続され、第4
の入力88bは、1/1024列復号回路78を介して
512kアレイ36の選択されたビット線に接続されて
いる。伝送ゲート装置90の第3の入力90aは、1/
1024列復号回路80を介して512kアレイ38の
選択されたビット線に接続され、第4の入力90bは、
1/1024列復号回路82を介して512kアレイ4
0の選択されたビット線に接続されている。第2グルー
プの伝送ゲート装置84、86、88、90のそれぞれ
の伝送ゲート装置の出力は、たとえば、オフチップ・ド
ライバ回路(図示せず)を通過した後、出力端子DQ0
に接続されている。端子DQ0は、入力端子としても機
能する。
【0015】図3に、図2に示す第1のグループの伝送
ゲート装置のうちの1つの伝送ゲート装置64をさらに
詳細にブロック図で示す。伝送ゲート装置64は、第1
および第2の伝送ゲート92および94、第1および第
2のORゲート96および98、ならびに1/2復号回
路100を有する。図1のリフレッシュ・アドレス・カ
ウンタ20からの出力CBRおよび制御パルス端子TT
Cが、第1および第2のORゲートに、これらのゲート
を選択的に活動化させるように接続されている。図1の
行アドレス・バッファ12からの行アドレスRA11
は、1/2復号回路100の入力に接続され、1/2復
号回路100の第1の出力は第1のORゲート96の入
力に接続され、1/2復号回路100の第2の出力は第
2のORゲート98の入力に接続されている。第1のO
Rゲート96の出力は、第1の伝送ゲート92に、ゲー
ト92を選択的に活動化させるように接続され、第2の
ORゲート98の出力は、第2の伝送ゲート94に、ゲ
ート94を選択的に活動化させるように接続されてい
る。図2の1/4復号回路66からの出力線69は、第
1の伝送ゲート92の入力および第2の伝送ゲート94
の入力に接続されている。第1の伝送ゲート92からの
出力は、伝送ゲート装置64の第1の出力64aに接続
され、第2の伝送ゲート94からの出力は、伝送ゲート
装置64の第2の出力64bに接続されている。
【0016】図4に、図2に示す第2のグループの伝送
ゲート装置84、86、88、90のうちの1つの伝送
ゲート装置90をさらに詳細にブロック図で示す。伝送
ゲート装置90は、第1および第2の伝送ゲート102
および104、第1および第2のORゲート106およ
び108、ならびに1/2復号回路110を有する。図
1のインバータ22からの出力TTC'は、第1および
第2のORゲート106および108に、これらのOR
ゲートを選択的に活動化させるように接続されている。
図1の列アドレス・バッファ14からの行アドレスCA
10は、1/2復号回路110の入力に接続され、1/
2復号回路110の第1の出力は第1のORゲート10
6の入力に接続され、1/2復号回路110の第2の出
力は第2のORゲート108の入力に接続されている。
第1のORゲート106の出力は、第1の伝送ゲート1
02に、ゲート102を選択的に活動化させるように接
続され、第2のORゲート108の出力は、第2の伝送
ゲート104に、ゲート104を選択的に活動化させる
ように接続されている。伝送ゲート装置90の第3の入
力線90aは、伝送ゲート102の入力に接続され、伝
送ゲート装置90の第4の入力線90bは、伝送ゲート
104の入力に接続されている。第1および第2の伝送
ゲート102および104のそれぞれの出力は、出力端
子DQ0に接続され、上述のように、端子DQ0は入力
を兼ねている。
【0017】図1、図2、図3、図4に示す回路の動作
について、まず11/11アドレス方式、すなわちチッ
プ上のメモリが、行エネーブル(RE)時間に11のア
ドレスに、列エネーブル(CE)時間に11のアドレス
に応答するように配列された場合、次に12/10アド
レス方式、すなわちチップ上のメモリが、行エネーブル
(RE)時間に12のアドレスに、列エネーブル(C
E)時間に10のアドレスに応答するように配列された
場合について説明する。
【0018】図2の大型メモリ中で単一のセルが選択さ
れる、従来の11/11アドレス方式を使用した場合、
図1、図2、図3、図4に示す回路の動作に当って、チ
ップ上の一定な高電位の任意の点に端子TTCを接続ま
たはワイア・ボンディングすることにより、端子TTC
上の電圧を、たとえば+3.5ないし+5.0Vの高レ
ベル値に設定する。この大型メモリは、メモリ・チップ
の1/4でよい。図5のパルス図に示すように、行エネ
ーブル(RE)時間、すなわち時間t1から時間t2の
間、すなわちRE電圧が高レベル値から低レベル値たと
えば0Vになる時チップに印加される、図1に示す12
個のアドレスが、行アドレス・バッファ12に接続され
たアドレス・バッファ10に緩衝記憶され、バッファ1
0からバッファ12の出力に12個の行アドレスRA0
−RA11が供給される。図5および図6のグラフから
わかるように、一連のXで示した区域は、時間t0から
t1までの間などの時間における電圧を表す。これは本
発明の回路または装置の動作にとって重要ではない。こ
れらの区域を一般に「ドント・ケア電圧」という。4つ
の出力63、65、67、69のうちから1つを選択す
るため、行アドレスRA9およびRA10が図2の1/
4復号回路66に供給される。選択された出力たとえば
出力69は、高電圧を有することが好ましく、これが伝
送ゲート装置64に、さらに具体的には図3に示す第1
および第2の伝送ゲート92、94の入力に印加され
る。端子TTCの電圧が高く、OR回路96、98の両
方に供給されるため、OR回路96、98の出力は、伝
送ゲート92、94の両方を活動化すなわちオンにす
る。伝送ゲート92、94が開になると、出力線69上
の高電圧は、伝送ゲート92、94を通過してそれぞれ
出力64a、64bへ移る。出力64a、64b上の高
電圧は、1/512復号回路54、56の両方を活動化
し、したがって512kアレイ38、40の両方を活動
化し、行アドレスRA0ないしRA8が1/512復号
回路に印加されて、512kアレイ38、40それぞれ
の512本のワード線のうちから1本を選択する。
【0019】列エネーブル(CE)時間、すなわち時間
t3の後、すなわちCE電圧が高レベル値から低レベル
値になる時、図5に示すように、チップに提示される1
2のアドレスA0−A11が、図1の列アドレス・バッ
ファ14に接続されたアドレス・バッファ10に緩衝記
憶され、バッファ10からバッファ14の出力に11の
列アドレスCA0−CA10のみが供給され、RE時間
のアドレスA11はCE時間のアドレスCA10であ
る。列アドレスCA0−CA9が、1/1024列復号
回路68、70、72、74、76、78、80、82
に印加されて、活動化されたアレイ、すなわちアレイ3
8、40の1024本のビット/センス線のうちから1
本を選択する。列アドレスCA10は、伝送ゲート装置
84、86、88、90に印加されて、選択された2つ
のアレイからの2つの出力のうちの一方、すなわちアレ
イ38からの出力90aまたはアレイ40からの出力9
0bを選択する。この伝送ゲート装置90の1/2動作
は、図4を参照するとさらによく理解できる。図4に示
すように、端子TTCの電圧が高レベル値に設定されて
いるため、図1のインバータ22の出力であるTTC'
の電圧は低レベル値であり、したがってORゲート10
6、108の出力は伝送ゲート102、104を活動化
すなわちオンにしない。しかし、アドレスに応じて、列
アドレスCA10が高レベルまたは低レベルとなり、O
Rゲート106またはORゲート108に活動化電圧を
印加して、それぞれ伝送ゲート102または伝送ゲート
104をオンにする。したがって、伝送ゲート102が
選択されたと仮定すると、大型メモリ24の512kア
レイ38中の選択されたセルを表す電圧が、出力90a
を介して出力端子DG0に印加される。端子DG0は、
書き込み動作の間、データ入力端子兼データ出力端子と
して使用される。
【0020】図2の大型メモリ24中で単一セルが選択
される、12/10アドレス方式を使用した場合、図
1、図2、図3、図4に示す回路の動作に当って、この
特定のメモリ・チップ上の一定な低電圧の任意の点に端
子TTCを接続またはワイア・ボンディングすることに
より、端子TTCの電圧を、0Vさらには負等の低レベ
ル値に設定する。図5のパルスに示すように、行エネー
ブル(RE)時間にチップに印加される、図1に示す1
2個のアドレスA0−A11が、行アドレス・バッファ
12に接続されたアドレス・バッファ10中に緩衝記憶
され、バッファ10からバッファ12の出力に12個の
行アドレスRA0−RA11が供給される。11/11
アドレス方式に関して上に説明したように、行アドレス
RA9およびRA10は、図2の1/4復号回路66に
印加されて、4つの出力63、65、67、69のうち
の1つを選択する。選択された出力たとえば出力69は
高電圧を有し、これが伝送ゲート装置64に、具体的に
は第1および第2の伝送ゲート92および94の入力に
供給される。端子TTCの電圧が低く、OR回路96、
98の両方に供給されるため、OR回路96、98の出
力も低く、伝送ゲート92および94のいずれをも活動
化しない。同様に、線CBRの電圧も、メモリ24中で
リフレッシュ動作が行なわれている時以外は低レベルで
ある。しかし、行アドレスRA11が1/2復号回路1
00の入力に印加されるため、2つのORゲート96、
98のうちの一方が、それぞれ当該の伝送ゲート92、
94をオンすなわち開にする。第1のORゲート96の
出力で高電圧が発生すると仮定すると、第1の伝送ゲー
ト92は出力64aに高電圧を供給して、1/512復
号回路54を、したがって512kアレイ38を活動化
し、行アドレスRA0−RA8が1/512復号回路に
印加されて、512kアレイ38の512本のワード線
のうちから1本を選択する。1/2復号回路100に印
加されたアドレスRA11は第2のORゲート98を選
択しなかったため、伝送ゲート94は活動化されず、し
たがって1/512復号回路56は活動化されない。こ
のようにして、図1の行アドレス・バッファ12から、
12個の行アドレスRA0−RA11のすべてを使用し
て、メモリ24全体中のただ1つの512kアレイの1
本のワード線だけが選択された。
【0021】12/10方式を使用する場合は、図5に
示すように、列エネーブル(CE)時間には、チップに
提示される12個のアドレスA0−A11も、図1の列
アドレス・バッファ14に接続されたアドレス・バッフ
ァ10に緩衝記憶され、バッファ14からバッファ10
の出力に11個の列アドレスCA0−CA10だけが供
給される。列アドレスCA0−CA9が、1/1024
列復号回路68、70、72、74、76、78、8
0、82に供給されて、活動化されたアレイ、すなわち
アレイ38の1024本のうちから1本を選択する。1
2/10方式を使用する場合は、列アドレスCA10が
第2グループの伝送ゲート装置84、86、88、90
にも供給されるが、端子TTC'が高電圧であるため、
列アドレスCA10はこれらの伝送ゲート装置には影響
を与えない。このことは、図4を参照するとさらによく
理解できる。すなわち、高電圧を有する端子TTC'
が、ORゲート106、108に接続されて、伝送ゲー
ト102、104の両方を活動化する。512アレイ3
8だけが活動化されているため、アレイ38中の選択さ
れたセルからのデータが、出力90aを経て伝送ゲート
102を通り、出力端子DQ0に供給される。
【0022】11/11多重化アドレス・モードまたは
12/10多重化アドレス・モードのいずれかの方法を
使用する際に、図1および図6のパルス図に示すよう
に、リフレッシュ・アドレス・カウンタ20の出力から
のCBR(RASの前にCAS)パルスを使用しても、
同じ結果を生じる。時間t3とt4の間に行エネーブル
(RE)電圧が活動状態になる前に、時間t1とt2の
間に列エネーブル(CE)電圧が活動状態になっている
場合、リフレッシュ・アドレス・カウンタ20は、CB
RパルスおよびアドレスRA0−RA10を行アドレス
・バッファ12に供給する。REの前にCEをリフレッ
シュする動作では、CE電圧のタイミングは不要で、動
作しない。したがって、列アドレスCA0−CA10
は、不要である。図3で、線CBRの電圧が、12/1
0制御線TTCの電圧に関係なく、ORゲート96、9
8の両方を活動化する。したがって、両方のORゲート
96、98が、それぞれ伝送ゲート92、94に高電圧
を印加して、2つの1/512復号回路54、56なら
びに2つの512kアレイ38、40を、したがってこ
れら2つの512kアレイ38、40それぞれの1本の
ワード線を選択する。このようにして、これら2本のワ
ード線に関連する各セルが、内部で供給される行アドレ
スRA0−RA10からリフレッシュされる。やはり図
6に示すように、リフレッシュ動作の間、書込み選択電
圧Wは高レベルであり、出力DQ0は3状態である。
【0023】12/10アドレス方式を使用するには、
チップの1/8だけが給電されて、集積度にも性能にも
影響を与えずに、活動電力を節約することが必要であ
る。しかし、このように12/10アドレス方式を使用
するには、11/11アドレス方式を使用する場合のよ
うにメモリ・セルのリフレッシュ速度が2000サイク
ルではなく、4000サイクルであることが必要であ
り、したがってメモリ・セルに記憶された内容を有効に
保つためのリフレッシュ電力が増大する。1600万セ
ルすなわち16メガビットにおける1/4アレイ選択チ
ップ設計と1/8アレイ選択チップ設計の典型的な電力
の差は、通常約150mWであり、1/4アレイ選択チ
ップ設計では約500mWであるのに比べて、1/8ア
レイ選択チップ設計では約350mWである。したがっ
て、12/10アドレス・チップの活動電力収率は、1
1/11アドレス・チップの活動電力収率の約0.7倍
となる。
【0024】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リの最大リフレッシュ間隔は技術上制限されている。こ
の限度が32ミリ秒で、2000リフレッシュ・サイク
ルを必要とする場合、必要なリフレッシュの平均間隔は
32/2048、すなわち15.7マイクロ秒であり、
チップ・サイクルが100ナノ秒の場合、メモリ可用度
は15.6/15.7、すなわち約99.3%となる。
4000リフレッシュ・サイクルでは、リフレッシュの
平均間隔は7.85マイクロ秒となり、可用度は約9
8.7%となる。この場合、メモリの内容を有効に保つ
ための電力は次のようになる。 キープ・アライブ電力(KAP)=[電力活動サイクル
(PAC)xサイクル数(NC)]/リフレッシュ時間
(RT) したがって、 (1) KAP11/11=[(PAC11/11)
(2048)]/RTおよび (2) PAC11/11=[(KAP11/11)
(RT)]/2048また、 (3) KAP12/10=[(PAC12/10)
(4096)]/RT したがって、PAC12/10に0.7PAC11/1
1を代入すると、 (4) KAP12/10=(0.7PAC11/1
1)(4096)/RT式(2)のPAC11/11を
式(4)に代入すると、KAP12/10=1.4(K
AP11/11)となる。この式で、KAP11/11
=11/11多重化アドレス方式のキープ・アライブ電
力、KAP12/10=12/10多重化アドレス方式
のキープ・アライブ電力、PAC11/11=11/1
1多重化アドレス方式の電力活動サイクル、PAC12
/10=12/10多重化アドレス方式の電力活動サイ
クル(0.7PAC11/11)、NC11/11=2
048サイクル、NC12/10=4096サイクル、
RT=リフレッシュ間隔(技術的に定義される)であ
る。
【0025】以上述べたように、12/10多重化アド
レス・チップがメモリの内容を有効に保つには、11/
11多重化アドレス・チップの1.4倍の電力を必要と
する。12/10多重化アドレス・チップの単一サイク
ルの活動電力は、11/11多重化アドレス・チップの
わずか0.7倍である。12/10多重化アドレス・チ
ップの可用度は、11/11多重化アドレス・チップの
可用度より低い。また、端子TTCと、電圧CBRをリ
フレッシュするために行エネーブル(RE)パルスの前
に供給される列エネーブル(CE)パルスによって制御
されるオンボード・リフレッシュ・アドレス・カウンタ
とを使用すると、11/11多重化アドレス方式のチッ
プおよび12/10多重化アドレス方式のチップで、2
000サイクルのリフレッシュが行なわれる。11/1
1多重化アドレス方式のチップでは、2000サイクル
の行エネーブル(RE)のみのリフレッシュ、または2
000サイクルのCBR(行アドレスの前に列アドレ
ス)のリフレッシュが行なわれ、12/10多重化アド
レス方式のチップでは、4000サイクルの行エネーブ
ル(RE)のみのリフレッシュ、または2000サイク
ルのCBR(行アドレスの前に列アドレス)のリフレッ
シュが行なわれる。
【0026】図1に示す回路は、1つのチップに1回だ
け必要であるが、必要ならば、歩留り、信頼度、性能を
高めるために、この回路の一部または全体を反復するこ
とができる。また、出力DQ0は、図2に具体的に示す
1カドラントの入出力端子であり、他の3つのカドラン
トは、それぞれDQ1、DQ2、DQ3で表す、図8に
示す入出力端子を有する。周知のように、適当な電圧を
入出力端子DQ0、DQ1、DQ2、DQ3に印加する
ことにより、4ビットの情報が同時に4つのカドラント
に書き込まれ、読取りサイクル中には、端子DQ0、D
Q1、DQ2、DQ3で4ビットの情報が4つのカドラ
ントから同時に読み取られる。
【0027】16メガビットすなわち4x4メガビット
のメモリ・チップは、12/10多重化アドレス・チッ
プであっても11/11多重化アドレス・チップであっ
ても、異なるメモリ制御装置を有する異なるメモリ・バ
ス上で使用する必要がある。図5のタイミング図および
図7を参照すると、12/10アドレス方式も11/1
1アドレス方式も、同じまたは共通のメモリ制御装置を
有する同じメモリ・バス上で同時に使用することができ
る。12個のアドレスA0−A11が、行エネーブル
(RE)時間に送られる。チップが11/11アドレス
・チップである場合は、アドレスA0−A10が使用さ
れ、チップが12/10アドレス・チップである場合
は、アドレスA0−A11が使用される。列エネーブル
(CE)時間には、RE時間と同じアドレスA11上の
アドレスがアドレスA10上にも再伝送されて、メモリ
装置またはカード中の各チップの同じ位置をアドレスす
る。この場合、11/11アドレス・チップは、入力A
0−A10を使用し、12/10アドレス・チップと同
じく合計22個のアドレスを得る。12/10アドレス
・チップは、CE時間にアドレスA0−A9のみを使用
する。2つのチップのアドレスの保全性が保たれる。以
上述べたように、この装置は、2000サイクルでCB
R電圧リフレッシュ法を使用することにより、メモリ・
バス上で混合チップを用いてリフレッシュ電力を低く、
可用度を高く保つことができるが、リフレッシュ間隔の
間に4000サイクルを使用し、適切なアドレスA0−
A11を供給することにより、REのみのリフレッシュ
も依然として使用可能である。TTC端子に適当なバイ
アスを加えると、チップが11/11アドレス・チップ
または12/10アドレス・チップとして動作するよう
にチップを設計することにより、ユーザが、低いリフレ
ッシュ電力、低い活動電力、必要な可用度、装置の移行
可能性等を考慮して、自分の適用分野に最も良く適合す
るように、この設計を使用することが可能になる。図7
に示すように、メモリ・チップ112、114、116
は、アドレス線A11が11/11多重化アドレスによ
って動作されるため、メモリ・チップ114には接続さ
れない点を除いて、共通アドレス線A0−A11に沿っ
て、メモリ制御装置118からアドレスを受け取る。こ
れに対し、メモリ・チップ112および116は、12
/10多重化アドレスによって動作される。メモリ制御
装置118からの出力120は、周知のようにタイミン
グおよびチップ選択の制御を実現する。パッケージされ
た装置に、カード配線によりカードのプログラミングの
ための余分の2つの入力A11およびTTCを設け、あ
るいは同じリード・フレームを使って、一方はTTCに
バイアスをかけ、もう一方は工業標準のX4ピンアウト
を行なうためアドレスA11に接続するように簡単なワ
イヤ・ボンドの変更を加えて使用することができる。
【0028】24個の端子またはピンを有し、位置7、
8、21、22には通常、端子すなわちピンがない、工
業型のパッケージを図8に示す。図8で、Vccピンは
正電圧供給用、Vssは低電圧または接地ピン、DQ
0、DQ1、DQ2、DQ3は、メモリの4つのカドラ
ントのそれぞれの入出力端子、Wは書込み/読取り制御
ピン、Gは出力エネーブル電圧ピン、NCは一般に非接
続ピンまたは不使用ピンである。
【0029】移行可能性に関して、12/10アドレス
方式を使用した16メガビットのメモリ・チップが、主
として、本発明の設計により配列されたメモリ・チップ
を追加し、メモリ・制御装置からの12番目のアドレス
を追加するだけで、どのように既存の11/11アドレ
ス方式を使用したメモリ装置に追加されるかを図9に示
す。
【0030】したがって、本発明は、部品が入手できる
か否か、および同一カードまたは装置上の11/11ア
ドレス方式と12/10アドレス方式の混合に応じて、
11/11アドレス方式または12/10アドレス方式
をサポートするようにカードの配線を行なうことによ
り、11/11アドレス方式または12/10アドレス
方式、2000サイクルでの行エネーブル(RE)前の
列エネーブル(CE)のリフレッシュ、11/11アド
レス方式でのREだけのリフレッシュ、12/10アド
レス方式での4000サイクルのリフレッシュの使用を
含めて、任意の適用業務に最適なアドレス方式をもつメ
モリ装置を提供する。
【0031】本発明を好ましい実施例について示し説明
したが、当業者なら理解するように、本発明の原理及び
範囲を逸脱することなく、形態および詳細に各種の変更
を加えることが可能である。たとえば、本発明を12/
10アドレス方式と11/11アドレス方式について説
明したが、本発明の概念は、13/11アドレス方式と
12/12アドレス方式、14/10アドレス方式と1
2/12アドレス方式等にも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、低電力のメモリ装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示による大型メモリの動作に使用す
るアドレス信号および制御信号を発生させる回路のブロ
ック図である。
【図2】図1の回路からの信号が印加される復号回路を
有する大型メモリのブロック図である。
【図3】図2の大型メモリのアレイ中の行を選択する制
御回路の1つの詳細ブロック図である。
【図4】図2の大型メモリのアレイ中の列を選択する制
御回路の1つの詳細ブロック図である。
【図5】図2の大型メモリの動作で、列エネーブル(C
E)パルスが印加される前に行エネーブル(RE)パル
スが印加される場合のパルス配列を示すパルス図であ
る。
【図6】セルのリフレッシュのため、図2の大型メモリ
の動作で、行エネーブル(RE)パルスが印加される前
に列エネーブル(CE)パルスが印加される場合のパル
ス配列を示すパルス図である。
【図7】本発明の教示によるメモリ制御装置からのアド
レス線と制御線が接続された複数のメモリ・チップまた
はモジュールを示す図である。
【図8】本発明で用いる信号が印加される端子またはピ
ンを示すメモリ・モジュールの外観図である。
【図9】既存のメモリ装置への、本発明の大型付加メモ
リの配置を示す図である。
【符号の説明】
10 アドレス・バッファ 12 行アドレス・バッファ 14 列アドレス・バッファ 16 RASクロック 18 CASクロック 20 リフレッシュ・アドレス・カウンタ 26 512kアレイ 28 512kアレイ 30 512kアレイ 32 512kアレイ 34 512kアレイ 36 512kアレイ 38 512kアレイ 40 512kアレイ 42 1/512復号回路 44 1/512復号回路 46 1/512復号回路 48 1/512復号回路 50 1/512復号回路 52 1/512復号回路 54 1/512復号回路 56 1/512復号回路 66 1/4復号回路 92 伝送ゲート 94 伝送ゲート 96 ORゲート 98 ORゲート 100 1/2復号回路 102 伝送ゲート 104 伝送ゲート 106 ORゲート 108 ORゲート 110 1/2復号回路 118 メモリ制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールス・エドワード・ドレイク アメリカ合衆国バーモント州アンダーヒ ル・ポスト・オフィス・ボッスク21、ポー カヒル・ロード(番地なし) (72)発明者 ウイリアム・ポール・ホービス アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスター、 ノース・ウエスト、トゥエンティフォー ス・ストリート 2602番地 (72)発明者 ハワード・レオ・カルター アメリカ合衆国バーモント州コルチェスタ ー、ビレッジ・ドライブ 14番地 (72)発明者 ゴードン・アーサー・ケリー、ジュニア アメリカ合衆国バーモント州エセックス・ ジャンクション、イースト・ストリート 37番地 (72)発明者 スコット・クラレンス・ルイス アメリカ合衆国バーモント州エセックス・ ジャンクション、アコーン・サークル 7 番地 (72)発明者 ダニエル・ジョン・ニッケル アメリカ合衆国バーモント州ウエストフォ ード、ボックス 662、アール・デイ 1 番地 (72)発明者 ジェームス・アンドリュ・ヤンコスキー アメリカ合衆国バーモント州エセックス・ ジャンクション、セイジ・サークル 19番 地

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれがワード線とビット/センス線を
    有する所与の数のメモリ・セグメントと、 上記の所与の数のメモリ・セグメントに結合された、上
    記のメモリ・セグメントのそれぞれで1本のワード線を
    選択するための第1の複数の復号手段と、 それぞれが第1および第2の伝送ゲートを有し、上記の
    各ゲートがそれぞれ上記の異なる1つの復号手段の入力
    に結合された、第1の複数の伝送ゲート装置と、 第1の複数の出力を有し、上記の各出力が上記の伝送ゲ
    ート装置の1つに結合された第2の復号手段と、 上記の第1の複数の伝送ゲート装置それぞれの上記の第
    1および第2の伝送ゲートを選択的に活動化させるため
    の第1の手段と、 上記の所与の数のメモリ・セグメントに結合された、上
    記のメモリ・セグメントのそれぞれで1本のビット/セ
    ンス線を選択するための第3の複数の復号手段と、 それぞれが第1および第2の伝送ゲートを有し、上記の
    ゲートがそれぞれ上記の第3の復号手段の異なる1つへ
    の入力に結合された、第2の複数の伝送ゲート装置と、 上記の第2の複数の伝送ゲート装置それぞれの上記の第
    1および第2の伝送ゲートを選択的に活動化させるため
    の第2の手段とを具備する、メモリ装置。
  2. 【請求項2】上記の各伝送ゲート装置がそれぞれさら
    に、対応する伝送ゲート装置の第1の伝送ゲートに結合
    された第1の出力と、第2の伝送ゲートに結合された第
    2の出力とを有する1/2復号回路を含むことを特徴と
    する、請求項1のメモリ装置。
  3. 【請求項3】上記の各伝送ゲート装置がそれぞれさら
    に、第1および第2のORゲートを含み、上記の1/2
    復号回路の第1の出力が、上記の第1のORゲートを介
    して上記の第1の伝送ゲートに結合され、上記の1/2
    復号回路の第2の出力が、上記の第2のORゲートを介
    して上記の第2の伝送ゲートに結合されることを特徴と
    する、請求項2のメモリ装置。
  4. 【請求項4】上記の第1および第2の手段が、上記の1
    /2復号回路の入力にメモリ・アドレス・パルスを印加
    する手段と、上記のORゲートの入力に固定の電圧を印
    加する手段とを含むことを特徴とする、請求項3のメモ
    リ装置。
  5. 【請求項5】上記の第1の複数の伝送ゲート装置の上記
    の第1の手段がさらに、上記の各ORゲートの入力に、
    行エネーブル前に列エネーブル・パルスを選択的に印加
    する手段を含むことを特徴とする、請求項4のメモリ装
    置。
  6. 【請求項6】上記の第1の手段が、行アドレス手段、リ
    フレッシュ・カウンタ、および真の電圧を有する端子を
    含み、上記の第2の手段が、列アドレス手段、および真
    の電圧の補電圧を有する端子を含むことを特徴とする、
    請求項1のメモリ装置。
  7. 【請求項7】上記の第1の複数の伝送ゲート装置がそれ
    ぞれさらに、上記の第1の伝送ゲートに接続された出力
    を有する第1のORゲートと、上記の第2の伝送ゲート
    に接続された出力を有する第2のORゲートと、上記の
    第1のORゲートの入力に接続された第1の出力および
    上記の第2のORゲートの入力に接続された第2の出力
    を有する1/2復号回路を含むことを特徴とする、請求
    項1のメモリ装置。
  8. 【請求項8】上記の第2の複数の伝送ゲート装置がそれ
    ぞれさらに、上記の第1の伝送ゲートに接続された出力
    を有する第1のORゲートと、上記の第2の伝送ゲート
    に接続された出力を有する第2のORゲートと、上記の
    第1のORゲートの入力に接続された第1の出力および
    上記の第2のORゲートの入力に接続された第2の出力
    を有する1/2復号回路を含み、上記の第1および第2
    の伝送ゲートの出力が共通接続点に接続されていること
    を特徴とする、請求項1のメモリ装置。
  9. 【請求項9】上記の第2の複数の伝送ゲート装置がそれ
    ぞれさらに、上記の第1の伝送ゲートに接続された出力
    を有する第1のORゲートと、上記の第2の伝送ゲート
    に接続された出力を有する第2のORゲートと、上記の
    第1のORゲートの入力に接続された第1の出力および
    上記の第2のORゲートの入力に接続された第2の出力
    を有する1/2復号回路を含むことを特徴とする、請求
    項7のメモリ装置。
  10. 【請求項10】上記の第1の手段が、上記の1/2復号
    回路の入力に行アドレス・パルスを印加する手段と、上
    記のORゲートの入力に第1の固定電圧を印加する手段
    と、上記のORゲートの入力にリフレッシュ・アドレス
    ・カウンタからの信号を印加する手段とを含むことを特
    徴とする、請求項7のメモリ装置。
  11. 【請求項11】上記の第2の手段が、上記の1/2復号
    回路の入力に行アドレス・パルスを印加する手段と、上
    記のORゲートの入力に、第1の固定電圧とは大きさの
    異なる第2の固定電圧を印加する手段とを含むことを特
    徴とする、請求項10のメモリ装置。
  12. 【請求項12】さらに、上記の第1の固定電圧を有する
    入力と、上記の第2の固定電圧を有する出力を有するイ
    ンバータを含むことを特徴とする、請求項11のメモリ
    装置。
  13. 【請求項13】複数のビット線およびワード線で相互接
    続された複数のメモリ・セル、上記の複数のワード線の
    うちから1本を選択するため、第1の数のアドレス・ビ
    ットを受け取る複数のワード・デコーダ、および上記の
    複数のビット線のうちから1本を選択するため、第2の
    数のアドレス・ビットを受け取る複数のビット・デコー
    ダを有するメモリ装置において、 上記の複数のワード・デコーダと上記の複数のビット・
    デコーダへの入力に結合された、所与のメモリ装置の動
    作サイクル中に外部制御信号がXとYの間の第1の所定
    の関係を示す場合は、上記のワード・デコーダのうちあ
    らかじめ選択されたものをディスエーブルし、上記のビ
    ット・デコーダのうちあらかじめ選択されたものをエネ
    ーブルし、所与のメモリ装置の動作サイクル中に上記の
    外部制御信号がXとYの間の第2の所定の関係を示す場
    合は、上記のビット・デコーダのうちあらかじめ選択さ
    れたものをディスエーブルし、上記のワード・デコーダ
    のうちあらかじめ選択されたものをエネーブルするため
    の手段を含むことを特徴とする改良。
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