JPH051979Y2 - - Google Patents

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JPH051979Y2
JPH051979Y2 JP14452786U JP14452786U JPH051979Y2 JP H051979 Y2 JPH051979 Y2 JP H051979Y2 JP 14452786 U JP14452786 U JP 14452786U JP 14452786 U JP14452786 U JP 14452786U JP H051979 Y2 JPH051979 Y2 JP H051979Y2
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JP
Japan
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external fan
sound absorbing
air cooler
absorbing material
fan cover
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JP14452786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は全閉外扇形回転電機の外扇カバーに
関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば実開昭56−139364号公報に示さ
れた従来の全閉外扇形回転電機を示す断面図であ
り、図に於て1は外扇カバー、2は外扇カバー1
の中に収納され、回転軸3に取り付けられた外部
フアン、4は外部フアン2が発生する騒音が外扇
カバー1の吸気窓1aから外部へ洩れるのを低減
する為に外扇カバー1に内貼りされている吸音
材、5は外気冷却風を外部フアン2に導く風受
け、6は外部フアン2から吐出された外気冷却風
が空気冷却器7に均等に分布して流入する様に設
けられた導風板、8は空気冷却器7に取り付けら
れた排気サイレンサであり外部フアン2が発生す
る騒音が排気サイレンサ8に設けられた排気窓8
aから洩れるのを低減する為に吸音材9及び吸音
材10が内貼りされている。
次に、外気冷却風の通風と通風騒音の低減につ
いて説明する。外部フアン2により誘起された冷
却風は外扇カバー1の吸気窓1aから吸気され矢
印の様に吸音材4の間を通り風受け5によつて外
部フアン2に導かれ導風板6によつて空気冷却器
7の中にほぼ均等に分布して流入し、排気サイレ
ンサ8の吸音材9の間を通過し、排気サイレンサ
8の排気窓8aより外部に排出される。一方外部
フアン2によつて発生する通風騒音の内吸気側の
音は、外扇カバー1に内貼りされた吸音材4で構
成された吸音ダクトで低減され、外扇カバー1の
吸音窓1aから外部へ放射され、又、排気側の音
は空気冷却器7を経て排気サイレンサ8に内貼り
された吸音材9によつて構成された吸音ダクト及
び吸音材10によつて低減され、排気サイレンサ
8の排気窓8aから外部へ放射される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の全閉外扇形回転電機は以上の様に構成さ
れており、排気側騒音低減を排気サイレンサの中
で行う様になつているので、排気サイレンサの構
造が複雑で、大きさが大きくなり、回転電機全体
の外形寸法が大きくなる等の問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、排気サイレンサの構造を簡単
かつ、小形とし回転電機の外形寸法も小形化する
ことができる全閉外扇形回転電機を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る全閉外扇形回転電機は、通風音
低減の為の吸音材を外扇カバーの外部フアンの冷
却風の吐出口近傍に冷却風が空気冷却器に均等に
分布して入る様に配置したものである。
〔作用〕
この考案における全閉外扇形回転電機は、排気
サイレンサに設けていた吸音材を外扇カバーの吐
出口近傍に設けたので排気サイレンサの構造が簡
単で小形にできる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図において11は外扇カバーであり、外
扇カバー11の外部フアン2の冷却風の吐出部近
傍に冷却風が空気冷却器7に均等に分布して流入
する様に吸音材12を配置し吸音ダクトを形成し
ている。13は空気冷却器7に取り付けられた排
気サイレンサであり、冷却風の排気窓13aが設
けられている。
その他の構成は従来と同様であるから説明を省
略する。
次にこの考案の場合の外気冷却風の通風と通風
騒音の低減について説明する。外部フアン2によ
り誘起された冷却風は、外扇カバー11の吸気窓
11aから吸気され、矢印の様に吸音材4の間を
通り風受け5によつて外部フアン2に導かれ、導
風板の役目を兼ねる様に配置された吸音材12の
間を通つて空気冷却器7の中にほぼ均等に分布し
て流入し、排気カバー13を通つて排気カバー1
3の排気窓13aより排出される。一方外部フア
ン2によつて発生する通風騒音の内吸気側の音は
外扇カバー11に内貼りされた吸音材4で構成さ
れた吸音ダクトで低減され、外扇カバー11の吸
気窓11aから外部へ放射され、又、排気側の音
は外扇カバーの外部フアン2の冷却風の吐出部近
傍に内貼りされた吸音材12で構成された吸音ダ
クトで低減され、空気冷却器7を経てさらに排気
サイレンサ13に貼り付けられた吸音材10で低
減され排気サイレンサ13の排気窓13aから外
部へ放射される。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば外部フアンに
より発生される通風騒音を低減する為の吸音ダク
トを構成する吸音材を外扇カバーの外部フアンの
冷却風吐出部近傍に配置し、さらに冷却風が空気
冷却器の中に均等に分布して流入する様に吸音ダ
クトを構成したので、排気サイレンサの構造が簡
単で寸法が小さくなり、回転機全体の外形寸法も
小さくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による全閉外扇形
回転電機の断面側面図、第2図は従来の全閉外扇
形回転電機の断面側面図である。 2は外部フアン、4は吸音材、7は空気冷却
器、11は外扇カバー、11aは吸気窓、12は
吸音材、13は排気サイレンサ。なお、図中、同
一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転軸の一端に設けられた外扇フアン、この
    外扇フアンを覆うと共に吸気口と吐出口を有す
    る外扇カバー、この外扇カバーの上記吐出口と
    連通して設けられた空気冷却器、この空気冷却
    器と連通する排気サイレンサを備え上記外扇カ
    バーの吐出口近傍に吸音材を配設したことを特
    徴とする全閉外扇形回転電機。 (2) 吸音材は空気冷却器に均等に冷却風を分布さ
    せるダクト部を構成していることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の全閉外扇
    形回転電機。
JP14452786U 1986-09-20 1986-09-20 Expired - Lifetime JPH051979Y2 (ja)

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JP14452786U JPH051979Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6351558U JPS6351558U (ja) 1988-04-07
JPH051979Y2 true JPH051979Y2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=31055208

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