JPH05197689A - 携帯型電子機器 - Google Patents

携帯型電子機器

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Publication number
JPH05197689A
JPH05197689A JP4008437A JP843792A JPH05197689A JP H05197689 A JPH05197689 A JP H05197689A JP 4008437 A JP4008437 A JP 4008437A JP 843792 A JP843792 A JP 843792A JP H05197689 A JPH05197689 A JP H05197689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable electronic
ohp
model
electronic device
liquid crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4008437A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kusuyama
裕章 楠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4008437A priority Critical patent/JPH05197689A/ja
Publication of JPH05197689A publication Critical patent/JPH05197689A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一般モデルとOHPモデルとを兼用し、かつ、
取り扱い性が良くてコストダウンも図れるようにする。 【構成】キャビネット30の開口部30aに透過型液晶
ディスプレイ34が取り付けられている。透過型液晶デ
ィスプレイ34の背面において開口部30aにマジック
ミラー36を嵌め殺し状態で固定的に装着してある。マ
ジックミラー36は表側に対してミラー作用をなし裏側
からは透過作用をなす表裏関係で装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電卓,関数電卓,ポケ
ットコンピュータ,電子手帳などの小型の電子機器であ
って、オーバーヘッド・プロジェクタ(OHP)におい
て投影可能な状態でも使えるようにした携帯型電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】会議や教育やショーなどの場において、
オーバーヘッド・プロジェクタ(OHP)を用いて、携
帯型電子機器の液晶ディスプレイ(LCD)に表示され
た画像を投影することがある。
【0003】従来、このようなOHP用に用いられる携
帯型電子機器は、OHP専用モデルとして設計,製造さ
れていた。そのようなOHP専用モデルの携帯型電子機
器の一例を図5に示す。図5の(a)は正面図、(b)
は側面図、(c)は背面図である。
【0004】図において、M1はOHP専用モデルの携
帯型電子機器、2はキャビネット、4はキー入力部、6
は透過型液晶ディスプレイである。透過型液晶ディスプ
レイ6の部分において、キャビネット2は表側も裏側も
ともに開口部となっており、また、図4に示す一般モデ
ルの携帯型電子機器M2(後述する)とは違って反射板
は用いられておらず、透過型液晶ディスプレイ6の部分
は、表側から裏側を透視できるとともに、裏側から表側
を透視することができるようになっている。
【0005】Pは透過型液晶ディスプレイ6に表示され
た画像(図示例では何らかの関数グラフ)であるが、図
5の(a)と(c)との対比から明らかなように、表側
から見たときの画像Pと、裏側から見たときの画像P′
とは互いに左右が反転した状態となっている。
【0006】図6はオーバーヘッド・プロジェクタOH
1 を用いて、OHP専用モデルの携帯型電子機器M1
の画像P′を投影している状態を示す。
【0007】オーバーヘッド・プロジェクタOHP
1 は、光源(図示せず)を内蔵した本体8と、本体8の
上面に形成された透明ステージ10と、本体8から立ち
上げられた支柱12と、支柱12の上端部に取り付けら
れ反射鏡(図示せず)を内蔵した光学システム部14な
どから構成されており、スクリーン16とともに用いら
れる。
【0008】オーバーヘッド・プロジェクタOHP1
透明ステージ10上に、OHP専用モデルの携帯型電子
機器M1を裏面を下側にして載置する。そして、本体8
内の光源を点灯させると、光源からの光が透明ステージ
10および透過型液晶ディスプレイ6を透過して光学シ
ステム部14に入射する。光学システム部14では、内
蔵の反射鏡によって反射し、レンズで拡大してスクリー
ン16上に、画像Pの投写拡大像P1 を投影する。
【0009】以上のようなOHP専用モデルの携帯型電
子機器M1は、例えば、米国特許USP−415400
7号明細書にも開示されている。
【0010】図4は、上記のようなOHP用としては用
いられない一般モデルの携帯型電子機器M2を示す。図
4の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図
である。
【0011】図において、22はキャビネット、24は
キー入力部、26は反射型液晶ディスプレイである。反
射型液晶ディスプレイ26は、透過型液晶ディスプレイ
の背後にアルミニウム板などの反射板をセットしたもの
である。キャビネット2は、反射型液晶ディスプレイ2
6の部分において表側は開口部となっているが、裏側は
開口部はなく盲板の状態となっている。
【0012】反射型液晶ディスプレイ26に表示された
画像Pは表側からは見えるが、裏側からは当然に見るこ
とができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいては、オーバーヘッド・プロジェクタOHP1 に使
用するOHP専用モデルの携帯型電子機器M1は、一般
モデルの携帯型電子機器M2とは全く別個に設計,製造
されており、部品の相違はもとより、製造ライン自体か
ら取り扱い説明書を含めた梱包にわたるまでの広範な相
違があり、このため、OHP専用モデルの携帯型電子機
器M1としてはかなり高価格なものとならざるを得なか
った。
【0014】ところで、透過型液晶ディスプレイの背後
に反射板を設け、この反射板を液晶ディスプレイの背後
位置に位置する作用姿勢と背後位置から退避する非作用
姿勢とに機械的に切り換える方式のものも知られている
(例えば、実開昭63−38180号公報参照)。
【0015】しかし、この公報のものでは、一般モデル
として使用するときは、反射板を作用姿勢に切り換えな
ければならず、また、OHPモデルとして使用するとき
は、反射板を非作用姿勢に切り換えなければならないと
いう操作上のわずらわしさがあった。また、反射板を可
動構造としなければならないため、構造が相当に複雑に
なり、兼用タイプとした割にはそれほどコストダウンを
期待できなかった。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、一般モデルとOHPモデルとを兼用
でき、しかも、取り扱い性が良く、かなりのコストダウ
ンを図ることのできる携帯型電子機器を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型電子
機器は、キャビネットの開口部に透過型液晶ディスプレ
イが取り付けられ、その透過型液晶ディスプレイの背面
において前記開口部に、表側に対してはミラー作用をな
し裏側からは透過作用をなすマジックミラーを固定的に
装着してあることを特徴とするものである。
【0018】
【作用】透過型液晶ディスプレイを表側から見た状態で
操作する場合、透過型液晶ディスプレイの背面のマジッ
クミラーがミラー作用をするから、マジックミラーは一
般モデルの反射板と同じである。すなわち、一般モデル
の携帯型電子機器として使用することができる。
【0019】この携帯型電子機器をその裏面を下側にし
てオーバーヘッド・プロジェクタの透明ステージ上に載
置して使用する場合、マジックミラーは透明ステージの
下方の光源からの光に対しては透過作用をするから、そ
の光源光はマジックミラーを透過する。そして、さらに
透過型液晶ディスプレイを透過して、光学システム部か
らスクリーンへと投影される。すなわち、OHPモデル
の携帯型電子機器として使用することができる。
【0020】そして、一般モデルとしての使用状態から
OHPモデルとしての使用状態に切り換えたり、あるい
はその逆に切り換えたりするときに、マジックミラー
は、その位置を変更する必要は一切なく、取り扱い性が
非常に良いものとなっている。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る一般モデル・OHPモデ
ル兼用型の携帯型電子機器の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0022】図1は実施例に係る一般モデル・OHPモ
デル兼用型の携帯型電子機器M0を示し、図1の(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。図
2は要部を示す拡大断面図である。
【0023】キャビネット30の表面側の下半分にキー
入力部32が配置されているとともに、キー入力部32
の上半分に表側から裏側まで貫通する開口部30aが形
成されている。この開口部30aにおいて、透過型液晶
ディスプレイ34がキャビネット30に取り付けられ、
さらに、透過型液晶ディスプレイ34の背面においてマ
ジックミラー36が嵌め殺し状態で固定的に装着されて
いる。
【0024】マジックミラーというのは、周知のとお
り、表裏の一方から見たときはミラー作用をなし、他方
から見たときは透過作用をなすものである。この実施例
でのマジックミラー36は、キー入力部32がある表側
から見たときにはミラー作用をなし、裏側から見たとき
には透過作用をなすように、その表裏が定められてい
る。
【0025】図1の(a)に示すように透過型液晶ディ
スプレイ34に表示された画像Pは、表側から見たと
き、マジックミラー36のミラー作用により見ることが
できる。一般モデル・OHPモデル兼用型の携帯型電子
機器M0の背後にある背景は見えないので、図5に示し
た従来のOHP専用モデルの携帯型電子機器M1に比べ
て画像Pが見やすいものとなっている。
【0026】また、図1の(c)に示すように裏側から
見たとき、マジックミラー36の透過作用により表側で
の画像Pとは左右が反転した画像P′を見ることができ
る。
【0027】この一般モデル・OHPモデル兼用型の携
帯型電子機器M0を表側から見た状態で操作する場合、
透過型液晶ディスプレイ34の背面のマジックミラー3
6が一般モデルの反射板と全く同じ働き(ミラー作用)
をするので、一般モデルと同様なんら支障なく使用する
ことができる。
【0028】また、一般モデル・OHPモデル兼用型の
携帯型電子機器M0を図3に示すようにオーバーヘッド
・プロジェクタOHP1 の透明ステージ10上に載置し
て使用する場合、マジックミラー36が透明ステージ1
0の下方の光源からの光に対しては透過作用をするか
ら、その光源光はマジックミラー36を透過し、さら
に、透過型液晶ディスプレイ34を透過して光学システ
ム部14からスクリーン16へ投写拡大像P1 が投影さ
れる。
【0029】上記の一般モデルとしての使用状態からO
HPモデルとしての使用状態に切り換えるときも、その
逆に切り換えるときも、マジックミラー36に関しては
何ら可動(操作)する必要がない。使用状態の切り換え
を頻繁に行うとしても、取り扱い上何の抵抗感もなく、
全くそのままの状態で切り換えればよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、一般モ
デルとOHPモデルとに兼用することができるため、設
計および製造から梱包,取り扱い説明書に至るまで、全
体に要する費用を安価なものにすることができる。ま
た、一般モデルとOHPモデルとに兼用するのに、マジ
ックミラーを用いており、反射板のように液晶ディスプ
レイの背後位置に位置する作用姿勢と背後位置から退避
する非作用姿勢とに機械的に切り換える必要は一切な
く、マジックミラーを嵌め殺しした状態で切り換え操作
の必要なく使用できるため、取り扱い性が非常に良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る一般モデル・OHPモ
デル兼用型の携帯型電子機器を示す正面図、側面図およ
び背面図である。
【図2】実施例の携帯型電子機器の要部の拡大断面図で
ある。
【図3】実施例の携帯型電子機器をOHPモデルとして
使用している状態の説明図である。
【図4】従来の一般モデルの携帯型電子機器を示す正面
図、側面図および背面図である。
【図5】従来のOHP専用モデルの携帯型電子機器を示
す正面図、側面図および背面図である。
【図6】従来のOHP専用モデルの携帯型電子機器の使
用状態説明図である。
【符号の説明】
OHP1 オーバーヘッド・プロジェクタ M0 一般モデル・OHPモデル兼用型の携帯型電子
機器 10 透明ステージ 14 光学システム部 16 スクリーン 30 キャビネット 30a 開口部 32 キー入力部 34 透過型液晶ディスプレイ 36 マジックミラー P 表側から見た画像 P′ 裏側から見た画像 P1 投写拡大像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/64 531 7205−5C 5/74 A 9068−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの開口部に透過型液晶ディ
    スプレイが取り付けられ、その透過型液晶ディスプレイ
    の背面において前記開口部に、表側に対してはミラー作
    用をなし裏側からは透過作用をなすマジックミラーを固
    定的に装着してあることを特徴とする携帯型電子機器。
JP4008437A 1992-01-21 1992-01-21 携帯型電子機器 Pending JPH05197689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4008437A JPH05197689A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 携帯型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4008437A JPH05197689A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 携帯型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05197689A true JPH05197689A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11693107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4008437A Pending JPH05197689A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 携帯型電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05197689A (ja)

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