JPH05197476A - 打点入力装置の接続装置 - Google Patents

打点入力装置の接続装置

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JPH05197476A
JPH05197476A JP987092A JP987092A JPH05197476A JP H05197476 A JPH05197476 A JP H05197476A JP 987092 A JP987092 A JP 987092A JP 987092 A JP987092 A JP 987092A JP H05197476 A JPH05197476 A JP H05197476A
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JP
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table glass
input
sensors
dot
wiring board
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Application number
JP987092A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Inamoto
潔 稲本
Masato Tokishige
正人 時重
Atsushi Kurimoto
篤志 栗本
Nobuyuki Ueda
延幸 上田
Yoichi Shimazawa
耀一 嶋澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 操作面を構成するテーブルガラス1の周囲に
4個の打点位置を検出するセンサーS1 〜S4 を固定
し、このセンサーS1〜S4からのリード線14を上記
テーブルガラス1に取り付けた配線基板15の一方の接
続端子15−1に半田付けにて電気的に接続に接続す
る。この接続端子15−1に対応するもう一方の接続端
子15−2は、テーブルガラス1を支持する支持片(1
6−2)に設けられた導電性ゴム(19)に接触にて電
気的に接続され。導電性ゴム(19)は、上記センサー
S1〜S4の受信信号の時間差を検出する検出回路(4
0)と接続線を介して接続されている。 【効果】 センサーのリード線等が邪魔にならず、テー
ブルガラス取り扱いが非常に簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は盤面を用いて打点位置の
検出を行い、該位置検出に応じた入力を可能にする打点
入力装置にかかり、特に位置検出を行うためのセンサー
等の電気的な接続装置に関する。
【0002】<発明の概要>本発明にかかる打点入力装
置は、データ入力等を行うための盤状の操作面における
打点位置を検出し、その打点位置において定義付けされ
た項目、例えば数値、文字、機能等の入力情報項目を入
力できるように装置である。特に、操作面に振動する入
力用ペンにて打点し、その時の打点位置からの振動を複
数の振動センサーにより受信し、受信信号の演算を行っ
て打点位置を検出するようにしたものであり、これによ
り入力位置(座標位置)を把握することで、その座標位
置の領域に予め割り当てられた述のような項目の入力を
可能とする。そのため、従来の複雑な機構を用いること
なく、しかも高精度、安価で、しかも操作性の良い入力
装置に関するものであり、情報入力装置や、領域入力装
置を具備してなる複写装置に適用したものである。
【0003】
【従来技術】編集機能を有した複写装置においては、原
稿の画像領域を指定し、入力する手段が必要となる。こ
の手段としては、従来では原稿を載置する原稿台の周辺
にスライド方式等による領域入力を行う手段や、枚数入
力キーにて例えば横(X)及び縦(Y)方向の必要な点
(例えばX,Yの座標)のデータを入力する等の手段を
設けていた。
【0004】これであれば、操作性が非常に悪いうえ
に、非常に煩雑で面倒な作業を強いられる。
【0005】そこで、特開昭63−244068号公報
に記載された領域入力装置が提案された。これは、原稿
を載置する原稿台そのものを利用し、原稿台に載置され
る原稿の必要領域を打点にて指示し、その領域を指定す
る装置である。特に、入力用ペンを用いて、このペンに
振動発生源を組み込み、原稿台の周囲に少なくとも3個
の振動検出素子を設け、入力ペンにて原稿台上を打点す
ることで、その打点位置を3個の振動検出素子で受信
し、その受信タイミングを検出することで、打点位置を
特定するものである。その打点位置を特定するための具
体的な手段及び構成については詳細に明記されていない
が、原稿台そのものを利用する点で操作性が非常によ
く、必要な原稿台上の位置を打点するだけでよく、領域
入力が非常に簡単になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−2440
68号公報記載の領域入力を行う装置によれば、原稿が
載置される原稿台そのものを打点することで原稿の必要
領域を指定することができ非常に便利である。
【0007】しかしながら、原稿台上の打点された位置
を検出するために入力用のペンによる振動を検出する必
要がる。そのため、振動を検出するためのセンサーが入
力装置を備える例えば複写装置本体からの振動を検出す
ることは誤検出につながる。
【0008】また、原稿台にはセンサーが取り付けられ
ることから、保守等により原稿台の交換及び清掃時にお
いては、そのセンサーにより受信信号を導出するリード
線が非常に邪魔になる。そのため、そのリード線と受信
信号による各時間差を演算するための検出回路との接続
を行うためにコネクタ等を介して接続されておれば、こ
のコネクタの結合を解除した後、リード線がフリーにな
った状態で取り外す必要があり、取り扱いが非常に面倒
になる。
【0009】その結果、リード線の断線、リード線と検
出回路との間をコネクタの結合忘れによるトラブルの発
生等が生じる。
【0010】本発明は、非常に簡単な手段にてセンサー
と装置本体側の検出回路との間の電気的な接続を可能に
すると共に、装置本体からの振動を検出することのない
非常に有用な接続装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の打点入力装置の
接続装置は、打点入力の可能な領域を有するテーブルガ
ラスと、該テーブルガラスの複数位置に配置され、上記
テーブルガラス上の打点位置からの振動を受信するセン
サーと、各センサーの受信タイミング差を検出する検出
回路と、検出されたタイミング差のデータより打点の位
置を求める演算手段と、を備えた打点入力装置におい
て、上記センサーをテーブルガラス裏面に固定し、該セ
ンサーからの受信信号を導出するリード線をテーブルガ
ラス裏面に固定された接続端子を有する配線基板に電気
的に接続してなり、上記配線基板に対応して設けられテ
ーブルガラスを支持してなる支持部分に上記検出回路と
接続され、上記配線基板に設けられた接続端子と接触す
る接続部を設け、該接続部と上記テーブルガラスの配線
基板の接続端子との接触による電気的な接続を可能とし
たことを特徴とする。
【0012】また、本発明の上記接続部は装置本体側の
振動を吸収する導電性ゴムにて構成されたことを特徴と
する。
【0013】
【作用】以上のように構成された本発明の打点入力装置
の接続装置によれば、テーブルガラス上の任意のポイン
ト、例えば複写装置であれば原稿を載置するテーブルガ
ラス面を入力用ペンで打点することで、該テーブルガラ
スに固定されたセンサーはそれを検出する。該検出され
た打点位置からの振動は、各センサーが受信する時のタ
イミング差により、その打点位置が演算される。その演
算により求められたテーブルガラス上での打点位置を判
別することにより、その位置に対応した情報入力が可能
になる。
【0014】そこで、テーブルガラス等の交換又は清掃
等において、テーブルガラスを装置本体側より取り外す
際には、センサーのリード線がフリーな状態でなく、ま
た検出回路とを接続するコネクタ等との結合を解除する
といった作業を行うことなく、簡単にそのまま取り外す
ことができる。そして、テーブルガラスの清掃又は新し
いテーブルガラスをそのまま支持部上に載置するだけ
で、センサーと検出回路との電気的な接続が行われる。
従って、テーブルガラスの取り扱いが簡単になる。
【0015】また、センサーと検出回路との接続部にお
いて、導電性ゴムを介して行うことで、その導電性ゴム
として装置本体側からの振動を吸収する部材にて構成す
るができる。そのため、別途振動吸収部材をテーブルガ
ラスと支持部分との間に介在するといったことが必要な
くなり、電気的な接続と併せて振動の吸収を行え、誤検
出の要因を除去できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明にかかる打点入力装置を構成す
る打点位置検出を行うセンサーのテーブルガラスへの取
り付け状態を示す斜視図、図2はセンサーを取り付けテ
ーブルガラスの支持状態の一構成を示す展開斜視図、図
3及び図4は本発明におけるセンサーの接続部の一部を
示す断面図及び斜視図である。また図5は本発明にかか
る打点入力装置を具備する複写装置本体の上部を示す上
面図である。
【0017】図5において、1は複写装置本体の上面に
配置される1枚構成の透明なガラス板からなる操作面を
構成する原稿を載置するためのテーブルガラス、2は複
写原稿3を載置するための原稿載置領域であり、該領域
内に載置される原稿の画像が複写できる。また4は載置
原稿の指定領域を示し操作面を2箇所のポイント5−
5′間を対角線とする四角形の領域、6は原稿3の先端
を基準として載置するための基準ライン、7は載置され
る原稿の基準指標であり例えば原稿の画像形成における
中心ラインである。
【0018】また、右側部に配置された8は一部の入力
操作領域を示し、本発明にかかる複写機における機能等
の各種複写モードやその他のデータ入力等を行うための
入力部である。該入力部8は、例えばテーブルガラス1
上面、又は裏面に印刷されており、印刷内容に応じた項
目の入力を行うものとして利用される。該入力部8とし
ては、領域指定を行う項目A,B、複写を行う際の処理
モードを設定する項目C〜F、更に画像の色指定Fのモ
ード設定により各種色の選択を行う項目G等がある。
【0019】また、テーブルガラス1の下部には、複写
機の入力操作に必要な他の入力項目のための入力部9が
設けられている。この入力部9も上記入力部8同様に、
テーブルガラス1の裏面又は表面に印刷されている。入
力部9には、液晶表示部10も設けられている。特に、
数値データを入力するための数値入力部9−1、複写倍
率を設定する倍率設定部9−2、自動露光モード(A
E)又は手動露光モード(ME)を設定する露光モード
設定部9−3及び複写動作を開始させるプリントスイッ
チとして機能する動作開始入力部9−4が各領域を決め
られてテーブルガラス1に印刷されている。数値入力部
9−1にて入力される数値データ等は、上記液晶表示部
10に表示される。
【0020】なお、液晶表示部10は、枚数表示を行う
だけでなく、その表示内容を各種変更させ、その表示内
容に応じて液晶表示部10の任意の位置を入力用ペン等
で打点することにより液晶表示部10の表示内容に応じ
た項目の入力をも可能にできる。
【0021】一方、上記テーブルガラス1での打点位置
を検出するために、テーブルガラス1の各片のほぼ中央
部には、本発明にかかるセンサーS1 〜S4 が、ガラス
1の裏面に受信面が直接接着されている。該センサーS
1 〜S4 は、S1 −S3 をX軸上に、S2 −S4 をY軸
上に、これによりその原点O(0,0)が例えば原稿載
置領域2の中心点に位置すべく配置している。これらの
センサーS1 〜S4 は、テーブルガラス1上の打点され
た位置を検出するために設けられたものであって、打点
位置から伝わる振動を検出することができる検出素子で
あって、その受信タイミング時間を検出する。このセン
サーS1〜S4の配置位置は図5のものに限定されるこ
となく、テーブルガラス1の四隅のコーナー部分近傍に
配置するようにしてもよい。
【0022】上記テーブルガラス1面の位置を指示する
ための打点は、入力用ペンにて行われる。この入力用ペ
ン12は、原稿載置領域2の左側の複写装置の上部に凹
部状に形成された載置部11が所定の位置として決めら
れており、その位置に載置される。かかる入力用ペン1
2には、先端12−1を振動させるための図示していな
い振動源、先端12−1を操作面に押圧した時に手動又
は自動にて電気接点を閉成させるスイッチ、及び電源等
を具備しており、接点の閉成時に振動源に電源を供給し
て先端12−1を振動させる。
【0023】即ち、テーブルガラス1上の1点を入力用
ペン12にて打点すれば、その打点位置から入力用ペン
先端12−1の振動が各センターS1 〜S4 に伝わる。
この時センターS1 〜S4 は、打点位置からの直線距離
に応じて、振動を検出(受信)する。この場合、打点位
置からの直線距離にて受信する時間が異なる。これによ
り、原点O(0,0)に対する打点された座標位置を計
算により求めることができる。従って、原稿載置領域2
の打点か、入力部8又は9の打点かの判別を行うことが
できる。更に入力部8又は9においては、各入力項目毎
のどの位置かを判別でき、その項目の信号入力を行え
る。
【0024】次に、本発明にかかる打点入力装置を具備
した複写装置における画像編集操作手順を例にして、入
力動作を説明する。
【0025】 原稿2の画像面を上にして複写可能領
域2の領域内で、原稿位置基準指標7をセンターライン
の目印とし、基準ライン6に沿って原稿3の先端を合わ
せて載置する。
【0026】 載置部11に載置されている入力用ペ
ン12を手に持てば、その位置に設けられた例えば図示
しない入力用ペンの載置状態検出手段にて検出され、複
写条件の入力状態のモードに設定される。そこで、入力
部8のスタート項目Aの領域を入力用ペン10で打点す
ることで、手順で載置した原稿3に対する領域指定が
可能な状態に設定される。原稿3の画像面側から所望の
指定領域4を、対角線となる2箇所の指定ポイント5、
5′を打点することで指定する。
【0027】複数の領域を指定する場合は、以上の操作
を繰り返すことにより入力が可能である。
【0028】 領域指定を終了させるとき、入力位置
Bを入力用ペン12にて打点することにより、手順で
指定した複数の位置データが、指定領域として複写機本
体に信号入力される。
【0029】 領域指定された原稿の処理モードは、
トリミング、マスキング、センタリング、色指定、など
があり、それぞれ、C〜Fの領域内を必要に応じて打点
することにより入力できる。
【0030】 以上の操作により原稿の領域指定によ
る入力及びその領域指定による複写処理モード等の入力
後に、入力用ペン12にて複写枚数、倍率、露光モード
等の設定操作を合わせて行える。
【0031】 そこで、入力用ペン12を所定の位置
である11に載置し、プリントスイッチ9−4を操作す
ることで、上述のように入力された各種複写条件に従っ
た複写動作が行われる。
【0032】ここで、入力用ペン12によるテーブルガ
ラス1上での打点位置の検出については、図6のタイム
チャートに示す通り、時間差を演算することで、その打
点位置の座標を求めることができる。図6において、テ
ーブルガラス1の指定ポイントを入力用ペン12にて打
点することで、特定の周期で振動する衝撃波がテーブル
ガラス1を介して各センサーS1 〜S4 に到達する。こ
の時のt0 は入力用ペン12にて打点した時のタイミン
グであって、t1 〜t4 はそれぞれのセンサーS1 〜S
4 での信号を検出そたタイミングである。そして、T
1 ,T2 は、センサーS1 −S3 間の時間差、及びセン
サーS2 −S4 間の時間差を示す。この時間差を演算す
ることで、テーブルガラス1上の任意の打点位置におけ
る座標(x,y)を求めることができる。
【0033】この打点位置の演算処理については、本願
出願人により平成2年9月6日付で提出した特願平2−
238788号明細書に明記した通りでありここでは詳
細については省略する。
【0034】次に、図1及び2に示す本発明におけるセ
ンサー及び該センサーと装置本体側の検出回路との接続
を行う接続装置を説明する。
【0035】センサーS1 〜S4 は、図1に示すように
テーブルガラス1の裏面に振動の受信面が接着固定され
ている。このセンサーS1 〜S4 のテーブルガラス1へ
の固定位置については、図5に示す状態又はテーブルガ
ラス1の四隅のコーナー部付近等、振動を確実に受信で
き、また振動を受信してその打点位置を演算にて求め易
い位置に適宜配置すればよい。また、センサーとしては
4個でなくとも3個であってもよい。
【0036】上記センサーS1 〜S4 による受信信号を
導出する各リード線14…の端部は、センサー同様にテ
ーブルガラス1の裏面に接着固定された例えばフィルム
状の配線基板15の一方の接続端子15−1に半田付け
等にて接続されている。この配線基板15には、上記接
続端子15−1に対し複写装置本体側との接続を行うた
めのもう一方の接続端子15−2が形成されている。
【0037】これに対し、複写装置本体側においては、
テーブルガラス1を上位値に保持しており、このテーブ
ルガラス1の支持構成として例えば図2にその一例を示
している。テーブルガラス1を支持する複写装置本体の
上部フレーム16は、特に原稿載置領域の部分が少なく
とも開口され、テーブルガラス1の四隅のコーナー部分
に位置決めするための複数の立脚片16−1及びテーブ
ルガラス1の裏面を支持してなる支持片16−2が設け
られる。また上部よりテーブルガラス1を押さえ込む押
さえ板17がビスにてフレーム16に固定され、テーブ
ルガラス1の裏面を支持片16−2上にて支持しテーブ
ルガラス1の位置ずれ等を阻止している。この支持構成
は従来より周知の方法によりものであって、本発明特有
のものではない。
【0038】上記テーブルガラス1を支持するための支
持片16−2には、上述したセンサーS1 〜S4 の各リ
ード線14…と、センサーS1 〜S4 からの受信信号に
て時間差を検出するための信号処理回路(検出回路)と
の接続を行うため、図3及び図4に示す通り、配線基板
15の接続端子15−2に対応させて、絶縁シート18
を介して導電性ゴム19が固定されている。この導電性
ゴム19からの接続線20は図4に示すコネクタ21を
介して、図7に示す信号処理回路に接続される。
【0039】以上の構成であれば、センサーS1 〜S4
のリード線14を半田付けした配線基板15を含むテー
ブルガラス1を、複写装置本体のフレーム16の支持片
16−2上に立脚片16−1の位置決めに沿って載置す
れば、配線基板15の接続端子15−2と導電性ゴム1
9との電気的な接触が行われ、更に押さえ板17にてテ
ーブルガラス1を固定することでその、電気的接触が完
全なものとなる。
【0040】ところで、テーブルガラス1は、そもまま
持ち上げても、センサーS1 〜S4と信号処理回路との
間での接続が、上述のように導電性ゴ19とテーブルガ
ラス1上の配線基板15の接続端子15−2との接触に
よるものであって、交換や清掃等にて支持部分より取り
外しても、リード線等が邪魔になることはなく、またコ
ネクタ等の係合を解除するといった手間もいらず、非常
に取り扱いが簡単になる。従って、リード線14の断線
やコネクタの結合忘れ等が生じることなく、テーブルガ
ラス1の清掃や、新しいものとの交換の作業が非常に簡
単になる。
【0041】しかも、導電性ゴム19を介してテーブル
ガラス1をフレーム16の支持片16−2上に支持して
いるため、この導電性ゴム19において電気的な接続を
可能とすると同時に、複写装置本体側の振動を導電性ゴ
ム19にて吸収することが可能になる。そのため、複写
装置本体側の振動をセンサーS1 〜S4 にて受信するこ
とはなく誤検出を阻止できる。
【0042】ここで、上記導電性ゴム19に限ることな
く、テーブルガラス1側の配線基板の接続端子15−2
と電気的な接触による接続を行うと同時に、装置本体側
のからの振動を吸収するために、絶縁シート18をゴム
(絶縁ゴム)またはスポンジ等の弾性部材上に配線基板
15と同様の基板からなる接続端子を有する配線部を設
け、この配線部と上記接続端子15−2とが接触するよ
うにして接続する構成としてもよい。なお、押さえ板1
7をテーブルガラス1上部より押さえ付ける際には、複
写装置本体側からの振動が問題になる場合には、ゴム等
の弾性部材を介して押さえ付ける構成としてもよい。
【0043】上記センサーS1 〜S4 にて検出された信
号は、上述のような電気的な接続装置を介して図7にお
ける信号の時間差を計測するために検出回路に導かれ
る。この図7において、センサーS1 〜S4 からの検出
信号は、それぞれのコネクタ21を介して各増幅回路2
5−1〜25−4に入力され所定のレベルで増幅され
る。この増幅信号が各コンパレータ26−1〜26−4
にて一定レベル以上の信号として取り出される。そし
て、このコンパレータ26の各出力は、次段のワンショ
ットマルチバイブレータ(フリップフロップ)27−1
〜27−4のトリガ信号として入力され、該フリップフ
ロップをセットする。特にセンサーS1 とS3との時間
差、及びセンサーS2 とS4 との時間差を検出するため
に、フリップフロップ27からのセット信号をイクスク
ルーシブオアゲート28−1及び28−2に入力する。
該ゲート28−1,28−2は、要するにフリップフロ
ップ27−1及び27−3からのセット信号の各立ち上
がり時間の差に応じて出力“H”となる。
【0044】従って、このゲート28−1,28−2の
出力をアンドゲート29−1,29−2に入力し、該ア
ンドゲート29の他方の入力端子にクロック信号を供給
することで、クロック信号がゲート28出力が“H”の
時にアンドゲート29より出力される。そのため、この
クロック信号がカウンタ30−1,30−2にてカウン
トされることで、センサーS1 −S3 間の時間差T1
センサーS2 −S4 間の時間差T2 が検出されることに
なる。このカウンタ30にてカウントされたセンサーS
1 −S3 間の時間差T1 が、CPU41に入力され、セ
ンサーS2 −S4 間の時間差T2 と共にCPU41は入
力用ペン12にて打点した位置を演算する。この演算後
に、図には示してしないが、CPU41より各フリップ
フリップ27及びカウンタ30をリセットする信号が出
力される。 続いて図8に示す複写装置の制御ブロック
図について説明する。
【0045】マイクロコンピュータ(CPU)41に
は、図7に示す信号処理回路(時間差の検出回路)40
からの時間差信号を入力することで、打点ポイント4の
位置を演算して求める演算プログラムや複写に必要なデ
ータを入力部8,9等から入力されることで、その入力
に応じて複写装置を動作制御するプログラムを格納して
なるROM42、センサーS1 〜S4 の検出タイミン
グ、前記指定ポイントの演算結果、複写装置の複写条
件、複写装置の複写状態等を一時的に記憶するRAM4
3、CPU41の入出力端子数を拡張し制御を補助する
等のI/O(入出力ポート)44等が接続されている。
I/O44には複写装置の光学系の駆動制御や複写用紙
の搬送制御に必要な各種のセンサー45、キーボード4
6、複数の駆動要素47と複数の制御要素48と音声発
信器49を駆動するためのドライバー50、及び表示装
置(液晶表示部10)51が接続されている。図8にお
いてセンサーS1〜S4の受信信号をO1〜O4とし
て、信号処理回路40に入力している状態を示してい
る。この信号処理回路40の詳細は図7の通りである。
【0046】図8の回路構成により、入力用ペン12に
て打点した位置をCPU41で演算し、その打点位置の
座標に応じた入力項目、例えば原稿の載置領域であれ
ば、領域指定の1点であると把握し、入力部8,9にお
いてはそれぞれの情報の入力を行うことになる。これ
は、ROM42に記憶されたプログラムに従って行われ
る。
【0047】
【効果】本発明による打点入力装置の接続装置によれ
ば、テーブルガラスに打点位置検出のためのセンサーを
取り付け且つ、装置本体側との電気的な接続を行うため
の配線基板をも取り付けているため、センサーからの時
間差を検出するための検出回路との間をコネクタ等の結
合を解除して取り外す必要がなくなり、テーブルガラス
の取り扱いが非常に簡単になりる。そのため、テーブル
ガラスの交換及び清掃等が非常に簡単且つ迅速に行え、
コネクタの結合忘れ等により検出不能といったトラブル
の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打点入力装置にかかるテーブルガラス
へのセンサーの取り付け状態を示す斜視図
【図2】本発明にかかるテーブルガラスの複写装置本体
への支持構成の一例を示す展開斜視図
【図3】本発明による打点入力装置の接続部の一部を示
す断面図
【図4】本発明による打点入力装置の接続部の一部にお
ける斜視図
【図5】本発明にかかる打点入力装置を具備した複写装
置の一例を示す原稿載置領域付近を示す上面図
【図6】図5の打点入力装置におけるテーブルガラス上
での指定ポイントを入力用ペンで打ったとき、その衝撃
波がテーブルガラスを伝達し、それぞれのセンサーに到
達する状態を示すタイムチャート
【図7】図6における検出信号の時間差(受信タイミン
グ)を測定するための信号処理回路(検出回路)の一例
を示すブロック回路図
【図8】本発明にかかる打点入力装置及び、複写装置に
おける制御回路構成の概要を説明するブロック図
【符号の説明】
1 テーブルガラス 2 複写可能領域 3 原稿 8,9 入力部 14 リード線 15 配線基板 15−2 接続端子 16 テーブルガラスの支持フレーム 16−1 支持片 19 導電性ゴム 40 信号処理回路(検出回路) 41 CPU S1 〜S4 打点位置検出センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 延幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 嶋澤 耀一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打点入力の可能な領域を有するテーブルガ
    ラスと、 該テーブルガラスの複数位置に配置され、上記テーブル
    ガラス上の打点位置からの振動を受信するセンサーと、 各センサーの受信タイミング差を検出する検出回路と、 検出されたタイミング差のデータより打点の位置を求め
    る演算手段と、を備えた打点入力装置において、 上記センサーをテーブルガラス裏面に固定し、該センサ
    ーの受信信号を導出するリード線をテーブルガラス裏面
    に固定された接続端子を有する配線基板に電気的に接続
    してなり、 上記配線基板に対応して設けられテーブルガラスを支持
    してなる支持部分に上記検出回路に接続され、上記配線
    基板に設けられた接続端子とを接触する接続部を設け、
    該接続部と上記テーブルガラスの配線基板の接続端子と
    の接触による電気的接続を可能としたことを特徴とする
    打点入力装置の接続装置。
  2. 【請求項2】上記接続部は装置本体側からの振動を吸収
    する導電性ゴムにて構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の打点入力装置の接続装置。
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