JPH05196957A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH05196957A
JPH05196957A JP4006810A JP681092A JPH05196957A JP H05196957 A JPH05196957 A JP H05196957A JP 4006810 A JP4006810 A JP 4006810A JP 681092 A JP681092 A JP 681092A JP H05196957 A JPH05196957 A JP H05196957A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
optical transmission
bundle
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4006810A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Yoshida
圭男 吉田
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Keiji Sakai
啓至 酒井
Takahiro Miyake
隆浩 三宅
Yasuo Nakada
泰男 中田
Yukio Kurata
幸夫 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Priority to CA002084103A priority patent/CA2084103C/en
Priority to EP92310999A priority patent/EP0550155B1/en
Priority to DE69219302T priority patent/DE69219302T2/de
Priority to KR92023246A priority patent/KR960003958B1/ko
Priority to US07/986,052 priority patent/US5465315A/en
Publication of JPH05196957A publication Critical patent/JPH05196957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置において、明るさを向上でき、
画質を良好にすることができるようにする。 【構成】 光伝送体束が、コア部25のみからなる光伝
送体24を用い該光伝送体24よりも屈折率の低い材料
26を用いて該光伝送体の周囲を隙間なく固定すること
によって形成されている。よって、該屈折率の低い材料
26が従来の光ファイバのクラッドの役割を果たすこと
になる。したがって、光伝送体束中においてコア部25
が占める割合を増大することができ、画像が明るくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数備わった液晶表示
画面で1つの画像を表示する液晶表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】前記表示装置として種々のものが使用さ
れている。そのうちの1つである液晶表示装置は、従来
より使用されているブラウン管(CRT)と比べ、厚さ
(奥行き)を格段に薄くできること、駆動時における消
費電力を小さくできること等の利点があるので、近年に
おいては種々の分野で用いられつつある。
【0003】上述した液晶表示装置は、ミクロンオーダ
ーの間隔で対向配設した一対の透明電極の間に液晶が充
填された構造を採用する。このため、その製造工程で細
かい塵や屑などが混入或は付着すると、その塵や屑など
により正常に機能しなくなって、いわゆる画素欠陥が発
生し易くなる。加えて、上述した構造であるため、表示
画面を大型化すると画素欠陥が更に発生し易くなって不
良率が高くなる。このような画素欠陥が発生した液晶表
示装置は、表示品位が大きく低下するために廃棄等の処
理が行われる。
【0004】したがって、液晶表示装置においては、画
面の大型化を図ると画素欠陥による不良率が高くなり、
特に画面サイズを15インチ以上にした場合には適正な
コストで量産することが極めて困難であった。
【0005】そこで、画面サイズが15インチ以下の小
型液晶表示装置を縦横に複数配列して、その全体で1台
の液晶表示装置となし、これにより大型化を図ることが
行われている。図2(a)はその一例であり、例えば9
台の小型の液晶表示装置1、1…を縦横に3個ずつ配設
した構成となっている。この構成を採用すると、例えば
小型の液晶表示装置1として14インチのものを用いれ
ば、約42インチの大型の液晶表示装置2を作製するこ
とができる。
【0006】ところで、小型の各液晶表示装置1におい
ては、図2(b)に示すように、画像の表示が可能な表
示画面1aの周辺に表示を行わない不表示部1bが存在
する。この不表示部1bは、対向する2枚の基板の間に
液晶を閉じ込めておくための封止部と、各画素を駆動す
る電圧を印加する配線と接続するための電極とを形成す
るスペースであり、幅寸法としては少なくとも3mm程度
を要する。
【0007】このため、大型の液晶表示装置2として
は、図2(a)に示すように、表示画面1aの間には格
子状の不表示部1bができ、即ち大型画面に途切れ(継
目)ができ、表示品位が下がると共に表示誤認の発生原
因になる欠点があった。
【0008】この欠点を解決するために、本出願人ら
は、複数備わった表示画面に形成する1つの画像を途切
れなく表示でき、表示品位のよい液晶表示装置を、すで
に出願した特願平第3−293425号に提案してい
る。図3にてその基本構造を示す。
【0009】提案した液晶表示装置は、2以上の液晶表
示素子を有し(図3においては21、22の2つの液晶
表示素子を例示する)、該液晶表示素子21、22のそ
れぞれの表示画面21a、22aに、画像を伝送する光
伝送体束23の入力端面が接続され、該光伝送体束23
の出力端面Bで境界領域を有しない合成画像を形成する
構成となっている。
【0010】また、前記光伝送体束23は、複数の光伝
送体を一列に配してなる一定長さの光伝送体シートを複
数積層してなり、各光伝送体シートの入力端面と出力端
面Bとの途中の一定箇所、図3中、E点で折曲げた構造
を有する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記液晶表示装置にお
いて、画像伝送用の光伝送体束43を構成する光伝送体
44は、図4にその横断面を示すように、コア部45
と、コア部45より低い屈折率をもつクラッド46から
なる。しかし、この光伝送体束43においては、クラッ
ド46があるために光伝送体43中におけるコア部45
の占める割合が少なく、また、クラッド46に入射した
光は伝送されないため、出力端面Bに表示される画像が
暗くなり画質が劣るという欠点がある。
【0012】本発明は、上記欠点を解決しようとするも
ので、明るさを向上でき、画質の向上を図れる液晶表示
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、2以上の液晶表示素子を有し、該液晶表示素子のそ
れぞれの表示画面に、画像を伝送する光伝送体束の入力
端面が接続され、該光伝送体束の出力端面で境界領域を
有さない合成画像を形成する構成とした液晶表示装置で
あって、該光伝送体束が、コア部のみからなる光伝送体
を束ね、隣合う光伝送体の間の空間に、該光伝送体より
も屈折率の低い材料を充填して固められてなり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0014】
【作用】本発明にあっては、光伝送体束が、コア部のみ
からなる光伝送体を用い、該光伝送体よりも屈折率の低
い材料を用いて該光伝送体の周囲を隙間なく固定するこ
とによって形成されている。よって、該屈折率の低い材
料が従来の光ファイバのクラッドの役割を果たすことに
なる。したがって、光伝送体束中においてコア部が占め
る割合を増大することができ、画像が明るくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の液晶表示装置の実施例を図面
を参照して説明する。本実施例は、図3に示したタイプ
の液晶表示装置において実施した例である。
【0016】液晶表示装置は、2つの液晶表示素子2
1、22を備えている。なお、本発明は液晶表示素子を
2つに限定するものではなく、3つ以上の液晶表示素子
の合成画像の形成も、同様の構成により実現できるもの
である。
【0017】上記液晶表示素子21、22は、それぞれ
の表示画面21a、22aを同じ方向に向け、かつ、横
に並べて配設され、表示入力面である表示画面21a、
22aには画像伝送用の光伝送体束23の一端側が接続
される。
【0018】光伝送体束23は、途中のE面で一端側が
2つに分岐した逆Y字状に形成され、一端側の一方23
aは、表示画面(D面)21aに対し液晶表示素子22
側に角度θで傾いた状態で接続されており、光伝送体束
23の一端側における他方23bは表示画面(D面)2
2aに対し液晶表示素子21側に角度θで傾いた状態で
接続されている。前記光伝送体束23の一端側における
一方23a及び他方23bは、E面において角度θで折
曲げられて合流し、合流した他端側は表示画面21a、
22aに対して垂直な方向に向けられている。また、光
伝送体束23の他端面である出力端面Bは、フラットに
形成され、かつ光伝送体24が均一なピッチで配列され
てなり、大画面を構成する。
【0019】上記2つの液晶表示素子21、22は、図
示しない駆動回路にて各フレームの画像信号を左右フィ
ールド用に2つに分割した信号にて駆動される。従っ
て、表示画面21a、22aに表示された画像は、光伝
送体束23のB面において、画像の途切れがない状態で
映し出される。
【0020】図1は上記光伝送体束23の横断面を示し
ている。この光伝送体束23は、数本の光伝送体24が
一列に配されてそれぞれを接着してなる光伝送体シート
を積層してブロック状に形成された束である(図3は、
それぞれの該光伝送体シートの最端の光伝送体24が見
えている状態である)。各光伝送体24は、コア部25
のみで形成されており、隣合う光伝送体24同士が接触
するように束ねられている。そして、隣合う光伝送体2
4の間の隙間に、コア部25よりも屈折率が僅かに低い
材料からなる接着剤26を充填してそれぞれが固着され
ている。接着剤26に用いる材料の屈折率は、コア部2
5の屈折率に対し、0.1〜0.01低い値であること
が好ましい。また、具体的な材料としては、例えば、ポ
リウレタン系プラスチックでコア部25が形成されてい
る場合は、ポリメチル・メタクリレート(PMMA)等
が接着剤26の材料として好適に用いられる。
【0021】このように、光伝送体束23が、コア部2
5のみからなる光伝送体24と、該接着剤26とで形成
されているので、該接着剤26が従来のクラッドの役割
を果たすことができる。したがって、該クラッドを省略
することができるので、光伝送体束においてコア部が占
める割合を増大することができる。光伝送体束において
コア部が占める割合をその横断面において単位面積当り
の率で表し、これを充填率とすると、従来外径が250
μm、コア径が240μmである光伝送体の場合の充填
率が72.4%であるのに対し、本実施例における光伝
送体24の外径が250μmの場合、充填率が78.5
%と高くなる。
【0022】本発明は上記実施例に限定されず、様々な
タイプの液晶表示装置についても、上記の構成の光伝送
体束23を用いることにより実施できる。
【0023】例えば、光伝送体束23が、B面からD面
に向かう途中のE面において角度θで折曲げられて二股
に分かれていて、更にE面からD面に向かう途中の面に
おいてE面とは逆方向に同じ角度θで折曲げられた液晶
装置にも適用できる。
【0024】以上は本発明の光伝送体束による伝送で、
複数の液晶表示装置の画像を継目のない合成画像にする
装置を、実施例によって説明したが、本発明は実施例に
よって限定されるものでなく、請求の範囲に記載した広
い範囲とする。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、光伝送体束中のコア部
の占める割合を増大できるので、画像を明るくすること
ができ、画質の良好な画像を得ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置に用いる光伝送体束の要
部横断面図である。
【図2】(a)は従来の液晶表示装置に複数備わった表
示画面を示す正面図であり、(b)はその一つの表示画
面を示す正面図である。
【図3】先行技術の液晶表示装置を示す平面図である。
【図4】従来用いられた光伝送体束の要部横断面図であ
る。
【符号の説明】
21、22 液晶表示素子 21a、22a 表示画面 23 光伝送体束 24 光伝送体 25 コア部 26 接着剤 B 出力端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 隆浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中田 泰男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 倉田 幸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上の液晶表示素子を有し、該液晶表示
    素子のそれぞれの表示画面に、画像を伝送する光伝送体
    束の入力端面が接続され、該光伝送体束の出力端面で境
    界領域を有さない合成画像を形成する構成とした液晶表
    示装置であって、該光伝送体束が、コア部のみからなる
    光伝送体を束ね、隣合う光伝送体の間の空間に、該光伝
    送体よりも屈折率の低い材料を充填して固められた液晶
    表示装置。
JP4006810A 1991-12-02 1992-01-17 液晶表示装置 Pending JPH05196957A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4006810A JPH05196957A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 液晶表示装置
CA002084103A CA2084103C (en) 1991-12-02 1992-11-30 A display apparatus
EP92310999A EP0550155B1 (en) 1991-12-02 1992-12-02 A display apparatus
DE69219302T DE69219302T2 (de) 1991-12-02 1992-12-02 Anzeigevorrichtung
KR92023246A KR960003958B1 (en) 1991-12-02 1992-12-02 Display device
US07/986,052 US5465315A (en) 1991-12-02 1992-12-02 Display apparatus having a plurality of display devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4006810A JPH05196957A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 液晶表示装置

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ID=11648555

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JP4006810A Pending JPH05196957A (ja) 1991-12-02 1992-01-17 液晶表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013003540A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Hoya Candeo Optronics株式会社 照射装置用光学ユニット及び照射装置

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JPS61185785A (ja) * 1985-02-13 1986-08-19 松下電器産業株式会社 大型液晶デイスプレイ
JPS63202703A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 Fujitsu Ltd プラスチツク光フアイバ・アレイの製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980427