JPH05203823A - 光ファイバ集合体の製造方法 - Google Patents

光ファイバ集合体の製造方法

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JPH05203823A
JPH05203823A JP4010648A JP1064892A JPH05203823A JP H05203823 A JPH05203823 A JP H05203823A JP 4010648 A JP4010648 A JP 4010648A JP 1064892 A JP1064892 A JP 1064892A JP H05203823 A JPH05203823 A JP H05203823A
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JP
Japan
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guide plate
optical fiber
adhesive
optical fibers
lower guide
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Pending
Application number
JP4010648A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yoshida
圭男 吉田
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Keiji Sakai
啓至 酒井
Takahiro Miyake
隆浩 三宅
Yasuo Nakada
泰男 中田
Yukio Kurata
幸夫 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Priority to CA002084103A priority patent/CA2084103C/en
Priority to EP92310999A priority patent/EP0550155B1/en
Priority to KR92023246A priority patent/KR960003958B1/ko
Priority to DE69219302T priority patent/DE69219302T2/de
Priority to US07/986,052 priority patent/US5465315A/en
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 上下部ガイド板12a、12bに孔20を形
成し、これら孔20に光ファイバ11を通し、これら光
ファイバ11を上下部ガイド板12a、12bにより所
望の形態に保持させた状態で接着剤15cを用いて固着
し、この後上下部ガイド板12a、12bを取り外す光
ファイバ集合体の製造方法。 【効果】 光ファイバ11の集合体の曲げ角を所望の大
きさに容易に設定することができ、しかも光ファイバ1
1の集合体の配列の乱れを阻止することができ、また光
ファイバ11の光伝達率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ集合体の製造
方法、より詳細には画像出力端が光ファイバ束からなる
表示装置等に使用される光ファイバ集合体の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
表示装置の画像を伝送するために光ファイバが使用され
ている。この種表示装置の一つである液晶表示装置は、
従来より使用されているブラウン管(CRT)を用いた
ものと比べて厚さ(奥行)を格段に薄くできること、駆
動時における消費電力を小さくできること等の利点があ
り、近年においては種々の分野で用いられつつある。上
述した液晶表示装置は、ミクロンオーダーの間隔で対向
して配設された一対の透明電極の間に液晶が充填された
構造となっている。このためその製造工程で細かい塵や
屑等が混入あるいは付着すると、その塵や屑等により正
常に機能しなくなって、いわゆる画素欠陥が発生し易く
なる。加えて、上述した構造であるため、表示画面を大
型化すると画素欠陥が更に発生し易くなって不良率が高
くなる。このような画素欠陥が発生した液晶表示装置
は、表示品位が大きく低下するために廃棄処理が行なわ
れることとなる。
【0003】従って、液晶表示装置においては、画面の
大型化を図ると画素欠陥による不良率が高くなり、特に
画面サイズを15インチ以上にした場合には適正なコス
トで量産することがきわめて困難となる。
【0004】そこで、画面サイズが15インチ以下の小
型液晶表示装置を縦横に複数配列し、これらの全体で1
台の液晶表示装置と成し、これにより、大型化を計るこ
とが行なわれている。
【0005】図3はその一例であり、例えば9台の小型
の液晶表示装置31、31、・・・・が縦横に3個ずつ配設
された構造となっている。この構成を採用すると、例え
ば小型の液晶表示装置31として14インチのものを用
いれば、約42インチの大型の液晶表示装置32を作製
することができる。しかし小型の各液晶表示装置31に
おいては、図4に示すように、画像の表示が可能な表示
画面31aの周辺に表示が行なわれない不表示部31b
が存在する。この不表示部31bは対向する2枚の基板
の間に液晶を閉じ込めておくための封止部と、各画素の
駆動電圧を印加する配線を接続するための電極とを形成
するスペースであり、幅寸法としては少なくとも3mm
程度要する。このため、大型の液晶表示装置32として
は、図3に示したように表示画面31aの間には格子状
の不表示部31bができ、すなわち大型画面のとぎれ
(継目)ができ、表示品位が下がると共に表示誤認の発
生原因になる欠点があった。
【0006】このため複数備わった表示画面に1つの画
像をとぎれなく表示でき、表示品位の良い液晶表示装置
を得るためには例えば、図5に示した液晶表示装置が考
えられる。図5は前記液晶表示装置の断面図を示してお
り、液晶表示素子21、22は、それぞれの表示画面2
1a、22aが同じ方向に向けられ、かつ、横に並べて
配設され、表示出力面である表示画面21a、22aに
は画像伝送用の光ファイバ束23の一端側23a、23
bが接続されている。光ファイバ束23は途中のE面で
一端側が2つに分岐した逆Y字状に形成され、一端側2
3aは表示画面(D面)21aに対して液晶表示素子2
2側に角度θで傾いた状態で接続されており、光ファイ
バ束23の一端側23bは表示画面(D面)22aに対
して液晶表示素子21側に角度θ傾いた状態で接続され
ている。また図6は図5における光ファイバ束23の部
分断面図であり、光ファイバ44はコア部46とクラッ
ド部45とからなり光ファイバ44同士が接着剤47に
より固着されている。
【0007】しかし図5に示した装置の場合、角度θが
小さければ入力端面と出力端面との間の距離Lが長くな
り、本質的に薄い液晶表示装置が得られないため、曲げ
角θを大きくする技術が求められているが、従来は曲げ
角θを大きくすることは困難であった。
【0008】また、上記のような光ファイバ束23を製
造する際、光ファイバ44の配列が乱れるという問題が
あった。
【0009】さらに従来の光ファイバのコア部とクラッ
ド部とからなる構成では光伝達率の向上に限界があっ
た。
【0010】本発明はこのような課題に鑑み発明された
ものであって、光ファイバ集合体の曲げ角θを大きくと
ることができ、また光ファイバの配列が乱れることがな
く、さらには光伝達率の良好な光ファイバ集合体の製造
方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る光ファイバ集合体の製造方法は、2枚の
ガイド板に孔を形成し、これら孔に光ファイバを通し、
これら光ファイバを前記2枚のガイド板により所望の形
態に保持させた状態で接着剤を用いて固着し、この後前
記ガイド板を取り外すことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記した方法によれば、2枚のガイド板に孔を
形成し、これら孔に光ファイバを通すことにより、光フ
ァイバを任意に配列させられる。そして前記2枚のガイ
ド板を上下左右にずらすことにより、前記光ファイバ集
合体に大きな曲げ角を付与することができる。更にこの
状態から接着剤を用いて光ファイバ同士が固着される。
このとき使用される光ファイバがコア部のみから形成さ
れている場合、前記接着剤が光ファイバのクラッド部に
相当する役割を果たすこととなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る光ファイバ集合体の製造
方法の実施例を図面に基づいて説明する。図1(a)〜
(f)は実施例に係る光ファイバ集合体の製造方法を説
明するための各工程を示した断面図である。まず上部ガ
イド板12aと下部ガイド板12bとを重ね合わせる。
これら上下ガイド板12a、12bには同ピッチで多数
の孔20を規則正しく開けておき、光ファイバ11をこ
れら孔20に通す(図1(a))。次に、上下部ガイド
板12a、12bと光ファイバ11とを垂直に維持する
ために下部ガイド板12bの下面にワクッス14を塗布
する(図1(b))。上部ガイド板12aを20〜50
mm上方に移動させ、光ファイバ11同士を固着させる
ために、上部ガイド板12aの下面に剥離剤(図示せ
ず)を塗布し、その後接着剤15aを塗布する。また同
時に下部ガイド板12bの上面にも剥離剤(図示せず)
を塗布し、その後接着剤15bを塗布する(図1
(c))。
【0014】次に、上部ガイド板12aを下部ガイド板
12bに対して左右どちらかにずらすことにより所望の
曲げ角を光ファイバ11に作り、上部ガイド板12aと
下部ガイド板12bとの間の光ファイバ同士11を接着
剤15cにより固着する(図1(d))。その後、ワッ
クス14を溶剤で溶かし、上下部ガイド板12a、12
bを外す(図1(e))。さらに、接着剤15a、15
cをわずかに削る程度まで切削して、表面を仕上げる
(図1(f))。
【0015】図2は図1における光ファイバ11の部分
断面図である。図2に示された光ファイバ11はコア部
のみからなり、光ファイバ11同士が接着剤15cによ
り固着されており、接着剤15cがクラッド部の役割を
果たしている。
【0016】図1(a)〜(f)に示した工程によれ
ば、上下部ガイド板12a、12bに規則正しいピッチ
で多数の孔20を形成し、これら孔20に光ファイバ1
1を通し、上下部ガイド板12a、12bと光ファイバ
11とを垂直に固定するので、光ファイバ11の集合体
は規則正しい配列となる。これら上下部ガイド板12
a、12bを相対的に左右にずらすことにより、光ファ
イバ11の集合体に容易に所望の大きな曲げ角を付与す
ることができる。更に、このとき使用される光ファイバ
11がコア部のみから形成されている場合、接着剤15
cに光ファイバ11に対するクラッド部の役割を果たさ
せることができ、光伝達率を向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る光ファ
イバ集合体の製造方法においては、2枚のガイド板に孔
を形成し、これら孔に光ファイバを通し、これら光ファ
イバを前記2枚のガイド板により所望の形態に保持させ
た状態で接着剤を用いて固着し、この後前記ガイド板を
取り外すので、光ファイバ集合体の曲げ角を所望の大き
さに容易に設定することができ、しかも光ファイバ集合
体の配列の乱れを阻止することができる。また前記接着
剤にクラッド部の役目を果たさせることにより光ファイ
バの光伝達率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は本発明に係る光ファイバ集合
体の製造方法の実施例を各工程順に示した模式的断面図
である。
【図2】実施例に用いられた光ファイバの部分断面図で
ある。
【図3】従来の液晶表示装置に複数備わった表示画面を
示す正面図である。
【図4】図3における表示画面を示す正面図である。
【図5】従来の液晶表示画面における問題点を解消する
ために考え出された液晶表示画面の一例を示す平面図で
ある。
【図6】図5に用いられた光ファイバの部分断面図であ
る。
【符号の説明】
11 光ファイバ 12a 上部ガイド板 12b 下部ガイド板 15c 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 隆浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中田 泰男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 倉田 幸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のガイド板に孔を形成し、これら孔
    に光ファイバを通し、これら光ファイバを前記2枚のガ
    イド板により所望の形態に保持させた状態で接着剤を用
    いて固着し、この後前記ガイド板を取り外すことを特徴
    とする光ファイバ集合体の製造方法。
JP4010648A 1991-12-02 1992-01-24 光ファイバ集合体の製造方法 Pending JPH05203823A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010648A JPH05203823A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 光ファイバ集合体の製造方法
CA002084103A CA2084103C (en) 1991-12-02 1992-11-30 A display apparatus
EP92310999A EP0550155B1 (en) 1991-12-02 1992-12-02 A display apparatus
KR92023246A KR960003958B1 (en) 1991-12-02 1992-12-02 Display device
DE69219302T DE69219302T2 (de) 1991-12-02 1992-12-02 Anzeigevorrichtung
US07/986,052 US5465315A (en) 1991-12-02 1992-12-02 Display apparatus having a plurality of display devices

Applications Claiming Priority (1)

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JP4010648A JPH05203823A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 光ファイバ集合体の製造方法

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JP4010648A Pending JPH05203823A (ja) 1991-12-02 1992-01-24 光ファイバ集合体の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019150796A1 (ja) * 2018-01-31 2021-03-11 ソニー株式会社 表示装置および光学デバイス

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61236504A (ja) * 1985-04-09 1986-10-21 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 光学繊維部分の束を製造する方法
JPH01321407A (ja) * 1988-06-22 1989-12-27 Sci & Technol Inc 光ファイバー素線の最密結束方法

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