JPH0915598A - 大型表示パネル - Google Patents

大型表示パネル

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Publication number
JPH0915598A
JPH0915598A JP7183207A JP18320795A JPH0915598A JP H0915598 A JPH0915598 A JP H0915598A JP 7183207 A JP7183207 A JP 7183207A JP 18320795 A JP18320795 A JP 18320795A JP H0915598 A JPH0915598 A JP H0915598A
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JP
Japan
Prior art keywords
light guide
guide member
display panel
liquid crystal
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP7183207A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kashio
幸雄 樫尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH0915598A publication Critical patent/JPH0915598A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一平面に並べて配置した複数枚の液晶表示
パネルによって1枚の画像を表示するものにおいて、側
方からも画像全体が見えるようにする。 【構成】 2枚の液晶表示パネル13A、13Bの各表
面側には、主として2枚の液晶表示パネル間の非表示領
域が見えないようにするために、多数の導光薄板21を
その厚さ方向に重ね合わせて板状としたものからなる導
光部材18A、18Bが配置されている。導光薄板21
は、下側を傾斜部21aとされ、上側を垂直部21bと
された構造となっている。この場合、両導光部材18
A、18Bの傾斜部21aが互いに逆方向に傾斜してい
るが、垂直部21bが共に上方(正面方向)に延びてい
るので、すべての垂直部21aの中心線方向が共に上方
(正面方向)となる。この結果、側方から見ても、各導
光薄板21間における視角の差を小さくすることがで
き、したがって側方からも画像全体が見えるようにする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は大型画面用液晶テレビ
等で用いられる大型表示パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】大型画面用液晶テレビ等で用いられる大
型表示パネルの場合、液晶表示パネル自体つまりその一
部を構成するガラス等からなる透明基板を大きくする
と、製造装置が大型化して設備費が増大するばかりでな
く、歩留が低下する。そこで、従来の大型表示パネルに
は、例えば図6に示すように、2枚の液晶表示パネル1
A、1Bを同一平面の左右に所定の間隔をおいて並べて
配置し、2枚の液晶表示パネル1A、1Bで1枚の画像
を表示するようにしたものがある(例えば特開昭60−
203915号公報参照)。この場合、主として2枚の
液晶表示パネル1A、1B間の非表示領域(液晶表示パ
ネル1Aおよび1B自体の非表示領域を含む)2が見え
ないようにするために、2枚の液晶表示パネル1A、1
Bの各表面側に導光部材3A、3Bを配置している。導
光部材3A、3Bは、下面側が1つ1つの画素に対応す
る大きさであって下面側から上面側に向かうに従って横
方向(XY方向)に漸次拡大する筒状の導光素子4を多
数横方向(XY方向)に重ね合わせて、全体として逆台
形状の板状としたものからなっている。この場合、導光
素子4の内面には反射膜が設けられている。そして、両
導光部材3A、3Bの隣接する部分における各導光素子
4の上端部(頭部)は互いに重ね合わされ、これにより
2枚の液晶表示パネル1A、1B間の非表示領域2が見
えないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような大型表示パネルでは、正面から見る場合には
別に問題はないが、側方から見る場合には問題があっ
た。すなわち、例えば図6において右側から見る場合、
特に点線の矢印で示すように、右側の導光部材3Bの右
側の導光素子4の中心線方向が目5の方向に向いている
が、左側の導光部材3Aの左側の導光素子4の中心線方
向が目5と反対の方向を向いているので、右側の導光部
材3Bの右側の導光素子4と左側の導光部材3Aの左側
の導光素子4との間における視角が大きく異なり、左側
の導光部材3Aのうち目5の方向を向いていない左側の
導光素子4による画像についてはほとんど見えない場合
があるという問題があった。この発明の目的は、側方か
らも画像全体が見えるようにすることができる大型表示
パネルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、同一平面に
並べて配置された複数枚の表示パネルの各表面側に、多
数の導光薄板をその厚さ方向に重ね合わせて板状とした
導光部材を配置し、かつ互いに隣接する導光部材のうち
少なくとも一方の導光部材を他方の導光部材側に傾斜さ
せて一方の導光部材の頭部と他方の導光部材の頭部とを
重ね合わせ、さらに傾斜された導光部材の各導光薄板の
頭部には表示パネルとほぼ垂直な垂直部を設けた構造と
したものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、傾斜された導光部材の各導
光薄板の頭部に表示パネルとほぼ垂直な垂直部を設けた
構造としているので、傾斜された導光部材の導光薄板の
垂直部の中心線方向が正面方向となり、したがって側方
からも画像全体が見えるようにすることができる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例における大型表示
パネルの要部を示したものである。この大型表示パネル
では、U字状の蛍光管11の上方に配置された光拡散板
12の上方に、2枚の液晶表示パネル13A、13Bが
同一平面の左右に所定の間隔をおいて並べて配置されて
いる。液晶表示パネル13A、13Bは、2枚の透明基
板14、15間に液晶(図示せず)が封入され、その表
裏両面に偏光板16、17が配置された構造となってい
る。2枚の液晶表示パネル13A、13Bの各表面側に
は導光部材18A、18Bが配置されている。
【0007】導光部材18A、18Bは、アクリル樹脂
やポリカーボネート等の透明な樹脂からなる多数の導光
薄板21をその厚さ方向に重ね合わせて板状としたもの
からなっている。導光薄板21は、図2にも示すよう
に、下側(液晶表示パネル13側)を所定の方向に所定
の角度で傾斜する傾斜部21aとされ、上側(液晶表示
パネル13の反対側)を垂直部21bとされ、かつ傾斜
部21aの下面および垂直部21bの上面を水平面とさ
れた構造となっている。この場合、左側の導光部材18
Aの導光薄板21の傾斜部21aは左斜め下方に傾斜さ
れ、右側の導光部材18Bの導光薄板21の傾斜部21
aは右斜め下方に傾斜されている。そして、左側の導光
部材18Aの最も右側の導光薄板21の垂直部21bと
右側の導光部材18Bの最も左側の導光薄板21の垂直
部21bとは重ね合わされている。
【0008】この重ね合わされた部分の拡大正面図を図
2に示す。左側の導光部材18Aの最も右側の導光薄板
21の垂直部21bと右側の導光部材18Bの最も左側
の導光薄板21の垂直部21bとの間および両導光部材
18A、18Bの各導光薄板21間には、透明または無
彩色の球状のスペーサ22が介在されている。このスペ
ーサ22の存在により、左側の導光部材18Aの最も右
側の導光薄板21の垂直部21bと右側の導光部材18
Bの最も左側の導光薄板21の垂直部21bとの間およ
び両導光部材18A、18Bの各導光薄板21間には、
空気が存在することになる。このようにするのは、各導
光薄板21の傾斜部21aの下面に入射された画像が当
該導光薄板21の外面で全反射されて当該導光薄板21
の垂直部21bの上面から出射するようにするためであ
る。なお、図1においてハッチング(平行な斜線)で示
すように、右側の導光部材18Bの最も右側の導光薄板
21の外面には薄いシートあるいはメッキ、蒸着、印刷
等による薄膜からなる遮光膜(または反射膜)23が設
けられ、また図示していないが、左側の導光部材18A
の最も左側の導光薄板21の外面にも同様に遮光膜(ま
たは反射膜)が設けられている。
【0009】各導光薄板21を重ね合わせて導光部材1
8A、18Bを得るには、1つは、導光薄板21の所定
の面にスペーサ22を散布し、これに他の導光薄板21
を重ね合わせるとともに、液晶表示パネル13A、13
Bの表示領域以外の領域において、接着剤により接着す
る方法がある。もう1つは、スペーサ22の表面に透明
または無彩色の接着剤を被膜しておき、この被膜スペー
サ22を導光薄板21の所定の面に散布し、これに他の
導光薄板21を重ね合わせ、次いで加圧することによ
り、導光薄板21同士をスペーサ22の表面に被膜され
た接着剤を介して接着する方法がある。特に、後者の方
法の場合には、スペーサ22の表面に被膜された接着剤
によってスペーサ22自体の位置決めも行うことができ
る。
【0010】この大型表示パネルでは、両導光部材18
A、18Bの導光薄板21の傾斜部21aが互いに逆方
向に傾斜しているが、両導光部材18A、18Bの導光
薄板21の垂直部21bが共に上方(正面方向)に延び
ているので、すべての導光薄板21の垂直部21aの中
心線方向が共に上方(正面方向)となる。この結果、側
方から見ても、各導光薄板21間における視角の差を小
さくすることができ、したがって側方からも画像全体が
見えるようにすることができる。
【0011】なお、上記実施例では、図1に示すよう
に、2枚の液晶表示パネル13A、13Bを同一平面の
左右に所定の間隔をおいて配置し、その各表面側に導光
部材18A、18Bを配置した場合について説明した
が、これに限定されるものではない。例えば、図示して
いないが、4枚の液晶表示パネルを同一平面の左右およ
び天地に所定の間隔をおいて2枚ずつつまり2行2列に
並べて配置し、その各表面側に、図3に示すように、導
光部材18A〜18Dを配置するようにしてもよい。こ
の場合、2行目の両導光部材18A、18Bの各傾斜部
21aの傾斜方向は図1および図2に示す場合と同じで
ある(図4(図3の一部の拡大正面図)参照)が、1行
目の右側の導光部材18Dの傾斜部21aは右斜め下方
および天斜め下方(図5(図3の遮光膜23を省略した
右側面図)において右斜め下方)に傾斜され、左側の導
光部材18Cの傾斜部21aは左斜め下方および天斜め
下方に傾斜されている。各導光部材18A〜18Dを構
成する各導光薄板21の最も外側の外面には、上記実施
例と同様に遮光膜23が設けられており、さらに、すべ
ての導光薄板21のの側端面にも遮光膜24が設けられ
ている。そして、1行目の左側の導光部材18Cの最も
右側の導光薄板21の垂直部21bと右側の導光部材1
8Dの最も左側の導光薄板21の垂直部21bとは、例
えば図4に示す場合と同様に、接着剤被膜を有するかあ
るいは有しないスペーサ22を介して重ね合わされて接
着されている。また、1行目の左側の導光部材18Cの
すべての導光薄板21の垂直部21bの地側と2行目の
左側の導光部材18Aのすべての導光薄板21の垂直部
21bの天側とは直接重ね合わされて接着され、同様
に、1行目の右側の導光部材18Dのすべての導光薄板
21の垂直部21bの地側と2行目の右側の導光部材1
8Bのすべての導光薄板21の垂直部21bの天側とも
直接重ね合わされて接着されている。
【0012】ところで、この他の実施例では、図4に示
すように、導光薄板21の垂直部21bの頭部は真円の
凸面21cとされている。したがって、この場合には、
導光薄板21は導光機能を果たすとともに、その真円の
凸面21cが視角拡大機能を果たすことになり、側方か
ら画像全体がより鮮明に見えるようにすることができ
る。真円の凸面21cの代わりに、例えば楕円の凸面や
放射線状の凸面等としてもよく、また真円の凸面、楕円
の凸面、放射線状の凸面等の各種の凸面を組合わせた複
合的な凸面としてもよい。したがって、この明細書でい
う円弧状の凸面とは、以上のような凸面のことをいう。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、傾斜された導光部材の各導光薄板の頭部に表示パネ
ルとほぼ垂直な垂直部を設けた構造としているので、傾
斜された導光部材の導光薄板の垂直部の中心線方向が正
面方向となり、したがって側方からも画像全体が見える
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における大型表示パネルの
要部の斜視図。
【図2】図1の一部の拡大正面図。
【図3】この発明の他の実施例における大型表示パネル
の要部の平面図。
【図4】図3の一部の拡大正面図。
【図5】図3の遮光膜を省略した右側面図。
【図6】従来の大型表示パネルの一部の正面図。
【符号の説明】
13A、13B 液晶表示パネル 18A、18B 導光部材 21 導光薄板 21a 傾斜部 21b 垂直部 22 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一平面に並べて配置された複数枚の表
    示パネルの各表面側に、多数の導光薄板をその厚さ方向
    に重ね合わせて板状とした導光部材を配置し、かつ互い
    に隣接する導光部材のうち少なくとも一方の導光部材を
    他方の導光部材側に傾斜させて一方の導光部材の頭部と
    他方の導光部材の頭部とを重ね合わせ、さらに傾斜され
    た導光部材の各導光薄板の頭部には表示パネルとほぼ垂
    直な垂直部を設けた構造としたことを特徴とする大型表
    示パネル。
  2. 【請求項2】 前記導光薄板の頭部を円弧状の凸面とし
    たことを特徴とする請求項1記載の大型表示パネル。
  3. 【請求項3】 前記導光部材の導光薄板間に透明または
    無彩色のスペーサを介在させたことを特徴とする請求項
    1または2記載の大型表示パネル。
  4. 【請求項4】 前記導光部材の隣接する導光薄板同士を
    その間に介在れた前記スペーサの表面に被膜された接着
    剤を介して互いに接着したことを特徴とする請求項3記
    載の大型表示パネル。
  5. 【請求項5】 前記一方の導光部材の頭部と前記他方の
    導光部材の頭部との間に透明または無彩色のスペーサを
    介在させたことを特徴とする請求項3または4記載の大
    型表示パネル。
  6. 【請求項6】 前記一方の導光部材の頭部と前記他方の
    導光部材の頭部とをその間に介在れた前記スペーサの表
    面に被膜された接着剤を介して互いに接着したことを特
    徴とする請求項5記載の大型表示パネル。
JP7183207A 1995-06-28 1995-06-28 大型表示パネル Pending JPH0915598A (ja)

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JP7183207A JPH0915598A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 大型表示パネル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002520668A (ja) * 1998-07-16 2002-07-09 ブルックヘイブン サイエンス アソシエイツ マルチ−クラッド黒色ディスプレイパネル
KR100561907B1 (ko) * 1999-01-19 2006-03-20 삼성전자주식회사 타일드 액정표시장치
KR100571029B1 (ko) * 1998-10-08 2006-10-24 삼성전자주식회사 액정표시장치
KR100710147B1 (ko) * 2000-11-28 2007-04-20 엘지.필립스 엘시디 주식회사 화면이 밝은 대화면 액정표시소자

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JP2002520668A (ja) * 1998-07-16 2002-07-09 ブルックヘイブン サイエンス アソシエイツ マルチ−クラッド黒色ディスプレイパネル
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KR100561907B1 (ko) * 1999-01-19 2006-03-20 삼성전자주식회사 타일드 액정표시장치
KR100710147B1 (ko) * 2000-11-28 2007-04-20 엘지.필립스 엘시디 주식회사 화면이 밝은 대화면 액정표시소자

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