JPH05196640A - 電力量按分装置 - Google Patents

電力量按分装置

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JPH05196640A
JPH05196640A JP687592A JP687592A JPH05196640A JP H05196640 A JPH05196640 A JP H05196640A JP 687592 A JP687592 A JP 687592A JP 687592 A JP687592 A JP 687592A JP H05196640 A JPH05196640 A JP H05196640A
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JP
Japan
Prior art keywords
power
air conditioner
amount
electric energy
capacity
Prior art date
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Pending
Application number
JP687592A
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English (en)
Inventor
Satoru Iwaki
悟 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大元の電力量を各空調機の運転時間比とクラ
ンクケースヒータの電力量を各空調機の能力比により按
分し各空調機の使用電力量を求める事を目的とする。 【構成】 この空調機4の機能を最低限維持する最低電
力量を設定するベースロード設定器10と、空調機4の
運転時間を検出する運転時間検出器6と、各空調機4の
能力を予め設定する空調能力設定器9と、上記運転時間
検出器6で検出された各運転時間の総和と1空調機4の
運転時間との比率で上記総電力量を按分して求めた各空
調機4の運転時間当りの使用電力量に、上記設定された
各空調機4の能力の総和と1空調機4の能力との比率で
上記最低電力量を按分した結果を加算して各空調機4の
一定期間の使用電力量を算出するCPU11とを備えた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一電源から電力供
給を受ける複数の電力機器例えば空調機の一定時間の各
使用電力を、その空調機の運転時間、及び空調機の機能
を最低限維持するために必要な電力に基づいて算出する
電力量按分装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同一の電源より電力供給を受けて
いる各空調機(n台)の1日分の使用電力量Qi (i=
1〜n)を算出する装置としては、各空調機の運転時間
i の総和ΣTi と各空調機の運転時間の時間比Ti
ΣTiを求め、この時間比で全空調機の総使用電力量Q
kiを按分計算することで各空調機の1日の使用電力量Q
iを求めるものがあった。
【0003】次に、上記使用電力量の按分計算を詳細に
述べる。先ず、各空調機の能力Piは当然異なっている
ため、同じ時間稼働しても使用電力は異ってくる。従っ
て1日の使用電力量Qi を求める際には、運転時間Ti
に加え空調機の能力Pi (これは通常カロリで示されて
いる)が考慮される。
【0004】以上の条件のもとに各空調機の1日の電力
使用量計算式を立てると以下のようである。各空調機の
能力Pi と運転時間Ti の積Piiの総和ΣPiiと、
1空調機の能力Pj 及び運転時間Tj の積Pjjとの時
間比で、各空調機へ電力を供給する大元の1日の使用電
力量QT を按分すると、1空調機の1日の使用電力量Q
j が求められる。また、この按分計算を各空調機毎に行
なうと各空調機の1日の使用電力量Qi (i=1〜n)
が求められる。以上の按分計算を式に表わすと下式とな
る。
【0005】 Qi = QT ・Pi ・Ti / Σ(Pi ・ Ti) ・・・(1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力量按分装置
は以上のように構成されているので、按分計算によって
求められた1日の使用電力量Qi とは、所定の電力供給
を受け実際に空調機が運転を行なっている時間比に基づ
いて求められるため、例えば空調機が休止している数日
間機器の凍結を防止する目的でクランクケースヒータに
供給された電力量が大元の電力量に加算されても、その
電力は空調機の運転時間外であるため按分計算に加味さ
れず電力按分計算に誤差が生じるといった問題点があっ
た。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、空調機が運転休止中であって
も、空調機の機能を最低限維持するため最低電力である
ベースロード値を各空調機の能力比にて按分し、正確な
電力量按分値を算出することができる電力按分装置を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力按分
装置は、一定期間に複数の電力機器の各々に供給された
総電力量を算出する電力量算出手段と、前記電力機器の
機能を最低限維持するための最低電力量を設定する最低
電力量設定器と、前記各電力機器の運転時間を検出する
運転時間検出器と、前記各電力機器の能力を予め設定器
する機器能力設定器と、前記各電力機器の一定期間の使
用電力量を算出する使用電力量算出手段とを備え、前記
使用電力量算出手段は、前記各運転時間の総和と前記電
力機器の各運転時間との時間比により前記総電力量を按
分して前記各電力機器の運転時間当りの使用電力量を求
め、前記各電力機器の能力の総和と各能力との能力比に
より前記最低電力量を按分した結果を前記運転時間当り
の使用電力量に加算して前記各電力機器の一定期間の使
用電力量とするものである。
【0009】
【作用】この発明における使用電力量算出手段は、各電
力機器に供給される総電力量を一定期間毎に、各電力機
器の運転時間比で按分するとともに、上記各電力機器の
機能を最低限維持する最低電力量を各電力機器の能力比
で按分した結果を加算することで、電力機器が運転停止
中であっても、誤差なく各電力機器の一定期間の使用電
力量を算出することができる。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例をビル管理システ
ムに適用した場合について図に基づき説明する。図1は
本実施例に係る電力按分装置を示すブロック図である。
図において、1は空調機(後述する)へ電力を供給する
電力母線Cに設けられた電力量積算器であり、電力母線
Cにおける使用電力量を積算する。2は電力量積算器1
から電力量Qkiを示すパルス信号を取り込むパルスピッ
クアップ、3はパルスピックアップ2からのパルス信号
をデジタル信号に変換するパルス変換器、4は各部屋毎
に配置された空調機、5は空調機4の休止中凍結を防止
するためのクランクケースヒータ、6は空調機4の運転
状態を監視し運転時間Tkiを検出する運転時間検出器で
ある。
【0011】7は各空調機の1日分の使用電力量Qi
計算する時刻tC を設定する按分時刻設定器、8は7ラ
ンクケースヒータ5の1日分の使用電力量即ちベースロ
ードQh を設定するベースロード設定器(最低電力量設
定器)、9は各空調機4の能力Pi を設定する空調能力
設定器、10は使用電力量、運転時間Ti 、ベースロー
ド値Qh 、及び空調能力Pi に基づいて各空調機4の1
日分の使用電力量Qiを算出するとともに、算出結果を
出力するCPUであり(電力量算出手段、使用電力量算
出手段)とを構成する。
【0012】11は1日分の使用電力量を計算するため
に用いられる記憶回路であり、現時点迄の電力量累積
値、前日迄の電力量累積値を保有する。12は按分計算
結果を表示するCRT、13は同じく計算結果を印字出
力するプリンタ、14はCPU10を、各設定器並びプ
リンタ13等の間でデータの入出力を行なう入出力イン
ターフェイスである。
【0013】次に、本実施例の動作を図2のフローチャ
ートをも参照して説明する。尚、本フローチャートは図
7に示すCPU10にて処理される按分計算処理手順、
及び計算結果出力処理を示すものである。
【0014】先ず、CPU10は按分時刻設定器7によ
って設定された時刻tcと現時刻とを比較して按分計算
時刻tcに至った否かを判定し、計算時刻に至っていな
ければ、計算開始時刻を待機する(ステップS10)。
この時、計算時刻になったことが判定されたならば、記
憶回路11より現時点迄の電力累積値を前回迄の電力累
積値を読み出し、(現時点迄の電力累積値−前回迄の電
力累積値)といった減算式から大元の1日電力量QT
算出し、この算出値をαに置き換える(ステップS1
1)。
【0015】次に、CPU10はベースロード設定器4
より読み出したベースロード値Qhとα(=QT )の値
とを比較し、α>Qh か否かを判定する(ステップS1
2)。判定の結果、αの方が大きい場合は、αよりベー
スロード値Qh を減算した値(α−Qh )をαとする
(ステップS13)。こうしてαを決定した時、CPU
10は運転時間検出器6より各空調機4の運転時間Tki
を読み出し各空調機4の1日分の運転時間Ti を、(現
時点迄の運転時間累積値−前回迄の運転時間累積値)と
いった減算式にて算出する(ステップS14)。
【0016】以上、各空調機4の1日の運転時間Ti
大元の1日の電力量αが算出されたならば、CPU10
は、ベースロード設定器7よりベースロード値Qh を、
又、空調能力設定器4より空調能力Pi を読み出し、以
下の式にて各空調機の1日分の使用電力量Qi を算出す
る(ステップS15)。
【0017】 Qi =αPi・Ti / Σ(Pi・Ti) + Qh・Pi / ΣPi ・・・(2)
【0018】次に、(2)式の算出結果をCRT12に
表示するとともに、プリンタ13によって印字出力し、
記憶回路11に記憶する(ステップS17〜S19)。
その後、ステップS10へ戻り上記手順でプログラムを
繰り返し、他の空調機4の1日分の使用電力量Qi を算
出する。
【0019】尚、上記ステップS12においてベースロ
ードQh がα以上の場合は、空調機4がまだ正規の運転
に入っていないものと見なされる。このとき、空調機4
は、ベースロード値Qh で設定された最低電力のみ使用
しているものと見なされ、1日分の使用電力Qi は以下
の式にて算出される。
【0020】 Qi = αPi / ΣPi ・・・(3)
【0021】その後、前記同様ステップS17〜S19
へ進み、ステップS10へ戻る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一定
期間に複数の電力機器の各々に供給された総電力量を算
出する電力量算出手段と、前記電力機器の機能を最低限
維持するための最低電力量を設定する最低電力量設定器
と、前記各電力機器の運転時間を検出する運転時間検出
器と、前記各電力機器の能力を予め設定器する機器能力
設定器と、前記各電力機器の一定期間の使用電力量を算
出する使用電力量算出手段とを備え、前記使用電力量算
出手段は、前記各運転時間の総和と前記電力機器の各運
転時間との時間比により前記総電力量を按分して前記各
電力機器の運転時間当りの使用電力量を求め、前記各電
力機器の能力の総和と各能力との能力比により前記最低
電力量を按分した結果を前記運転時間当りの使用電力量
に加算して前記各電力機器の一定期間の使用電力量とす
るようにしたので、一定期間毎に各電力機器の使用電力
量計算値に、その一定期間のベースロード値を各電力機
器の能力比で按分した結果も加算することで、電力機器
の運転休止に拘わらず、各電力機器に対する一定期間の
使用電力量が正確に算出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電力量按分装置を示
すブロック図である。
【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】 4 空調機 6 運転時間検出器 8 ベースロード設定器 9 空調能力設定器 10 CPU Qki 使用電力量 Qh ベースロード Pi 空調能力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定期間に複数の電力機器の各々に供給
    された総電力量を算出する電力量算出手段と、前記電力
    機器の機能を最低限維持するための最低電力量を設定す
    る最低電力量設定器と、前記各電力機器の運転時間を検
    出する運転時間検出器と、前記各電力機器の能力を予め
    設定する機器能力設定器と、前記各電力機器の一定期間
    の使用電力量を算出する使用電力量算出手段とを備え、
    前記使用電力量算出手段は、前記各運転時間の総和と前
    記電力機器の各運転時間との時間比により前記総電力量
    を按分して前記各電力機器の運転時間当りの使用電力量
    を求め、前記各電力機器の能力の総和と各能力との能力
    比により前記最低電力量を按分した結果を前記運転時間
    当りの使用電力量に加算して前記各電力機器の一定期間
    の使用電力量とすることを特徴とする電力量按分装置。
JP687592A 1992-01-17 1992-01-17 電力量按分装置 Pending JPH05196640A (ja)

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JP687592A JPH05196640A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 電力量按分装置

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JP687592A JPH05196640A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 電力量按分装置

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ID=11650403

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JP687592A Pending JPH05196640A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 電力量按分装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161849A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Panasonic Corp 電力制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161849A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Panasonic Corp 電力制御システム

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