JPH09233714A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH09233714A
JPH09233714A JP8034582A JP3458296A JPH09233714A JP H09233714 A JPH09233714 A JP H09233714A JP 8034582 A JP8034582 A JP 8034582A JP 3458296 A JP3458296 A JP 3458296A JP H09233714 A JPH09233714 A JP H09233714A
Authority
JP
Japan
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battery
capacity
power supply
current
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP8034582A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Housen
徳子 法泉
Akira Kobayashi
彰 小林
Yoshihiro Taniguchi
美弘 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置時間によるバッテリーの劣化も考慮したバ
ッテリー残容量が表示できる無停電電源装置を供給す
る。 【解決手段】制御装置は、バッテリー電圧を検出する回
路と、バッテリー電流を検出する回路からバッテリーの
電圧値と出入りする電流値をとりこみ、電圧値と電流値
からバッテリーに出入りする電力量を算出し、電力量か
らバッテリーの残容量を求め、残容量に対し、バッテリ
ー設置時間計測手段から入力したバッテリー設置時間に
ともなうバッテリー容量の劣化による補正をし、表示器
に出力する。表示器は制御装置から入力したバッテリー
残容量を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無停電電源装置、特
に蓄電池充電容量の現在値を定量的に求め、表示する機
能を備えた無停電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリーの電力供給可能時間は、バッ
テリーのその時の容量と負荷の消費する電力量とで決ま
る。従来、特開平4−79733号公報に記載されるように、
この電力供給可能時間は、停電が起こり、バッテリーか
ら電力が供給され始めた時の負荷の消費電力と、バッテ
リーによる所定の電力供給能力からその後の電力供給可
能時間を予測し、負荷であるコンピュータの画面に表示
していた。また、その計算は該コンピュータが行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術で
は、電力供給可能時間の計算は停電直後に一度行ってい
ただけなので、バッテリーが電力を供給している間に負
荷の消費電力が時間的に変化した場合、コンピュータに
表示していた電力供給可能時間が実際の電力供給可能時
間と食い違ってくることになる。
【0004】本発明の目的は、バッテリー放電中に負荷
の消費電力が時間的に変化した場合にも正しいバッテリ
ーの容量を表示することができる無停電電源装置を提供
することにある。
【0005】また、本発明の目的は、バッテリー充電時
に、充電量に見合ったバッテリー容量を表示することの
できる無停電電源装置を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の目的は、バッテリーの寿
命による容量の劣化も考慮して、バッテリーの容量を求
める方法を示すことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の無停電電源装置は、一定時間間隔を出力
するタイマーと、バッテリーの電圧を測定する手段と、
バッテリーの電流を測定する手段と、タイマーの一定時
間間隔の出力を検出して前記バッテリー電圧と電流とを
読込み、さらにバッテリー電圧と電流からバッテリーの
消費容量を算出し、前回のバッテリー容量から消費容量
を減算して現在のバッテリー容量を求める手段と、前記
容量を表示する手段を備える。
【0008】また本発明の無停電電源装置は、バッテリ
ー充電時に、タイマーの一定時間間隔の出力を検出し
て、その時間毎に前回のバッテリー容量に充電容量を加
算し、前記容量を表示する手段を備える。
【0009】さらに本発明の無停電電源装置は、バッテ
リーの設置時間を計測する手段から設置時間を入力し、
バッテリー寿命時間との比率から容量劣化率を算出し、
現在のバッテリー容量を劣化率分差し引いて表示する手
段を備える。
【0010】一定時間間隔で現在のバッテリー電圧値と
電流値とから現在のバッテリーの消費容量を算出し、前
回のバッテリー容量から前記消費容量を減算して現在の
バッテリー容量を求め、表示するため、負荷の消費電力
が変化した場合にも、正確なバッテリー容量を表示する
ことができる。また、充電時には一定の時間間隔で充電
容量を前回のバッテリー容量に加算して現在のバッテリ
ー容量を求め、表示するので、充電時にも正確なバッテ
リー容量を表示することができる。また、バッテリーの
設置時間とバッテリーの寿命時間との比率から容量劣化
率を算出し、現在のバッテリー容量を劣化率分低下して
表示するため、寿命判断もでき、バッテリー交換時を知
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の無停電電源装置(UP
S)の実施例の構成を図1に示す。
【0012】図1において、無停電電源装置は交流電源
1から交流電力を直流電力に変換するコンバータ2と,
前記直流電力を交流電力に変換して負荷11に供給する
インバータ3と,一定時間間隔を出力するタイマー4
と,バッテリー5と,バッテリー電圧検出回路6と,バ
ッテリー電流検出回路7と,バッテリーの設置時間を計
測する回路8と,タイマー4,バッテリー電圧検出回路
6,バッテリー電流検出回路7,バッテリー設置時間計
測器8から入力する信号をもとに、現在のバッテリー容
量を算出する制御装置9と、制御装置で求めた現在のバ
ッテリー容量を表示する表示器10から構成されてい
る。
【0013】交流電源1が正常なときは、コンバータ2
は、交流電源から入力する交流電圧を直流電圧に整流
し、インバータ3に直流電圧を供給するとともに、バッ
テリー5を充電する。またインバータ3は、コンバータ
2から入力する直流電圧を交流電圧に逆変換し、前記交
流電圧を負荷11に出力する。交流電源1が停電してい
るときは、コンバータ2は直流電圧をインバータ3に供
給できないから、バッテリー5の直流電圧をインバータ
3で交流電圧に逆変換し、前記交流電圧を負荷11に出
力する。したがってバッテリー5は、交流電源1が正常
なときはコンバータ2によって充電され、交流電源1が
停電しているときはインバータ3に対して放電する。
【0014】制御装置9は、タイマー4が20秒周期に
出力する信号を検出して、前記周期ごとに図2に示すフ
ローチャートに従い処理20から処理28を行い、表示
器10にバッテリー容量を出力する。
【0015】図2において、処理20では、バッテリー
電流検出回路7で検出した電流の向きからバッテリー5
が放電中か、充電中かを判断し、次に実行する処理を決
定する。バッテリー5が放電中と判断した場合は、処理
21から処理24,処理26から処理28を実行し、バ
ッテリー5が充電中と判断した場合には、処理25から
処理28を実行する。
【0016】以下に、処理20でバッテリー5が放電中
と判断した時の処理を述べる。
【0017】次に実行する処理21では、バッテリー電
圧検出回路6と、バッテリー電流検出回路7からそれぞ
れバッテリー電圧値Ib,バッテリー電流値Vbを検出
する。次に実行する処理22では、バッテリー5の放電
電力Wbを(数1)に従い算出する。
【0018】 Wb=Vb・Ib …(数1) 次に実行する処理23では、放電可能時間を検索する。
バッテリー5が満充電時すなわち100%の容量のとき
の放電電力に対する放電可能時間は、図3に示すカーブ
となる。制御装置9は、前記カーブを、放電電力をアド
レス値,放電可能時間を前記アドレス値のデータ内容と
して制御装置9内の記憶領域に記憶してあるので、処理
22で求めた放電電力Wbに該当するアドレス値のデー
タ内容から放電可能時間Tbを検索する。
【0019】次に実行する処理24では、バッテリー容
量Cb(%)を算出する。タイマー4の周期の、前回算
出したバッテリー容量をCb(n-1)(%)とし、今回算出
するバッテリー容量をCb(n)(%)とすると、算出式
は(数2)となる。
【0020】 Cb(n)=Cb(n-1)−(20/Tb)・100 …(数2) ここで、Tbは放電可能時間(秒)である。
【0021】(数2)は、バッテリー5が100%の容
量をもつのであれば、放電可能な時間のうち、タイマー
4の周期分(20秒)だけ放電したので、その放電分だ
けバッテリー容量が減少するということを表している。
【0022】次に処理20でバッテリー5が充電中と判
断した後の処理について述べる。
【0023】次に実行する処理25では、バッテリー容
量Cb(%)を算出する。タイマー4の周期で、前回算
出したバッテリー容量をCb(n-1)(%)とし、今回算
出するバッテリー容量をCb(n)(%)とすると、算出
式は式(数3)となる。
【0024】 Cb(n)=Cb(n-1)+(20/86400)・100 …(数3) (数3)は、バッテリー5が0%から100%容量に充
電されるには、86400秒必要であり、一回の算出につい
て、タイマー4の周期分(20秒間)だけ充電するの
で、前記充電分だけバッテリー容量が増えるとした考え
方でバッテリー容量を算出している。
【0025】処理24または処理25を実行した後は、
処理26を実行する。
【0026】処理26は、処理24又は処理25で算出
したバッテリー容量Cb(n) を、タイマー4の周期の後
に行う次回の計算に使用するために、Cb(n-1) として
記憶する。
【0027】次に実行する処理27では、処理24又は
処理25で算出したバッテリー容量Cb(n) から、バッ
テリー設置時間によるバッテリー劣化で補正したバッテ
リー補正容量Cbt(%)を算出する。制御装置9は、
バッテリー設置時間計測器8からバッテリー設置時間T
bu(時間)を検出し、バッテリー補正容量Cbtを
(数4)により算出する。
【0028】 Cbt=Cb(n)・(1−0.2・Tbu/26280) …(数4) ここで、バッテリー5の寿命時間を26280時間と
し、この間に、100%容量が当初の80%まで劣化す
るとする。その劣化率はバッテリー設置時間にほぼ比例
するので、(数4)は、バッテリー設置時間Tbuがバ
ッテリー寿命時間26280時間と同じになったとき、
バッテリー容量が2割分だけ差し引かれたようになると
した考え方で、バッテリー補正容量Cbtを算出してい
る。尚、バッテリー設置時間Tbuは、25℃に換算し
た時間であり、例えば35℃で1時間はアレーニウスの
法則に則り、25℃で2時間と換算して計算している。
【0029】最後に実行する処理28では、処理27で
算出したバッテリー補正容量Cbtを表示器10に出力
する。表示器10は、制御装置9から入力したバッテリ
ー補正容量を表示する。
【0030】
【発明の効果】本発明の無停電電源装置によると、バッ
テリーの定量的な容量表示ができる。また、バッテリー
の設置時間による容量劣化の補正を行うため、バッテリ
ーの設置時間に合った残容量の表示ができる。
【0031】また、容量を細かい時間間隔で積算して計
算するため、負荷が変動しても実際と合った残容量を表
示できる。
【0032】また、残容量を放電可能時間で表示でき、
電源が、あとどのくらいバッテリーが持つのか顧客に明
確に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無停電電源装置の構成。
【図2】容量計算フローチャート。
【図3】満充電時放電可能時間と停電力係数。
【符号の説明】
1…交流電源、2…コンバータ、3…インバータ、4…
タイマー、5…バッテリー、6…バッテリー電圧検出回
路、7…バッテリー電流検出回路、8…バッテリー設置
時間計測器、9…制御装置、10…表示器、11…負
荷。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定時間間隔を出力するタイマーと、バッ
    テリーの電圧を測定する手段と、前記バッテリーの電流
    を測定する手段と、前記タイマーの一定時間間隔の出力
    を検出して、その時間毎に前記バッテリー電圧と電流と
    を読込み、さらに前記バッテリー電圧と電流からバッテ
    リーの消費容量を算出し、前回のバッテリー容量から消
    費容量を減算して現在のバッテリー容量を求める手段
    と、前記容量を表示する手段を備えたことを特徴とする
    無停電電源装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記バッテリーの充電
    時は、前記タイマーの一定時間間隔の出力を検出して、
    その時間毎に前回のバッテリー容量に充電容量を加算
    し、前記容量を表示する手段を備えたことを特徴とする
    無停電電源装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記バッテリーの設置
    時間を計測する手段と、前記設置時間に伴うバッテリー
    の寿命による劣化を差し引いて現在のバッテリー容量を
    計算する手段と、前記容量を表示する手段を備えたこと
    を特徴とする無停電電源装置。
JP8034582A 1996-02-22 1996-02-22 無停電電源装置 Pending JPH09233714A (ja)

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JP8034582A JPH09233714A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 無停電電源装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100592233B1 (ko) * 1999-08-18 2006-06-21 삼성에스디아이 주식회사 이차전지의 기준 만충전용량을 설정하는 방법
JP2015134680A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 三菱電機株式会社 エレベータの回生蓄電装置
CN106230075A (zh) * 2016-09-21 2016-12-14 安徽创世科技股份有限公司 一种安防监控移动终端电池电量的显示方法

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KR100592233B1 (ko) * 1999-08-18 2006-06-21 삼성에스디아이 주식회사 이차전지의 기준 만충전용량을 설정하는 방법
JP2015134680A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 三菱電機株式会社 エレベータの回生蓄電装置
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CN106230075B (zh) * 2016-09-21 2019-03-15 安徽创世科技股份有限公司 一种安防监控移动终端电池电量的显示方法

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