JPH05196332A - 冷蔵庫用貯氷容器 - Google Patents

冷蔵庫用貯氷容器

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Publication number
JPH05196332A
JPH05196332A JP4005440A JP544092A JPH05196332A JP H05196332 A JPH05196332 A JP H05196332A JP 4005440 A JP4005440 A JP 4005440A JP 544092 A JP544092 A JP 544092A JP H05196332 A JPH05196332 A JP H05196332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
storage container
chunks
container
ice storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4005440A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Tomita
文雄 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05196332A publication Critical patent/JPH05196332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】貯氷容器を2分割して、上部貯氷容器1の底面
には特定の大きさの氷塊Bのみ通過する孔8が多数設け
られ、上部貯氷容器の下部に接して着脱自在に嵌着する
下部貯氷容器2より形成されている。大きさの異なる氷
塊A及びBを上部貯氷容器に投入すれば、氷塊Aは上部
容器に氷塊Bは下部容器に選別されて貯蔵されるように
なっている。 【効果】大きさの異なる氷塊の選別が容易に可能とな
り、且つ別々に貯蔵出来るので、使用する場合は夫々容
器ごと食卓等へ移動が可能となった。更に透明氷、不透
明氷の選別も大きさを異ならせれば可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫用貯氷容器が、別
途製氷された大きさの異なる氷塊が容易に選別出来て、
且つ別々な貯蔵と利用を容易にした発明に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種容器構造を図3及び図4に於
いて説明すると、21は容器本体で外周壁22と底壁2
3により箱体を形成している。更に底部内面24にはリ
ブ25により空間26を形成するように受け板27が載
置されている。又前記受け板には格子状の孔28が多数
設けられている。以上により氷及び食品等を収納すれ
ば、前記受け板の格子状の孔より小さい細片や水は空間
26に落下して溜るようになっている。尚、この種従来
例には特公昭52−16474がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、受け
板の孔より落下した氷の利用方法について配慮がされて
おらず次の問題点があった。尚貯氷容器の氷の利用方法
として、清涼飲料水、ウィスキーのオンザロック、氷枕
等があるが利用対象により使い易い氷塊の大きさがあ
り、従来冷蔵庫の製氷皿でも氷塊の大きさの異なるもの
が使い分けされていた。
【0004】(1)受け板の孔より通過落下した氷等が
溜る空間が狭く、貯蔵空間として使用に適さない問題点
があった。
【0005】(2)上記氷等を使用する場合は、受け板
及び受け板上部に貯蔵した氷等を外部にいちいち取り出
さなければならない問題点があった。
【0006】(3)上記氷の貯蔵状態が外部から目視出
来ない問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、 (1)容器を上下に2分割して、夫々着脱自在に装設
し、上部容器の底壁に複数個の孔を設け、大きさの異な
る氷塊のうち特定の氷塊のみ通過落下して、下部の容器
に貯蔵出来るようにし、上部下部の両容器共実用上の容
積を満足するように形成すれば、大小何れの氷塊も用途
に応じて容易に利用することが出来る。
【0008】(2)更に上記大小の氷塊のどれらかを使
用したい場合でも、上下の容器は着脱自在なので、容器
ごと簡単に移動して使用が出来る。
【0009】(3)更に上記の容器を透明のプラスチッ
クで作製すれば、外部からでも氷塊の貯蔵状態が目視出
来る。
【0010】
【作用】上部容器に別途作製した大きさの異なる複数の
氷塊を複数個収納すれば、上部容器の底面に設けてある
複数個の孔より特定の氷塊のみ通過して、下部容器に落
下収納されるようになっている。
【0011】この場合上部容器を上下左右に振動させる
と、氷塊の落下は容易になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2、図3
に従い説明する。
【0013】図1は縦断面図、図2は異なる実施例を示
す縦断面図、図3は製氷皿の一例を示す斜視図である。
【0014】まず図1に於いて説明すると、1は上部貯
氷容器、2は下部貯氷容器であり、上部貯氷容器1の底
部端縁面3と下部貯氷容器2の上部端縁面4は相接し、
更に上記上部貯氷容器の底部突起部5と上記下部貯氷容
器の内側壁面6は相接して、上部貯氷容器1と下部貯氷
容器2は着脱自在に嵌着されるようになっている。
【0015】又上記上部貯氷容器の底面7には複数個の
孔8が設けられてあり、上記孔は図3の製氷皿18によ
り製氷された大きさの異なる2種類の氷塊A及びBのう
ち、小さい方の氷塊Bのみ通過するようになっている。
従って上記氷塊A及びBを多数個同時に上部貯氷容器内
に投入した場合は、小さい氷塊Bは前記孔より落下し、
下部貯氷容器2内に収納され、大きい氷塊Aは上部貯氷
容器1内に残って収納される。この場合氷塊は通常角形
なので、互いにつかえて上記孔より氷塊Bが落下し難い
場合には、上部及び下部貯氷容器を上下左右に振動を与
えれば氷塊Bの落下は容易となる。
【0016】図2に於いて図1と異なる実施例の説明を
すると、大形貯氷容器9の上端縁面11に小形貯氷容器
10のフランジ下面12が相接して、着脱自在に載置さ
れている。更に前記大形貯氷容器の内壁12内に前記小
形貯氷容器の外周壁13が相対するように形成され、前
記小形貯氷容器の底面14と前記大形貯氷容器の内部底
面15との間に、氷塊を貯蔵する空間16を形成するよ
うになっている。
【0017】而して前記大形貯氷容器に別途製氷された
大きさの異なる2種類の氷塊A及びBを複数個投入すれ
ば、前記小形貯氷容器の底面14に設けられた孔17よ
り小さい方の氷塊Bのみ通過し、前記大形貯氷容器内の
空間16に貯蔵され、大きい方の氷塊Aは前記小形貯氷
容器内に残って貯蔵される。
【0018】尚、図2の実施例に於いては、停電等によ
り上記大形及び小形貯氷容器内の氷塊A及びBが融解し
た場合でも、前記大形貯氷容器の全容積は前記小形貯氷
容器の容積も含まれた容積となっており、氷塊A及びB
を満載した場合と融解した場合の容積を略同一とすれ
ば、(氷が融解して水になった場合は容積増加がある
が、氷塊貯蔵は相互の空間が生じるので、略同一容積と
考えてよい)容器内の融解水は溢れることを防止出来る
ようになっているものである。
【0019】以上図1及び図2の実施例の何れの場合で
も、氷塊A及びBの選別は容易であり、且つ何れを使用
する場合でも容器ごと容易に食卓へ移動可能である。又
氷塊を作成する場合、透明氷と不透明氷を大きさを異な
って製氷すれば、上記と同じく選別可能となるものであ
る。
【0020】更に上記実施例の上部及び下部又は大形及
び小形貯氷容器を透明のプラスチックスで成形すれば、
上記貯氷容器内の氷塊A及びBの貯蔵状態が目視出来る
ものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されているような効果を奏する。
【0022】(1)貯氷容器を上下に2分割し、境界壁
に複数個の孔を設けて、別途作製した大きさの異なる氷
塊複数を、上部貯氷容器内に投入すれば、小さい方の氷
塊のみ上記孔を通過して下部貯氷容器に貯蔵されるの
で、氷塊の選別が容易に可能となる効果と、上記大きさ
の異なる氷塊の何れを使用したい場合でも容器ごと容易
に食卓等へ移動して使用出来る効果を有するものであ
る。
【0023】(2)大形貯氷容器の内部に小形貯氷容器
を着脱自在に装設することにより、上記(1)項と同じ
効果を有し、且つ停電時等による氷塊の融解水の貯氷容
器よりの溢水を防止出来るものである。
【0024】(3)上記貯氷容器を透明プラスチックス
で成形することにより、上部及び下部貯氷容器共氷塊の
貯蔵状況が目視出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】貯氷容器の実施例縦断面図である。
【図2】貯氷容器の異なる実施例縦断面図である。
【図3】製氷皿の実施例斜視図である。
【図4】従来例を示す貯氷容器縦断面図である。
【図5】従来例を示す貯氷容器斜視図である。
【符号の説明】
1……上部貯氷容器、2……下部貯氷容器、3……上部
貯氷容器底部端縁面、4……下部貯氷容器上部端縁面、
5……上部貯氷容器底部突起部、6……下部貯氷容器内
側壁面、7……上部貯氷容器底面、8……孔、9……大
形貯氷容器、10……小形貯氷容器、11……大形貯氷
容器上端縁面、12……フランジ下面、13……小形貯
氷容器外周壁、14……小形貯氷容器底面、15……大
形貯氷容器内部底面、16……空間、17……孔、18
……製氷皿、A……大きい氷塊、B……小さい氷塊

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の容器を上下に氷塊の大きさが2種類
    以上ある製氷皿を有する冷蔵庫に於いて、着脱自在に装
    設し、且つ境界壁に複数個の孔を設け、特定の大きさの
    氷塊のみが通過できるようにしたことを特徴とする冷蔵
    庫用貯氷容器。
  2. 【請求項2】小形容器の底面に上記孔を設け、大形容器
    の上部に嵌着して着脱自在に装設したことを特徴とする
    請求項1記載の冷蔵庫用貯氷容器。
  3. 【請求項3】前記容器を透明プラスチックスとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫用貯氷容器。
JP4005440A 1992-01-16 1992-01-16 冷蔵庫用貯氷容器 Pending JPH05196332A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4005440A JPH05196332A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 冷蔵庫用貯氷容器

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JP4005440A JPH05196332A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 冷蔵庫用貯氷容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05196332A true JPH05196332A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11611259

Family Applications (1)

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JP4005440A Pending JPH05196332A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 冷蔵庫用貯氷容器

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JP (1) JPH05196332A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040049678A (ko) * 2002-12-06 2004-06-12 엘지전자 주식회사 냉장고용 얼음저장용기
CN100460785C (zh) * 2005-03-19 2009-02-11 青岛澳润商用设备有限公司 一种储冰箱体结构
CN115420040A (zh) * 2021-05-31 2022-12-02 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰机及其控制方法

Cited By (4)

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CN115420040A (zh) * 2021-05-31 2022-12-02 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰机及其控制方法
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