JPH0519596Y2 - - Google Patents

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JPH0519596Y2
JPH0519596Y2 JP7911686U JP7911686U JPH0519596Y2 JP H0519596 Y2 JPH0519596 Y2 JP H0519596Y2 JP 7911686 U JP7911686 U JP 7911686U JP 7911686 U JP7911686 U JP 7911686U JP H0519596 Y2 JPH0519596 Y2 JP H0519596Y2
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fan
panel
base
blade portion
blade
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は携帯に適した折たたみ扇風機に関す
るものである。
[従来技術] 折たたみ扇風機はこれを使用しない時に折たた
むことにより格納容積を縮少できる点で便利であ
り、主に携帯用として使用されているが、従来の
ものはフアンの羽根部がボス部に対し固定されて
いるため、折たたみ時の厚さがフアンによつて制
約を受け、フアンよりも薄く折たたむことは不可
能であつた。
すなわち、この種折たたみ扇風機においては格
納容積をできるだけ縮少するためモータを偏平薄
型としているのであるが、所定の風量を確保する
には比較的大きなフアンが必要であり、しかもこ
のフアンは羽根部がボス部に対し一定のねじれ角
をもつて取付けられているためある厚みを有して
おり、したがつてモータをフアンより薄くしても
所詮フアンの厚さよりも薄く折たたむことはでき
ないのである。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は上述の実情に鑑みてなされたもの
で、使用しない時には使用時のフアンの厚さより
もさらに薄く折たたむことができ、かつ扇風機と
して使用する場合には十分な風量を確保すること
ができる折たたみ扇風機を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために講じた手段は、図示
のようにベース1の一端にフアンパネル2を軸3
により折たたみ自在に枢着するとともに、フアン
パネル2には偏平薄型モータ41と軸流フアン4
2とを備える軸流フアン装置4を、フアン42側
をベース1に対向させて配設してなる折たたみ扇
風機において、前記フアン42の羽根部42bを
ボス部42aに径方向の支軸42cで回動可能に
軸着するとともに、ボス部42aには羽根部42
bが所定の角度以上回動しないように回動制限す
るストツパ42dを設け、さらにスプリング42
eにより羽根部42bを常時ストツパ42dに当
接する方向に付勢したことである。
[作用] フアンパネル2を軸3を支点として折たため
ば、軸流フアン装置4のフアン42がベース1に
当接してその羽根部42bがスプリング42eの
弾力に抗して羽根角度βを減少する方向に回動す
ることによりフアン42の厚さが使用時に比べ小
さくなる。したがつて、使用時のフアン42に厚
さよりもさらに薄く折たたむことが可能である。
扇風機として使用するには、フアンパネル2を
軸3を支点として起立させると、フアン42がベ
ース1より離れ、スプリング42eの弾力に付勢
されて羽根部42bの羽根角度βが元の使用状態
に復帰することによりフアン42の能力が有効に
発揮されて所定の風量を確保することができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
第1図において、ベース1は浅い箱状とされ、
その一端にベース1内に格納し得る形状、大きさ
のフアンパネル2が軸3により折たたみ自在に枢
着されている。フアンパネル2の内面には後述の
軸流フアン装置4が配設され、またフアンパネル
2の軸流フアン装置4に対応する部分には通風口
21が設けられている。
ベース1の他端には平板状のカバー5がヒンジ
6により揺動自在に枢着されている。カバー5の
内面にはこれに沿つてヒンジ6のヒンジピンと直
角方向に長尺のガイドプレート7が固着され、こ
のガイドプレート7のガイド溝71に前記フアン
パネル2の自由端がフアンパネル2の自由端にあ
らかじめ突設したスライドピン22を介して嵌合
係止せられている。ガイド溝71にはその先端部
に係合凹部72が複数形成され、この係合凹部7
2の1つにスライドピン22が係合することによ
りフアンパネル2およびカバー5が所望の起立位
置に保持されるようになつている。
軸流フアン装置4は、第3図、第4図に示すよ
うに、偏平薄型のモータ41と、このモータ41
の軸41aに取付けられた軸流フアン42とを備
える。フアン42はボス部42aと、このボス部
42aの径方向に突設された複数枚の羽根部42
bとを有し、各羽根部42bはその端部中央部が
径方向の支軸42cによりボス部42aに対し回
動自在に軸着されている。一方、ボス部42aに
は各羽根部42bが一定の角度以上に回動しない
よう回動制限するストツパ42dが一体に突設さ
れている。そして、各羽根部42bは支軸42c
に巻装されたスプリング42eにより常時ストツ
パ42dに当接する方向に付勢されている。これ
により、各羽根部42bには第5図aに示すよう
に一定の羽根角度βが付与され、各羽根部42b
のストツパ42dに当接しない側がモータ41の
軸方向においてボス部42aより突出するように
なつている。
このように構成された軸流フアン装置4はモー
タ41側がフアンパネル2の内面に固定されてフ
アン42側がベース1に対向するように配設さ
れ、また全体の厚さはモータ41とフアン42の
ボス部42aをフアンパネル2とともにベース1
内に格納し得る厚さとされている。
なお、この軸流フアン装置4はベース1内に組
込まれた図示しない電池または外部電源により運
転される。
第1図は扇風機の使用状態を示しており、この
状態から扇風機を折たたむには、カバー5を一旦
持上げてフアンパネル2のスライドピン22をガ
イドプレート7の係合凹部72より離脱させる。
次いでフアンパネル2を軸3を支点として折たた
めば、スライドピン22がガイドプレート7のガ
イド溝71内をスライドしてフアンパネル2の折
たたみ動作に追従してカバー5がヒンジ6を中心
に閉じられる。フアンパネル2が折たたまれる
と、軸流フアン装置4のフアン42がベース1に
当接するので、この位置でカバー5を介してフア
ンパネル2を強く押すと、フアン42の各羽根部
42bが羽根角度βを縮少する方向に回動する。
第5図bはこの時の羽根部42bの動作を示して
おり、羽根部42bの突出側に軸方向の外力Fが
加えられると、羽根部42bが支軸42cを中心
にスプリング42eの弾力に抗して図示反時計方
向に回動し、羽根角度βが小さくなりβ′となる。
これにより、フアン42は全体の厚さが使用時に
比べ小さくなる。したがつて、第2図に示すよう
に使用時のフアン42の厚さよりもさらに薄くコ
ンパクトに折たたむことができる。なお、この状
態でカバー5とベース1を図示しない適宜の係止
手段により係止すればカバー5が自然に開くこと
がなく、携帯に便利である。
扇風機として使用するには、前述と逆の手順で
フアンパネル2を軸3を支点として起立させる。
するとフアン42がベース1から離れ、フアン4
2の拘束状態が解かれることによりスプリング4
2eの弾力に付勢されて羽根部42bの羽根角度
βが元の使用状態に復帰する。したがつて、フア
ン42の能力が有効に発揮されて、所定の風量を
確保できる。
[考案の効果] 以上のように、この考案の折たたみ扇風機によ
れば、使用しない時には使用時のフアンの厚さよ
りもさらに薄くコンパクトに折たたむことができ
て携帯に至極便利であり、かつ扇風機して使用す
る場合にはフアンの能力が有効に発揮されて十分
な風量を確保することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はこの考案の折たたみ扇風機の使用状態を示す
概略断面図、第2図は同じく折たたみ状態の概略
断面図、第3図はこの考案の折たたみ扇風機に使
用される軸流フアン装置の平面図、第4図はその
縦断面図、第5図は軸流フアンの羽根部の動作説
明図である。 1……ベース、2……フアンパネル、3……
軸、4……軸流フアン装置、41……偏平薄型モ
ータ、42……軸流フアン、42a……ボス部、
42b……羽根部、42c……支軸、42d……
ストツパ、42e……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースの一端にフアンパネルを軸により折たた
    み自在に枢着するとともに、フアンパネルには偏
    平薄型モータと軸流フアンとを備える軸流フアン
    装置を、フアン側をベースに対向させて配設して
    なる折たたみ扇風機において、前記フアンの羽根
    部をボス部に径方向の支軸で回動可能に軸着する
    とともに、ボス部には羽根部が所定の角度以上回
    動しないように回動制限するストツパを設け、さ
    らにスプリングにより羽根部を常時ストツパに当
    接する方向に付勢したことを特徴とする折たたみ
    扇風機。
JP7911686U 1986-05-26 1986-05-26 Expired - Lifetime JPH0519596Y2 (ja)

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JP7911686U JPH0519596Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JPS62190895U JPS62190895U (ja) 1987-12-04
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