JPH05195720A - プラント性能劣化管理方法 - Google Patents

プラント性能劣化管理方法

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JPH05195720A
JPH05195720A JP812992A JP812992A JPH05195720A JP H05195720 A JPH05195720 A JP H05195720A JP 812992 A JP812992 A JP 812992A JP 812992 A JP812992 A JP 812992A JP H05195720 A JPH05195720 A JP H05195720A
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JP
Japan
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steam turbine
output
turbine
plant
gas turbine
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JP812992A
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English (en)
Inventor
Toshiki Furukawa
俊樹 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05195720A publication Critical patent/JPH05195720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一軸型コンバインドサイクルプラントの運転中
にガスタービンと蒸気タービンのそれぞれの性能および
その経年的劣化度合を把握するプラント性能劣化管理方
法を提供することにある。 【構成】ガスタービン、蒸気タービンおよび発電機を一
軸に結合した発電プラントにおいて、蒸気タービン内部
効率低下カーブ1を用いて運転時の蒸気タービン出力を
求め、軸の発電端出力の計測値6から蒸気タービン出力
の計算値を減算してガスタービン出力8を求め、蒸気タ
ービン内部効率低下カーブ1を定期点検時に計測した蒸
気タービン各部のクリアランス計測データ11に基づい
て修正し、これらのデータから各機器の経年的性能劣化
の管理を行う方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービン、蒸気ター
ビンおよび発電機を一軸に結合した一軸型コンバインド
サイクル発電プラントにおいて、ガスタービンおよび蒸
気タービンのそれぞれの性能劣化度合を把握するための
プラント性能劣化管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一軸型コンバインドサイクル発電
プラントにおいて、プラントとしての熱効率は発電機出
力と燃料消費量を計測することにより、その経年的な劣
化を把握することができるが、ガスタービン、蒸気ター
ビンおよび発電機が一軸に結合されており、ガスタービ
ンおよび蒸気タービンのそれぞれの出力を計測できない
ため、それぞれの熱効率およびその経年的劣化度合を把
握することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
軸型コンバインドサイクル発電プラントの熱効率の経年
的劣化が現れた場合、その対策を講じるには、ガスター
ビン、蒸気タービン、排熱回収ボイラのいずれに原因が
あるかを把握する必要がある。従来のプラント技術では
ガスタービン、蒸気タービンのそれぞれの性能を把握で
きないため、その原因およびその劣化度合を明確に把握
することができなかった。
【0004】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、一軸型コンバインドサイクル発電プラントの運
転中にガスタービンと蒸気タービンのそれぞれの性能お
よびその経年的劣化度合を把握することのできるプラン
ト性能劣化管理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプラント性
能劣化管理方法は、上述した課題を解決するために、ガ
スタービン、蒸気タービンおよび発電機を一軸に結合し
た発電プラントにおいて、蒸気タービン内部効率低下カ
ーブを用いて運転時の蒸気タービン出力を求め、軸の発
電端出力の計測値から蒸気タービン出力の計算値を減算
してガスタービン出力を求め、蒸気タービン内部効率低
下カーブを定期点検時に計測した蒸気タービン各部のク
リアランス計測データに基づいて修正し、これらのデー
タから各機器の経年的性能劣化の管理を行う方法であ
る。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、運転に
よる経年的性能劣化度合を予め同類の蒸気タービンの運
転実績から求めてグラフ化して使用し、定期点検時に蒸
気タービンの各部のクリアランス計測データにより、上
記グラフを修正して使用するものである。これにより、
運転時の蒸気タービン出力の計算値の精度低下を防止す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明に係るプラント性能劣化管理
方法の一実施例を示し、一軸型コンバインドサイクルプ
ラントのガスタービンと蒸気タービンのそれぞれの性能
およびその経年的劣化度合を把握するプラント性能劣化
管理方法を示している。
【0009】図1において、蒸気タービン(S/T)内
部効率低下比率カーブ1は、予め同類の蒸気タービンの
過去の運転実績データに基づいて作成したもので、横軸
の運転時間に対して縦軸の蒸気タービン内部効率低下比
率をグラフ化したものである。そして、蒸気タービン
(S/T)内部効率低下比率3は蒸気タービン内部効率
低下比率カーブ1から蒸気タービンの運転時間2で読み
取った値である。
【0010】蒸気タービン(S/T)出力計算プログラ
ム4は、運転時の主蒸気圧力と温度に基づいて性能劣化
を含まない内部効率を算出し、運転時の蒸気タービン
(S/T)の主蒸気圧力、温度、流量の計測値5を用い
て蒸気タービン出力を計算するものである。また、運転
中の一軸型コンバインドサイクル発電プラントの軸の発
電端出力計測値6は、減算器7で蒸気タービン出力を差
し引いてガスタービン(G/T)出力8を算出する。こ
のガスタービン出力8と燃料消費量9からガスタービン
(G/T)熱効率10を算出する。なお、11は蒸気タ
ービン(S/T)各部のクリアランス計測データ(計測
値)である。
【0011】図2は図1の蒸気タービン(S/T)内部
効率低下比率カーブの一例を示し、同類の蒸気タービン
の過去の運転実績データに基づいて実線αで示すカーブ
が描かれている。運転当初から第1回定期点検までの間
はこのカーブを使用する。第1回定期点検で蒸気タービ
ンを分解し動翼先端部のクリアランス、ノズルラビリン
部のスクリアランス、グランドラビリンス部のクリアラ
ンスなどを計測し、運転当初からのクリアランスの増加
量から蒸気タービン内部効率の低下比率を求め、図2中
に例えば○印でプロットする。この○印の値と実線αの
値との差分値Aだけ、実線αを平行移動して破線βを描
き、第1回定期点検から第2回定期点検までの間はこの
破線βを使用する。
【0012】第2回定期点検で上記と同様に蒸気タービ
ンを分解して各部のクリアランスを計測し、蒸気タービ
ン内部効率の低下比率を求め、図2中に例えば△印でプ
ロットする。この△印の値と破線βの値との差分Bの値
だけ平行移動して一点鎖線γを描き、第2回定期点検以
降はこの一点鎖線γを使用する。以降、定期点検ごとに
蒸気タービンの各部のクリアランスを計測して同様のこ
とを行う。図1中では蒸気タービン各部のクリアランス
の計測データ(計測値)11を使用して蒸気タービン内
部効率低下比率カーブ1を修正することを示している。
【0013】これらのデータ11を実機とオンラインで
結合した計算機の中に格納しておき、定格負荷運転状態
になった時に、実機のデータ11に基づいて上記の計算
の結果を過去のデータと比較することにより、各機器の
性能劣化度合を把握することができる。
【0014】ところで、ガスタービンと蒸気タービンの
それぞれの電気出力を求める方法としては1つの方法が
考えられる。先にガスタービン出力を求める第1の方法
と、先に蒸気タービン出力を求める第2の方法である。
【0015】上記第1の方法は、ガスタービンの入力と
して燃料、吸込み空気を採り、出力として電気出力、ガ
スタービン排ガス、放熱損失、機械損失などを採って、
入出熱法で電気出力を求める方法であるが、排ガス流量
などの計測値は大きな誤差を含む可能性があり、算出し
た電気出力の精度はさほど良好ではない。また、蒸気タ
ービン出力はガスタービン出力の約半分程度であり、例
えばガスタービンの電気出力の計算値に1%の誤差があ
る場合、軸の発電端出力からガスタービン出力を差し引
くので、蒸気タービン出力は約2%の誤差を含んでしま
う問題がある。一方、第2の方法は、運転当初の蒸気タ
ービン内部効率として設計値を使用し、運転時の主蒸気
圧力、温度、流量、復水器真空度の計測値を用いて蒸気
タービン出力を算出する方法であって、その誤差が1%
あった場合、軸の発電端出力から差し引いて求めたガス
タービン出力の誤差は約0.5%となり、上記第1の方
法と比較して誤差が大きくなることがないメリットがあ
る。
【0016】本実施例では、第2の方法に基づいて運転
による経年的性能劣化度合を予め同類の蒸気タービンの
運転実績から求めてグラフ化して使用し、定期点検時に
蒸気タービンの各部のクリアランス計測データにより、
上記グラフを修正して使用するものである。このように
することにより、運転時の蒸気タービン出力の計算値の
精度低下を防止することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプラ
ント性能劣化管理方法によれば、プラント性能劣化の原
因の所存および性能劣化度合を把握することができ、さ
らに性能劣化回復のための対策を立案する際に、注目す
べき機器を特定でき、その対策を行った時の性能回復の
度合を予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるガスタービンと蒸気タービンの
それぞれの性能およびその経年的劣化度合を把握する方
法を示すブロック図。
【図2】本発明の蒸気タービン内部効率低下比率カーブ
の一例を示すグラフ図。
【符号の説明】
1 蒸気タービン(S/T)内部効率低下比率カーブ 2 運転時間 3 蒸気タービン(S/T)内部効率低下比率 4 蒸気タービン(S/T)出力計算プログラム 5 蒸気タービン(S/T)の主蒸気圧力、温度、流量
の計測値 6 発電端出力計測値 7 減算器 8 ガスタービン(G/T)出力 9 燃料消費量 10 ガスタービン(G/T)熱効率 11 蒸気タービン(S/T)各部クリアランス計測値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービン、蒸気タービンおよび発電
    機を一軸に結合した発電プラントにおいて、蒸気タービ
    ン内部効率低下カーブを用いて運転時の蒸気タービン出
    力を求め、軸の発電端出力の計測値から蒸気タービン出
    力の計算値を減算してガスタービン出力を求め、蒸気タ
    ービン内部効率低下カーブを定期点検時に計測した蒸気
    タービン各部のクリアランス計測データに基づいて修正
    し、これらのデータから各機器の経年的性能劣化の管理
    を行うことを特徴とするプラント性能劣化管理方法。
JP812992A 1992-01-21 1992-01-21 プラント性能劣化管理方法 Pending JPH05195720A (ja)

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