JPH05195266A - 炭素鋼部品の流動性腐食を減少せしめる方法 - Google Patents
炭素鋼部品の流動性腐食を減少せしめる方法Info
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Abstract
動性腐食(flow assistedcorrosion) を減少せしめる。
この流動性腐食は、酸素濃度を高めれば減少されるが、
酸素濃度が高いと、今度は、応力腐食割れ(stress corr
osion cracking)の進度が速くなる。 【構成】 上記流水中のppb(parts per billion) で
表わした水素対酸素の比を約1:8以上とし乍ら、炭素
鋼部品上に白金族金属の被膜を形成する。白金族金属と
は、白金、パラジウム、オスミウム、ルテニウム、イリ
ジウム、ロジウム、及び、これらの混合物より成る群の
金属を意味する。尚、ppbで表わした約1:8の水素
対酸素の比は、約2:1という水素と酸素との化学量論
比に相当する。
Description
1990年4月2日出願の米国特許出願第07/50
2,721号、1990年4月2日出願の米国特許出願
第07/502,720号、及び、1991年5月13
日出願の米国特許出願第07/698,885号と関連
を有しており、これらの出願は援用するものとする。
llion ;十億分の一部)以下という低い酸素含量を有す
る流水(本明細書中に於いては、低酸素水と称する)に
晒される炭素鋼部品の流動性腐食(flow assisted corro
sion) を減少せしめる方法に関する。本明細書中で使用
する「流動性腐食」という用語は、金属表面への、及
び、金属表面からの反応性化学種の質量輸送の速度の増
大により全面的腐食を助長する流体流の影響、並びに、
腐食性の流体と金属表面との相対運動により引き起こさ
れる腐食速度の加速、即ち増大を意味する。
び、蒸気駆動による中央発電システムのような公知の様
々な装置で生じる。原子炉は、中央発電、研究、推進、
及び、これらの目的を組合わせた形で使用されている。
原子炉圧力容器は、原子炉の炉心から熱を除去する原子
炉冷却剤(即ち、水)を含んでいる。配管回路は、加熱
された水、即ち蒸気、を蒸気発生器またはタービンまで
運搬し、水または給水を容器に再循環させる。原子炉内
ではこの給水中に低酸素水が見られるのが通例であり、
この給水の配管回路は、流動性腐食を最も受け易い。原
子炉内の腐食生成物は放射線レベル、放射性廃棄物およ
び伝熱に関連する問題を引き起こす。したがって、腐食
生成物の制御は極めて重要である。
ション、並びに、蒸気‐水循環路の多くの付属部品(た
とえば湿気分離器および再加熱装置など)を含め、原子
力発電所の給水加熱器に広く用いられている。これらの
部品では単相(水)または二相(湿潤蒸気)の条件下で
流動速度が速いのが普通である。
品では、たとえば2m/秒より速い流速のため、または
局部的に大きな乱れを生じさせる曲部やオリフィスの如
き構造に起因して、金属の表面近くの流れの乱れが大き
いところで、流動性腐食に伴う損傷が生じる。この腐食
を起こしている表面には、通常(1ミクロン以下の)酸
化物の薄い膜層が存在しているが、この領域のうち特有
の二層酸化物薄膜を欠く部分の侵食速度は0.1〜10
mm/年という高い値になることがある。設計寿命が30
〜40年の発電所ではそのような金属の除去速度は許容
できない。しかし、それより相当に少ない侵食速度でさ
えも、水回路中に望ましくない高濃度の腐食生成物が生
じることがある。
204℃までの温度範囲で酸素濃度が1ppbから20
0ppbまで増大すると最高で2オーダー分だけ減少す
る。従って、流動性腐食の速度も同様の挙動を示すこと
が期待され、例えば、0.5%のモリブデンを含む低合
金鋼を120℃で水に晒すと流動性腐食の速度が150
ppb以上500ppbまでの酸素濃度で4オーダー以
上低下することが既に示されている。これと一致して、
単相条件下での流動性腐食の損傷に関して報告されてい
る多くの事例は約50〜230℃の温度範囲であり、一
方、二相流ではその温度範囲が約140〜260℃と高
めである。
腐食は、イズミヤ(M. Izumiya)ら、「BWRプラントに
おける腐食および/またはエロージョンならびにその対
策(Corrosion and/or Erosion in BWR Plants and thei
r Countermeasures)」、原子力発電所における水化学と
腐食問題(Water Chemistry and Corrosion Problemsin
Nuclear Power Plants)、国際原子力機関(Internationa
l atomic Energy Agency)、SM−264/4、198
3年で検討されている。この文献の開示に基づいて再現
した図1を参照すると、炭素約0.15重量%、ケイ素
0.21%、マンガン0.69%およびリン0.013
%を含む炭素鋼の、100℃の中性の水中における、流
動性腐食速度に対する溶解酸素の影響が示されている。
水の酸素含有量が20ppb未満である場合に炭素鋼の
腐食速度は大きいが、酸素添加により含有量を40pp
b以上にすると腐食が大幅に低減する。斯くして、原子
炉に放出される鉄と再循環用配管における放射線レベル
とを減少させる為に、沸騰水型原子力プラントの給水に
酸素ガスを添加することが行なわれて来ている。
に説明し得るモデルは未だに開発されていない。しか
し、高い流速で観察される腐食速度は、マグネタイトの
溶解が進んでその溶解した薄膜を置換するために鉄が酸
化するにつれて金属の損失が促進されることに起因する
ものと信じられる。流動性腐食に関する他の情報は、た
とえば、「原子力システムにおけるエロージョン‐腐食
の概略(Erosion-Corrosion in Nuclear Power Systems-
An Overview)」、グラノリノ(G. Granolino)、腐食(Cor
rosion) 87、米国カリフォルニア州サンフランシス
コ、論文番号86に見ることができる。
炭素鋼部品の流動性腐食を低減する方法を提供すること
である。
水に晒される炭素鋼部品の流動性腐食が、炭素鋼部品上
に白金族金属の被膜を形成し、水中のppbで表わした
水素対酸素の比を約1:8以上にする段階から成る方法
により低減し得ることを発見した。本明細書中で使用す
る「白金族金属」という用語は、白金、パラジウム、オ
スミウム、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、及び、
これらの混合物より成る群の金属を意味する。尚、本明
細書中では水素対酸素の比がppbで表わされている
が、ppbで表わした約1:8の水素対酸素の比は、約
2:1という水素と酸素との化学量論比に相当すること
に留意されたい。
添加により、炭素鋼部品の流動性腐食を低減させ得るこ
とは公知である。ところが、原子炉の高温水中に約5p
pb以上の濃度の酸素が存在すると、今度は、ステンレ
ス鋼、低合金鋼およびニッケル基合金の”応力腐食割
れ”(stress corrosion cracking) の進度が速くなるこ
とが文献で充分に証明されている。従って、ステンレス
鋼、低合金鋼またはニッケル基合金製の部品の応力腐食
割れを低減するという観点からは、原子炉水中の酸素濃
度を最小にすることが寧ろ望ましい。
部品上に設けると、その部品の低酸素水中における腐食
電位が増大することを見出だした。その結果、流動して
いる低酸素水中に溶け出して流動性腐食を許容できない
程度にする薄い酸化物層は部品上に形成されないものと
なる。そして、水中の水素対酸素の比を1:8以上にす
ると、被覆された部品の流動性腐食は実質的に減少す
る。
炭素鋼の表面で腐食電位を増大させるに充分なものであ
る。たとえば、約30秒以上の無電解メッキ(化学メッ
キ)によって適切な被膜を形成することができる。ま
た、約0.3ミクロン以上の被膜が好ましい。白金族金
属の被膜を設けるのは、金属基板上に連続または実質的
に連続な被膜を形成するための業界で周知の方法によっ
て実施することができ、たとえば、プラズマ溶射、炎溶
射、化学蒸着、スパッタリングなどの物理蒸着プロセ
ス、金属不活性ガス溶接などの溶接、無電解メッキ、又
は、電解メッキにより実施することができる。このよう
な被膜プロセスに関する他の情報は、たとえば「金属お
よびセラミック被膜:製造、高温特性および応用(Metal
lic & Ceramic Coatings: Production, High Temperat
ure Properties & Applications)」、ホキング(M.G. Ho
cking)、バサンタスリー(V. Vasantasree)、シドキー
(P.S. Sidky)、ロングマン・サイエンティフィック・ア
ンド・テクニカル(Longman Scientific & Technical)、
英国エセックス、1989年(援用する)に見ることが
できる。
の比を約1:8以上にする。循環する炉心水のサンプル
を採取して水中の水素対酸素の比を決定することができ
る。必要があれば、原子炉の給水に水素を追加注入して
水素対酸素の比を1:8以上にする。以下の実施例によ
り、本発明の方法の更なる特徴及び利点を示す。
は、熱交換器付きの1リットルのオートクレーブ、水化
学を調節する為の貯蔵及び調節用タンク、並びに、給水
のpH、抵抗および溶解酸素濃度をモニターするための
分析ループから成る循環水ループ内で実施した。ラップ
・パルサフィーダー(Lapp Pulsafeeder)ポンプにより、
オートクレーブ内の流速を20ミリリットル/分、或い
は、200ミリリットル/分のいずれかとした。オート
クレーブは、約4重量%のバナジウム、及び、6重量%
のアルミニウムを含むとともに、充分に酸化された表面
を有するチタン合金から形成した。このシステムの他の
加熱部分は全て、同様に充分に酸化されたチタン合金ま
たはチタンから形成した。
カラムおよびフィルターを通して精製してから、60リ
ットルのAISI 316ステンレス鋼製コンディショ
ニングタンク中に通した。このタンク内で、窒素をキャ
リヤーガスとした酸素と水素とを添加して水を平衡状態
にして、水中の水素対酸素の比を望みの値にする。溶解
酸素濃度は、オルビスフェア(Orbisphere)モデル271
3により、オートクレーブに出入りする水の夫々に関し
て測定した。試験の全ては、水温285℃、圧力120
0psigで実施した。
%のマンガンとを含む、ASTMの表示で1018とさ
れる普通炭素鋼から約0.1×0.7×2.5cmの試験
片を得た。いくつかの試験片を、アセトン、エタノー
ル、及び、脱イオン水で超音波洗浄し、65℃の50容
量%塩酸中で2分間エッチングし、水で濯いだ。エッチ
ングした試験片に、米国ペンシルベニア州のカラリー・
ケミカル社(Callery Chemical Co.)から得たファースト
チョイスエレクトロレスパラジウム(First Choice Elec
troless Palladium)P−83という無電解メッキ溶液中
でパラジウムを被覆した。腐食試験の前後に、セイコー
(Seiko) X線厚み計を用いてパラジウム被膜の厚みを測
定した。各試験片における被膜の平均の厚みは、約0.
3ミクロンであった。
び、パラジウムで被覆した炭素鋼の試験片を上記の循環
水ループ中に入れた。このテストループを200ml/分
の流速で作動させた。オートクレーブ中で試験片を24
時間流水に晒した。この水には、約150ppbの水素
と、図2に示した様に種々の濃度の酸素とを含ませた。
各試験片に炭素鋼ワイヤをスポット溶接し、このワイヤ
をテフロン(Teflon)で包んだ。このワイヤを使用して各
試験片の電気化学電位を測定した。この電気化学電位を
測定するには、キースレー(Keithley)161電位計で、
ニードラッハ(L.W. Niedrach) およびストッダード(W.
H. Stoddard) が「腐食(Corrosion) 第41巻、第45
頁(1985年)に記載したような銅/酸化第一銅内部
結合を基準電極とするジルコニア高温pHセンサを用い
た。
に対して計算した電位に基づいて、標準水素電極(SH
E)スケールに変換した。水の有効酸化還元電位をモニ
ターすべく白金電極が使用された。該白金電極は、水中
の酸素対水素の比の変化に対する、被覆された炭素鋼試
験片及び被覆されてない炭素鋼試験片の反応、を比較す
る際の基準としても機能させた。
度の酸素とを含む水中における、普通炭素鋼試験片、純
白金試験片、及び、パラジウムを被覆した炭素鋼試験
片、の腐食電位を示すグラフである。図2は、白金試験
片、及び、パラジウムを被覆した炭素鋼試験片の腐食電
位が酸素濃度の影響を受けないことを示している。しか
し、被覆してない炭素鋼電極は、白金電極と同様の挙動
は示さず、低酸素濃度で低い電位を示していた。この原
因は、水素発生の過電圧が大きい為と考えられる。低い
電位で炭素鋼上に形成される酸化物は、高い電位で形成
される酸化物より溶解性が高く、その結果、低酸素の流
水中の腐食速度が速くなる。
例1に記載した様にしてパラジウムを被覆した。被覆し
た炭素鋼試験片の一片と、被覆していない炭素鋼試験片
の一片との対を秤量し、オートクレーブ内に30日間入
れて種々の濃度の酸素を含む流水に晒した。試験片対の
或るものは20ml/分の流速で試験し、他のものは20
0ml/分の流速で試験した。この様な一連の試験片対の
試験を図3に示してある様に種々の酸素濃度の水中で実
施した。オートクレーブ内での露出後、被覆された試験
片を脱イオン水中で超音波洗浄し、被覆されない炭素鋼
上の酸化物は、5%硫酸中の0.5g/lヨウ化エチル
キノリニウム溶液に7ボルトの電流を通して剥離した。
各試験片の重量を測定し、この重量損失を水中の酸素濃
度の関数として図3に示す。
中における、炭素鋼試験片の重量損失に対するパラジウ
ム被膜の影響を、酸素濃度の関数として示している。黒
い四角と黒い丸は200ml/分の流速で実施した試験で
の重量損失のデータを示し、白い四角と白い丸は20ml
/分の流速で実施した試験での重量損失のデータを示し
ている。炭素鋼の重量損失はパラジウム被膜により大幅
に減少した。低酸素濃度で、被覆していない炭素鋼試験
片は、低酸素水中で試験片上に形成された酸化物薄膜の
溶解性が高いために、腐食による重量損失が比較的大き
い。対照的に、パラジウムで被覆した炭素鋼試験片では
150ppbの水素を含む低酸素水中で重量損失が殆ど
無かった。
炭素鋼サンプルの腐食速度(月当りの重量損失)を示す
グラフである。
285℃の流水に晒された、炭素鋼試験片、純白金試験
片、及び、パラジウムを被覆した炭素鋼の試験片の腐食
電位を示すグラフである。
とともに、20ml/分、又は200ml/分で流れる28
5℃の水に晒された、炭素鋼試験片、及び、パラジウム
を被覆した炭素鋼試験片の重量損失を示すグラフであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 流水に晒される炭素鋼部品の流動性腐食
を低減する方法であって、上記部品上に白金族金属の被
膜を形成し、上記流水中のppbで表わした水素対酸素
の比を約1:8以上にする段階から成る方法。 - 【請求項2】 前記被膜は、前記部品の腐食電位を高め
る、酸素と水素との接触再結合を起こすに充分な厚みを
有する、請求項1の方法。 - 【請求項3】 ppbで表わした水素対酸素の比が約
1:8以上である低酸素の流水中における流動性腐食に
対して抵抗性を有する炭素鋼部品であって、白金族金属
の被膜を有する部品。
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