JPH05194996A - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JPH05194996A
JPH05194996A JP20018292A JP20018292A JPH05194996A JP H05194996 A JPH05194996 A JP H05194996A JP 20018292 A JP20018292 A JP 20018292A JP 20018292 A JP20018292 A JP 20018292A JP H05194996 A JPH05194996 A JP H05194996A
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JP
Japan
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acid
bleaching agent
detergent composition
detergent
alkyliminodiacetic
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Pending
Application number
JP20018292A
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English (en)
Inventor
Richard Paul Woodbury
リチヤード・ポール・ウツドバリー
Judithann Ruth Hartman
ジユデイスアン・ルス・ハートマン
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WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3937Stabilising agents
    • C11D3/394Organic compounds

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンを含有しない生分解性安定剤によって洗
剤組成物中の漂白剤を安定化させる。 【構成】 漂白剤を含有する洗剤組成物に、漂白剤を安
定化させるに十分な量のアルキルイミノ二酢酸化合物ま
たはそのナトリウム、カリウムもしくはアンモニウム塩
が配合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は漂白剤に対する新規な安定剤及び
同物質を含む洗剤組成物に関する。漂白剤は全体的な洗
浄作用を高めるために洗たく用洗剤中に長く使用されて
いる。洗剤中の漂白剤の不安定性は洗剤自身、洗浄液並
びに洗浄される織物及び繊維布中に不純物として含まれ
る金属イオンにより主に媒介される。例えば、過酸化物
ベースの漂白剤を含む洗剤調製物中で漂白作用を行う過
酸化水素はパーヒドロキシルイオンに解離することによ
り作用する:
【0002】
【化1】H22→HOO-+H+ このイオンは殆んどのカラー生成有機物または汚れを形
成する共役二重結合を攻撃する。金属イオン(例えばC
II、FeIII、MnII)が存在する場合、パーヒドロ
キシルイオンは代りに過酸化水素と反応し、これらのも
のが汚れを除去し得る前に両方の種を劣化させる。結果
として、洗たく用洗剤を含む漂白は従来遷移金属イオン
と結合し、かくて漂白成分の分解劣化を減少させる錯化
剤の添加によってより有効になった。
【0003】洗剤中に従来使用される通常の公知の錯化
剤の例にはニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミ
ン四酢酸(EDTA)、エチレンジアミンテトラメチレ
ンホスホン酸(EDTMP)、プロピレンジアミン四酢
酸(PDTA)、ヒドロキシプロピレンジアミン四酢酸
(HPDTA)、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ジエ
チレントリアミン四酢酸、ジエチレントリアミンテトラ
メチレンホスホン酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ジエチレン
トリアミン五酢酸及びまた例えばジエタノールグリシ
ン、エタノールグリシン、クエン酸、グルコヘプトン酸
または酒石酸が含まれ、例えばウルマンズ・エンシクロ
ペデイ・デル・テクニツシエン・ヘミー(Ullman
n′s Encyklopaedie der tec
hnischen Chemie)、第4版、第24
巻、63〜160頁、殊に91〜96頁、ベルラグ・ヘ
ミー(Verlag Chemie)、ワインハイム、
1983中の洗剤の見出下で示される。
【0004】あるものは大規模で使用される存在する錯
化剤の作用は洗剤組成物中の漂白剤を安定化させるため
に常に最適であることはない。例えば、NTAは極めて
良好な錯化剤及び明色化効果を改善し、そして湯あかを
生じさせ、繊維布を灰色化する沈殿を防止するためのか
なり良好なビルダーとなる。しかしながら、漂白安定剤
としてのその性能は比較的乏しい。重金属に対するその
良好な錯化作用にもかかわらず、EDTAでさえも洗剤
においては中程度のみの漂白安定剤である。
【0005】殆んどの場合また、従来の錯化剤の生分解
性には望まれるものが何かある。例えば、EDTAは通
常の試験において生分解性が不十分であり、PDTA、
HPDTA及び更にそのリン含有量を考慮した際にしば
しば望ましくないある種のホスホネートも同様である。
【0006】1963年8月26日付、フランス国特許
出願第1,338,856号に沸騰水中での洗浄洗たくに
対するパーボレート洗剤組成物が開示されている。洗剤
組成物はパーボレート漂白剤の明色化効果を高めるため
に水溶性銅塩と結合したメチルイミノ二酢酸を含む。こ
の結合は洗浄媒質中に存在する遊離銅の量をパーボレー
トの明色化効率の最大効果に対応する値に保持する金属
緩衝液を形成する。この特許は洗剤組成物中での漂白安
定化に対するアルキルイミノ二酢酸化合物を開示してい
ない。
【0007】良好な錯化特性を有し、環境的に安全であ
り、理想的にはリンを含まず、そして容易に生分解され
る有効な洗剤に対する漂白安定剤を与えることが本発明
の目的である。
【0008】洗剤調製物中に有効な漂白安定化量の生分
解性非含リン漂白安定剤を配合することによる洗剤調製
物中の漂白剤の安定化方法を与えることが本発明の関連
する目的である。
【0009】更に、本発明の生分解性非含リン漂白安定
剤を含む改善された洗剤調製物を与えることが本発明の
目的である。
【0010】本発明の他の重要な目的は続いての記載及
び付属の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0011】漂白安定剤として洗剤調製物中に有効な漂
白安定化量の、アルキル基が炭素原子約6個まで、好ま
しくは約1〜4個を有するアルキルイミノ二酢酸化合物
を用いることにより上記の目的が達成されることが見い
出された。いずれかのアルキルイミノ二酢酸がそのナト
リウム、カリウム、アンモニウムまたは置換されたアン
モニウム塩の状態で存在し得ることは本発明の範囲内で
ある。
【0012】本明細書及び付属の特許請求の範囲に用い
られる「置換されたアンモニア」なる用語は炭素原子1
〜4個を有する1個またはそれ以上のアルキル基で置換
されたアンモニウム基を表わす。
【0013】本発明による安定剤の特殊な例にはメチル
イミノ二酢酸、エチルイミノ二酢酸、プロピルイミノ二
酢酸などが含まれる。
【0014】アルキルイミノ二酢酸は市販されるが、
G.J.ベルヘット(Berchet)、オーガニック
・シンセシス(Organic Synthesi
s)、第11巻、397〜398により記載されるメチ
ルイミノ二酢酸の製造方法により安価に、且つ容易に製
造することができ、この方法は下の実施例1に記載され
る。本発明により安定化し得る漂白剤は殊に過酸化水素
及びその誘導体または入手し得る塩素化合物である。水
中でH22を与える漂白剤化合物の中で、ナトリウムパ
ーボレート水和物例えばBaBO2・H22・3H2O及
びNaBO2・H22が殊に重要である。しかしながら
また、他のH22-供与性ボレートも使用することがで
きる。これらの化合物は部分的または完全に他の活性酸
素の原料、殊にパーオキシハイドレート例えばパーオキ
シカーボネート、パーオキシホスホネート、クエン酸パ
ーハイドレート、尿素-H22またはメラミン-H22
合物及びまたH22-供与性過酸塩例えばカロエート、
パーベンゾエートまたはパーオキシフタレートにより置
換され得る。
【0015】本発明による安定剤とは別に、パーオキシ
化合物に対する通常の水溶性及び/または水不溶性安定
剤を前者と一緒にパーオキシ化合物をベースとして0.
25〜10重量%の量で配合し得る。適当な水不溶性安
定剤には通常水溶液から沈殿により得られる組成物とし
ての4:1〜1:4、好ましくは2:1〜1:2、殊に
1:1のケイ酸マグネシウムMgO:SiO2がある。
その代りにまた、対応する組成の他のアルカリ土金属を
用いることができる。
【0016】80℃以下、殊に60〜40℃の範囲の洗
浄においても満足できる漂白作用を得るために、漂白活
性剤を有利にはH22供与性化合物をベースとして5〜
30重量%の量で洗剤中に配合することが有利である。
【0017】水中でH22を与えるパーオキシ-化合物
に対する活性剤はH22を有する有機過酸を形成するあ
る種のN-アシル及びO-アシル化合物、殊にアセチル、
プロピオニルまたはベンジル化合物並びにまた炭酸及び
ピロ炭酸エステルである。有用な化合物は殊に次のもの
である:N-ジアシル化及びN,N′-テトラアシル化さ
れたアミン例えばN,N,N′,N′-テトラアセチル-メ
チレンジアミンまたは-エチレンジアミン、N,N-ジア
セチルアニリン及びN,N-ジアセチル-p-トルイジン、
並びに1,3-ジアシル化されたヒダントイン、アルキル
-N-スルホニルカルボキシアミド、N-アシル化された
環式ヒドラジド、アシル化されたトリアゾールまたはウ
ラゾール例えばモノアセチルマレオヒドラジド、O,N,
N-3置換されたヒドロキシルアミン例えばO-ベンゾイ
ル-N,N-スクシニルヒドロキシルアミン、O-アセチル
-N,N-スクシニルヒドロキシルアミン、O-p-メトキ
シベンゾイル-N,N-スクシニルヒドロキシルアミン、
O-p-ニトロベンゾイル-N,N-スクシニルヒドロキシ
ルアミン及びO,N,N-トリアセチルヒドロキシルアミ
ン、無水カルボン酸例えば無水安息香酸、無水m-クロ
ロ安息香酸、無水フタル酸及び無水4-クロロフタル
酸、糖エステル例えば五酢酸グルコース、イミダゾリジ
ン誘導体例えば1,3-ジホルミル-4,5-ジアセトキシ
イミダゾリジン、1,3-ジアセチル-4,5-ジアセトキ
シイミダゾリン及び1,3-ジアセチル-4,5-ジプロピ
オニルオキシイミダゾリジン、アシル化されたグリコー
ルリル例えばテトラプロピオニルグリコールリルまたは
ジアセチルジベンゾイルグリコールリル、ジアルキル化
された2,5-ジケトピペラジン例えば1,4-ジアセチル
-2,5-ジケトピペラジン、1,4-ジプロピオニル-2,
5-ジケトピペラジン及び1,4-ジプロピオニル-3,6-
ジメチル-2,5-ジケトピペラジン、プロピレンジウレ
アまたは2,2-ジメチルプロピレンジウレアのアセチル
化及びベンゾイル化生成物、p-(エトキシカルボニル
オキシ)安息香酸及びp-(プロポキシカルボニルオキ
シ)ベンゼンスルホン酸のナトリウム塩並びにまたアル
キル化またはアセチル化されたフエノールスルホン酸エ
ステル例えばp-アセトキシベンゼンスルホン酸、2-ア
セトキシ-5-ノニルベンゼンスルホン酸、2-アセトキ
シ-5-プロピルベンゼンスルホン酸またはイソノナノイ
ルオキシフエニルスルホン酸のナトリウム塩。
【0018】また用いる漂白剤は無機または有機タイプ
の活性塩素化合物であり得る。無機活性塩素化合物には
殊にその混合塩並びにオルトリン酸塩または縮合リン酸
塩例えばピロリン酸塩及びポリリン酸塩またはアルカリ
金属ケイ酸塩上の付加生成物の状態で使用し得るアルカ
リ金属次亜塩素酸塩が含まれる。洗剤がモノ過硫酸塩及
び塩化物を含む場合、活性塩素は水溶液で形成される。
【0019】有機活性塩素化合物は殊に1または2個の
塩素原子が窒素原子に結合し、そして好ましくは窒素原
子の第3の原子価が負の基、殊にCOまたはSO2基に
結合するN-塩素化合物である。これらの化合物にはジ
クロロシアヌール及びトリクロロシアヌール酸並びにそ
の塩、塩素化されたアルキルグアニドまたはアルキルバ
イグアニド、塩素化されたヒダントイン及び塩素化され
たメラミンが含まれる。
【0020】本発明の漂白安定剤は洗剤調製物中にて一
般に洗剤調製物の全重量をベースとして約0.01〜1
0重量%、好ましくは0.05〜6重量%、最も好まし
くは0.1〜2.0重量%の量で使用し得る。
【0021】また本発明による安定剤は洗剤調製物中に
て他の本分野の成分例えば錯化剤、ビルダー、コービル
ダー、界面活性剤、明色化剤などと一緒に使用でき、こ
の場合に一般的特性は実質的に分離(sequestr
ation)、湯あか阻害、グレーネス(grayne
ss)阻害、一次洗浄作用及び漂白作用に関して改善さ
れ得る。
【0022】全重量をベースとして0.01〜10重量
%、好ましくは0.05〜6.0重量%の本発明による化
合物は追加の成分として全重量をベースとして6〜25
重量%の界面活性剤、コビルダーを有するか、または有
しない15〜50重量%のビルダー、漂白剤活性剤を有
するか、または有しない代表的には15〜20重量%の
漂白剤並びに3〜30重量%の助剤例えば酵素、発泡調
節剤、防触剤、光学的明色化剤、芳香剤、染料または調
製助剤例えば硫酸ナトリウムを含む。
【0023】一般的用語として上に示される洗剤調製物
の通常の成分は下の例によって示される:適当な界面活
性剤は分子内に1個またはその以上の有機性基及び1個
またはそれ以上の水可溶性陰イオン、両性イオンまたは
非イオン性基を含むものである。疎水性基は通常炭素原
子8〜26個、好ましくは10〜22個、殊に12〜1
8個の脂肪族炭化水素または脂肪族炭素原子6〜18
個、好ましくは8〜16個を有する芳香族アルキルであ
る。
【0024】適当な合成陰イオン界面活性剤は殊にスル
ホネート、サルフエートまたは合成カルボキシレートの
ものである。
【0025】適当なスルホネートタイプの界面活性剤は
アルキル部分に炭素原子4〜15個を有するアルキルベ
ンゼンスルホネート、例えばガス状三酸化硫黄を用いる
スルホン化及び続いてのスルホン化生成物のアルカリま
たは酸加水分解により末端または非末端二重結合を有す
るモノオレフインから得られるアルケン及びヒドロキシ
アルカンスルホネート及びまたジスルホネートの混合物
である。また適当なものはスルホクロル化またはスルホ
キシド化及び続いての加水分解もしくは中和またはオレ
フインへの次亜硫酸塩付加によりアルカンから得られる
アルカンスルホネートである。更にスルホネートタイプ
の有用な界面活性剤にはアルフア-スルホ脂肪酸例えば
ココナッツ、パーム心またはタロー脂肪酸の水添された
メチルまたはエチルエステルのアルフア-スルホン酸の
エステルがある。
【0026】スルホネートタイプの適当な界面活性剤に
は第一級アルコール例えばココナッツ脂肪アルコール、
タロー脂肪アルコールまたはオレイルアルコール及び第
二級アルコールの硫酸モノエステルがある。また適当な
ものには硫酸化された脂肪酸アルカノールアミン、脂肪
族モノグリセライドまたは1〜4モルのエチレンジオキ
シドと第一級または第二級脂肪アルコールまたはアルキ
ルフエノールとの反応生成物がある。
【0027】更に適当な陰イオン性界面活性剤にはヒド
ロキシ-もしくはアミノカルボン酸またはスルホン酸の
脂肪酸エステルまたは脂肪アミド例えば脂肪酸サルコシ
ド、グリコレート、ラクテート、タウリドまたはイソチ
アネートがある。
【0028】陰イオン性界面活性剤はそのナトリウム、
カリウム及びアンモニウム塩の状態及びまた有機塩基例
えばモノ-、ジ-またはトリエタノールアミンの可溶性塩
として存在し得る。
【0029】適当な非イオン性界面活性剤(非イオン性
物質)は例えば1モルの脂肪アルコール、アルキルフエ
ノール、脂肪酸、脂肪アミン、脂肪酸アミドまたはアル
カンスルホンアミド上の3〜40、好ましくは4〜20
モルのエチレンオキシドの付加生成物である。殊に重要
なものはココナッツもしくはタロー脂肪アルコール、オ
レイルアルコールまたは炭素原子8〜18個、好ましく
は12〜18個の合成アルコール、及びまたはアルキル
(複数)中の炭素原子6〜14個のモノ-もしくはジア
ルキルフエノール上の5〜16モルのエチレンオキシド
の付加生成物である。しかしながらまたこれらの水溶性
非イオン性物質以外に、殊に水溶性非イオン性または陰
イオン性界面活性剤と共に用いる場合、分子中にエチレ
ングリコールエーテル基1〜4個を有する水不溶性また
は不完全に水溶性のポリグリコールエーテルを用いるこ
とができる。
【0030】更に適当な非イオン性界面活性剤にはプロ
ピレングリコールエーテル、アルキル鎖中に炭素原子1
〜10個を有し、エチレングリコールエーテル基20〜
250個及びプロピレングリコールエーテル基10〜1
00個を含み、そしてポリプロピレングリコールエーテ
ル鎖が疎水性基として作用するアルキレンジアミノポリ
プロピレングリコール及びアルキルポリプロピレングリ
コールがある。
【0031】またアミンオキシドまたはスルホキシドタ
イプの非イオン性界面活性剤を用いることができる。
【0032】界面活性剤の発泡力は適当なタイプの界面
活性剤を組合せることにより高めるか、または減少させ
得る。また減少は非界面活性剤状有機物を加えることに
より得ることができる。
【0033】適当なビルダー物質には例えばウオツシユ
(wash)アルカリ例えば炭酸ナトリウム及びケイ酸
ナトリウムまたは錯化剤例えばリン酸塩、或いはイオン
交換体例えばゼオライト、及びその混合物がある。これ
らのビルダー物質は部分的には水から、部分的には汚れ
または織物物質から生じる硬度イオンを除去し、そして
界面活性剤作用を保持させる機能を有する。上記のビル
ダー物質とは別に、ビルダーは更にコビルダーを含有し
得る。最近の洗剤において、リン酸塩の機能のあるもの
例えば分離、土壌抗再沈殿並びに第一次及び第二次洗浄
作用を行うことがコビルダーの機能である。
【0034】ビルダー成分は例えばドイツ国特許出願公
開第2,412,837号に記載される例えば水不溶性ケ
イ酸塩及び/またはリン酸塩を含有し得る。リン酸塩と
してピロリン酸、トリリン酸、高級ポリリン酸塩及びメ
タリン酸塩を用いることができる。同様に、リン含有有
機錯化剤例えばアルカンポリホスホン酸、アミノ-及び
ヒドロキシ-アルカンポリホスホン酸並びにホスホノカ
ルボン酸は更に洗剤成分として使用する際に適する。か
かる洗剤添加剤の例には次の化合物がある:メタンジホ
スホン酸、プロパン-1,2,3-トリホスホン酸、ブタン
-1,2,3,4-テトラホスホン酸、ポリビニルリン酸、
1-アミノエタン-1,1-ジホスホン酸、1-アミノ-1-
フエニル-1,1-ジホスホン酸、アミノトリスメチレン
トリホスホン酸、メチルアミノ-もしくはエチルアミノ-
ビスメチレンジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメ
チレンテトラホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタ
メチレンペンタホスホン酸、1-ヒドロキシエタン-1,
1-ジホスホン酸、ホスホノ酢酸及びホスホノプロピオ
ン酸、ビニルホスホン酸及びアクリル及び/またはマレ
イン酸の共重合体並びにまたその部分的または完全に中
和された塩。
【0035】更にカルシウムに対して錯化剤として作用
し、そして洗剤調製物中に存在し得る有機化合物は通常
その水溶性塩の状態で用いるポリカルボン酸、ヒドロキ
シカルボン酸及びアミノカルボン酸である。
【0036】ポリカルボン酸の例にはmが0〜8である
一般式HOOC-(CH2)m-COOHのジカルボン
酸、並びにまたマレイン酸、メチレンマロン酸、シトラ
コン酸、メサコン酸、イタコン酸、分子中にカルボキシ
ル基3個またはそれ以上を有する非環式ポリカルボン酸
例えばトリカルバリル酸、アコニチン酸、エチレンテト
ラカルボン酸、1,1,3-プロパンテトラカルボン酸、
1,1,3,3,5,5-ペンタンヘキサカルボン酸、ヘキサ
ンヘキサカルボン酸、環式ジ-またはポリカルボン酸例
えばシクロペンタンテトラカルボン酸、シクロヘキサン
ヘキサカルボン酸、テトラヒドロフランテトラカルボン
酸、フタル酸、テレフタル酸、ベンゼン-トリ-、-テト
ラ-もしくは-ペンタカルボン酸及びトリト酸がある。
【0037】ヒドロキシモノカルボン酸及びヒドロキシ
ポリカルボン酸の例にはグリコール酸、乳酸、リンゴ
酸、タルトロン酸、メタルタルトロン酸、グリコン酸、
グリセリン酸、クエン酸、酒石酸及びサリチル酸があ
る。
【0038】アミノカルボン酸の例にはグリシン、グリ
シルグリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン
酸、アミノ安息香酸、イミノ二酢酸、イミノ三酢酸、ヒ
ドロキシエチルイミノ二酢酸、エチレンジアミノ四酢
酸、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、ジエチレント
リアミン五酢酸、N-アジリジルカルボン酸誘導体例え
ば酢酸、コハク酸またはトリカルバリル酸の重合、及び
続いての加水分解または分子量500〜10,000を
有するポリアミンとクロロ酢酸またはブロモ酢酸の塩と
の縮合により製造される高級同族体がある。
【0039】好適なコビルダー物質は高分子カルボン酸
である。これらの高分子カルボン酸は糖、でん粉及びセ
ルロースのカルボキシメチルエーテルを含む。
【0040】殊に重要な高分子カルボン酸は例えばアク
リル酸、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、アコニ
チン酸、メチレンマロン酸、シトラコン酸などの重合
体、上記のカルボン酸間の共重合体例えば70:30の
比及び分子量70,000を有するアクリル酸及びマレ
イン酸の共重合体、またはそのエチレン性不飽和化合物
例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、ビニルア
ルコール、ビニルメチルエーテル、フラン、アクロレイ
ン、酢酸ビニル、アクリルアミド、アクリロニトリル、
メタクリル酸、クロトン酸などとの共重合体例えば分子
量70,000を有する無水マレイン酸及びメチルビニ
ルエーテルの1:1共重合体或いは無水マレイン酸及び
エチレン及び/またはプロピレン及び/またはフランの
共重合体である。
【0041】コビルダーは更に繊維から脱離した汚れを
液中に懸濁液として保持し、かくてグレーイングを阻止
する土壌抗再沈殿剤を含有し得る。この目的に適するも
のは通常有機的性質の水溶性コロイド例えば高分子カル
ボン酸の水溶性塩、糊、ゼラチン、エタンカルボン酸ま
たはでん粉及びセルロースのエーテルスルホン酸の塩ま
たはセルロース及びでん粉の酸性硫酸塩の塩である。酸
基を含む水溶性ポリアミドもこの目的に適する。また上
記のもの以外の可溶性でん粉生成物及びでん粉生成物例
えば劣化でん粉、アルデヒドでん粉などを用いることが
できる。またポリビニルピロリドンが使用できる。
【0042】追加の助剤の例には次のものがある:殊に
スルホネートまたはサルフエートタイプの界面活性剤を
用いる場合、適当な発泡調節剤はスルホベタインの表面
活性カルボキシベタイン及びまた上記のアルキロールア
ミドタイプの非イオン性物質である。またこの目的に適
するものは脂肪アルコールまたは高級末端ジオールであ
る。
【0043】殊に機械洗浄に望ましい減少された発泡は
種々のタイプの界面活性剤例えばサルフエート及び/ま
たはスルホネートを非イオン性物質及び/または石けん
と組合せることによりしばしば得られる。石けんの場
合、発泡阻害は脂肪酸エステルの飽和度及び炭素原子数
に従って増加し;従って飽和C20〜C24-脂肪酸の石け
んが発泡阻害剤としての使用に殊に適している。
【0044】非界面活性剤状発泡阻害剤は多分、塩化シ
アヌール1モルをアルキル中に炭素原子6〜20個、好
ましくは8〜18個を有するモノ-及び/またはジアル
キルアミン2〜3モルと反応させることにより得られる
塩素含有のN-アルキル化アミノトリアジンを含む。同
様な効果が例えばプロピレンオキシド5〜10モルのメ
ラミン1モル上への付加及び更にブチレンオキシド10
〜50モルのこのプロピレンオキシド誘導体上への付加
により得られる生成物であるプロポキシル化及び/また
はブトキシル化アミノトリアジンにより得られる。
【0045】他の適当な非界面活性剤状発泡阻害剤には
水不溶性有機化合物例えば融点100℃以下を有するパ
ラフインまたはハロパラフイン、脂肪族C18〜C40-ケ
トン及びまた酸またはアルコール部分、多分これらの部
分の両方において18個以下の炭素原子を含む脂肪族カ
ルボン酸エステル(例えばトリグリセライドまたは脂肪
酸脂肪アルコールエステル)があり;これらのものは殊
にサルフエート及び/またはスルホネートの界面活性剤
と発泡阻害用の石けんと組合せて使用し得る。洗剤は木
綿、ポリアミド、ポリアクリロニトリルまたはポリエス
テル繊維布に対する光学的明色化剤を含有し得る。適当
な光学的明色化剤の例には木綿に対してはジアミノスチ
ルベン-ジスルホン酸の誘導体、ポリアミドに対しては
1,3-ジアリールピラゾリンの誘導体、ポリアクリロニ
トリルに対しては7-メトキシ-2-ベンズイミダゾル-
2′-イルベンゾフランまたは7-[1′,2′,5′-ト
リアゾル-1′-イル]-3-[1″,2″,4″-トリア
ゾル-1″-イル]クマリンの群からの誘導体の第四級塩
がある。ポリエステルに適する明色化剤の例には置換さ
れたスチリル、エチレン、チオフエン、ナフタレンジカ
ルボン酸またはその誘導体、スチルベン、クマリン及び
ナフタルイミドの群の生成物がある。
【0046】更に可能な助剤または調製助剤には本分野
に精通せる者に公知である通常の物質例えばキシレンス
ルホネートまたはクメンスルホネート、標準化剤例えば
硫酸ナトリウム、酵素または芳香油がある。
【0047】上記のことから本発明の組成物は種々の商
業的に望まれる形態のいずれかにより調製物化し得る。
例えば、本発明の調製物は粒状、液状、錠剤状または薄
片もしくは粉末状で与え得る。
【0048】本発明の加工された組成物の数種の成分の
相対比及び絶対量は変えることができ、そして殆んどの
場合、用いる特殊な成分の特性、組成物の最終用途、成
分の相対的経費などの如き因子に依存して変わる。本発
明の好適な組成物はリンを含まないが、このものの中に
少量の通常の含リン物質例えばトリポリリン酸ナトリウ
ム、ピロリン酸四ナトリウム、置換されたメチレンジス
ホスホン酸の塩、長鎖第三級ホスフインオキシドなどを
含むことが所望であり得る。
【0049】本発明の安定剤及び洗剤を混合する際のい
ずれかの特殊な方法に限定されるものではない。安定剤
は機械的に混入されるか、スラリーの状態で洗剤中に導
入されるか、または洗剤の溶液中に溶解され得る。加え
て、安定剤は洗剤が製造される状態のいずれかで洗剤と
混合し、並びに同時または別々に水溶液に加え得る。い
ずれの場合も、本発明の安定剤は洗浄剤としての使用の
時点で洗剤と共に用いられる。
【0050】上に詳細に示した本発明を更に説明するた
めに、次の実施例を示す。
【0051】
【実施例】
[実施例1](メチルイミノ二酢酸の製造)水150m
l中のクロロ酢酸2モルに水500ml中の水酸化ナト
リウム4モルを加え、反応混合物を氷上で冷却し、そし
て30℃以下に保持した。この後、氷浴を除去し、そし
てメチルアミン1モル(30%水溶液)を徐々に加え
た。溶液温度を50℃以上に上昇させなかった。水の蒸
発により白色固体として生成物が生じた。
【0052】[実施例2](金属イオンの存在下でのパ
ーボレート安定化)洗たく用洗剤をベースとする過ホウ
酸ナトリウム中で漂白作用を行う過酸化水素は遷移金属
イオン例えばMnII及びCuIIにより触媒的に分解され
る。この劣化は金属イオンを錯体化することにより防止
し得る。
【0053】本発明による安定剤の過酸化物安定化効果
を銅またはマンガンイオンを含む熱水溶液中での貯蔵前
及び後に存在する過酸化物を測定することにより試験し
た。 方法 過ホウ酸ナトリウム-水和物0.2g(2×10-3
ル);硬度標準液(3:1CaCl2:MgCl2、1×
10-6モル全体)10.0ml;金属標準液(5.4×1
-8モルMnIIまたは4.7×10-8モルCuII)3.0
ml;及び安定剤溶液(4.2×10-7モル安定剤)2.
0mlの溶液を蒸留水で100mlに希釈した。pH値
を10.1に調整し、そして溶液を70℃で20分間撹
拌した。溶液10mlを10分後に最初に溶液を硫酸で
中和し、次にヨウ素及びでん粉で滴定することにより試
験した。
【0054】貯蔵後に残った過酸化物の%をでん粉/ヨ
ウ素滴定法を用いて測定した。結果を下の表Iに示す。
【0055】
【表1】
【0056】[実施例3](洗浄液中での過ホウ酸ナト
リウム安定化)本発明の安定剤を含む洗たく用洗剤の漂
白作用の効率を前もってグレープジュースで汚した白色
のポリ-コットン繊維布見本を洗浄することにより測定
した。次の洗剤調製物を用いて試験を行った: ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 12% ノニルフエノール(Neodol) 4% Na2SO4 30% 炭酸Na 20% ゼオライト 29% ケイ酸Na 5%方法 サイエンテイフイツク・サービシズ(Scientif
ic Services)、オークランド、NJから購
入し、グレープジュースで汚したポリ-コットン繊維布
見本を過ホウ酸ナトリウム-水和物0.8g/l;上記の
ゼオライトベースの洗剤4.0g/l;硬度(3:1C
a:Mg)100ppm;FeIII2ppm;CuII
ppm;MuII(AAスタンダード型)1ppm;及び
安定剤5.2×10-5モル/lを含む洗浄溶液中にてT
ergitometer中にて50℃で15分間洗浄し
た。洗浄溶液のpH値は10.3であった。次に見本を2
5℃水中にて5分間すすぎ、そして空気乾燥した。
【0057】見本の明色度(△E)及び見本から除去さ
れた土壌の%を測定することにより漂白作用の効率を測
定した。
【0058】△Eは次式を用いてASTM E308-
66(81)標準に従って計算した:
【0059】
【数1】
【0060】式中、L=明るさ、黒色0、白色100 a=赤味があれば+、緑味があれば−、灰色は0 b=黄味があれば+、青味があれば−、灰色は0 △計測は洗浄の前及び後である。
【0061】%汚れ除去は次式を用いてASTM D3
050-75標準に従って2回計算した:
【0062】
【数2】
【0063】式中、D=緑色フイルター付きの洗剤によ
る反射(明色度)。
【0064】結果をEDTAに対して得られた結果と比
較し、そして下の表IIに示す。
【0065】
【表2】
【0066】過ホウ酸ナトリウムと組合せた上記のキレ
ート剤はこれらの汚れを除去する際に有効であることが
この結果から分る。
【0067】[実施例4](生分解性の測定)上記の漂
白安定剤の生分解性をスツルムCO2発生試験(Stu
rm CO2Evolution Test)[J.A
mer.Oil Chem.Soc.,50、159
(1973)]を用いて測定した。スツルム試験は可溶
性有機物の究極の生分解を測定する。「究極の生分解」
なる用語はここに物質のCO2、水及び無機塩への完全
な無機化を示すものと定義する。この試験において、本
発明の安定剤の分解から発生するCO2を一連の3つの
水酸化バリウムトラップを用いて捕捉した。水酸化バリ
ウムはCO2と反応して炭酸バリウムを生成させ、そし
て発生したCO2の量は未反応の水酸化バリウムを塩酸
で滴定することにより測定した。
【0068】方法 試験は2リットル入りフラスコ中で行い、試験溶液の最
終容量は1リットルであった(最終容量は媒質の容量+
試験試料溶液の容量+接種物の容量に等しい)。試験媒
質は蒸留水1リットル当り次の標準BOD(生物学的酸
素要求量)試薬溶液を含む改良されたBOD水であっ
た: 1.0ml 硫酸マグネシウム(2.25% w/v) 1.0ml 塩化カルシウム (2.75% w/v) 4.0ml 塩化第二鉄 (0.025% w/v) 1.0ml 硫酸アンモニウム(4.99% w/v) 2.0ml リン酸塩緩衝液 (pH7.2) w/v=重量/容量 試験化合物の貯蔵溶液を1000mg/lの濃度で調製
し、そして初期pH値が4.0〜10.0pHの範囲外であ
る場合に7.0に調整した。
【0069】馴化させていないスラッジを採取し、そし
てこのものをWaring Blenderを用いて媒
質速度で室温で2分間均質化することにより接種物を調
製した。均質化した試料をビーカーに移し、そして15
〜30分間静置した。上澄液を注意してデカンテーショ
ンで除去し、そしてこの溶液10mlを各々の試験フラ
スコに加えた。試験の開始直前に、試験生物の生活力を
測定した。この接種物を使用し得る前に1ml当り少な
くとも1×106の微生物が存在しなければならない。
接種物は調製した日に用いた。
【0070】各々の試験フラスコに試験媒質980ml
を充填し、次にCO2を含まぬ空気を24時間吹き込ん
だ。残留CO2の除去に続いて、試験フラスコを各々0.
024N水酸化バリウム100mlを含む一連の3つの
水酸化バリウムトラップに接続した。試験試料貯蔵溶液
10mlを各々のフラスコに加え、続いて上で調製した
接種物10mlを加えた。
【0071】各々のフラスコの上部空間に試験中に50
〜100cc/分の流速でCO2を含まぬ空気を通し
た。2〜3日毎に最初の水酸化バリウムトラップ(試験
フラスコに一番近いもの)を0.05N標準HClを用
いて滴定し、そして発生したCO2の量を測定した。残
りの2つの水酸化バリウムトラップを1及び2の位置に
前に移動し、そして新たな水酸化バリウムトラップを3
の位置に置いた。試験の長さは代表的には26〜30日
であった。
【0072】各々の試験には試験試料と一緒に滴定され
る2つのブランクが含まれていた。各々の試料に見い出
されたCO2の量は次式を用いて求めた:
【0073】
【数3】 mgCO2(試料)=[ml滴定値(試料)−ml滴定値(ブランク平均)] ×1.1 また各々の試験には微生物の活性を保証するための対照
として用いたグルコースの試料が含まれていた。
【0074】試験した各々の安定剤はAspDAを馴化
した微生物を用いて分解する以外は上記のように分解し
た。微生物はベンチスケールの半連続的活性スラッジ系
中で馴化させた。最初の活性化されたスラッジを250
0〜3000mg/lの懸濁固体濃度に調整した。活性
化されたスラッジを増大した濃度の試験物質に5日間に
わたって曝露し(4、8、12、16及び20mg/
l)、次に20mg/lで更に5日間保持した。次に馴
化した微生物をスツルム試験の開始前に上記のように処
理した。
【0075】各々の試験の結果を下の表IIIに示す。
結果は100%の生分解があった場合に発生することが
予期される理論的CO2に対する%として示す。グルコ
ースフラスコのCO2生成が70%またはそれ以上で一
定値に達しなかった場合、試験結果は捨てた。試験試料
に対する理論的CO2値は全有機炭素分析計(Tota
l Organic Carbon Analyze
r)または全有機炭素を測定するに適する他の分析方法
を用いて求めた。
【0076】
【表3】
【0077】本発明の原理、好適な具体例及び操作の方
法を上記明細書に記述した。しかしながら、本明細書で
保護される本発明は開示される特殊な形態に限定される
ものではなく、その理由はこれらのものが限定するより
も説明のためとして考えられるからである。本分野に精
通せる者により本発明の精神から逸脱せずに変法及び変
更がなされ得る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配合された漂白剤を有する洗剤組成物中
    にアルキル基が炭素原子6個までを有するアルキルイミ
    ノ二酢酸化合物またはそのナトリウム、カリウム、アン
    モニウムもしくは置換されたアンモニウム塩を漂白剤を
    安定化させるに十分な量で配合することからなる、洗剤
    組成物中の漂白剤の安定化方法。
  2. 【請求項2】 アルキルイミノ二酢酸化合物のアルキル
    基が炭素原子1〜4個を有する、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 漂白剤が過酸化水素及びその誘導体また
    は活性有機もしくは無機塩素化合物である、請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルキルイミノ二酢酸化合物を洗剤組成
    物の全重量をベースとして約0.01〜10重量%の量
    で洗浄組成物中に配合する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 アルキルイミノ二酢酸化合物がメチルイ
    ミノ二酢酸、エチルイミノ二酢酸またはそのカリウム、
    ナトリウム、アンモニウムもしくは置換されたアンモニ
    ウム塩である、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 漂白剤及び漂白安定量の炭素原子約6個
    までを有するアルキルイミノ二酢酸またはそのナトリウ
    ム、カリウム、アンモニウムもしくは置換されたアンモ
    ニウム塩を有する洗剤組成物において、該アルキルイミ
    ノ二酢酸化合物が洗剤組成物の全重量の約0.1〜10
    重量%の量で存在し、漂白剤が洗剤組成物の全重量の約
    5〜35重量%の量で存在し;そして該洗剤組成物が水
    溶性銅塩を含まない、洗剤組成物。
  7. 【請求項7】 アルキルイミノ二酢酸化合物が洗剤組成
    物の全重量の約0.05〜6.0重量%の量で存在する、
    請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 アルキルイミノ二酢酸化合物が炭素原子
    1〜4個を有する、請求項6に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 漂白剤が洗剤組成物の全重量の約15〜
    20重量%の量で存在する、請求項6に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 アルキルイミノ二酢酸化合物がメチル
    イミノ二酢酸、エチルイミノ二酢酸またはそのナトリウ
    ム、カリウム、アンモニウムもしくは置換されたアンモ
    ニウム塩である、請求項8に記載の組成物。
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