JPH05194892A - 液体インク組成物 - Google Patents
液体インク組成物Info
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- JPH05194892A JPH05194892A JP4225690A JP22569092A JPH05194892A JP H05194892 A JPH05194892 A JP H05194892A JP 4225690 A JP4225690 A JP 4225690A JP 22569092 A JP22569092 A JP 22569092A JP H05194892 A JPH05194892 A JP H05194892A
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- fullerenes
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- fullerene
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- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/328—Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S977/00—Nanotechnology
- Y10S977/70—Nanostructure
- Y10S977/734—Fullerenes, i.e. graphene-based structures, such as nanohorns, nanococoons, nanoscrolls or fullerene-like structures, e.g. WS2 or MoS2 chalcogenide nanotubes, planar C3N4, etc.
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 水性または有機液体ベヒクル、および着色剤
としてのフラーレンまたはフラーレン混合物を含むイン
ク組成物。 【効果】 本発明のインク組成物はインクジェット プ
リンテイング、特に、熱インクジェット プリンテイン
グにおいて有用である。
としてのフラーレンまたはフラーレン混合物を含むイン
ク組成物。 【効果】 本発明のインク組成物はインクジェット プ
リンテイング、特に、熱インクジェット プリンテイン
グにおいて有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にインク組成物に関
し、さらに詳細には、本発明は液体熱インクジェット組
成物のようなインクジェットインクに関する。本発明の
1つの実施態様においては、この像形成用インクは、1
つの成分として、バクミンスターフラーレン(buckmins
terfullerene) 、ジャイアントフラーレンまたはこれら
の混合物のようなフラーレン(fullerene)類の任意の1
つを含有する。これらのフラーレン類は上記のインク用
の顔料または着色剤として、あるいは、例えば、他の顔
料の疎水性および新水性あるいは紙または透明体のよう
なマーキング媒体への接着性を修正し、調整しかつ改善
するための他の顔料用の表面添加剤として使用し得る。
熱インクジェット法のような、本発明のインクを使用し
得るインクジェット プリンテイング法の例は、米国特
許第4,601,777号、第4,251,824号、
第4,410,899号、第4,412,224号、お
よび第4,532,530号に開示されている。
し、さらに詳細には、本発明は液体熱インクジェット組
成物のようなインクジェットインクに関する。本発明の
1つの実施態様においては、この像形成用インクは、1
つの成分として、バクミンスターフラーレン(buckmins
terfullerene) 、ジャイアントフラーレンまたはこれら
の混合物のようなフラーレン(fullerene)類の任意の1
つを含有する。これらのフラーレン類は上記のインク用
の顔料または着色剤として、あるいは、例えば、他の顔
料の疎水性および新水性あるいは紙または透明体のよう
なマーキング媒体への接着性を修正し、調整しかつ改善
するための他の顔料用の表面添加剤として使用し得る。
熱インクジェット法のような、本発明のインクを使用し
得るインクジェット プリンテイング法の例は、米国特
許第4,601,777号、第4,251,824号、
第4,410,899号、第4,412,224号、お
よび第4,532,530号に開示されている。
【0002】
【従来の技術】熱インクジェット法は周知であり、例え
ば、米国特許第4,601,777号、第4,251,
824号、第4,410,899号、第4,412,2
24号および第4,532,530号に開示されてい
る。分子状フラーレンは各球体中に32〜1、000個
またはそれ以上の炭素原子を含有する複数の全体的に密
閉型の炭素原子の中空球状シェルとして説明されている
(Smalley, R.E. “Supersonic Carbon Cluster Beams
in Atomic and Molec-ular Clusters",Bernstein,E.R.,
Ed.;Physical and Theoretical Chemistry,Vol.68,Else
vier Science: New York,1990;1−68参照)。原型的な
フラーレンであるC60はバクミンスターフラーレンと称
され、切頭20面体の分子幾何学を有する、即ち、C60
分子は分子大のサッカーボールに似ている(Time Magaz
ine,1991年5月6日号、66頁、およびScience, vol.25
2,1991 年4月12日号、646頁参照)。C60並びにC70
および他のフラーレンの各分子はまたバキーボール(bu
ckyball)とも称される。バクミンスターフラーレンは少
量のC70分子と恐らくはC84分子をまたはより少量のそ
れより高分子量のフラーレン分子を介在するC 60分子を
通常含む。
ば、米国特許第4,601,777号、第4,251,
824号、第4,410,899号、第4,412,2
24号および第4,532,530号に開示されてい
る。分子状フラーレンは各球体中に32〜1、000個
またはそれ以上の炭素原子を含有する複数の全体的に密
閉型の炭素原子の中空球状シェルとして説明されている
(Smalley, R.E. “Supersonic Carbon Cluster Beams
in Atomic and Molec-ular Clusters",Bernstein,E.R.,
Ed.;Physical and Theoretical Chemistry,Vol.68,Else
vier Science: New York,1990;1−68参照)。原型的な
フラーレンであるC60はバクミンスターフラーレンと称
され、切頭20面体の分子幾何学を有する、即ち、C60
分子は分子大のサッカーボールに似ている(Time Magaz
ine,1991年5月6日号、66頁、およびScience, vol.25
2,1991 年4月12日号、646頁参照)。C60並びにC70
および他のフラーレンの各分子はまたバキーボール(bu
ckyball)とも称される。バクミンスターフラーレンは少
量のC70分子と恐らくはC84分子をまたはより少量のそ
れより高分子量のフラーレン分子を介在するC 60分子を
通常含む。
【0003】バクミンスターフラーレンおよび他のフラ
ーレン類のグラファイトの接触アーク蒸発からの調整
法、および溶解性、結晶化度、色等の多くのバクミンス
ターフラーレンの特性は、“Kratschmer,W.,Lamb,L.D.,
Fostiropoulos,K.,Huffman,D.R.,Nature,1990,Vol.347,
354-358 頁" 、および“Chemical and Engineering New
s,1990年10月29日号,22-25 頁”に記載されてい
る。フラーレン類はテキサス州(77030−103
8)ヒューストン、シェクスピアー シート5(241
5)のテキサス フラーレンズ社;アリゾナ州(857
06)ツクソン、サウス コルブ ロード(7960)
のマテリアルズ & エレクトロケミカル リサーチ
(MER)社;およびコロラド州(80401)ゴール
デン、コール ボーレヴァード(1667)のリサーチ
マテリアルズ社から入手し得、主要量のC60分子と少
量のC70およびC84炭素分子、並びに極少量の他の高分
子量フラーレンを含むものと考えられている。炭素原子
の球状集合体Cn ( 例えば、nは数60、70、84等
である)を含む炭素の同族体形はフラーレンと考えられ
ており、アークまたはレザーによる不活性希ガス雰囲気
中でのグラファイトの蒸発によって粉末として調製で
き、これらのフラーレン類は上記の供給元から入手し得
る。同族体の色はnの値に依存し得、例えば、nが70
に等しい場合、その色はオレンジであり、nが60に等
しい場合、その色はパープル マジェンタであり、nが
60に等しい場合、その色はイエローである。これらの
新規な炭素形状は、熱インクジェット用途において、例
えば、有機溶媒中でのその溶解性、炭素シェル表面への
ジアミン発色団の結合のような適切な化学修飾性、水中
での溶解性のような多くの利点を有する。他の公知の炭
素体であるダイアモンドおよびグラファイト並びにこれ
らの誘導体はそのような溶媒に可溶性であるとは考えら
れていない。C60等の顔料としての他のインクジェット
顔料よりも優れた潜在的利点には、これらフラーレン類
が色合いと色濃度および親水性と疎水性のような諸性質
をその炭素シェルの外的、内的化学修飾によって得るた
めのその特異な機会、並びにその化学的、物理的劣化に
対する異常な安定性がある。
ーレン類のグラファイトの接触アーク蒸発からの調整
法、および溶解性、結晶化度、色等の多くのバクミンス
ターフラーレンの特性は、“Kratschmer,W.,Lamb,L.D.,
Fostiropoulos,K.,Huffman,D.R.,Nature,1990,Vol.347,
354-358 頁" 、および“Chemical and Engineering New
s,1990年10月29日号,22-25 頁”に記載されてい
る。フラーレン類はテキサス州(77030−103
8)ヒューストン、シェクスピアー シート5(241
5)のテキサス フラーレンズ社;アリゾナ州(857
06)ツクソン、サウス コルブ ロード(7960)
のマテリアルズ & エレクトロケミカル リサーチ
(MER)社;およびコロラド州(80401)ゴール
デン、コール ボーレヴァード(1667)のリサーチ
マテリアルズ社から入手し得、主要量のC60分子と少
量のC70およびC84炭素分子、並びに極少量の他の高分
子量フラーレンを含むものと考えられている。炭素原子
の球状集合体Cn ( 例えば、nは数60、70、84等
である)を含む炭素の同族体形はフラーレンと考えられ
ており、アークまたはレザーによる不活性希ガス雰囲気
中でのグラファイトの蒸発によって粉末として調製で
き、これらのフラーレン類は上記の供給元から入手し得
る。同族体の色はnの値に依存し得、例えば、nが70
に等しい場合、その色はオレンジであり、nが60に等
しい場合、その色はパープル マジェンタであり、nが
60に等しい場合、その色はイエローである。これらの
新規な炭素形状は、熱インクジェット用途において、例
えば、有機溶媒中でのその溶解性、炭素シェル表面への
ジアミン発色団の結合のような適切な化学修飾性、水中
での溶解性のような多くの利点を有する。他の公知の炭
素体であるダイアモンドおよびグラファイト並びにこれ
らの誘導体はそのような溶媒に可溶性であるとは考えら
れていない。C60等の顔料としての他のインクジェット
顔料よりも優れた潜在的利点には、これらフラーレン類
が色合いと色濃度および親水性と疎水性のような諸性質
をその炭素シェルの外的、内的化学修飾によって得るた
めのその特異な機会、並びにその化学的、物理的劣化に
対する異常な安定性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はインク
組成物を提供することである。
組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記および他の
目的は、本発明の各実施態様において、トルエンのよう
な有機ベヒクルまたは水性液のようなベヒクルとフラー
レン着色剤を含むインク組成物を提供することによって
達成し得る。本発明のもう1つの実施態様はインクジェ
ット プリンテイング装置中に水性ベヒクルのような液
体とフラーレン着色剤を含むインクを装填することを含
む方法に関する。1つの実施態様においては、そのプリ
ンテイング装置はインク液滴をインクを加熱しその中に
バブルを発生せしめることによって発出させる熱インク
ジェット法を用いる。本発明の各実施態様には、水性ま
たは有機液体ベヒクルと着色剤としてのフラーレンまた
はフラーレン混合物を含むインク組成物;液体ベヒクル
と該ベヒクル中に分散させた着色剤としてのフラーレン
を含むインク組成物;およびフラーレンまたはフラーレ
ン混合物を含有するインク組成物がある。
目的は、本発明の各実施態様において、トルエンのよう
な有機ベヒクルまたは水性液のようなベヒクルとフラー
レン着色剤を含むインク組成物を提供することによって
達成し得る。本発明のもう1つの実施態様はインクジェ
ット プリンテイング装置中に水性ベヒクルのような液
体とフラーレン着色剤を含むインクを装填することを含
む方法に関する。1つの実施態様においては、そのプリ
ンテイング装置はインク液滴をインクを加熱しその中に
バブルを発生せしめることによって発出させる熱インク
ジェット法を用いる。本発明の各実施態様には、水性ま
たは有機液体ベヒクルと着色剤としてのフラーレンまた
はフラーレン混合物を含むインク組成物;液体ベヒクル
と該ベヒクル中に分散させた着色剤としてのフラーレン
を含むインク組成物;およびフラーレンまたはフラーレ
ン混合物を含有するインク組成物がある。
【0006】本発明のインクのベヒクルは水を含み得、
あるいは水と混和性有機成分との混合物を含み得、混和
性有機成分にはエチレン グリコール、プロピレン グ
リコール、ジエチレン グリコール、グリセリン、ジプ
ロピレン グリコール、ポリエチレン グリコール、ポ
リプロピレン グリコール、アミド類、エーテル類、カ
ルボン酸類、エステル類、アルコール類、オルガノスル
フィド類、オルガノスルホキシド類、スルホン類、アル
コール誘導体、カルビトール、ブチル カルビトール、
セロソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコール類、ケ
トン類、N−メチルピロリジノン、シクロヘキシルピロ
リドン、ヒドロキシエーテル類、アミド類、スルホキシ
ド類、ラクトン類、および他の水混和性物質、並びにこ
れらの混合物がある。水と水混和性有機液体の混合物を
液体ベヒクルとして用いる場合、水対有機比は任意の有
効範囲にあり得、典型的には、約100:0〜約30:
70好ましくは約97:3〜約50:50であるが、そ
の比はこの範囲外であってもよい。液体ベヒクルの非水
成分は水の沸点(100℃)よりも高沸点を有する湿潤
剤(ヒューメクタント)として一般に作用する。各実施
態様において、本発明のインクは水のような液体ベヒク
ルと湿潤剤のような添加剤を含み得、水は一般に約60
〜約99.5重量%好ましくは約75〜約99重量%の
量で存在する。
あるいは水と混和性有機成分との混合物を含み得、混和
性有機成分にはエチレン グリコール、プロピレン グ
リコール、ジエチレン グリコール、グリセリン、ジプ
ロピレン グリコール、ポリエチレン グリコール、ポ
リプロピレン グリコール、アミド類、エーテル類、カ
ルボン酸類、エステル類、アルコール類、オルガノスル
フィド類、オルガノスルホキシド類、スルホン類、アル
コール誘導体、カルビトール、ブチル カルビトール、
セロソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコール類、ケ
トン類、N−メチルピロリジノン、シクロヘキシルピロ
リドン、ヒドロキシエーテル類、アミド類、スルホキシ
ド類、ラクトン類、および他の水混和性物質、並びにこ
れらの混合物がある。水と水混和性有機液体の混合物を
液体ベヒクルとして用いる場合、水対有機比は任意の有
効範囲にあり得、典型的には、約100:0〜約30:
70好ましくは約97:3〜約50:50であるが、そ
の比はこの範囲外であってもよい。液体ベヒクルの非水
成分は水の沸点(100℃)よりも高沸点を有する湿潤
剤(ヒューメクタント)として一般に作用する。各実施
態様において、本発明のインクは水のような液体ベヒク
ルと湿潤剤のような添加剤を含み得、水は一般に約60
〜約99.5重量%好ましくは約75〜約99重量%の
量で存在する。
【0007】本発明のインクは、各実施態様において、
例えば、約1〜約20重量%好ましくは約2〜約10重
量%の有効量のフラーレン着色剤を含有する。フラーレ
ンの例は、例えば、The Journal of Organic Chemistr
y,1990,Vol.55,6250-6252に例示されている。さらにま
た、ケージに非炭素原子を含有するフラーレンを含むイ
ンクも意図される。これらのフラーレンは骨格を構成す
る1個、2個、3個、4個またはそれ以上の炭素原子を
ホウ素のような公知の非炭素原子で置換させた全炭素フ
ラーレンから誘導し得る。また、カルシウム、ナトリウ
ム、カリウム、けい素、銅、セレン、ランタン、塩素、
鉄等のような公知の周期律表(この周期律表の記載はす
べて参考として本明細書に引用する)の任意の1個以上
の原子のような、炭素ケージ内の炭素以外の1個以上の
原子を含むフラーレンを含むインクは炭素原子の回転楕
円面状群生(クラスター)内に捕捉させ得る。さらに詳
細には、約384〜約12、000の分子量を有する1
種以上のフラーレンを本発明のインクにおいて使用し得
る。詳細には、炭素の第3形態である上記のフラーレン
類は切頭20面体の各頂点に配列された炭素の60個の
原子の群生を含みミニチュアサッカーボールに似たもの
として説明されている。そのような構造はこれらの分子
構造体の同名人であるR.バクミンスター フラー、J
r.により設計された測地線ドームに似ている。フラーレ
ンに関しては、本明細書で例示する各フラーレン、他の
公知のフラーレン、各実施態様におけるこれらの混合物
等のすべての形態を包含する。
例えば、約1〜約20重量%好ましくは約2〜約10重
量%の有効量のフラーレン着色剤を含有する。フラーレ
ンの例は、例えば、The Journal of Organic Chemistr
y,1990,Vol.55,6250-6252に例示されている。さらにま
た、ケージに非炭素原子を含有するフラーレンを含むイ
ンクも意図される。これらのフラーレンは骨格を構成す
る1個、2個、3個、4個またはそれ以上の炭素原子を
ホウ素のような公知の非炭素原子で置換させた全炭素フ
ラーレンから誘導し得る。また、カルシウム、ナトリウ
ム、カリウム、けい素、銅、セレン、ランタン、塩素、
鉄等のような公知の周期律表(この周期律表の記載はす
べて参考として本明細書に引用する)の任意の1個以上
の原子のような、炭素ケージ内の炭素以外の1個以上の
原子を含むフラーレンを含むインクは炭素原子の回転楕
円面状群生(クラスター)内に捕捉させ得る。さらに詳
細には、約384〜約12、000の分子量を有する1
種以上のフラーレンを本発明のインクにおいて使用し得
る。詳細には、炭素の第3形態である上記のフラーレン
類は切頭20面体の各頂点に配列された炭素の60個の
原子の群生を含みミニチュアサッカーボールに似たもの
として説明されている。そのような構造はこれらの分子
構造体の同名人であるR.バクミンスター フラー、J
r.により設計された測地線ドームに似ている。フラーレ
ンに関しては、本明細書で例示する各フラーレン、他の
公知のフラーレン、各実施態様におけるこれらの混合物
等のすべての形態を包含する。
【0008】フラーレンと共に顔料も本発明のインクに
おいて使用し得る。顔料はブラック、シアン、マジェン
タ、イエロー、レッド、ブルー、グリーン、ブラウン、
これらの混合物等であり得る。適当なブラック顔料の例
にはチャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプ
ブラック等の種々のカーボンブラックがある。カラー顔
料にはレッド、グリーン、ブルー、ブラウン、マジェン
タ、シアンおよびイエローの各顔料、並びにこれらの混
合物がある。他の顔料もまた使用し得る。顔料の粒度は
液体ベヒクル中で粒子の安定なコロイド状懸濁液を与え
かつインクを熱インクジェット プリンターで用いると
きにインクチャンネルの閉塞を防止し得るようにできる
限り小さいのが好ましい。好ましい平均粒径は一般に約
0.001〜約0.1ミクロンである。顔料はインク組
成物中に一般に約1〜約7重量%好ましくは約2〜約5
重量%の任意の有効量で存在する。他の添加剤も本発明
のインク中に存在し得る。例えば、1種以上の界面活性
剤または湿潤剤をインクに加え得る。これらの添加剤は
カチオン、アニオンまたはノニオンタイプであり得る。
適当な界面活性剤と湿潤剤にはラウリル硫酸ナトリウ
ム、タモール(TAMOL、登録商標)SN、タモール LG 、ロ
ーム アンド ハース社から入手し得るトリトン(TRITO
N 、登録商標) シリーズのもの、マラスパース(MARASPE
RSE 、登録商標 )シリーズのもの、GAF社から入手し
得るアイゲパール(IGEPAL 、登録商標 )シリーズのも
の、ターギトール(TERGITOL 、登録商標 )シリーズのも
の、および他の商業的に入手し得る界面活性剤がある。
これらの界面活性剤および湿潤剤は一般に0〜約15重
量%好ましくは約0.01〜約8重量%の有効量で存在
するが、その量はこの範囲外であってもよい。
おいて使用し得る。顔料はブラック、シアン、マジェン
タ、イエロー、レッド、ブルー、グリーン、ブラウン、
これらの混合物等であり得る。適当なブラック顔料の例
にはチャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプ
ブラック等の種々のカーボンブラックがある。カラー顔
料にはレッド、グリーン、ブルー、ブラウン、マジェン
タ、シアンおよびイエローの各顔料、並びにこれらの混
合物がある。他の顔料もまた使用し得る。顔料の粒度は
液体ベヒクル中で粒子の安定なコロイド状懸濁液を与え
かつインクを熱インクジェット プリンターで用いると
きにインクチャンネルの閉塞を防止し得るようにできる
限り小さいのが好ましい。好ましい平均粒径は一般に約
0.001〜約0.1ミクロンである。顔料はインク組
成物中に一般に約1〜約7重量%好ましくは約2〜約5
重量%の任意の有効量で存在する。他の添加剤も本発明
のインク中に存在し得る。例えば、1種以上の界面活性
剤または湿潤剤をインクに加え得る。これらの添加剤は
カチオン、アニオンまたはノニオンタイプであり得る。
適当な界面活性剤と湿潤剤にはラウリル硫酸ナトリウ
ム、タモール(TAMOL、登録商標)SN、タモール LG 、ロ
ーム アンド ハース社から入手し得るトリトン(TRITO
N 、登録商標) シリーズのもの、マラスパース(MARASPE
RSE 、登録商標 )シリーズのもの、GAF社から入手し
得るアイゲパール(IGEPAL 、登録商標 )シリーズのも
の、ターギトール(TERGITOL 、登録商標 )シリーズのも
の、および他の商業的に入手し得る界面活性剤がある。
これらの界面活性剤および湿潤剤は一般に0〜約15重
量%好ましくは約0.01〜約8重量%の有効量で存在
するが、その量はこの範囲外であってもよい。
【0009】高分子添加剤もまたインクの粘度と顔料粒
子の安定性を高めさせかつ粒子の凝集と沈降の速度を低
減させるために本発明のインクに加え得る。アラビアゴ
ム、ポリアクリレート塩、ポリメタクリレート塩、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルエーテル、スターチ、多糖類等のような水溶性
ポリマーは水または水と水混和性有機溶媒との混合物の
ような水性液体ベヒクル中で顔料粒子を安定化するのに
特に有用である。高分子安定剤は本発明のインク中に0
〜約10重量%好ましくは約0.01〜約5重量%の量
で存在し得るが、その量はこの範囲外であってもよい。
本発明のインクへの他の任意成分としての添加剤には約
0.0001〜約4重量%好ましくは約0.01〜約
2.0重量%の量で存在するダウイシル(DOWICIL) 15
0、200、および75、安息香酸塩、ソルビン酸塩等
の殺生剤;0〜約1重量%好ましくは約0.01〜約1
重量%の量で存在する酸または塩基、リン酸塩、カルボ
ン酸塩、亜硫酸塩、アミン塩等のpH調整剤がある。
子の安定性を高めさせかつ粒子の凝集と沈降の速度を低
減させるために本発明のインクに加え得る。アラビアゴ
ム、ポリアクリレート塩、ポリメタクリレート塩、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルエーテル、スターチ、多糖類等のような水溶性
ポリマーは水または水と水混和性有機溶媒との混合物の
ような水性液体ベヒクル中で顔料粒子を安定化するのに
特に有用である。高分子安定剤は本発明のインク中に0
〜約10重量%好ましくは約0.01〜約5重量%の量
で存在し得るが、その量はこの範囲外であってもよい。
本発明のインクへの他の任意成分としての添加剤には約
0.0001〜約4重量%好ましくは約0.01〜約
2.0重量%の量で存在するダウイシル(DOWICIL) 15
0、200、および75、安息香酸塩、ソルビン酸塩等
の殺生剤;0〜約1重量%好ましくは約0.01〜約1
重量%の量で存在する酸または塩基、リン酸塩、カルボ
ン酸塩、亜硫酸塩、アミン塩等のpH調整剤がある。
【0010】本発明のインク組成物は熱インクジェット
プリンテイング法での使用に適し得る粘度を一般に有
する。典型的には、インク粘度は本発明の各実施態様に
おいて約5センチポイズ以下であり、好ましくは、約1
〜約2.5センチポイズである。本発明のインク組成物
は多くの適当な公知の方法で調製し得る。典型的には、
インクは各成分の単純な混合により調製する。1つの方
法はインク成分の全てを一緒に混合し混合物を濾過して
インクを得ることを含む。本発明のインクは、各成分を
混合し、必要に応じて加熱し、濾過し、次いで、インク
添加剤をを混合物に加え、室温で穏やかな振盪により均
質な混合物が得られるまで、典型的には、約5〜約10
分間混合することによるような公知のインク調製法によ
って調製し得る。また、本発明のインク添加剤はフラー
レンのような他のインク成分と一緒にインク調製工程
(各成分すべてを混合し、必要に応じ加熱し、濾過する
ことによるような任意の所望の手順による)において混
合し得る。
プリンテイング法での使用に適し得る粘度を一般に有
する。典型的には、インク粘度は本発明の各実施態様に
おいて約5センチポイズ以下であり、好ましくは、約1
〜約2.5センチポイズである。本発明のインク組成物
は多くの適当な公知の方法で調製し得る。典型的には、
インクは各成分の単純な混合により調製する。1つの方
法はインク成分の全てを一緒に混合し混合物を濾過して
インクを得ることを含む。本発明のインクは、各成分を
混合し、必要に応じて加熱し、濾過し、次いで、インク
添加剤をを混合物に加え、室温で穏やかな振盪により均
質な混合物が得られるまで、典型的には、約5〜約10
分間混合することによるような公知のインク調製法によ
って調製し得る。また、本発明のインク添加剤はフラー
レンのような他のインク成分と一緒にインク調製工程
(各成分すべてを混合し、必要に応じ加熱し、濾過する
ことによるような任意の所望の手順による)において混
合し得る。
【0011】本発明はまた本発明のインク組成物をイン
クジェット プリンテイング装置に装填し、インク組成
物の液滴を基体上に像形成パターンで発出せしめること
を含む方法にも関する。1つの実施態様においては、プ
リンテイング装置はノズル内のインクを像形成パターン
で選択的に加熱しそれによってインク液滴を像形成パタ
ーンで発出せしめる熱インクジェット法を用いる。ゼロ
ックス4024紙のような平坦紙、ロール巻きノートブ
ック紙、ボンド紙、シャープ社シリカコーテッド紙およ
びジュウジョウ紙等のシリカコーティング紙、、透明体
材料、織布、繊維製品、プラスチック、高分子フィル
ム、金属のような無機基体、および木材等のような任意
の適当な基体を用い得る。1つの実施態様においては、
プリンテイング法は平坦紙のような多孔質またはインク
吸着性基体上にプリンテイングすることを含む。本明細
書で使用するときの約〜約はその間の数値を含む。ま
た、本発明のフラーレンは米国特許第5,017,64
4号に例示されているような液体インク用の染料として
も使用し得る(該米国特許の記載はすべて参考として本
明細書に引用する)。
クジェット プリンテイング装置に装填し、インク組成
物の液滴を基体上に像形成パターンで発出せしめること
を含む方法にも関する。1つの実施態様においては、プ
リンテイング装置はノズル内のインクを像形成パターン
で選択的に加熱しそれによってインク液滴を像形成パタ
ーンで発出せしめる熱インクジェット法を用いる。ゼロ
ックス4024紙のような平坦紙、ロール巻きノートブ
ック紙、ボンド紙、シャープ社シリカコーテッド紙およ
びジュウジョウ紙等のシリカコーティング紙、、透明体
材料、織布、繊維製品、プラスチック、高分子フィル
ム、金属のような無機基体、および木材等のような任意
の適当な基体を用い得る。1つの実施態様においては、
プリンテイング法は平坦紙のような多孔質またはインク
吸着性基体上にプリンテイングすることを含む。本明細
書で使用するときの約〜約はその間の数値を含む。ま
た、本発明のフラーレンは米国特許第5,017,64
4号に例示されているような液体インク用の染料として
も使用し得る(該米国特許の記載はすべて参考として本
明細書に引用する)。
【0012】
【実施例1】2.5重量%のフラーレン(例えば、テキ
サス州(77030−1038)ヒューストン、シェク
スピアー シート5(2415)のテキサス フラーレ
ンズ社から入手し得、主要量のC60と少量のC70および
C84炭素分子並びに極少量の他のより高分子量のフラー
レンを含むと考えられている)、15重量%のシクロヘ
キシル ピロリドン(ニュージャージー州ウェイネのG
AF社から入手)、1重量%のラウリル硫酸ナトリウム
(ニュージャージー州フェアー ラウンのフィッシャー
サイエンテイフィック社から入手)、81.5重量%
のトルエンを含むインク組成物を、各成分を室温の25
℃で一緒に混合し、攪拌して均質溶液を得、濾過するこ
とによって調製した。調製したインクは熱インクジェッ
ト試験装置に装填し得る。実質的なバックグラウンドの
よごれのない優れた解像力の像が得られた。2つの追加
のインクも調製できた。これらのインクは上記と同じ組
成を有するが、1つのインクは、0.1重量%のカルボ
ワックス(CARBOWAX)M20(分子量18,000を有す
る下記の式:
サス州(77030−1038)ヒューストン、シェク
スピアー シート5(2415)のテキサス フラーレ
ンズ社から入手し得、主要量のC60と少量のC70および
C84炭素分子並びに極少量の他のより高分子量のフラー
レンを含むと考えられている)、15重量%のシクロヘ
キシル ピロリドン(ニュージャージー州ウェイネのG
AF社から入手)、1重量%のラウリル硫酸ナトリウム
(ニュージャージー州フェアー ラウンのフィッシャー
サイエンテイフィック社から入手)、81.5重量%
のトルエンを含むインク組成物を、各成分を室温の25
℃で一緒に混合し、攪拌して均質溶液を得、濾過するこ
とによって調製した。調製したインクは熱インクジェッ
ト試験装置に装填し得る。実質的なバックグラウンドの
よごれのない優れた解像力の像が得られた。2つの追加
のインクも調製できた。これらのインクは上記と同じ組
成を有するが、1つのインクは、0.1重量%のカルボ
ワックス(CARBOWAX)M20(分子量18,000を有す
る下記の式:
【化1】 のポリエチレン オキサイド/ビスフェノール−Aポリ
マー、コネチカット州ダンバリーのユニオン カーバイ
ド社から入手)と2.4重量%の上記フラーレンを含有
し、第2のインクは0.3重量%のカルボワックスM2
0と2.2重量%の上記フラーレンを含有していた。カ
ルボワックスM20はインクに室温で加え、得られた混
合物を約5分間攪拌させて均質溶液を得た。
マー、コネチカット州ダンバリーのユニオン カーバイ
ド社から入手)と2.4重量%の上記フラーレンを含有
し、第2のインクは0.3重量%のカルボワックスM2
0と2.2重量%の上記フラーレンを含有していた。カ
ルボワックスM20はインクに室温で加え、得られた混
合物を約5分間攪拌させて均質溶液を得た。
【0013】
【実施例2】水溶性フラーレンを、1gの上記フラーレ
ン〔例えば、テキサス州(77030−1038)ヒュ
ーストン、シェクスピアー シート5(2415)のテ
キサス フラーレンズ社から入手し得、主要量のC60と
少量のC70とC84炭素分子、および恐らくは少量の他の
より高分子量のフラーレンを含むと考えられている〕を
200mlのエチレン ジアミン中に入れ、72時間攪拌
させることによって調製した。2.5重量%のそのよう
な水溶性フラーレン、15重量%のエチレングリコー
ル、0.3重量%のカルボワックスM20、および8
2.2重量%の水を含むインク組成物を、各成分を一緒
に室温で混合し、約10分間攪拌させて均質溶液を得、
濾過することによって調製した。このようにして調製し
たインクをジェッティング試験装置に装填した。実質的
にバックグラウンドの汚れのない優れた解像力の像を得
ることができた。
ン〔例えば、テキサス州(77030−1038)ヒュ
ーストン、シェクスピアー シート5(2415)のテ
キサス フラーレンズ社から入手し得、主要量のC60と
少量のC70とC84炭素分子、および恐らくは少量の他の
より高分子量のフラーレンを含むと考えられている〕を
200mlのエチレン ジアミン中に入れ、72時間攪拌
させることによって調製した。2.5重量%のそのよう
な水溶性フラーレン、15重量%のエチレングリコー
ル、0.3重量%のカルボワックスM20、および8
2.2重量%の水を含むインク組成物を、各成分を一緒
に室温で混合し、約10分間攪拌させて均質溶液を得、
濾過することによって調製した。このようにして調製し
たインクをジェッティング試験装置に装填した。実質的
にバックグラウンドの汚れのない優れた解像力の像を得
ることができた。
Claims (1)
- 【請求項1】 水性または有機液体ベヒクルと、着色剤
としてのフラーレンまたはフラーレン混合物とを含むイ
ンク組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/754,084 US5114477A (en) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | Liquid ink compositions |
US07/754084 | 1991-09-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05194892A true JPH05194892A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=25033420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4225690A Withdrawn JPH05194892A (ja) | 1991-09-03 | 1992-08-25 | 液体インク組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5114477A (ja) |
JP (1) | JPH05194892A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1992-08-25 JP JP4225690A patent/JPH05194892A/ja not_active Withdrawn
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