JPH05194704A - 硬化性バインダー、その製造方法およびその用途 - Google Patents

硬化性バインダー、その製造方法およびその用途

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JPH05194704A
JPH05194704A JP4221737A JP22173792A JPH05194704A JP H05194704 A JPH05194704 A JP H05194704A JP 4221737 A JP4221737 A JP 4221737A JP 22173792 A JP22173792 A JP 22173792A JP H05194704 A JPH05194704 A JP H05194704A
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acidic ion
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Gerhard Brindoepke
ゲルハルト・ブリンドエプケ
Inge Kurth
インゲ・クルト
Michael Schwab
ミッヒヤエル・シユウア−ブ
Gerd Walz
ゲルト・ウアルツ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬化性バインダー。 【構成】 A)ウレタン類または尿素類、 B)ヒドロキシル基を含有するアクリルまたはメタアク
リル化合物 C)パラホルムアルデヒドおよび D)場合によってはポリオール、 の同時的反応によって得られ、その際ポリオールD)を
反応せしめない場合には反応を酸性イオン交換体の存在
下に実施し、そしてポリオールD)を反応せしめる場合
には反応を酸性イオン交換体または強酸の存在下に実施
する。 【効果】 これらのバインダーは、電子線またはUV光
によって硬化されうるコーテイング組成物として好適で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高エネルギー放射また
は遊離基によって硬化されることができ、そしてウレタ
ン類または尿素類を基礎にした、(メタ)アクリル基を
有する重合しうる不飽和樹脂の形態のバインダーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】バインダーとして、アクリラート基を有
するプレポリマーを含有するコーテイング組成物は、高
エネルギー放射によて硬化されてすぐれた接着性、平滑
な表面およびすぐれた摩擦抵抗性および衝撃強さを有す
るコーテイングを与えることは知られている。
【0003】ドイツ特許公告明細書第1,745,54
0号によれば、そのような樹脂は、メラミン/ホルムア
ルデヒド縮合物をヒドロキシアクリラートと反応せしめ
ることによって製造される。この反応においては、陽イ
オン交換樹脂またはケイ酸塩が触媒として使用される。
ドイツ特許公告明細書第2,132,318号には、極
めて複雑な方法で構成され電子線によって硬化されるこ
とができ、そしてなかんずくアミン/ホルムアルデヒド
縮合物とヒドロキシアクリラートとの反応生成物よりな
るアクリル系塗料およびコーテイング組成物が記載され
ている。この反応は、弱アルカリ性または弱酸性の媒質
中で、例えばアクリル酸の存在下に行われる。電子線に
よって硬化されうるSZ特許第560,729号による
アクリラートにより変性されたメラミン/ホルムアルデ
ヒド縮合物もまた弱酸性範囲における、例えばギ酸の存
在下の反応によっても製造される。
【0004】この型の樹脂は、ドイツ特許出願公開第
2,550,740号からも知られている。対照的に、
そこに記載された樹脂は、強酸の存在下に製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の先行技術は、ア
ミノプラスト形成剤がまずホルムアルデヒドによってメ
チロール化されそして次にアルコールでエーテル化され
るという共通の特徴を有する。この度、そのような樹脂
は、ウレタン類または尿素類を同時にホルムアルデヒド
およびヒドロキシアルキル(メタ)アクリラートと酸性
イオン交換体の存在下に反応せしめることによって製造
されうることを見出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、 A)ウレタン類または尿素類、 B)ヒドロキシル基を有するアクリルまたはメタクリル
化合物、 C)パラホルムアルデヒドおよび D)場合によっては、ポリオール、 の同時的反応であって、ポリオールD)もまた反応せし
めない場合には反応を酸性イオン交換体の存在下に実施
し、そしてポリオールD)もまた反応せしめる場合には
反応を酸性イオン交換体または強酸の存在下に実施する
という同時的反応によって得られた硬化性バインダーに
関する。
【0007】本発明に適したウレタン類および尿素類
は、好ましくは、式
【0008】
【化2】
【0009】〔上式中、Xは酸素原子または式 -NH-
で表される基であり、そしてnは1ないし5の数であ
り、そしてnが1である場合には、RはC1-C10- アル
キル、ベンジル、フエニルまたは式R1-OCH2 CH2-
またはR1-O -CH(CH)3- CH2-で表される基であ
り、そしてnが2ないし5の数である場合には、RはC
4-C15- アルキレン、フエニレンまたは式-(OCH2
2)x O- または-(OCH(CH3)CH2)x O- (ここ
で指数xはポリオキシアルキレン基が100ないし15
000の分子量を有するように選択される)そしてR1
は水素、C1-C4-アルキルまたはフエニルである〕で表
される化合物である。そのような化合物の例は、メチル
- 、エチル- 、ブチル- 、シクロヘキシル- およびフエ
ニルウレタンおよび対応する尿素化合物、およびアンモ
ニアまたは例えばエタノールアミンまたはプロパノール
アミンのようなアミノアルコールとエチレンカルボナー
トまたはプロピレンカルボナートとの反応生成物、およ
び例えばヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、
ポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコー
ルのようなジ- またはトリオールと尿素との反応生成物
であり、その際アンモニアが分離されそしてジ- または
ポリウレタンが生成されている。エチル- およびブチル
ウレタンが特に好ましい。
【0010】成分Bとしてヒドロキシル基を有するアク
リルまたはメタクリル化合物が使用される。ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリラート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリラートおよびブタンジオールモノアクリラー
トのような(メタ)アクリル酸のC2-C4-アルカンジオ
ールとのモノエステルが好ましい。
【0011】成分D)のような適当なポリオールは、例
えば、トリメチロールプロパン、エチレングリコール、
ブチレングリコール、ペンタエリトリトールまたはペン
タンジオールのようなC2-C15- ジ- 、トリ- またはテ
トラオール;およびポリエステル- ポリオール、ポリエ
ーテル- ポリオールおよびポリカルボナート- ジオール
または -トリオールである。
【0012】ヒドロキシル基を有するそのようなポリエ
ステルは、ジカルボン酸とジオールおよびトリオールと
の周知の方法によるエステル化によって製造されうる
〔例えば、フローリ(P. J. Flory) 、ジヤーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ケミカル・ソサエティー第5
8巻第1877頁(1936年)(J. Am. Chem. Soc.5
8,1877(1936))およびジヤーナル・オブ・
アメリカン・ケミカルソサエティー第63巻第3083
頁(1953)(J. Am. Chem. Soc.63,3083(1
953)参照〕。この場合の反応は、塊状で、または共
沸剤の存在下で実施されうる。
【0013】ヒドロキシル基を有するそのようなポリエ
ステル(=ポリエステル- ポリオール)のための出発物
質は、専門家にとって周知のものである。すなわち、こ
の反応に好適な物質は、ジカルボン酸、例えば、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル
酸、コハク酸、グルタール酸、アジピン酸、ピメリン
酸、セバシン酸、アゼライン酸およびセバシン酸、アゼ
ライン酸およびセバシン酸、それらの異性体および例え
ば上記の酸類の例えば無水物またはジアルキルエステル
のようなそれらのエステル化誘導体である。挙げうる好
適なジオールの例は、例えば、エチレングリコール、プ
ロピレン1,2- および1,3- グリコール、ブタン -
1,4- ジオール、ペンタン -1,2- ジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ヘキサン -1,6- ジオール、2
- メチルペンタン -1,5- ジオール、2- エチレンブ
タン -1,4- ジオールおよびジメチロールシクロヘキ
サンのようなアルキレングリコールである。適当なトリ
オールは、例えばグリセロール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパンおよびトリメチロールブタ
ンである。比較的高い官能性を有する適当なポリオール
は、例えばペンタエリトリトール、ジ-(トリメチロール
プロパン)、ジ-(ペンタエリトリトール)およびソルビ
トールである。ポリエステルの製造に適したその他のジ
- またはポリオールは、上記のアルコールとエチレンオ
キシドまたはプロピレンオキシドとの反応によって得ら
れるアルコキシル化誘導体である。
【0014】更に、好適なポリオールD)は、またポリ
ラクトン- ジオールおよび -トリオールである。これら
の生成物は、例えばε- カプロラクトンとジオールとの
反応によって得られる。そのような生成物は、米国特許
第3,169,945号に記載されている。
【0015】この反応によって得られるポリラクトン-
ポリオールは、末端のヒドロキシル基の存在およびラク
トンから誘導された反復するポリエステル部分によって
区別される。これらの反復する分子部分は、式
【0016】
【化3】
【0017】(上式中、nは好ましくは2ないし10で
ある)に相当しうる。出発物質として使用されるラクト
ンは、環中に少なくとも4個の炭素原子を有すべき所望
のラクトンまたは所望のラクトンの組合せでよい。出発
物質として使用されるラクトンは、次の一般式
【0018】
【化4】
【0019】(上式中、nはすでに上に述べた意味を有
する)によって表されうる。ポリラクトン- ジオールの
製造のために好ましいとされるラクトンは、nが数値4
を有するε- カプロラクトンである。更に、各種の他の
ラクトンもまた個々にまたは組合せて使用されうる。
【0020】ラクトンとの反応に適した脂肪族ジオール
の例は、カルボン酸との反応のための上述のジオールで
ある。ヒドロキシル基を有し(=ポリエーテル- ポリオ
ール)そして本発明による方法に使用されうるポリエー
テルは、周知の方法により二価および/または多価アル
コールと種々の量のエチレンオキシドおよび/またはプ
ロピレンオキシドとの反応によって得られる〔例えば、
ホウベン- ワイル(Houben-Weyl) 第XIV巻2、高分子
物質(Makromolekulare Stoffe)II、(1963)参
照〕。
【0021】テトラヒドロフランの重合生成物もまた使
用されうる。上記ポリエーテル- ポリオールの数平均分
子量は、400ないし4000、好ましくは450ない
し2000である。
【0022】好適なポリカルボナート- ジオールおよび
-トリオールは、炭酸とジ- またはトリオールとの、ヒ
ドロキシル基を有するポリエステル、特にエチレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオールまたはネオ
ペンチルグリコールに基づくエステルである。これらの
ポリカルボナート- ポリオールは、200ないし400
0の分子量(Mn)を有する。
【0023】好ましくは、2ないし3.5のOH官能基
を有するポリエステルまたはポリエーテルが使用され
る。ウレタン類または尿素類、(メタ)アクリル化合物
および場合によっては前記のポリオールは、単一の反応
工程において酸性イオン交換体の存在下に、パラホルム
アルデヒドと共に、互いに反応せしめられる。パラホル
ムアルデヒドの量は、第1の出発成分の性質に依存す
る。もしウレタン類が使用されるならば、HCHOとし
て計算されたパラホルムアルデヒドに対するウレタンの
モル比は、1:4ないし1:0.5である。もし尿素類
が第1の出発成分として選択されるならば、尿素対パラ
ホルムアルデヒド(HCHO)のモル比は、1:5ない
し1:0.5である。ポリオールの含有量は、所望の使
用技術の性質に応じて変動されうる。ポリオール中のO
H当量に対するヒドロキシル基を有する(メタ)アクリ
ラート化合物のモル比は、一般に、1:0.05ないし
0.1:0.9である。成分D)としてポリオールが使
用されるならば、ウレタン対ホリオールの比は、一般に
NH当量対OH当量の比が1:1ないし1:3、好まし
くは1:1ないし1:2である。もし尿素類が使用され
るならば、NH当量対OH当量の比は、1:0.5ない
し1:1.5、好ましくは1:0.5ないし1:1であ
る。
【0024】反応は、酸型の陽イオン交換体によって触
媒作用される。しかしながら、例えばモンモリロナイト
のようなケイ酸塩の形態の天然産の交換体と同様に、こ
の場合、すべての通常の、そして公知の合成交換体も可
能である。その際、イオン交換体の量は、合成交換体に
ついては0.05ないし2重量%そして天然産の交換体
については1ないし10重量%である。
【0025】もし、ポリオールD)もまた使用されるな
らば、反応は、また例えば硫酸、p- トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸、リン酸または過塩素酸のような
強酸の添加によっても接触作用されうる。
【0026】反応は、好ましくは、アクリル化合物の重
合を防ぐ目的で、前記の最初の2種の成分を基準にして
0.01ないし0.5重量%の抑制剤の存在下に実施さ
れる。適当な抑制剤は、例えば、ヒドロキノン、ヒドロ
キノンモノアルキルエーテル、フエノチアジンまたはN
- ニトロソシクロヘキシルアミンである。
【0027】特に好適な重合抑制剤は、下記のものであ
る: ─α- 置換フエノール化合物、比較的低い揮発性を有す
る化合物、特に適当に置換された一価または多価フエノ
ールを基礎にした化合物が特に好適である、 ─未置換のフエノール化合物、特にヒドロキノン、ただ
し反応生成物中に明るい色価を確立するために反応混合
物にすでに活性炭を添加することが推奨される、および ─特に生理学的に興味のある重合抑制剤として、トコフ
エロール類よりの代表的なものおよび特に少なくとも一
部のα- トコフエロール(ビタミンE)。
【0028】特に以下のものが該当する:前記の第1の
群のα- 置換フエノール化合物の特に好適な代表例は、
ジ置換ヒドロノキン誘導体であり、2,5- ジ- 第三ブ
チルヒドロキノンが特に重要である。その他の例は、p
- メトキシフエノール、2,5- ジ- 第三 -p- クレゾ
ール、メチルヒドロキノンおよび/または第三ブチル-
ピロカテコールである。しかしながら、特に上記の2,
5- ジ- 第三ブチルヒドロキノンを使用することによ
り、放射線によって硬化されることができ、高い純度を
有しそして比較的厳しいプロセス条件下でさえ低い固有
の色を有する多官能性の(メタ)アクリル酸エステルを
製造することができる。得られる反応生成物は、更に高
い貯蔵安定性を有する点において卓越している。
【0029】もしα- 位において置換されていないフエ
ノール化合物が抑制剤として使用されるならば──前記
のようにここではヒドロキノンが特に重要な代表例であ
る─縮合反応においてすでに活性炭を同時に使用するこ
とにより、反応生成物の不当に著しい変色が効果的に防
止される。選択される活性炭の量は、広範囲に変えられ
る。それは好ましくは抑制剤として使用されるフエノー
ル化合物の量の数倍とすべきである。色の満足すべき明
色化は、1〜10倍の量の反応生成物において得られる
が、それにもかかわらず活性炭は、一般に比較的多量
に、例えば10ないし100倍の範囲内で、そして有利
にはヒドロキノンの量の約20ないし60倍の範囲内で
使用される。
【0030】重合抑制剤としてトコフエロール類、そし
て特にビタミンEが使用される場合には、所望の純度の
反応生成物を得ることが可能であるのみでなく、本発明
による手法に関連して、使用される抑制剤成分の生理学
的許容性が更に有利なものとなる。
【0031】反応温度は、50ないし150℃、好まし
くは70ないし120℃でよい。縮合中に生成される水
は、反応進行中に留去される。これは、反応を減圧下
に、例えば1ないし600mmHgの減圧下に実施する
ことにより、または反応を例えばシクロヘキサン、トル
エンまたはキシレンのような共沸剤の存在下に実施する
ことによって行われうる。反応は、通常10分ないし5
時間を要する。それは、濾過によりイオン交換体を除去
することによって終了されうる。得られる重合性の不飽
和樹脂は、一般に選択された出発物質に応じて20ない
し4000mPas(20℃)の粘度を有する。
【0032】これらの反応生成物は、硬化性コーテイン
グ組成物においてバインダーとして、または反応性希釈
剤としても使用されうる。上記の型の低粘度の樹脂は、
すでにそれら自体使用可能のコーテイング組成物であ
る。しかしながら、それらは放射線によって硬化されう
る高粘度の樹脂のための反応性希釈剤としても好適であ
る。これらのバインダーまたは希釈剤は、コーテイング
組成物を基礎にして0ないし80重量%、好ましくは1
0ないし60重量%の量で使用されうる。しかしなが
ら、更に、例えばブタンジオールジアクリラート、トリ
メチロールプロパントリアクリラート、N- ビニルピロ
リドン、ジビニル尿素、ヘキサンジオールジアクリラー
トまたは2- エチルヘキシルアクリラートのような通常
の反応性希釈剤を同時に追加的に使用することもでき
る。
【0033】特定の効果を得るために、上記のコーテイ
ング組成物に、例えば二酸化チタンのような無機または
有機の顔料、またはタルクのような充填剤を、コーテイ
ング組成物を基準にして0ないし80重量%、好ましく
は3ないし60重量%の量で添加することができる。
【0034】チキソトロピー化剤、流れ調節剤、脱気剤
または潤滑剤のようなコーテイング工業において通例の
有機添加剤が更に10重量%までの量で存在しうる。重
合によって硬化されうる本発明による不飽和樹脂に加え
て、コーテイング組成物はまた、他の重合性不飽和バイ
ンダー、例えば不飽和ポリエステルまたはアクリラート
変性エポキシ樹脂、ポリウレタンおよび飽和ポリエステ
ル0ないし90重量%もまた含有しうる。
【0035】本発明によるバインダーは、木材、ガラ
ス、織物、金属、紙またはプラスチックのような支持体
を被覆するために、そして更に充填剤組成物としてまた
は印刷インキとして使用されうる。
【0036】硬化は、アクリル基の重合によって行われ
る。それは、50ないし500KeVのエネルギーを有
する電子線を用いて、または紫外光によって開始されう
る。後者の場合には、例えば、ISBN 0 9477
98 021による印刷インキ、コーテイングおよび塗
料用のUVおよびEB硬化処方(UV&EB CuringFo
rmulations for Printing Inks, Coatings & Paints)
(ISBN 0947798021)またはドイツ特許
出願公開第3,815,622号に記載されているよう
な光開始剤が有利には0.5ないし10重量%の量でコ
ーテイング組成物に添加される。
【0037】本発明によるバインダーの利点は、生成物
が低い粘度を有しそして従って取扱いが容易であるとい
う点に存する。更に、本発明の場合においてはバインダ
ーは、単純化された方法で、特に単一の反応工程におい
て製造される。従来技術によれば必要であるようなメチ
ロール化ウレタン類および尿素類のエーテル化は、この
場合には省略される。更に、本発明による生成物は、未
反応のヒドロキシアルキルアクリラートを少量のみしか
含有しないことそして共重合されたヒドロキシアクリラ
ートの割合が従来技術の場合に比較してより高いという
点において卓越している。
【0038】
【実施例】以下の例において記載された部は、重量部で
ある。例1: ブチルウレタン117部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)209部、ヒドロキノンモノメチルエ
ーテル0.1部および強酸性イオン交換体1.8部の混
合物を空気を通しながら30分間にわたって90〜10
0℃に加熱し、この混合物を同じ温度において更に60
分間撹拌した後、揮発性成分を100〜120mbar
の圧力下に1.5時間の間に留去する。
【0039】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体340部を得る: 粘度: 44 mPas 二重結合の含量: 11.5% OH価: 22mg KOH/g 遊離HEAの含量: 4.5% ウレタン1mol当りの結合されたHEAのmol数: 約1.7例2: ブチルウレタン117部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)209部、ヒドロキノンモノメチルエ
ーテル0.1部および強酸性イオン交換体3部の混合物
を空気を通しながら30分間にわたって90〜100℃
に加熱し、この混合物を同じ温度において更に60分間
撹拌した後、100〜120mbarの圧力下に1.5
時間の間に揮発性成分を留去する。
【0040】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体339部を得る: 粘度: 44mPas 二重結合の含量: 11.5% OH価: 13mg KOH/g 遊離HEAの含量: 2.7% ウレタン1mol当りの結合されたHEAのmol数: 約1.7例3: エチルウレタン89部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)209部、ヒドロキノンモノメチルエ
ーテル0.1部および強酸性イオン交換体2.8部の混
合物を空気を通しながら30分間にわたって90〜10
0℃に加熱し、この混合物を同じ温度において更に60
分間撹拌した後、揮発性成分を100〜120mbar
の圧力下に1.5時間の間に留去する。
【0041】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体320部を得る: 粘度: 44mAas 二重結合の含量: 12.8% OH価: 33mg KOH/g 遊離HEAの含量: 6.8% ウレタン1mol当りの結合されたHEAのmol数: 約1.6例4: ブチルウレタン117部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)174部、市販のポリテトラヒドロフ
ラン(製造者:BASF社、PTHF650、OH価:
86mg KOH/g)195部、ヒドロキノンモノメ
チルエーテル0.1部および強酸性イオン交換体3部の
混合物を空気を通しながら30分間にわたって90〜1
00℃に加熱し、この混合物を同じ温度において更に6
0分間撹拌した後、揮発性成分を100〜120mba
rの圧力下に1.5時間の間に留去する。
【0042】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体339部を得る: 粘度: 335mPas 二重結合の含量: 6.3% OH価: 31mg KOH/g例5: ブチルウレタン117部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)174部、ポリエチレングリコール3
00 45部、ヒドロキノンモノメチルエーテル0.1
部および強酸性イオン交換体1.9部の混合物を空気を
通しながら30分間にわたって90〜100℃に加熱
し、この混合物を同じ温度において更に60分間撹拌し
た後、揮発性成分を100〜120mbarの圧力下に
1.5時間の間に留去する。
【0043】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体356部を得る: 粘度: 86mPas 二重結合の含量: 9.5% OH価: 30mg KOH/g例6: ブチルウレタン117部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)174部、ポリカプロラクトン〔イン
テロックス社(Interox) 製、CAPA305、OH価3
12mg KOH/g)〕54部、ヒドロキノンモノメ
チルエーテル0.1部および強酸性イオン交換体1.9
部の混合物を空気を通しながら30分間にわたって90
〜100℃に加熱し、この混合物を同じ温度において更
に60分間撹拌した後、揮発性成分を100〜120m
barの圧力下に1.5時間の間に留去する。
【0044】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体360部を得る: 粘度: 158mPas 二重結合の含量: 9.4% OH価: 32mg KOH/g例7: ブチルウレタン117部、パラホルムアルデヒド(約9
1.2%の濃度)82.5部、ヒドロキシエチルアクリ
ラート(HEA)174部、ヘキサン -1,6- ジオー
ル17.7部ヒドロキノンモノメチルエーテル0.1部
および強酸性イオン交換体1.7部の混合物を空気を通
しながら30分間にわたって90〜100℃に加熱し、
この混合物を同じ温度において更に60分間撹拌した
後、揮発性成分を100〜120mbarの圧力下に
1.5時間の間に留去する。
【0045】50℃まで冷却した後、触媒を濾別して下
記のパラメーターを有する無色の液体332部を得る: 粘度: 71mPas 二重結合の含量: 10.2% OH価: 29mg KOH/g すべての例においてイオン交換体としてアンバーリスト
(Amberlyst) 15が使用された。比較例1: (ドイツ特許出願公開第2,558,482
号の例4に類似する手法) ブチルウレタン117部および37%の濃度のホルマリ
ン溶液205部を飽和炭酸ナトリウム溶液を用いて8の
pHまでもたらし、そしてこの混合物を80〜85℃に
おいて60分間撹拌した。水およびホルムアルデヒドの
混合物110部を次に水流ポンプによる真空下に1時間
の間に留去した。
【0046】ヒドロキノンモノメチルエーテル0.1
部、濃塩酸3.2部およびヒドロキシエチルアクリラー
ト209部を残渣に加え、そして混合物を100℃に3
0分間加熱した。次に同じ温度において130mbar
の圧力下に1.5時間の間に留去した(重量減:約31
部)。
【0047】下記のパラメーターを有する透明な液体3
82部が残渣として残存していた: 粘度: 33mPas 二重結合の含量: 11.9% OH価: 104mg KOH/g 遊離HEAの含量: 21.5% ウレタン1mol当り結合されたHEAのモル数: 約1.1比較例2: (ドイツ特許出願公開第2,558,482
号またはドイツ特許第1,745,540号の例1〜3
に類似する手法) a)ブチルでエーテル化されたウレタン樹脂の製造 ブチルウレタン117部、n- ブタノール370部およ
びパラホルムアルデヒド82部を酸性イオン交換体2.
5部と共に100〜110℃において1.5時間加熱し
た。次に揮発性成分を同じ温度において100mbar
の圧力下に1.5時間の間に留去した。濾過により以下
のパラメーターを有する透明な無色の液体が得られた: 固形物含量(125℃において1時間):94.5%、 OH価:11(1.6%のブタノール含量に相当する) b)酸性イオン交換体の存在下におけるヒドロキシエチ
ルアクリラートを用いるエステル交換反応 ヒドロキシエチルアクリラート210部、ヒドロキノン
モノメチルエーテル0.1部および酸性イオン交換体
2.1部を前記の残渣に添加し、そして混合物を100
℃において30分間撹拌し、次いで揮発性成分を同じ温
度において100mbarの圧力下に3時間の間に留去
した(約144部)。
【0048】残渣を濾別して下記パラメーターを有する
無色の透明液体326部を得た: 粘度: 28mPas 二重結合の含量: 8.9% OH価: 102mg KOH/g 遊離HEA含量: 21.1% ウレタン1mol当りの結合されたHEAのmol数: 約1.2比較例3: (ドイツ特許出願公開第2,558,482
号またはドイツ特許第1,745,540号の例1〜3
に類似する手法) a)2a)において記載された出発物質の製造 b)塩酸の存在下におけるヒドロキシエチルアクリラー
トを用いるエステル交換反応 ヒドロキシエチルアクリラート210部、ヒドロキノン
モノメチルエーテル0.1部および濃塩酸2部を比較例
2a)よりの残渣に添加し、そして混合物を100℃に
おいて30分間撹拌し、次に揮発性成分を同じ温度にお
いて100mbarの圧力下に3時間にわたって留去し
た(約188部)。
【0049】残渣を濾別して下記パラメーターを有する
無色の透明液体384部を得た: 粘度: 14mPas 二重結合の含量: 10.1% OH価: 152mg KOH/g 遊離HEAの含量: 31.4% ウレタン1mol当りの結合されたHEAのmol数: 約0.8
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミッヒヤエル・シユウア−ブ ドイツ連邦共和国、ニーデルンハウゼン− オーベルヨ−スバッハ、ヤーンストラー セ、33−35 (72)発明者 ゲルト・ウアルツ ドイツ連邦共和国、ウイースバーデン、プ フイングストボルンストラーセ、99

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)ウレタン類または尿素類、 B)ヒドロキシル基を有するアクリルまたはメタクリル
    化合物、 C)パラホルムアルデヒドおよび D)場合によっては、ポリオール、 の同時的反応であって、ポリオールD)もまた反応せし
    めない場合には反応を酸性イオン交換体の存在下に実施
    し、そしてポリオールD)もまた反応せしめる場合には
    反応を酸性イオン交換体または強酸の存在下に実施する
    という同時的反応によって得られた硬化性バインダー。
  2. 【請求項2】 重合抑制剤の存在下に製造される請求項
    1に記載のバインダー。
  3. 【請求項3】 式 【化1】 〔上式中、Xは酸素原子または式 -NH- で表される基
    であり、そしてnは1ないし5の数であり、そしてnが
    1である場合には、RはC1-C10- アルキル、ベンジ
    ル、フエニルまたは式R1-OCH2-CH2-またはR1-O
    - CH(CH)3- CH2-で表される基であり、そしてn
    が2ないし5の数である場合には、RはC4-C15- アル
    キレン、フエニレンまたは式-(OCH2 CH2)x O- ま
    たは-(OCH(CH3)CH2)x O- (ここで指数xはポ
    リオキシアルキレン基が100ないし1500の分子量
    を有するように選択される)そしてR1 は水素、C1-C
    4-アルキルまたはフエニルである〕で表されるウレタン
    類または尿素類から構成される請求項1に記載のバイン
    ダー。
  4. 【請求項4】 成分A)としてのエチル- またはブチル
    ウレタンから製造される請求項1に記載のバインダー。
  5. 【請求項5】 成分B)としての(メタ)アクリル酸C
    2-C4-アルキルエステルから製造される請求項1に記載
    のバインダー。
  6. 【請求項6】 成分D)としてのC2-C15- ジ- 、トリ
    - または -テトラオール;ポリエステルポリオール;ポ
    リエーテル- ポリオール;ポリカルボナート- ジオール
    またはポリカルボナート- トリオールから製造される請
    求項1に記載のバインダー。
  7. 【請求項7】 A)ウレタン類または尿素類、 B)ヒドロキシル基を有するアクリルまたはメタクリル
    化合物、 C)パラホルムアルデヒドおよび D)場合によってはポリオール、 を反応せしめ、その際ポリオールD)を反応せしめない
    場合には、反応を酸性イオン交換体の存在下に実施し、
    そしてポリオールD)もまた反応せしめる場合には、反
    応を酸性イオン交換体または強酸の存在下に反応を実施
    することを特徴とする請求項1に記載のバインダーの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のバインダーを、支持体
    を被覆するために、また充填剤組成物としてまたは印刷
    用インキとして使用する方法。
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