JPH05192380A - ペプチド含有分散系の安定保存方法及び装置 - Google Patents

ペプチド含有分散系の安定保存方法及び装置

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JPH05192380A
JPH05192380A JP4263047A JP26304792A JPH05192380A JP H05192380 A JPH05192380 A JP H05192380A JP 4263047 A JP4263047 A JP 4263047A JP 26304792 A JP26304792 A JP 26304792A JP H05192380 A JPH05192380 A JP H05192380A
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container
peptide
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volume space
containing dispersion
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JP4263047A
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Bruno Dr Galli
ガリ ブルーノ
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Ciba Geigy AG
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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
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    • B05B11/028Pistons separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
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    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
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    • B05B11/1023Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem
    • B05B11/1026Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem the piston being deformable and its deformation allowing opening of the outlet

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペプチド含有分散系、特にヒトカルシトニン
含有水溶液の安定保存方法及びそのための装置を提供す
る。 【構成】 ペプチド含有分散系Cの或る量を、ガスを排
除して空にした容器2の有効容積空間10内に、有効容
積空間10の境界面がペプチド含有分散系Cにとっての
唯一の境界面を形成するように導入する。そのための装
置は、例えば略円筒状容器2と、その内側に配設された
空にできる有効容積空間10とからなり、有効容積空間
10が周囲環境から気密法でシールされており、有効容
積空間10の境界面が該空間10に収容されているペプ
チド含有分散系Cにとっての唯一の境界面となるよう
に、ペプチド含有分散系の量の減少につれて、有効容積
空間10も減少できるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の欄の
請求項1に記載のペプチド含有分散系(peptide-contain
ing dispersions)の安定保存方法に関する。本発明はま
た、特許請求の範囲の欄の請求項11に記載のペプチド
含有分散系の安定保存に適する装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】ペプチド含有分散系、特にペプチド含有
溶液は、人体の多くの病変における広い用途範囲を有し
ている。多くの場合、ペプチドは分子構造において人又
は動物のホルモンに対応する。特に重要なペプチドとし
て挙げられるものは、特にインシュリン、グルカゴン及
びカルシトニンである。カルシトニンは、特にパジェッ
ト病(Paget's disease) の処置に、特に癌腫様の骨の病
気における高カルシウム血症の場合に、及び特に閉経後
の骨粗鬆症の処置に使用される。
【0003】広く使用されている動物カルシトニン、例
えばウナギカルシトニン、ブタカルシトニン及び特にサ
ケカルシトニンは、良好な作用を示すが、それらは外来
物質として生体に認識され、従って無効化抗体(neutral
ising antibody) が生じるとう欠点を有している。結
局、これらの動物カルシトニン、特にサケカルシトニン
は、時間と共にその活性を失い、生体はそれに慣れ、そ
して抗体の生成及び逆反応さえ結果として生じる。この
理由から、最近では人のホルモンに相当するカルシトニ
ン、いわゆるヒトカルシトニンの使用が増えてきてい
る。ヒトカルシトニンは、動物カルシトニンより活性が
低いので高濃度で用いられるけれども、生体がそれを生
体に属する物質とみなし、従ってそれに対する無効化抗
体を全く産生しないという著しい利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】相対的に高濃度で、カ
ルシトニン含有分散系又は水溶液は、結果的に凝集現象
のような物理的不安定性を示す。それらは、分散系、特
に水溶液の粘度を増加させるとともにゼラチン化をも導
く原繊維(fibrillae) を生成する傾向が特にある。この
ことは、高濃度カルシトニン分散系、特にヒトカルシト
ニンの水溶液の安定性が様々に制限される結果となる。
このことは、今まで多くの場合、患者に投与する直前
に、適当な濃度のヒトカルシトニンの水性分散系又は溶
液を調製することにより対処してきた。その目的のため
に、ヒトカルシトニンは通常、適当な容器中で保存安定
凍結乾燥形態にあり、そして所望の分散助剤(dispersin
g agent)に溶解される。所望の分散系又は溶液の簡明な
製造は、凍結乾燥物(lyophilisate)と溶媒とを、二室注
射器(two-chambered syringe) の分離された各室に保存
し、注射直前までそれらを合併させないことからなる。
投与方法として注射は多くの患者にとって不快なものと
思われるので、粘膜、特に鼻粘膜を経る投与方法への変
更が増えつつある。しかしながら、鼻アプリケーターの
使用は、ペプチド含有分散系、特にヒトカルシトニンを
比較的高濃度に含むものは非常に限られた保存安定性し
か有しないという問題により、またしても制限を受け
る。二室注射器の場合のような二室溶液(two-chamber s
olution)は、凍結乾燥ヒトカルシトニンが一度の噴出水
で(in one squirt) その溶媒に直接及び完全に溶解でき
ないので、どちらの問題をも解決しない。
【0005】従って、ペプチド含有−,特にヒトカルシ
トニン含有分散系、特には水溶液の非常に長期にわたる
安定保存を可能にする方法及び装置を提供することの課
題が存在する。特に高濃度カルシトニン含有分散系又は
水溶液を、通常要求される1年半ないし2年の保存期
間、変化させることなく保存することが可能でなければ
ならない。更に、ペプチド含有分散系の安定保存方法
は、特別の保存条件を顧慮した如何なる経費をも必要と
してはならない。安定保存のために使用される装置はシ
ンプルで製造するのに安価でなければならない。好まし
くは、それと同時に、ペプチド含有分散系を投与する装
置を使用することが可能であるべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題及び従来技術の
他の欠点は、特許請求の範囲の欄の請求項1記載の方法
及び請求項11記載の装置により解決される。それぞれ
の従属する方法の請求項(dependent process claims)及
び装置の請求項は、好ましい方法態様及び装置態様に関
する。
【0007】ことに本発明装置は、ペプチド含有分散系
の鼻腔投与、特にヒトカルシトニンの投与に適してい
る。
【0008】
【実施例】以下、断面にて示す図面を参照しながら、本
発明を詳細に説明する。なお、図1は本発明装置の一実
施例を、そして図2は本発明装置の別の実施例を示して
いる。
【0009】図1及び図2において、本発明装置は全体
が数字1で示されている。同一の装置部品及び要素は、
図1及び図2中、同一参照数字で示されている。示され
ている両具体例は、特に、いわゆる鼻アプリケーター(n
asal applicator)である。鼻アプリケーター1は略円筒
状容器2と容器内壁21を有している。その容器は一端
が計量適用手段(the metering and application means)
3で封鎖されている。計量適用手段3は例えば容器2の
一端に螺合又は摩擦溶接され、容器の該端を気密に、特
には空気遮断的にシールする。容器内側には、ペプチド
含有分散系を受け入れるための有効容積空間(the avail
able volume)Cが存在し、有効容積空間を、気密、特に
は空気遮断スライド手段9により変化させることは可能
になっている。
【0010】ペプチド含有分散系Cは、好ましくは、空
気を排除して有効容積空間内に収容されたペプチド含有
水溶液である。100mg/mlまでの濃度、好ましくは5
mg/mlまでの濃度のカルシトニン、特にヒトカルシトニ
ンの水溶液であるのが好ましい。
【0011】計量適用手段3は、圧力操作可能な一方向
計量バルブ(one-way metering valve)4を含む。バルブ
4は通常型式のものであり、従ってその詳細な説明は省
略することができる。容器2の付加部分として、中央通
路(a central through-channel) 6を有する略円錐形鼻
アダプター5が計量適用手段3に設置されている。ペプ
チド含有分散系Cを送通させるように設計されている計
量バルブ4は、出口端で通路6に接続しており、かくし
て容器内部の有効容積空間10と鼻アダプター中の通路
6とが接続される。図1に示されているように、鼻アダ
プター5は除去可能なカバーキャップ(closure cap) 7
で覆われている。鼻アダプター5は、鼻アダプター5の
通路6が開口する出口とは反対側の端にフランジ様拡大
部8を有しており、それは計量バルブが操作される時の
指の支持面として働く。
【0012】一端で有効容積空間10を仕切る気密スラ
イド手段9は、容器2の内側に配設され容器壁21に沿
って偏向自在(tilt-free) に移動され得るスライドピス
トンの形態であるのが好ましく、それによって有効容積
空間10が変化できる。スライドピストンは円周シーリ
ングリップ(sealing lips)を有しており、それは容器の
壁に沿ってスライドし、有効容積空間10のための気密
−及び液密シールを提供する。
【0013】図1に示されている具体例において、ペプ
チド含有分散系Cのための有効容積空間10は、計量適
用手段3、容器内壁21及びスライドピストン9により
確定される。円筒状容器2の計量適用手段3のある側と
は反対側の端は開放型式となっている。図示されている
ように、それは所望により移動可能とした底14により
閉鎖され得る。これは装置の安定性を増すために有利で
ある。勿論、底14は少なくとも一つの空気導入口を有
していて、装置1が機能することを確実にする。
【0014】図2に示されている本発明装置1の具体例
は、僅かに改変された態様を有している。その具体例に
おいて容器2は容器底22を有している。有効容積空間
10はスライドピストン9、容器内壁21及び容器底2
2により確定される。計量適用手段3、特に計量バルブ
4は、スライドピストン9の略中心部を貫通して容器底
22まで延びる突出チューブ11を備えている。スライ
ドピストン9の上部、そして計量適用手段3、容器内壁
21及びスライドピストン9で確定される部分は空気又
はガスで満たされた容積空間13であり、少なくとも一
つの換気口12により周囲雰囲気に接続している。換気
口12は好ましくは容器壁21及び/又は計量適用手段
3に備えられている。
【0015】容器2は好ましくはガラスで作られる。計
量適用手段3及び突出チューブ11はペプチド含有分散
系Cに不活性なプラスチック材料で作られるのが好まし
い。計量バルブ4はプラスチック又は金属で作られてい
てよい。鼻アダプター5、カバーキャップ7及び所望に
より移動可能とする底14はプラスチックで作られる。
スライドピストン9はゴムで作られるのが好ましい。ス
ライドピストン9の寸法は、有効容積空間がガス特に空
気及び液体に対して信頼性高くシールされることを確実
にするように選択するのが好ましい。他方、その寸法
は、計量バルブ4が操作された時にスライドピストン9
が移動しないほどスライドピストン9と容器内壁21間
の摩擦力を大きくするように、けれども放出したペプチ
ド含有分散系の量により有効容積空間10を減少させる
のに外部空気圧が充分となるように選択される。
【0016】ペプチド含有分散系Cの保存と投与のため
の本発明方法において、或る量の分散系Cは、ガスを排
除して空にした装置1の有効容積空間10内に導入され
る。これは好ましくは本発明装置1を既に組み立てた状
態で行われ、好適な手段は一方で容器2を空にすること
を、他方で一方向計量バルブ4が作動しないことを確実
にする。その目的のために必要な技術は、充填操作の詳
細な説明が省かれるほど慣用的なものである。導入され
たペプチド含有分散系、特にヒトカルシトニン含有水溶
液の1回投与量を投与するために、計量適用手段3が操
作される。計量適用手段3、特に計量バルブ4の操作は
円錐形鼻アダプター5のフランジ様拡大部8を押圧する
ことにより行われる。及んだ圧力は有効容積空間10内
に存在する分散系Cに伝わる。一方、分散系は、結果と
してヒトカルシトニン含有分散系Cのための送路が鼻ア
ダプター5の通路6へと開くまで、計量バルブ4の封鎖
部品(closure member)を押圧する。
【0017】計量適用手段3が始動位置まで戻ると有効
容積空間10に減圧が発生し、スライドピストン9は、
有効容積空間10が放出されたヒトカルシトニン含有分
散系の量だけ正確に小さくなるように周囲空気圧により
容器2内側を移動する。
【0018】有効容積空間10に存在するペプチド含
有、特にヒトカルシトニン含有分散系はこのように空気
を排除して保存される。分散系の境界面及び周囲媒質特
に空気で凝集現象は起こり得ない。この様にして導入及
び保存されたペプチド含有分散系、特に100mg/mlま
での濃度のヒトカルシトニン含有水溶液は、その最初の
稠度(consistency) 及び粘度を維持する。本発明方法及
び本発明装置の結果として、ヒトカルシトニン含有水溶
液の保存における安定性は著しく増加し、特に求められ
ている1年半〜2年の保存安定性が達成される。本発明
方法は採用するのが簡便で、慣用技術を用いて行うこと
ができる。本発明装置はシンプルで、安価であり、また
慣用製造方法で製造することができる。装置の使用は簡
便で容易に行なえる。ことに、ペプチド含有分散系の鼻
腔投与のための、特にヒトカルシトニン含有水溶液の鼻
腔投与のための上記一具体例において本発明装置を使用
することは特に有利であり、しばしば不快に思われてい
る他の投与方法を患者に適用させずにすむ。
【0019】明らかに、本発明方法及び本発明装置は、
鼻腔投与や鼻アプリケーターのみに限定されるものでは
ない。本発明方法は、例えば注射装置又は他有効成分施
与機器の場合にも使用されてよい。ペプチド含有分散系
の安定保存のための本発明方法の基本的な考え方は、ペ
プチド含有分散系の或る量を、ガスを排除して空にした
容器の有効容積空間内に、有効容積空間の境界面が唯一
ペプチド含有分散系にとっての境界面を形成するように
導入することからなる。有効容積空間内に収容されてい
るペプチド含有分散系の量の減少につれて、有効容積空
間は、有効容積空間の境界面が常に唯一ペプチド含有分
散系にとっての境界面を形成するように減少させられ
る。従って適する本発明装置は、略円筒状容器と、ペプ
チド含有分散系の量のための容器内側に配設された空に
できる有効容積空間とからなる。有効容積空間は周囲環
境から気密法でシールされる。有効容積空間の境界面
は、同時に、有効容積空間に収容されているペプチド含
有分散系にとっての唯一の境界面である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置を示す断面図である。
【図2】他の実施例の装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 容器 3 計量適用手段 5 鼻アダプター 9 気密スライド手段 10 有効容積空間 21 容器内壁 22 容器底 C ペプチド含有分散系

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペプチド含有分散系(C)の或る量を、
    ガスを排除して、空にした容器(2)の有効容積空間
    (10)内に、有効容積空間(10)の境界面がペプチ
    ド含有分散系(C)にとっての唯一の境界面を形成する
    ように導入するペプチド含有分散系(C)の安定保存方
  2. 【請求項2】 有効容積空間(10)内に収容されてい
    るペプチド含有分散系(C)の量の減少につれて、有効
    容積空間(10)を、有効容積空間(10)の境界面が
    常にペプチド含有分散系(C)にとっての唯一の境界面
    を形成するように減少させる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 容器(2)の有効容積空間(10)が、
    容器内壁(21)、容器(2)の一端に配設された閉鎖
    手段、及び容器内壁(21)に沿って移動可能な気密ス
    ライド手段(9)によって確定される請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 ペプチド含有分散系(C)の放出量に従
    って有効容積空間(10)を減少させるために、気密ス
    ライド手段(9)を周囲空気圧により移動させる請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】 分散系(C)が水溶液として調製される
    前記請求項のいずれか記載の方法。
  6. 【請求項6】 100mg/mlまでの濃度、好ましくは5
    mg/mlまでの濃度のカルシトニン、特にヒトカルシトニ
    ンが導入される前記請求項のいずれか記載の方法。
  7. 【請求項7】 容器(2)内に導入された気密スライド
    手段(9)が、周囲空気圧により容器(2)内側を移動
    できるスライドピストンである請求項3ないし6のいず
    れか記載の方法。
  8. 【請求項8】 有効容積空間(10)を仕切る閉鎖手段
    として、ペプチド含有分散系(C)の計量された量を放
    出することのできる計量適用ヘッド(3)が容器(2)
    上に設置されている請求項3ないし7のいずれか記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 有効容積空間(10)が容器内壁(2
    1)、気密スライド手段(9)及び容器底(22)によ
    り確定され、ペプチド含有分散系(C)が突出チューブ
    (11)により投与され、該チューブがスライドピスト
    ン(9)の略中心部を貫通し且つ計量適用手段(3)に
    接続されており、スライド手段(9)が容器底(22)
    方向への周囲気圧により動かされる請求項3ないし7の
    いずれか記載の方法。
  10. 【請求項10】 計量適用手段(3)に円錐形鼻アダプ
    ター(5)が備えられ、また容器(2)の有効容積空間
    (10)の周囲空気からの隔離を保つ、そして圧力応用
    により好ましくは計量適用手段(3)を押圧することに
    より操作され得る気密一方向計量バルブ(4)が取り付
    けられている請求項8又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 略円筒状容器(2)と、ペプチド含有
    分散系(C)の量のために容器(2)内側に配設された
    空にできる有効容積空間(10)とからなり、有効容積
    空間(10)が周囲環境から気密法でシールされてお
    り、有効容積空間の境界面が有効容積空間(10)に収
    容されているペプチド含有分散系(C)にとっての唯一
    の境界面であり、有効容積空間(10)が、その中に収
    容されているペプチド含有分散系の量の減少につれて、
    有効容積空間(10)の境界面が常にペプチド含有分散
    系(C)にとっての境界面であるように減少され得るペ
    プチド含有分散系(C)の安定保存用装置。
  12. 【請求項12】 有効容積空間(10)が、容器内壁
    (21)、容器(2)の一端に配設された閉鎖装置、及
    び容器内壁(21)に沿って移動可能な気密スライド手
    段(9)によって確定される請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 気密スライド手段(9)が、周囲空気
    圧により移動できる請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 気密スライド手段(9)がスライドピ
    ストンである請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 容器(2)の一端で有効容積空間(1
    0)を仕切る閉鎖装置が、ペプチド含有分散系(C)の
    計量された量を放出することのできる計量適用手段
    (3)である請求項12ないし14のいずれか記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 軽量適用手段(3)とは反対側に位置
    する円筒状容器(2)の一端が開放型式となっている請
    求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 容器(2)が、空気導入口(15)を
    備える、所望により移動可能とした底(14)を有する
    請求項15記載の装置。
  18. 【請求項18】 容器の一端で有効容積空間(10)を
    仕切る閉鎖手段が容器底(22)であり、容器(2)の
    他端にペプチド含有分散系のための突出チューブ(1
    1)を有する計量適用手段(3)が配設されており、該
    チューブは計量適用手段(3)と容器底(22)の間に
    配設されたスライド手段(9)を略軸様に貫通し、容器
    底(22)直前まで延びており、そして有効容積空間
    (10)内に収容されているペプチド含有分散系(C)
    の量の減少につれて、スライド手段(9)が周囲気圧に
    より容器底(22)方向に移動可能となっている請求項
    12ないし14のいずれか記載の装置。
  19. 【請求項19】 計量適用手段(3)とスライド手段
    (9)の間に、少なくとも一つの換気口(12)により
    周囲雰囲気と接続する容積空間(13)が備えられてい
    る請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 換気口(12)が容器壁(21)及び
    /又は計量適用手段(3)に備えられている請求項19
    記載の装置。
  21. 【請求項21】 計量適用手段(3)が円錐形鼻アダプ
    ター(5)を供え、且つ気密一方向計量バルブ(4)を
    含み、該バルブがペプチド含有分散系(C)を容器内側
    から鼻アタプター(5)へと送通させるよう設計されて
    おり、また圧力操作可能となっている請求項15ないし
    20のいずれか記載の装置。
  22. 【請求項22】 有効容積空間が、100mg/mlまでの
    濃度、好ましくは5mg/mlまでの濃度のカルシトニン、
    特にヒトカルシトニンを収容する請求項11ないし21
    のいずれか記載の装置。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の装置(1)を使用す
    ることによるペプチド含有分散系(C)の鼻腔投与、特
    にヒトカルシトニンの投与方法。
JP4263047A 1991-09-05 1992-09-04 ペプチド含有分散系の安定保存方法及び装置 Pending JPH05192380A (ja)

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EP91810710 1991-09-05
DE91810710.3 1991-09-05

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