JPH05192323A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH05192323A
JPH05192323A JP4143661A JP14366192A JPH05192323A JP H05192323 A JPH05192323 A JP H05192323A JP 4143661 A JP4143661 A JP 4143661A JP 14366192 A JP14366192 A JP 14366192A JP H05192323 A JPH05192323 A JP H05192323A
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JP
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ray
detector
tube
data
dose
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JP4143661A
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Kazuo Mori
一生 森
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 被検体を挟んで対向配置したX線管2とX線
検出器群3とを有し、被検体に対して所定角度毎に被検
体を透過したX線量を測定し、X線断層像を再構成する
X線CT装置において、前記X線管2の管電流を設定す
る管電流設定手段と、前記X線検出器群3の一部を注目
検出器としてこの注目検出器の所定角度毎のX線データ
を選択して出力するデータ取出部11と、該データ取出
部11の出力と事前に設定される基準データとに基づい
て、次の回動角において前記X線検出器群3に到達する
X線量をスキャン中に亘って一定となるように前記管電
流設定手段を制御する制御手段13とを有することを特
徴とする。 【効果】 X線検出器群に到達するX線量をスキャン中
に亘って一定となるように制御することにより、総曝射
線量と得られる画像品質の関係を最適化することのでき
るX線CT装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は診断のための医療機器
の分野に属し、さらに詳しくはX線CT装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被検体の一のスライス面のス
キャンにおいては、スキャンの開始から終了までX線管
に付加する管電圧及び管電流はほぼ一定に保たれている
のが一般的である。スキャン途中でX線管電圧を変化さ
せない理由は、X線吸収係数のエネルギ依存性に起因し
て発生する問題を避けるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、X線管電流の
変化は較正検出器等の手段によって測定データに与える
影響を回避できることはよく知られており、また、この
ようにスキャン中のX線管電流を一定に保つような方法
は、画像雑音、患者被曝及びX線管負荷の点で最適な方
法とは云い難い。前記画像雑音は投影データの雑音に由
来し、投影データの雑音は検出したX線フォトンの数に
より決定される。即ち、1データについてnヶのX線フ
ォトンが寄与しているならば、そのときSQR(n)ヶ
のフォトン(ここでSQR(n)はnの平方根であ
る。)に相当する成分は物理的に避け得ないフォトンノ
イズと呼ばれるものであり、そのデータの信号雑音比
は、n/SQR(n)=SQR(n)である。従って、
X線フォトン数nを極力大きくして被写体に曝射するX
線量を大きくするほど信号雑音比は向上する。しかし、
X線量を大きくすればX線管の負荷が増大し、スキャン
行為を短時間のうちに多数回繰り返すことができない
し、患者被曝の点でも問題となる。
【0004】ところで、検出器に到達するX線フォトン
の数nは、X線源から放射されるX線の強度と、X線源
とX線検出器との間に存在する物体によるX線減弱とに
より決定される。そして、被写体形状や大きさは種々異
なるため、X線減弱もスキャン中に大幅に変動する。例
えば、水平方向に平たい楕円で短径200mm、長径30
0mmの被写体を考え、これが人体の如く平均してほぼ水
に近いX線減弱係数(−0.017/mm)の物質から成
ると仮定する。被写体が視野中央にあるとして各回動角
毎にX線を放射した場合、この中央を通るX線の減衰
は、水平方向(楕円の長径に沿った方向)で e-0.017*300=1/164 垂直方向(楕円の短径に沿った方向)で、 e-0.017*200=1/30 となる。即ち、検出器に到達するX線量は、水平,垂直
方向でほぼ5倍相違することになる。このようなデータ
から作成される画像の雑音は、全方向のデータの雑音が
寄与するため、一部のデータの雑音が小さくても、他の
部分のデータの雑音が大きければ、大きい方の雑音でほ
ぼ決定されてしまう。従って、前記例においては、垂直
方向のデータの品質は水平方向に比べてはるかに優れて
いるが、それだけ無駄なX線を放射していることにな
る。逆に、垂直方向のデータの品質を活かすには、水平
方向はさらにX線量を多く放射すべきことになる。
【0005】この発明は前記事情に鑑みて成されたもの
であり、X線管から放射され被検体を介してX線検出器
群に到達するX線量を、スキャン中に亘って一定となる
ように制御することにより、総曝射線量と得られる画像
品質の関係を最適化するようなX線CT装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明の概要は、被検体を挟んで対向配置したX線
管とX線検出器群とを有し、被検体に対して所定角度毎
に被検体を透過したX線量を測定し、X線断層像を再構
成するX線CT装置において、前記X線管の管電流を設
定する管電流設定手段と、前記X線検出器群の一部を注
目検出器としてこの注目検出器の所定角度毎のX線デー
タを選択して出力するデータ取出部と、該データ取出部
の出力と事前に設定される基準データとに基づいて、次
の回動角において前記X線検出器群に到達するX線量を
スキャン中に亘って一定となるように前記管電流設定手
段を制御する制御手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】本発明によるX線CT装置によれば、X線検出
器群に到達するX線量をスキャン中に亘って一定となる
ように制御することにより、総曝射線量と得られる画像
品質の関係を最適化することができる。しかも、管電流
を制御してX線量を制御するため、X線の線質変化がな
い。よって、角度ごとに線質が変化することによるアー
チファクトが生じる恐れがない。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。第1図は、この発明の一実施例であるX線C
T装置のブロックダイヤグラムである。第1図は第3世
代のX線CT装置を示すもので、被検体1を挟んでX線
管2とX線検出器群3とが対向配置され、X線管2,X
線検出器群3が共に被検体1の回りに回動するようにな
っている。2aはX線管2におけるフィラメントを示
す。データ収集部4は、前記X線検出器群3からのそれ
ぞれの信号を増幅するプリアンプ5と、プリアンプ5の
出力を積分して出力する積分器6と、積分器6の出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器7とから成って
いる。
【0009】注目検出器指定部8は、グラティキュール
カウンタ9とチャンネル割出計算部10とから成ってい
る。前記グラティキュールカウンタ9は、グラティキュ
ールパルスaとスタートフラッグbとを入力して、X線
CT装置における架台回動角(X線管2とX線検出器群
3の回動角)を認識するためのものである。ここで、グ
ラティキュールパルスaとは、X線管2及びX線検出器
群3がある単位角度回動することにより1つ発生するパ
ルスである。スタートフラッグとは架台の特定位置にて
発生するパルスである。前記チャンネル割出計算部10
は、前記グラティキュールカウンタ9からの架台回動角
情報と、中央処理装置12(詳細は後述する)からの関
心領域iに関する情報とを入力し、注目検出器dも指定
するチャンネルを算出する。
【0010】データ取出部11は、前記データ収集部4
から出力されるX線データのうち、前記注目検出器dに
おいて得られたデータのみを取り出して出力する。
【0011】前記中央処理装置12は、前記データ収集
部4からのX線データを順次入力して、X線断層像の再
構成を行うと共に、前記関心領域iについての情報を前
記チャンネル割出計算部10へ出力する。また、前記注
目検出器dにおいて得られたデータとの比較の対象とな
る基準データD0 を出力するようになっている。
【0012】制御手段13は、線量算出器14とフィラ
メント電流設定回路15とから成っている。前記線量算
出器14は、前記データ取出部11の出力たる注目検出
器dのX線データDi と、前記中央処理装置12からの
基準データD0 とを入力し、次の回動角におけるX線量
をどの程度に設定すべきかを決定する。そして、そのX
線量に対応するX線管2の管電流Iを算出して出力す
る。フィラメント電流設定回路15は、前記線量算出器
14の出力を入力し、後述する管電流−フィラメント電
流の関係式より前記フィラメント2a を加熱するフィラ
メント電流値を設定する。
【0013】16は前記X線管2の両極に印加される高
電圧である。
【0014】以上のように構成されたX線CT装置の作
用について第2図及び第3図(a) ,(b) をも参照に加え
て説明する。
【0015】X線管2の陽極,陰極間を流れる電流を管
電流I(θm )とする。ここで、θm はX線管の回動角
であり、m=0〜Mとする。又、フィラメント2a を加
熱する電流をifとすると、フィラメント電流ifと前
記管電流I(θm )との関係は、第2図図示のようにな
っている。この関係は、事前に多点に亘って計測され、
その特性がフィラメント電流設定回路15の中に例えば
ROMテーブルの形で記憶されている。
【0016】先ず、データの収集の第1回目(回動角θ
0 )を行うとき、この際の管電流I(θ0 )はオペレー
タが恣意的に設定するものでも、コンピュータが算出す
るものでもよく、この値は被写体の大小や検査対象物の
種類等によって概ね定まるものである。例えば、スキャ
ンを平均的にI0 なる管電流の下で行うのが妥当とすれ
ば、第1回目の管電流I(θ0 )=I0 に設定して行
う。この管電流I0 の下での第1回目のX線曝射によっ
て得られるX線データのうち、注目検出器dにおいて得
られたデータDi (θ0 )が、データ取出部11より取
り出される。
【0017】ここで、注目検出器dについて、第3図
(a) ,(b) を参照して説明する。第3図(a) ,(b) は第
3世代のCT装置における関心領域iと注目検出器dと
の関係を示す概略説明図である。第3図(a) 図示のよう
に、関心領域iがX線照射視野の中心にあるときには、
注目検出器dはX線検出器群3の中央部に設定される。
この場合には、X線管2、X線検出器群3の回動角が異
なっても、注目検出器dは常にX線検出器群3の中央部
に設定される。一方、第3図(b) は、撮影の関心領域i
が視野中央でなく、事前の設定により別の場所に位置し
ている場合を示している。この場合には、X線管2と関
心領域iを結ぶ線の延長上にある注目検出器dは、回動
角の関数として変化する。上記いずれの場合も、注目検
出器dの選択は、注目検出器指定部8において行なわれ
る。
【0018】線量算出器14は、注目検出器dにおける
前記データDi (θ0 )に基づいて、次の回動角θ1
おけるX線管電流I(θ1 )を設定する。即ち、前記デ
ータDi (θ0 )と、中央処理装置12からの基準デー
タD0 とから次のような演算を行う。
【0019】Di (θ0 )=K・D0 I(θ1 )=f(K)・I0 ここで、f(K)はKに対して単調減少の関数であり、
例えばf(K)=1/K又はf(K)=1/SQR
(K)等である。
【0020】線量算出器14において、次の回動角θ1
における管電流I(θ1 )が算出されると、この管電流
I(θ1 )を入力するフィラメント電流設定回路15
は、前記第2図に示すif−I(θm )関係式に従がっ
て、前記管電流I(θ1 )に対応するフィラメント電流
ifを設定する。
【0021】これ以降は、X線管2の各回動毎に得られ
るデータDi (θm )と、事前に設定された基準データ
0 とから、 Di (θm )=K・D0 このとき、I(θm +1)=f(K)・I0 となるように、次の回動角θm +1において設定される
管電流I(θm +1)を算出する。そして、得れた管電
流I(θm +1)を用いて、前記if・I(θm )曲線
において対応するフィラメント電流ifを設定する。こ
のようにして、各回動角毎に得られる特定領域のデータ
より、次の回動角において設定するフィラメント電流i
fを算出することができる。
【0022】尚、各回動角毎に管電流及びフィラメント
電流を変更制御することは、X線管2の能力に限界があ
るため実際には困難な場合が多い。そこで、下記のよう
な制御を行うようにしても本発明の目的を達成すること
ができる。
【0023】即ち、X線管2の能力に限界があるため、
管電流IをI(θm +1)=f(K)・I0 によって一
義的に定めるのではなく、管電流若しくはフィラメント
電流ifに上限と下限とを設け、この領域内で管電流I
若しくはフィラメント電流の変更を行うものである。上
記の手段をさらに一歩進めると、フィラメント電流を事
前に設定した2値のうちのいずれか一方を選択するとい
う単純な制御に置き換えることもできる。即ち、回動角
θm におけるデータDi (θm )から、 Di (θm )=K・D0 となる値Kを算出し、この値Kに基づいて次の回動角θ
m +1におけるフィラメント電流ifを下記のように決
定する。
【0024】 if(θm +1)=if min (K≧1) if(θm +1)=if max (K<1) ここで、if maxとはX線管を保護すべく実用上設定さ
れるフィラメント電流の上限に近似した電流値である。
また、if minとはX線管の破損防止のために設定され
るフィラメント電流の下限に近似した電流値である。
【0025】上記のような2値if max,if minの選
択制御によっても管電流Iを連続的に設定制御できるの
は、以下のような事実に基づくものである。即ち、微小
なフィラメント温度の変化で管電流Iは大幅に変化する
けれども、フィラメント電流ifを変化させてもフィラ
メント温度が所望温度に達するまでには有限の時間がか
かるからである。
【0026】このように、管電流Iをスキャン中固定す
る場合に比べて、関心領域iを通るデータDi の信号の
大きさはスキャン中に亘ってさほど大きく変化すること
はない。即ち、無駄なX線曝射が軽減され、換言すれ
ば、与えたX線曝射総量のわりには画像雑音が軽減され
ることになる。
【0027】この発明は、注目検出器dの出力に基づい
て制御を行っているが、即ち、関心領域にのみ着目して
いるが、被検体断面は、一般に略楕円状であるため、そ
のような単純な形状の場合には、管電流Iが最大となる
べき回動角θm は、関心領域iがどこにあっても大きく
異なることはない。従って通常の被検体に対して上記制
御を行えば、関心領域iのみならず他の全領域について
も略々最適な制御を行っていることになる。
【0028】この発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、この発明の要旨の範囲内で種々の変形例を包含
することは言うまでもない。
【0029】例えば、前記実施例は第3世代のX線CT
装置を例に挙げて説明したが、第4世代のX線CT装置
にも適用することができる。第4図(a) ,(b) は第4世
代のX線CTにおいて関心領域iがX線照射視野中央に
ある場合と、中央以外の他の部位にある場合とを示して
いる。いずれの場合も、X線管2の所定角度毎の回動に
伴って、注目検出器dの指定が異なるが、この指定は、
前記注目検出器指定部8において、前記と同様にして行
うことができる。
【0030】また、注目検出器dの設定については、前
述したような関心部位iを通るX線を検出するX線検出
器に限らず、所定角度毎に得られる1回の投影データの
うち最小の信号量であるデータを出力するX線検出器と
してもよい。そして、この最小の信号量がスキャン中に
亘って大きく変動しないように制御手段13を動作させ
るのである。この際、第1図におけるデータ取出部11
はX線検出器群3の出力のうち最小の値を抜き出す機能
を持つ。例えばそのデータをDl(θm )とすれば、そ
の後は前記実施例と同様にしてフィラメント電流ifを
設定して管電流Iを制御することができる。
【0031】さらに、X線管の負荷を救済することは除
外して、患者被曝を最小限にすることのみを企るとすれ
ば、第5図に示す構成とすることもできる。第5図は、
この発明の他の実施例を示す一部概略説明図である。第
5図において、被検体1とX線管2との間にX線減弱体
17を図示A,B方向に沿って出入り自在に配置してい
る。このX線減弱体17は例えばBeOのごとき等価原
子番号が水に近いものが好ましい(X線の実効エネルギ
の変化による悪影響が小さい)。X線減弱体17は例え
ば階段状にその厚みが変化する形状となっており、この
厚さに応じてX線減弱量が決定される。駆動制御部18
は、前記線量算出器14と同じ動作を行って、前記X線
減弱体17の図示A,B方向の駆動制御を行う。19は
コリメータである。
【0032】上記装置において、駆動制御装置18は、
注目検出器dからのデータDi (θm )が基準データ
0 より小さければ減弱量を下げるようにX線減弱体1
7を移動させる。逆に大きい場合には、減弱量を上げる
ように移動制御する。このようにれば、X線管2からの
放射量が一定であっても、X線検出器群3に到達するX
線量をスキャン中に亘ってほぼ一定にすることができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による
と、X線検出器群に到達するX線量をスキャン中に亘っ
て一定となるように制御することにより、総曝射線量と
得られる画像品質の関係を最適化することのできるX線
CT装置を提供することができる。
【0034】従って所定の信号雑音比を得るのに無駄な
X線を放射することが防止でき、患者に対する被爆線量
の低減することができる。しかも、管電流を制御してX
線量を制御するため、X線の線質変化がない。よって、
角度ごとに線質が変化することによるアーチファクトが
生じる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例であるX線CT装置のブ
ロックダイヤグラム
【図2】 X線管電流I(θm )とフィラメント電流i
fとの関係を示す特性図
【図3】 第3世代のCT装置における関心領域iと注
目検出器dとの関係を示す概略説明図
【図4】 第4世代のCT装置における関心領域iと注
目検出器dとの関係を示す概略説明図
【図5】 この発明の他の実施例を示す概略説明図
【符号の説明】
2 X線管 3 X線検出器群 11 データ取出部 13 制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を挟んで対向配置したX線管とX
    線検出器群とを有し、被検体に対して所定角度毎に被検
    体を透過したX線量を測定し、X線断層像を再構成する
    X線CT装置において、前記X線管の管電流を設定する
    管電流設定手段と、前記X線検出器群の一部を注目検出
    器としてこの注目検出器の所定角度毎のX線データを選
    択して出力するデータ取出部と、該データ取出部の出力
    と事前に設定される基準データとに基づいて、次の回動
    角において前記X線検出器群に到達するX線量をスキャ
    ン中に亘って一定となるように前記管電流設定手段を制
    御する制御手段とを有することを特徴とするX線CT装
    置。
  2. 【請求項2】 前記注目検出器は、X線照射視野の中心
    を通るX線を検出するX線検出器であることを特徴とす
    る請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記注目検出器は、事前に設定される関
    心領域を通るX線を検出するX線検出器であることを特
    徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
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