JPH05191124A - 自動車用ガラスアンテナ - Google Patents

自動車用ガラスアンテナ

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Publication number
JPH05191124A
JPH05191124A JP1952092A JP1952092A JPH05191124A JP H05191124 A JPH05191124 A JP H05191124A JP 1952092 A JP1952092 A JP 1952092A JP 1952092 A JP1952092 A JP 1952092A JP H05191124 A JPH05191124 A JP H05191124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
antenna
module
antenna conductor
resin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1952092A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Saito
俊彦 斉藤
Tatsuji Asakawa
辰司 浅川
Shinya Shibata
伸也 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP1952092A priority Critical patent/JPH05191124A/ja
Publication of JPH05191124A publication Critical patent/JPH05191124A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】雑音の低減と生産性の向上を図る。 【構成】両側に電源供給用のコネクター13と受信信号
出力用のコネクター14とを備えた樹脂ケース12内に
回路を搭載した基板9を収納し、樹脂モールドして、ア
ンテナが設けられたガラス板1上に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ガラスアンテナ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ガラスアンテナにおいて
は合せガラス板の一方のガラス板の周縁の一部に切欠き
部を設け、この切欠き部に回路部品を設け、アンテナ導
体をこの回路部品にまで延長し、結線していた。しか
し、この従来例では、たとえば、自動車のリヤ・ガラス
板にアンテナを設置した時、ガラス板の形状に比べて、
回路部品は小さい為、半田付作業が難しい事や、あるい
はリヤ・ガラス板は一般に車体のデザインの点で曲面ガ
ラス板となっているので、部品実装上、課題が多い。
【0003】また、波長の短い電波を受信するアンテナ
の場合、部品をガラス面上に半田付する寸法精度が厳し
く要求され、また、配線長を短くする必要がある。更
に、美感上、ガラス板面に部品を搭載する事は望ましい
ことではない。更に、ガラスアンテナとして製造上、自
動化し難い点が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術が有していた欠点、つまり、半田付作業が難しいこ
とや、波長が短いアンテナの時、実装位置精度が高くな
ることや、配線が波長にくらべて長くなることや、美感
上ふさわしくないことや、更に生産性が悪い点を解消す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされたものであり、回路の電源供給用の
コネクターと、受信信号出力用のコネクターとをケース
の側部に備え、更に半導体及び回路部品を搭載した基板
をケース内に収納し、かつ、ケース内に樹脂を封入した
前置回路モジュールを、アンテナが設けられたガラス板
上に設け、電源供給用のコネクターにはバッテリーから
の電源供給用ケーブルが接続され、受信信号出力用のコ
ネクターには受信機への信号用ケーブルを接続したこと
を特徴とする自動車用ガラスアンテナを提供するもので
ある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例に従って、説明する。
図1は、前置回路モジュールの正面図であり、樹脂また
はセラミックからなる基板9、前置増巾回路を構成する
抵抗、コンデンサー、コイル、コネクター、半導体等の
電子の部品10を実装し、更に金具7および8が基板9
に実装される。
【0007】金具7はガラス板1上のアンテナ導体の給
電点5と接続され、金具8はガラス板1上のダミーの端
子6と接続され、更にコネクター13,14はケースの
側に設けられ、回路の電源供給用のコネクター13はバ
ッテリーより直流電圧を受け、受信信号出力用のコネク
ター14は受信機へ受信信号を送出する。
【0008】基板9は実装密度を上げるため、上下両面
に部品10を搭載し、樹脂ケース12に収納され、樹脂
11のコートによって、信頼性を高くしている。基板9
はセラミックスまたは樹脂基板の両面基板2枚を合せた
ものを使用したが、セラミックスの多層基板等でもよ
い。
【0009】また、樹脂スペーサー15は、上記、樹脂
ケース12に樹脂11を注入する際、コネクター13,
14周辺の隙間から漏れるのを防ぐために、必要とな
る。実施例では、基板9に部品10および金具7,8を
半田付によって搭載した後、コネクター13,14に樹
脂スペーサー15を差し込み、更に比誘電率の低い樹脂
を部品10および樹脂スペーサー15周辺にポッティン
グし、乾燥させ固化する。
【0010】更に、基板9を樹脂ケース12の開口部を
上に向けて収納し、樹脂11をコネクター13,14近
傍まで注入し、比較的低温で乾燥させ固化する。更に、
樹脂のスペーサー15と樹脂ケース12の隙間を樹脂1
1を用い、ポッティングによって封止する。それを更に
低温で乾燥させ、最後に、樹脂ケース12内の隙間に樹
脂11を注入し、室温に近い温度で乾燥固化させる。実
施例では樹脂11はエポキシを使用した。
【0011】実施例では、ガラス板1上の線条の給電点
5、端子6に金具7,8が半田付されている。この接着
はロウ付、導電性接着剤等であってもよい。前置増巾回
路モジュールに上方から加圧された時や、給電点5、端
子6に半田付する際金具7,8に均等に加圧できなかっ
たとき、基板9および樹脂ケース12に圧力が加えら
れ、破損するのを、金具7,8の変形で吸収し、防止す
ることができる。
【0012】実施例では、金具7,8は銅の板厚0.3
mm、板巾8mmであり、ガラス板1に平行で固定され
ていない部分すなわち、給電点5、端子6に半田付され
てなく、ガラス板1に平行な部分の長さ(L)が5mm
以上あるので、上記破損防止機能を有している。なお、
Lは3〜50mmが適当であり、5〜15mmがより望
ましい。
【0013】尚、コネクター13,14はそれぞれ回路
への電源とアース、受信信号とアース用であり、受信信
号は、コネクター14を介し、同軸ケーブルを経由して
受信機へ送られる。
【0014】図2は、図1の前置回路モジュールをガラ
ス板上に搭載したことを示す平面図である。図2におい
て、1は自動車用後部窓用のガラス板であり、このガラ
ス板1上に、所定の線条パターンのアンテナ導体2を設
け、それに隣接して、前置増巾回路モジュール4を置
く。
【0015】前置回路モジュール4は、アンテナ導体2
の一端の給電点5に接続する。ガラス板1上のダミーの
端子6は前置回路モジュール4を固定させるだけのもの
で、ガラス板1上の結線はない。尚3はデフォッガーで
ある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、ガラス板上に前置増巾回路モ
ジュールを実装した事によって、アンテナ導体から回路
まで結線が短くなるので、外乱雑音の混入を阻止でき、
また結線による浮遊容量が小さい。
【0017】また、アンテナ導体と前置増巾回路モジュ
ールは半田付け等の接続により一体なものとなり、電気
的な調整は一体で調整することができるようになる。更
にアンテナ導体はスクリーン印刷等によって実現できる
ので、製造時の再現性が良く、安定したアンテナとな
る。
【0018】また、アンテナ・システムのトータルはコ
ンパクトに出来、更に生産性の向上を図ることができ
る。更に、回路のモジュールの組立とガラス製造場所が
異なった場所でも、可能となり、製造・保守の容易なも
のとなる効果も認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる前置回路モジュールの正面図。
【図2】実施例にかかる前置回路モジュールをガラス板
上に搭載したことを示す平面図。
【符号の説明】
1 ガラス板 2 アンテナ導体 7,8 金具 9 基板 10 部品 11 樹脂 12 樹脂ケース 13,14 コネクター 15 スペーサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路の電源供給用のコネクターと、受信信
    号出力用のコネクターとをケースの側部に備え、更に半
    導体及び回路部品を搭載した基板をケース内に収納し、
    かつ、ケース内に樹脂を封入した前置回路モジュール
    を、アンテナが設けられたガラス板上に設け、電源供給
    用のコネクターにはバッテリーからの電源供給用ケーブ
    ルが接続され、受信信号出力用のコネクターには受信機
    への信号用ケーブルを接続したことを特徴とする自動車
    用ガラスアンテナ。
JP1952092A 1992-01-08 1992-01-08 自動車用ガラスアンテナ Withdrawn JPH05191124A (ja)

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Effective date: 19990408