JPH05191013A - 金属ベース回路基板の製造方法 - Google Patents
金属ベース回路基板の製造方法Info
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- JPH05191013A JPH05191013A JP4020595A JP2059592A JPH05191013A JP H05191013 A JPH05191013 A JP H05191013A JP 4020595 A JP4020595 A JP 4020595A JP 2059592 A JP2059592 A JP 2059592A JP H05191013 A JPH05191013 A JP H05191013A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0014—Shaping of the substrate, e.g. by moulding
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/44—Manufacturing insulated metal core circuits or other insulated electrically conductive core circuits
Landscapes
- Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
弾性材料とすることにより絶縁性を損なわず、絞り形状
寸法を高精度に、且つ容易に加工する方法を提供する。 【構成】 本発明の金属ベ−ス回路基板の製造方法は、
金属基板に絶縁層及び導電性金属箔を順に積層してなる
積層物の導電性金属箔をエッチングして配線回路を形成
した金属ベ−ス回路基板において、絞り金型のダイス材
質がウレタン等のゴム状弾性材料から成る絞り金型を用
いて絞り加工をすることを特徴とする。
Description
車等に用いられる変形または絞り加工された金属ベ−ス
回路基板を製造する技術に関するものである。
ース回路基板は、金属性のパンチおよび金属性ダイスを
用いて、このパンチおよびダイスの形状に沿って加圧成
形するか、または製品の外縁辺を固定して金属性のパン
チで中空ダイスに押し込んで成形するなどの方法によっ
て製造されていた。
方法においては次のような問題点があった。すなわち、
パンチおよびダイスとも金属材料を用いる為にクッショ
ン性が無くパンチとダイスの間のギヤップ設定が難し
く、ギャップが広過ぎると絞り成形不足の為に絞り深さ
が浅かったりする。またギャップが狭すぎると製品厚み
が潰れたり、擦れ跡がつき外観不良となったり絶縁層が
破壊して絶縁性が損なわれる恐れがあった。
ンチで中空ダイスに押し込んで成形するなどの方法で
は、縁辺を強い圧力で押さえる為に、この縁辺部分が破
壊されて絶縁性が損なわれる。
のであって、金属ベ−ス回路基板を変形または絞り加工
するにあたり、ダイスまたはパンチの材質をゴム状弾性
材料とすることにより絶縁性を損なわず、変形または絞
り形状寸法を高精度に、かつ容易に変形または絞り加工
して金属ベ−ス回路基板を製造する方法を提供すること
を目的とするものである。
基板の製造方法は、金属基板に絶縁物層および導電性金
属箔を順に積層してなる積層物の導電性金属箔をエッチ
ングして配線回路を形成した金属ベ−ス回路基板を、い
ずれか一方がゴム状弾性材料で形成されたパンチまたは
ダイスを用いて、前記パンチまたはダイスの間に前記回
路基板を設置した後、加圧し変形させることを特徴とす
るものである。
は、本発明の製造方法に用いる金属ベ−ス回路基板であ
り、金属板1に絶縁層2を介して金属箔を貼着して得ら
れた導電回路3が形成されている概略平面図(a)と断
面図(b)である。
真鍮板、ステンレス板等のいずれも採用でき、通常の板
厚は0.1〜5.0mmの範囲のものを用いることがで
きる。
質であればいずれも採用でき、例えばエポキシ樹脂、フ
ェノ−ル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹
脂等をガラス布に含浸させたもの、無機フィラ−を充填
したもの、樹脂層のみで形成したもの、フィルム状を接
着したものなどがある。
銅箔、アルミニウム箔、真鍮箔、ニッケル箔あるいはこ
れらの接合箔等のいずれも採用できる。
面に絶縁層2を設けてそれぞれに金属箔を貼着させて導
電回路3を形成させた金属ベ−ス回路基板を製造する場
合であっても何ら差し支えない。
法について、絞り加工の場合について説明する。
弾性材料からなるダイス5と金属またはセラミックスか
らなるパンチ4を備えた絞り金型の概略断面図で、
(a)はパンチが上昇した状態を、(b)はパンチが下
降した状態を示す。
セット10により構成され、上部ダイセット9にはパン
チ4が固定され、下部ダイセット10にはゴム状弾性材
料からなるダイス5を備えたダイスホルダー6が固定さ
れている。ダイス5のゴム状弾性材料の材質、硬さおよ
び厚さは絞り加工を実施する金属ベ−ス回路基板の金属
1の材質、厚さにより任意に選定できる。また、ダイス
の上表面、すなわち金属ベース回路基板と接する部分が
ゴム状弾性材料で形成されていれば、その下部は金属、
セラミックまたはその他硬質材料で形成されたものであ
ってもよい。
ゴム状弾性材料としても本発明の目的を達成することが
できる。その場合はダイス5は金属またはセラミックな
どの硬質材料で構成する必要がある。ゴム状弾性材料と
してはゴム硬度75°程度で耐摩耗性、耐衝撃性、耐座
屈性等があれば何でも良く、例えばウレタンゴム、クロ
ロプレンゴム、NBR、フッ素ゴム、シリコンゴム、天
然ゴムなどを使用することができる。
は1組でも複数組であっても差し支えない。そしてパン
チ4の形状は凸側または凹側の何れかを選定できダイス
5はパンチ4の逆形状とするか、簡易には平面形状でも
可能である。
によって下降し、図2−(b)に示す如くパンチ4をダ
イスホルダ−6に挿入する。上部ダイセット9はさらに
下降し、パンチ4が金属ベ−ス回路基板を介してダイス
5を強圧する。これにより金属ベ−ス回路基板はパンチ
4の形状に倣い絞り成形される。
具体的に説明する。図1に示すように、金属板1として
板厚0.5mmのアルミニウム板に厚さ80μmの絶縁
層2を介して厚さ35μmの銅箔を接着し、エッチング
処理して導電回路3を形成した。この金属ベ−ス回路基
板を導電回路3の面を上にして、ダイスホルダ−6内の
ダイス5の上に乗せた。
弾性材料のダイス5の材質は、ゴム硬度85°、厚さ1
5mmのウレタンゴムでそれぞれ構成した。
イセット9は、下降を開始して凸形状の高さ0.62m
mを有するパンチ4がダイスホルダ−6に挿入される。
さらに上部ダイセット9を下降させ、パンチ4が金属ベ
−ス回路基板に接触した後に2.0mmまで下げた。
ンチ4で強く圧縮される。この強い圧縮によりパンチ4
の形状に倣い0.55mmの深さに絞り加工された金属
ベ−ス回路基板が得られた。
ンチまたはダイスのゴムが変形するのでその圧縮範囲を
広くとることができ上部ダイセットの下降量の設定作業
は従来と比較して容易に行うことが出来る。またパンチ
とダイスの間のギャップの調整を精密にする必要がな
く、パンチとダイスの表面の形状にならい基板を変形加
工するとができるので、絶縁性を損なわず、絞り形状な
ど高精度な寸法を有し、金型による擦り傷などのない良
品質の変形または絞り加工された金属ベース回路基板を
容易に製造することができる。
型の概略断面図で(a)はパンチが上昇した状態を、
(b)はパンチが下降した状態をそれぞれ示す。
基板の概略平面図(a)と概略断面図(b)を示す。
金属ベ−ス回路基板の概略断面図を示す。
はパンチが上昇した状態を、(b)はパンチが下降した
状態をそれぞれ示す。
る絞り金型の概略断面図で、(a)はパンチが上昇した
状態を、(b)はパンチが下降した状態をそれぞれ示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属基板に絶縁物層および導電性金属箔
を順に積層してなる積層物の導電性金属箔をエッチング
して配線回路を形成した金属ベ−ス回路基板を、少なく
とも一方がゴム状弾性材料で形成されたパンチとダイス
を用いて、前記パンチとダイスの間に前記回路基板を設
置した後、加圧し変形させることを特徴とする金属ベ−
ス回路基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4020595A JPH05191013A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 金属ベース回路基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4020595A JPH05191013A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 金属ベース回路基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191013A true JPH05191013A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12031621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4020595A Pending JPH05191013A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 金属ベース回路基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05191013A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011148532A1 (ja) | 2010-05-27 | 2011-12-01 | 日本メクトロン株式会社 | フレキシブル回路基板 |
JP2013145790A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Hitachi Chemical Co Ltd | 屈曲配線板、部品実装屈曲配線板及びそれに用いる金属層付絶縁層 |
JP2016523445A (ja) * | 2014-01-02 | 2016-08-08 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | 非平面印刷回路基板アセンブリを製造するための方法 |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP4020595A patent/JPH05191013A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011148532A1 (ja) | 2010-05-27 | 2011-12-01 | 日本メクトロン株式会社 | フレキシブル回路基板 |
US9089050B2 (en) | 2010-05-27 | 2015-07-21 | Nippon Mektron, Ltd. | Flexible circuit board |
JP2013145790A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Hitachi Chemical Co Ltd | 屈曲配線板、部品実装屈曲配線板及びそれに用いる金属層付絶縁層 |
JP2016523445A (ja) * | 2014-01-02 | 2016-08-08 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | 非平面印刷回路基板アセンブリを製造するための方法 |
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